超音波カッター”超音刃”を買ってきた。(本多電子製¥31290 40KHz 20W)
ttp://www.otona.ne.jp/kdd/keiki/usw333.htm ↑のデモ動画では訴求ポイントがよく分からない。単に力を入れなくてもいいだけとしか伝わらない。
もっと多様な使い方があるが割愛。(プラは接触部が熱で軟化し鉋をかけたように薄くキレイに削げる)
割り箸を鉛筆を削るように薄く削ってみると、超音波ONでは”濡れるように”刃が食い込む。
これがOFFでは普通のオルファ刃並みに戻る。刃の切れ味が悪化すると刃がすべるようになるが
超音波オONではすべらずに食い込み、ほとんど新品の感触と変わらない。
少々劣化した刃物でも超音波の振動で小刻みに押し引きをすることで、やはり濡れるような食い込みがある。
もし究極の刃物(先端Rが1ナノ以下)がありそれで切ったとしても、この抵抗のない食い込みはマネできないだろう。
木が硬いチーズを切るような感触に変わるといえば分かってもらえるだろうか。
この超音波カッタは随分前から体験はしていたが、高額で買えなかった(20-30万)。民生用に安価になったので買った。
砥ぎと関係ないと思われるだろうが、究極に鋭く薄く(物理的には不可能だが)砥げたと仮定したら
このような切れ味に近くなるのではとの意味で書いた。
この刃物部分に研磨材(砥石か耐水ペーパー)を貼り付け、他の刃物を研磨できるのではと思っている。
(なお微細加工用の多目的駆動源として買ったもので普通の人は多分使い道がない 模型マニアは買っていい鴨)