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さっぽろ雪まつり：６日開幕　震災復興の願い、雪像に　／北海道

第６３回さっぽろ雪まつりが６日、開幕する。今年は東日本大震災からの復興に願いを込め、東北の小学生から公募したデザインを大氷像「動物たちの夢の城」に採用したほか、
福島県会津若松市のシンボル・鶴ケ城の大雪像も造っている。
１２日までの１週間、▽大通公園（札幌市中央区）▽スポーツ施設「つどーむ」（同市東区）▽すすきの（同市中央区）−−の３会場で、雪と氷の幻想的世界が繰り広げられる。
札幌観光協会などでつくる実行委員会によると、例年の来場者は２００万人以上。震災後に落ち込んだ札幌への客足が戻るか注目される。
☆大通会場
雪まつりのメーン会場。大雪像５基、大氷像２基の他、中小１３６基が展示され、日没から午後１０時までライトアップされる。開会式は６日午前１０時１５分、西７丁目の「ＨＢＣインド広場」で開かれる。
５丁目の「毎日氷の広場」では、海外からの旅行客回復を願い、来道者が多い台湾の「故宮博物院」の大氷像が登場。５丁目では東京ディズニーリゾート開園１０周年を記念し、魔法使いの弟子になったミッキーマウスを表現した大雪像「魔法よ、みんなに届け」が人気を集めそう。
デザイン公募の「動物たちの夢の城」は２丁目。このほか、大雪像「雪の水族館〜海からの贈り物〜」（４丁目）▽大雪像「タージ・マハル」（７丁目）▽大雪像「会津　鶴ケ城」（８丁目）−−が観光客を迎え、各エリアで連日、音楽ライブやクイズ、ゲーム大会が開催される。
☆つどーむ会場
雪遊びができる。長さ１００メートルの雪の滑り台５コースの他、長さ１２メートルの幼児向け滑り台４コースも。高さ８メートル、長さ５０メートルをソリで滑る４コースや、雪原でラフティングボートをスノーモービルで引っ張る「スノーラフト」もあり、大人も楽しめる。
一般駐車場がなく、シャトルバス６ルートが大通会場や新札幌バスターミナル、地下鉄麻生駅などを発着点に運行される。
☆すすきの会場
南４条通り〜南６条通りの西４丁目線駅前通りに、大小６０基の氷の彫刻が登場。２年ぶりにアイスバーが復活し、温かい飲み物も提供される。
ライトアップは午前０時（最終日の１２日は午後１０時）まで。
☆会場案内
公式パンフレットはさっぽろ観光案内所などで配布。問い合わせは実行委（０１１・２１１・３３４１）。開催期間中は運営本部（０１１・２０７・２８０１）へ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120204-00000020-mailo-hok