放課後の静まり返った廊下に、理科準備室のドアをノックする音が響いた・・・
「・・・失礼します。」
小さな声でそう言うと1人の女子生徒が入ってきた。
吉岡万里、俺が理科の授業を受け持つ3年2組の学級委員長である。
彼女は成績も悪くはなく、おとなしい性格で、クラスの中でも決して目立つ存在ではなかった。
しかし、その面倒見の良さと穏やかな雰囲気は、クラスメートからも好感を持たれているようだ。
時刻は午後6時を過ぎ、辺りは暗くなり始め、窓の下には部活動を終えた女子がおしゃべりをしながら歩いている。
「おう、吉岡。どうしたんだ?」
俺は入り口に立ったままの吉岡に声をかけた。
「先生、今ちょっとお時間よろしいですか?」
「あぁ、別に構わないが・・・」
「あの、他の先生方は?」
「山岸先生は出張、飯島先生はもう帰られたが、なんでだ?」
「いえ、別に・・・」
「まぁ、こっち来て座れよ。なにか話があって来たんだろ?」
「はい、失礼します。」
俺は山岸先生の机から自分の机のそばに椅子を移動させ、そこに吉岡を座らせた。
「で、話ってなんだ?」
「あの、進路のことなんですけど・・・」
「進路のことだったら、担任の佐藤先生に相談した方が・・・」
「いえ、佐藤先生にはもう相談しました・・・」
吉岡は私の言葉をさえぎるように話し始めた。
「私、県立の○○高校の推薦を受けようと思うんです。今日はそのことで・・・」
「吉岡の成績なら大丈夫だろ。理科の成績がいまいちなのは俺の教え方が悪いせいだろうし・・・」
吉岡は俺が受け持っている理科の成績だけがあまり良くなく(と言っても平均以上はできているが)
そのことを気にしているようだった。
「いえ、そんなことありません。私が悪いんです。」
「まぁ、そう気にせずに。今の成績のままだって、別に悪いってわけじゃないんだから。」
「はい。でも、推薦って内申点が重要じゃないですか?理科だけ低いと・・・」
「うーん、まぁそうだが・・・」
「それで先生にお願いがあるんです・・・あの・・・理科の成績を書き換えてもらえませんか?」
「いや、そんなことはできないよ。それくらい分かるだろ。」
「はい、わかっています。でも、もし先生がそうしてくれるなら、私、なんでもします!」
『なんでもします』・・・その言葉に、俺の心の底に眠っていた『欲望』が膨らんでいくのが分かった・・・
「吉岡、本当に『なんでも』できるのか?」
「はい・・・私、どうしても○○高校に行きたいんです。」
「そうか。吉岡が本当に『なんでも』してくれるなら、考えないこともないんだが・・・」
「先生、本当ですか?私、なんでもします。」
吉岡の顔に喜びと安堵の笑みが浮かんだ。その笑顔が俺の『欲望』をさらに掻き立てた。
「分かった。じゃあ、まずはそのブレザーを脱ぎなさい。」
「えっ・・・?」
吉岡は少し驚き、顔を横に背けた。
「なんだ?『なんでも』してくれるんじゃなかったのか?別にいいんだぞ・・・」
「・・・はい、わかりました・・・」
吉岡はうつむいたままブレザーのボタンを外し、制服を机の上に置いた。
これから起ころうとしている出来事を悟ったのか、両腕で胸を隠すようにしている。
「吉岡、なんで胸を隠すんだ?その手を退けなさい。」
「でも・・・」
「いいから退けなさい!」
俺は語気を少し強くして吉岡に命令した。吉岡はビクッとなりながら、恐る恐る両腕を解放していった。
「いい娘だ・・・そのまま静かに座っていなさい。」
そう言い、ブラウス越しの吉岡の胸に手を伸ばした。
吉岡のまだ発育途中の膨らみは、大きくはないものの弾力があり、若さを感じさせるものだった。
「あっ・・・」
吉岡の口から甘い声が漏れる。俺はそのまま、まだ熟していない膨らみを優しく揉み始めた。
「んっ・・・」
「ん?どうしたんだ?」
「いえ・・・」
吉岡は恥ずかしそうに顔を背ける。その顔は心なしか赤らんでいるようだ。
俺は胸を揉みながら、胸元のリボンの結びを解き、ブラウスのボタンに手をかけ、1つずつ外していく。
ボタンが外れるほどに吉岡の白く美しい素肌が目の前に晒されていく。
「先生・・・恥ずかしいよ・・・」
口ではそう言うものの。吉岡に抵抗する様子はない。
