952 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/16(火) 22:51:22 ID:euMTBQE8
奉納刀も市場に出ることはあるよ、うちの知り合いが奉納刀をお寺から買った
ことがあるから。お寺も本堂の改修工事なんかでお金が入用になると放出することが
あって、結構良い物が多いんだとさ。
つかあの手の刀にはほぼ確実に影打ちがあるはず。
そういったものが出回る可能性もそれなりにあるだろう。
問題は奉納されなかった刀を「奉納刀」というのかどうか。
954 :
市 ◆CRdmCEc.aI :2005/08/16(火) 23:36:14 ID:eS7sEUiy
説明みるかぎりじゃ「奉納されてた刀」みたいにとらえちゃうんだがな。
盗品だなんてありえなくないか?神社に入ってまで・・・でも仏像盗まれる事件もあるからなぁ。
上でも書いてる人も居るが
改修なんかで金が居る時は奉納された物を放出する場合も多い
何かのお礼として出す場合もある(刀剣類はメンテナンスに金と手間がかかるから)
盗品も当然あるだろう
祭りに使う火縄銃や能面なんかを盗んで行くアフォも居るからな
三尺以上でも並大抵の技量じゃできないって聞くし、
四尺って桁外れにすごいなぁ。
もっとも、置き場所がないし、手入れが大変そうだから買わないけど。
957 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/17(水) 01:17:25 ID:Z+pXyTsM
神主が金に困って売ることが間々あります。
大学の連中に聞いて驚きましたが。
しっかしごつい刀だな
元幅も通常の刀の倍ぐらい
ハバキも
959 :
研ぎ師 ◆jMCZHt8jzg :2005/08/17(水) 07:55:22 ID:qS1PeQx+
斬馬刀より長いから実戦で使うことは不可能、だと思う・・・・多分
使える人は名乗り出てください
大宮の氷川神社って、
皇族が参拝する最上ランクの神社じゃなかったっけ。
お金に不自由して処分するとは思えないし、
鞘書きの「二振り作ったうちの一振り」=影打ちでしょう
961 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/17(水) 11:22:36 ID:Mzj3VdKt
今手に入る古刀、新刀の剣は、たいてい寺院奉納用のものと思います。
大和ものの無名は間違いなく奉納用でしょう。少なくとも実用ではない。
これ、造ったのが63年で磨いだのが平成7年かい?
8年間も放置だった訳だ
963 :
東風麿:2005/08/17(水) 14:24:17 ID:xmS3CHVm
>961
そうでもないよ、修験道の修行者が九字を切るのに用いたり、千日回峰行の
行者が自決用に発注した。
>962
砥ぎだいいくらか知りたい物です。
964 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/17(水) 15:56:26 ID:Mzj3VdKt
>>963 そういうことに用いられた(修験者用の)剣って長さはどのくらいですか?
いまよく見る剣は短刀ほどのものが多いようだけど、もっと長いのを使っていましたか?
一度で良いから振ってみたいな、一メートル越える刀。
967 :
東風麿:2005/08/17(水) 20:19:47 ID:xmS3CHVm
>964
修行中携行に便利なように、一尺以下が好まれたと思うが。
柄に三鈷杵をあしらったりしてます。
968 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/17(水) 21:14:33 ID:ZRf4Q5Cj
>>960 痔元の者です。神社の処分品ではなさそうです。
氷川神社にこんな奉納刀がおさめられていたとは知りませんで
すた。いちど展覧会をしてもらいたいものですね。
>>966 おもいぞ、手入れ出来ンぞ
応援団の団旗上げ状態で、もう一人が手入れ。
マジできつい
これ、アメリカで売れば倍は硬いな。
研ぎ代以前に、
こんな仕事を受けてくれる研ぎ師がいるかどうか。
973 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/17(水) 23:18:14 ID:H4b9iSZh
寺に刀が奉納されることがあるんですか?神社なら分かるけど…
4尺のを2尺にすりあげて、超ごっつい下品な刀にするのはどうだ。
976 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/18(木) 00:18:43 ID:TSFXOOMV
>>973 寺社が奉納を受け入れる条件は古来
1.権力者等からの奉納
2.応分の寄付金(財物の寄進)
の2つの内どちらかで、実際に奉納する物自体は、その辺の石ころでも可。
奉納された物品の処分は基本的に寺社の判断による。
良い例が、合格祈願の絵馬。
アレの料金は板切れの代金では無く、寺社への寄付金。
だが、奉納された絵馬が末永く大事に保管されるとは思えない。
刀剣も推して知るべし。
977 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/18(木) 00:36:22 ID:UMrdivPl
>>376 日本刀ならすとも、固体には必ず強度(正確には、強度と靭性)は
存在します。しかしそれを確定するにはそのものを壊すしかない。
よって壊さずに、そのものの強度は確定できないという悲しい
ジレンマがあります。
しかしそれでも、様々な機械、構造物を設計するには強度の大小関
係を予測するしかない。予測とは科学的な衣をまとうが、結局は確定
ではなく、高度な憶測なのかもしれません。機械に組み込まれる材料
を破壊して強度を確定するのではなく、その材料と同質と見なされる
と仮定したものを試験片に加工し、研究室内で破壊しその強度を計測
しそのデータを元に、力の懸かり具合を計算し、装置を組み立ててゆ
く、これが今の科学的な手法の実態です。そのような研究分野の中
で非破壊検査法というものがあり、壊すことはできないが実物へX線な
どの特殊線源を用いたりして可視光で見えないものを見ようとしたり
