高橋佳子のGLA・TL人間学について11

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284名無しさん
精神疾患は、大脳辺縁系の暴走による機能障害
精神病の発端は、本人が知らないうちに心に傷を負っていたり
無意識のうちに心に葛藤を抱えているところにあると考えられます。
古皮質で形成される大脳辺縁系は、人の心の本体というべきところで、
傷つきやすい古い脳です。
もともと意識下にありますが、喜怒哀楽を感じたり、好き嫌いを判断したり
食欲や性欲を感じたり、自分にとって快い環境を自然に求めるように働いてます。
ところが、自分の気持ちに反して、不当なことを強要されながらずっと耐えていたり、
自分で自分の気持ちを押し殺すようにして我慢を続けたりすると、
こうした本来の心が傷つけられてしまうことが多いのです。
それは家族や親しい仲間と、安全に心を合わせていきたいという
根本的な集団欲に反するものですから、それを続けていると大脳辺縁系の古皮質が変調をきたすのです。
ついには大脳辺縁系が暴走を始めて脳の機能障害を起こし、いわゆる精神疾患の症状を呈するのだと考えられるのです。
精神病の症状は、幻聴を聞いたり、幻を見たり、人格のバランスが崩れたり、突然に痴呆症状が出たりと様々です。