ブラウスの前が開けると、薄いピンクのブラジャーに包まれた吉岡の膨らみがあらわになる。
俺ははだけたブラウスの中に手を滑り込ませ、背中に手をまわし、ホックを外した。
そして、乳房を隠していた最後の布をめくりあげると、純白の美しい膨らみの中央に、
まだ誰にも触れられたことがないであろうピンク色の突起が恥ずかしそうに顔を出した。
「吉岡・・・」
俺は吉岡の乳房を優しく掴みながら、ほんのりと色づいた乳首にゆっくり舌を這わせた。
「はぁぁぁ・・・」
吉岡は身体をくねらせながら、吐息を漏らす。それを見た俺は乳首を舌で転がすように舐め回し、
吸い付き、軽く噛み、夢中で吉岡の胸を貪った。
「はぁん・・・ん・・・先生ぇ・・・気持ちいいよぉ・・・」
吉岡の身体から力が抜けていくのが分かる。
「吉岡は先生に乳首を舐められて感じてるのか?Hな娘だね・・・」
「んん・・・そんなこと・・・はぁ・・・言わないで・・・」
「本当のことだろ・・・『私は先生に攻められて感じてます』って言いなさい。」
「・・・いやぁ・・・そんな・・・言えません・・・ぁ・・・」
吉岡の悶える姿はますます俺を燃え上がらせた。
「言えないなら、続きはなしだな。」
「いや・・・はっ・・・やめないで下さい・・・はぁぁ」
「じゃあ、言えるね・・・」
吉岡はためらっていたが、押し寄せる快感には勝てなかったのか、意を決して口を開く。
「わ・・・たしは・・・ん・・・先生に・・・あ・・・攻められて・・・あぁん・・・感じています・・・」
「よく言えたね。吉岡は本当に淫乱な娘だ。まだ胸を可愛がってあげてるだけだよ。」
俺は今まで以上に激しく吉岡の胸を貪った。
「そんなこと・・・あぁぁぁん・・・」
吉岡の悶える姿、そして、紺色のスカートからすらっと伸びた艶めかしい脚に俺はますます燃え上がった。
左手で乳房を掴み舌で愛撫しながら、右手を吉岡の膝のあたりに持っていき、そのまま太股の内側を撫で回す。
「はぁ・・・」
吉岡の身体がビクッと震え、より激しく悶え出す。
「・・・あぁん・・・先生・・・身体が変になりそう・・・」
太股を撫で回す手は吉岡の脚の付け根まで行っては、また遠ざけるという動きを続けていた。
スカートの中はすでに湿っていて、直接触れなくても吉岡の秘部が濡れていることが伝わる。
「先生・・・」
「吉岡・・・触ってごらん。」
俺は吉岡の手を取り、すでにそそり立っている俺のアソコを触らせた。
「どうなってる?」
「ずこく・・・大きい・・・」
「あぁ、吉岡が淫乱に悶える姿を見たからだよ。」
俺はそう言うとベルトとホックを外し、ファスナーを下げた。
「舐めてくれるか?」
吉岡は少し躊躇したが、俺の申し出を受け入れたようで、小さくうなずいた。
俺はパンツを下げ、膨張したアソコを吉岡の目の前に差し出した。
「アイスクリームを舐めるみたいに・・・ゆっくり・・・」
「・・・はい。」
腰から稲妻のような快感が全身に走る。
「あぁ・・・吉岡、うまいぞ・・・そのままくわえて・・・」
吉岡の小さな口が俺の膨れ上がったアソコをくわえ込む。
「そうだ・・・あぁ・・・時々吸って・・・」
吉岡が慣れない手つきで一生懸命俺くわえる顔に、俺のアソコはもう一回り大きくなった。
「へんへぇの・・・ふごく大きい・・・」
「あぁ・・・吉岡・・・気持ちいいぞ・・・」
俺の『欲望』は、もう止めることのできないところまで来てしまった。
「吉岡、ありがとう・・・今度は吉岡が気持ちよくなる番だ・・・」
俺はそう言って吉岡を引き離し、理科準備室の中央にある高さ1mほどの大きな机の上に寝かせた。。
「さぁ、股をこっちに向けて、脚を開きなさい。先生が気持ちよくしてあげるよ。」
「・・・はい。」
吉岡も快楽を欲するあまり、すでに抵抗する気すらないようだ。
2人はすでに『教師』と『生徒』ではなく、本能のまま快楽を求める『雄』と『雌』になっていた。
俺は机の上の吉岡の脚をM字に開き、パンティにグッショリと染みをつくった部分を中指で撫でた。
「はぁぁぁぁん・・・」
吉岡の身体に快感が走る。俺はさらに中指を強く押しあて、吉岡の割れ目を掻き上げる。
「吉岡、もうこんなにグチョグチョだ。本当に淫乱な娘だね。」