する技術があります。
美術鑑定には詳しくないのですが、美術というものが合理的理由の
支持なしに精神や文化の動力学により存続しているのは理解している
つもりです。しかし、一方では詩や絵画とは違い、刀剣は武器として
合理的に機能することを期待されて作られた時期は数百年以上あったはず。
強度という壊さないと見えてこないというものをを見ようとする当時で
は非破壊検査のような鑑賞法が現代の鑑定手法につながっていると見るの
も純美術的見地と対をなす考え方ではないでしょうか。決して、私は科学
万能論者ではありませんが。
978 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/18(木) 00:37:24 ID:UMrdivPl
>>376 日本刀ならすとも、固体には必ず強度(正確には、強度と靭性)は
存在します。しかしそれを確定するにはそのものを壊すしかない。
よって壊さずに、そのものの強度は確定できないという悲しい
ジレンマがあります。
しかしそれでも、様々な機械、構造物を設計するには強度の大小関
係を予測するしかない。予測とは科学的な衣をまとうが、結局は確定
ではなく、高度な憶測なのかもしれません。機械に組み込まれる材料
を破壊して強度を確定するのではなく、その材料と同質と見なされる
と仮定したものを試験片に加工し、研究室内で破壊しその強度を計測
しそのデータを元に、力の懸かり具合を計算し、装置を組み立ててゆ
く、これが今の科学的な手法の実態です。そのような研究分野の中
で非破壊検査法というものがあり、壊すことはできないが実物へX線な
どの特殊線源を用いたりして可視光で見えないものを見ようとしたり
する技術があります。
美術鑑定には詳しくないのですが、美術というものが合理的理由の
支持なしに精神や文化の動力学により存続しているのは理解している
つもりです。しかし、一方では詩や絵画とは違い、刀剣は武器として
合理的に機能することを期待されて作られた時期は数百年以上あったはず。
強度という壊さないと見えてこないというものをを見ようとする当時で
は非破壊検査のような鑑賞法が現代の鑑定手法につながっていると見るの
も純美術的見地と対をなす考え方ではないでしょうか。決して、私は科学
万能論者ではありませんが。
979 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/18(木) 13:01:38 ID:FlX6sLxO
奉納について
大まかな話しですが、
神社へは太刀、または打刀、
寺院には剣
を奉納した例が多いと聞いたことがあります。
神社で奉納された太刀などを宝物館などで見る機会はありますが
寺院で剣なり刀なりを見せてくれるところは少ないように思います。
何故でしょうか?
寺院に宝物殿があるところが少ないから。
奉納品がたくさんくるから、
宝物倉を作ったんじゃね?
元々は武器の収蔵庫を建前上、奉納品の保管施設ってコトにしてたらしい
今はグダグダだけど、昔は寺社は独立した組織で領地も持てたし権力もあった
自衛の必要があるので(この辺はお察しください)兵も持てば武器、食料も備蓄した
>>969 手入れだけで二尺弱〜の一般的な刀の何倍の時間、丁子油etcが必要ですね。
研ぎ代だけで幾ら掛かるかと思うと( ;゚Д゚)
984 :
東風麿:2005/08/18(木) 22:32:50 ID:Z/UcvnVS
>982
金光明四天王護国の寺でも、壬申乱に際して所蔵の刀剣類を出蔵してますが、
正規に戻された記録が無いうえに、損傷の為か差し替えられたもの多数有りと
言う事です。
愛媛の大山祇神社の奉納刀(武器、武具多数)。
源平の合戦の頃の実戦使用された(刃こぼれ、棟の切込み傷)大太刀、長巻き
などがあるけど当時は「戦勝のお礼」として研ぎ直しもせず
そのまま奉納が一般的な考え方だったんだろーか?
今となっては当時の状態で残していたほうが歴史的価値の面から見たら良いですね。
987 :
東風麿:2005/08/19(金) 11:29:25 ID:r/b47XCH
埋め立て中
>985
大三島、国宝の島。一度逝かねばと思うのだが坂東の地からはいささか遠し。
>986
そのダメージの状態をデーターに起こして研究したら面白ソ、近くの夏厨は
自由研究のテーマにすべ氏。
988 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/19(金) 16:26:44 ID:PtdyIhGR
大山祇神社の刀剣は展示方法は仕方ないとして保存悪すぎではないでしょうか?
パンフレットの写真などは力を入れて撮っていますが、実際に展示されている刀剣が
年々傷んでいるのではないかと心配しています。
ガラスのショーケースだけど
なんかたんなる物置みたいな感じだよね。
保存状況はあんまりよくなさそう。
990 :
名前なカッター:2005/08/19(金) 18:56:12 ID:Kq0XBrJa
油が刀身から垂れているのを見た
991 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/20(土) 02:21:30 ID:s1BrleBG
あと、神社には鎧の類や馬もかなり奉納されています。
馬の場合生き物なので死んでしまい、墓になったり、鞍が残されたり、変わった例では
頭蓋骨が残されています。
スレ違いですが。
埋めよか
鉄が蒼い
冴え渡る鉄
剣を打ってたんだが、早く冷ましたかったんだ。
それで、水に突っ込んでみたら、曲がっちゃった・・・。
ただ捨てるのももったいないので、試し斬りしてみたら、
これがよく斬れるんだよね。
反った側で斬ってるとそのうち折れちゃうんだよね。獣の爪みたいなカンジで、引っかかっちゃう。
で、逆だと、スッと斬れるみたい。
だったら、良く斬れて長持ちするように、
片側にだけ刃をつけてやればいいじゃん。って。
ただ、これまでの様式美ってのもあるから、
いきなり全部を片刃にするのもなぁって思っちゃったんだ。
で、つくったのが、
いまでは『小烏丸』って呼ばれてるみたいだね。
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