俺の指は吉岡の敏感なところを探し出し、くねくねと指を動かした。
「あっ・・・ダメぇ・・・」
吉岡は俺の手首を握りなんとかやめさせようとするが、次々と押し寄せる快楽の波に力が入らない。
「ここが感じるのかい?それともこっちかな?」
「いやぁ・・・」
吉岡は初めて受ける刺激の快楽に身悶え、パンティには新たな染みが広がっていった。
「先生・・・気持ちいい・・・気持ちいいよぉ・・・」
吉岡の割れ目からは次々と淫汁が溢れ出る。布越しの愛撫にも関わらず、吉岡は腰を振り自ら俺の指を求めた。
「そんなに腰を振って・・・まだ中学生のくせに本当に淫乱だ。」
「んんん・・・先生、もっとぉ・・・」
俺はパンティの中に手をこじ入れ、直接吉岡の割れ目を刺激する。
「あっ!んあぁぁぁ・・・・・」
吉岡がより一層大きな喘ぎ声を上げ、より激しく悶える。吉岡の割れ目はもう充分すぎるほど濡れていて、
指は簡単に奥まで入ってしまった。
「こんなに濡らして・・・本当は自分でオナニーしてるんだろ!」
「ん・・・そん・・・なこと・・・してないよ・・・」
吉岡の割れ目からは、グチュッ、グチュッと淫靡な湿った音が聞こえてくる。
他人の指が自分の中に入れられているという羞恥心は、吉岡を燃え上がらせた。
「うぅん・・・先生・・・先生・・・」
吉岡の背中が反り上がっていく。
俺は吉岡の股間を覆う小さな布を取り除き、じっとりと濡れた染みの部分に鼻を押しつけた。
淫汁のねっとりとした、そして、処女特有の鼻を突くきつい臭いに、俺はさらなる興奮に襲われた。
「やめてぇ・・・そんなところの臭いかがないでぇ・・・」
「吉岡のアソコの臭いがするよ・・・すごくいやらしい臭いだ・・・」
吉岡の顔が真っ赤になり、両手で顔を隠した。
俺はもっと強い臭いを求めて、まだ生え始めたばかりの吉岡の茂みに顔を近づける。
「ダメぇ・・・汚いよぉ・・・」
吉岡は両手で自分の秘部を隠そうとしたが、俺はその手を払いのけた。
「汚くなんかないよ・・・きれいなピンク色だ。」
俺は吉岡の陰茎をそっと指で開き、サーモンピンクの粘膜が広がる秘孔を覗き込んだ。
淫汁がじっとりと溜まったそこにはまだ包皮を被ったクリトリスがピンク色に輝いていた。
「ダメ、恥ずかしいよ・・・見ないでぇ・・・あんっ!」
俺は優しく割れ目に舌先を挿入し、酸味のある淫汁をすくい取った。
「んぁぁぁ・・・ダメぇ・・・」
舐めれば舐めるほど吉岡の割れ目からは淫汁が滲み出し、俺の口の周りをべとべとにした。
「・・・はぁはぁ・・・あぅ・・・」
そのまま舌先をクリトリスに移動し、粘っこくこねくり回す。
「先生・・・あぁぁん・・・身体が熱い・・・身体がジンジンする・・・」
「身体が熱くなってきたのかい?」
「うん・・・お腹のところが・・・ジンジンするの・・・」
「じゃあ、いい物あげるからね。」
吉岡の顔は火照り、目はうつろになっている。
俺は吉岡の身体を机の縁まで引き寄せると、もう一度指を秘孔に差し入れ、湿り具合を確認した。
「よし、大丈夫だな・・・」
「大丈夫って・・・なにが?」
俺はグチョグチョに濡れた吉岡の割れ目に自分の肉棒の先を押しつけた。
「吉岡、入れるよ・・・」
「えっ!無理だって・・・あぅ!」
俺は吉岡の返事を聞く前に肉棒をねじ込んだ。
「あぅぅ・・・あっ・・・痛い!先生、痛いよぉ!」
上へ上へと逃げようとする吉岡の腰を両手で押さえ込み、自らの腰へと引き寄せる。
俺の肉棒はずぶずぶと吉岡の中に挿入されていく。
「先生!・・・痛い!あぁ・・・やめてよぉ・・・」
吉岡は大粒の涙を目にためて、必死に痛みを訴えた。
しかし、処女でなければ味わえない圧迫感を肉棒全体で味わい、欲情を煽られた俺は動きを止めなかった。
「あぁぁぁぁぁ・・・」
吉岡が絶叫に近い声をあげた瞬間、吉岡の割れ目は俺の肉棒を全て飲み込んだ。
「せ・・・んせい・・・ぁ・・・あそこが痛いよ・・・」
「大丈夫・・・すぐに気持ちよくなるよ・・・」
俺はそう言い、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「あぁぁぁぁん・・・痛い、動かさないで・・・お願い・・・」
吉岡はピストン運動を止めようと上半身を起こし、細いを俺の首にまわし、しがみついてきた。
しかし、快楽を求める俺の腰は止まることはなく、吉岡を再び机に押さえつけピストン運動を続けた。
俺の腰は徐々に動きを速めていく。肉棒に絡みついた粘膜が肉棒と共に引き出され、また押し込まれる。
「あぁぁぁぁ・・・あぁぁぁぁ・・・先生!先生ぇ!」
俺の肉棒にも慣れてきたのか、処女膜を喪失した性器はどろっとした淫汁と鮮血が混じり合った液体を垂らしながら
肉棒を深く飲み込んでは吐き出し、吐き出しては深々と飲み込んでいた。
「吉岡・・・万里、万里・・・すごく気持ちいいよ・・・万里ぃ!」
腰を動かす度に2人の接点からは、ジュブッ、ジュブッ、という卑猥な音が聞こえてくる。
「先生、もう限界・・・ダメぇ・・・先生!」
俺のピストン運動はどんどん加速していく。それにあわせるかのように吉岡の中もきつく締まっていく。
「・・・ぅ・・・万里・・・先生もそろそろ・・・」
「先生・・・早く、早くしてぇ・・・」
腰から全身に快感が駆けめぐり、熱いものがこみ上げてくる。腰の動きがさらに激しさを増す。
「あぁぁぁ・・・先生!・・・ダメぇ・・・んんっ・・・あぁぁぁぁ・・・」
「万里・・・逝くよ・・・万里・・・万里・・・」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
俺は吉岡の中に熱いものを注ぎ込んだ。吉岡は軽く痙攣しているようだ。
「いいか、吉岡。今日のことは2人だけの秘密だ。分かってるな?」
「・・・・・はい。」
理科準備室の机には吉岡の涙と鮮血が残っていた・・・
厨房長、ごくろうさまでござる。エピローグを少々
〜3年後〜今日の仕事も大変だった。しかし、私にはもう一つの
仕事が有る。これから女子大生となった吉岡がくるのだ。
抜かりのない私はあの日、理科室にスタミナハンディカムを
設置していた。普段から授業中、女子高生のスカートの中を
堪能するために設置しておいたものだが、机に有るリモコンで
アングルは自由に変えられる。もちろん、吉岡の姿はくっきりと
映っていたのだ。
吉岡は以来、毎日理科室にやってきた。学校の帰りに毎日。
私と同僚、教頭のペットとしてひたすら調教されてきたのである。
女子高生の出演したビデオはいい値段で売れた。
すでに何度も妊娠しているため、中絶することに対し、本人も
全く気にしなくなっている。そして、いまや、吉岡はすでに子を
宿すことすら出来なくなっていた。
そろそろ飽きてきたな、夕方一言つぶやいた。捨てるか・・・
来月から教頭だ。上司に吉岡をあてがった褒美である。
転勤もあるし家には妻子もいる。
入ってきた吉岡に「もうこなくていい」、一言言い放った
吉岡は泣いた。そして「ビデオを私に返してください。お金も返してください」
そういった。そんなものあるわけがない。すでにMASTERはMPEGにして
WinMXにより全世界に流れている。もちろん、私の声と顔は変えてある。
こねっと・ぷらん、で普及してもらった学校の専用線も使えたな。振り返る。
私はすでに余裕であった。吉岡がどうなろうと、今後どのような人生を
送ろうと、全く私の感知しないところにある。
私の3年間に及ぶ生活は終わった。というのは嘘である。
あれ以来、6人の女子高生が日替わりで毎日学校に来て
いるのだ。これからも絶えることはないであろう。
中絶代も少々かさんだが、全てビデオで回収し、マンションも
ひとつ購入することが出来た。
きっかけをくれた、吉岡に感謝をしつつ、すばらしい人生を
送ろう、そう、ココロに誓った。
完
なお、彼が堪能したのは
365*3*2*6/7=1877回。
まあオプションパックつきで述べ3000回と
いうところか
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(´・ω・`) < こんな話じゃなかったのに ショボーン
(つ旦と) \_______
(_)(_)
NN
( −> 『 寒い〜夜だから〜♪ 帝國文化の継承。
''☆'' 厨房長の意志を引き継ぎ、続編ナリ。 』
U U
つつ
「長かったわ・・・・・、ここまで。」
私は懐かしい、いえ、今となってはおぞましい記憶しか残っていない母校の門の前で思わずつぶやいてしまった。
4年間。復讐だけを考えて生きてきた。あの日だって第一志望の化学科への合格報告に来たのに
「もう来なくていい」・・・・・・。あいつのこの声だけは今でも耳から離れない。
他の教師どもも何食わぬ顔をして「吉岡さん、高校でもがんばったんだね、**大の化学なんて〜」と職員室に挨拶に行った私を嘲笑いながらあしらった。
18でこんな身体になってるというのに、どうしたら・・・・・帰り道の歩道橋の上から国道を流れるテールランプが滲んでいくのを眺めていると、もう、どうでもいい、どうにでも・・・・
吸い込まれるように手すりを握りしめたその時、
「吉岡さん?じゃない?」
振り返ってみるとそこには相原が立っていた。信じられない、こんなときに・・・中学時代ずっと想い続けていたテニス部の相原が現れるなんて。
「相原、くん?ほんとに・・・・?」
私は相原の胸へ飛び込んで泣きじゃくった。そんな私を相原の腕が優しく抱いているのに気がつくまでどれくらいの時間がかかったのだろう。
「ごめんね、突然、こんな、私ったら・・・・・。」 私は相原の胸から離れながらうつむいてそう言った。
「いいんだよ、どうしたの?受験で?気にするなよー、俺も浪人決定だし!」
違う!違うの!!!心の中で訴えても伝わるはずもないのに。
相原は男子校に進学して、その名前はときおり新聞で県大会の結果の中に見かけていた。
「ま、ここで話するのも何だしさ、飲みにでも行こうぜ。」
遊び慣れた相原が私を操るのはわけもないことだった。ビールなら多少は飲んだことがあったけど、勧められるままに飲んだ鮮やかな色のカクテルに意識が遠くなって・・・・・
「吉岡、遊んでんな、お前。」
ダブルベッドに腰掛けた背中から聞こえる冷たい声で私は目が覚めた。
「お前の初めての人、とやらになってやろうと思ったのによぉ、ずいぶん慣れてたな、ははは。」
ゴミ箱の中を見て彼が何回私の中に入ってきたかを知った。ふっ、つけてくれたのね・・・相原ったら私がどんな身体かも知らずに。
でもあいつ達と違うのはそこだけ。結局私をそういう目的で誘ったのだ。
「だから、何? 処女だと思ってた?」
起きあがって身支度をしながら私は挑戦的に言ってやった。「あの頃の私とは違うのよ、あんたにチョコレートあげた中学生のあたしとはね。」
とりあえずこいつに止めを刺しておかなくちゃ。「おあいにくさま、ね。こんなことだってお手の物なのよ。」私はベッドを回り込んで相原の正面にひざまずき緊張感のなくなったそれに舌をのばした。
「相原くん、私の口でもう一回…」
やはり3度私の中で果てただけでは相原は満足していなかったようだ。みるみるうちに角度が変わっていく。手を添えないまま奥までくわえ込みながら上目遣いで様子を窺うと、相原はすっかり私に身をゆだねている。遊び人といっても所詮18ということね… そろそろかしら。
「じゃ、あとは自分でやっといて。」すぽん、とわざと大きな音をたてて私は彼から口を離した。唾液で光沢を帯び直立したモノにこれっぽっちも未練がないといったふうに私は立ち上がって、いかがわしい小部屋のドアに向かって歩き始めた。
4年間理学部なんてところにいると遊び相手には事欠かなかった。同じ学科に自分の兄弟が何人いるか彼らはわかってたのかしら?
研究室の教授もしきりに進学を勧めてきたわね。目的はわかってる、だからマスター修了後の助手採用を約束されてもそんな手には乗らなかった。あんな古ぼけたのに拘束されるなんてまっぴらごめん。
何のために忙しい実験の合間に教職科目を取ってたのか知る由もないもんね…同級生にも、教授にも。
あの準備室に戻ってあいつと同じことをするの。そう決めたの、復讐として。相原と寝た夜に。
教員採用も難なくパスして母校に教師として戻れたのはあいつの口利きがあったおかげかも知れない。さんざん私から甘い汁を吸った鬼畜野郎!でも、そんなことはどうだっていい。
何も知らない男子生徒達に悦びを教えてあげるの…そして毎日足元にかしずかせて…そのために帰ってきたんだもの。
私は気持ち顎を上げ、背筋を伸ばし校門をくぐった。