1 :
無名画座@リバイバル上映中:
人頼みかよハゲ
2 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/07/02(水) 12:16:01.99 ID:wroZOFOe
道
3 :
!ninja:2014/07/02(水) 15:50:57.93 ID:YmfwmuiM
ペキンパーのほうが上
この板、過疎り過ぎ・・・
5 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/07/19(土) 14:53:49.88 ID:zhEsQvUh
フェリーニが死んだときに何かの雑誌でフェリーニの事書いていて
この世で最も偉大な監督、見るのと見ないのとで人生が全く変わるみたいな内容だった
俺はそれを読んで大興奮してしまい、速攻レンタルビデオ屋に走った
だがそこには8 1/2しかなかった
雑誌には8 1/2は最高傑作だが初心者は見てはいけないと書いてあった
6 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/07/19(土) 21:21:23.53 ID:dbZuutOf
皮肉にも、「アマルコルド」をはじめて観たのは高田馬場の映画館
でやっていた追悼上映だった。ビデオは出ていたけれども、近くの
レンタル店には置いていなかった。
あの時代って、VHSがもの凄く高かったよね。12000円くらい。
「アマルコルド」はその後、廉価版がでたけれど。
初心者に薦めるとしたら、「甘い生活」かな。
あれを観ておけば以前の作品も以後の作品も、
応用が効く?ような。
道でええやん
9 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/07/20(日) 16:56:44.17 ID:4inoJdUD
その雑誌によると初心者が最初に見るべき作品はアマルコルドとのことでした
アマルコルドにはフェリーニの全てが詰まっているどうのこうのと
とにかくアマルコルドを絶賛していて、最初に見るなら絶対にアマルコルドだと
それで頭の中にはアマルコルドしかなかったけど8 1/2しかない
でもケースに映画史上永遠に5本に入る傑作と書いてあって
5本?一体世の中に何本映画あるんだ?と期待感MAXで借りたわけです
で、最初の夢のシーンで絶頂に達し、その後は訳分からん訳分からんと苦痛に悶えてるうちに終わってしまった
15のビーバップとか見て喜んでるガキに8 1/2はあまりにも無理がありすぎたのであった
>>8 「道」をはじめに観てしまうと、後の作品がワケワカメ、ってなりそう。
甘い生活とか8・1/2は最高だなぁ。
フェリーニは70年代になってからはダメだよね
狙いすぎというか。ネタ切れで下品というか。
モノクロの間は最高だったのに。
あと出てくる女がどれも不細工過ぎ(これは一部初期作品も含め)
アマルコルドとかは分かるんだけど、ちょっと違うんだよなぁ。
確かに映像は綺麗なところもあるけど、なんか露骨過ぎる。
50,60年代は絶妙だったバランスがダメになってしまっている。
もちろん個人の感想で、自分の方が間違っているかもしれない。
でもなんかダメだ。
自分は70年代が最高だと思う。「フェリーニのローマ」が
個人的には最高傑作。
いいよね「ローマ」
高速道路を走る白馬、消えてゆく地下壁画、
バチカンのファッションショー、深夜ローマを走るバイカーたち
忘れがたいシーンがたくさんある
俺もあのブスが出て来る作品は好きになれない。
とおもったらあのブス奥さんだったのかw
アマルコルドのタバコ屋の姉ちゃん
ローマの売春宿のデブ姐さん達
デブ専入りのきっかけとなったw
17 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/08/05(火) 16:46:22.15 ID:j164f1XU
ローマは最高だね
ボードビルのシーンが1番好き
18 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/08/05(火) 17:39:32.90 ID:U10P405Q
>>11「出てくる女がどれも不細工過ぎ」それ、解ります(笑)っていうか有名ですよね。
本人に言わせれば「お前らに俺の美学は解るまい」といったところなんでしょうか。
美学っていうより視覚効果としてインパクトのある容姿の女を出してるんじゃない
もともと風刺マンガ家だし
嫌がらせとしてやってるのかと思ったw
「俺みたいな面白い映画を作る奴の作品は醜い女が出ていても見ざるを得ないだろう」
っていう天才だけに許される嫌がらせを分かっててやってるのかとw
8・1/2とかはちゃんと美人出して勝負に出てるしね、要領いいよこの人。
幼児期のサラギーナ体験がトラウマになっていたのかも
あの巨女好みは
22 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/08/06(水) 15:45:30.05 ID:wgJEGNia
晩年の「ボイス・オブ・ムーン」公開の頃、
フェリーニ本人が
「映画なんて、頭に浮かんだ落書きみたいなものを俺が映像にすれば、
大勢が見に来る簡単な物だと、ある時期から気付いた」
というような事を言ってました。
(どこで読んだのか忘れましたが。「ボイス・オブ・ムーン」のパンフだったかな?)
評判のいいローマ、のDVDを買ってみたら、
画面が超小さくて笑ったw
DVD初期なのねw
フェリーニ作品の節目は没ニーノ・ロータの前と後。
後期傑作はオペラを持ってきた「そして船は行く」と
ジャズを持ってきた「ジンジャーとフレッド」の2作品。
フェリーニはカサノバ、女の都辺りまで
それ以降は愚作
個人的には後期の作品も好き。
「フェリーニのローマ」は、スクイーズサイズで・・・
というか、BDで観たいね。
フェリーニの映画は、本来なら劇場で観た方がいいけれ
ど。
28 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/08/07(木) 22:27:13.82 ID:sLarLBdq
インテルビスタ好きだけどな。
DVDになってない作品も多いよね。
ジンジャーとフレッド、船、インテルビスタ・・・
全盛期とはまた違った感動がある。
大好きだけどセットがチープなんだよね。
ほんとに、完成度は求めず自分の頭の中を具現化してる感じ。
それがたまらん、という人も多いのだろうか。
女の都で肛門付きのケツまで作り物なのは笑った。
夢、妄想、ノスタルジーの具現化にリアリズムは無用
チープなのは仕方がないこと
そう言えばユングの信奉者とか言ってた
さもありなんか
チープだなんて思ったことないな。
むしろ、チネチッタに大セットを組んで圧倒される
イメージ。
完成度を求めていないっていうのも、違う気がする。
フェリーニは自分の夢や空想を、他人にも共感でき
る形で提示できる才能に長けていると思う。
個人的には、フェリーニの映画も根底ではネオレア
リズモの影響は払拭できていないと思う。
ネオレアリズモ特有の客観性みたいなものはロッセ
リーニらから受け継がれている。
フェリーニの映画を分析するということは、イコール、
フェリーニの精神分析をすること・・・
34 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/08/08(金) 23:07:34.60 ID:fH95O5Wn
インテルビスタか何かで
「 Una pera ! 」
(梨が食いたいんだよ梨持って来い!)
と叫んでたシーンがなぜか脳に焼き付いてる
いやぁ、こういう議論好きだなぁ。
通ぶった変な雑誌や評論家が「見たら人生が変わる!」とか言ってるバカみたいなのじゃなく、
こういう話がしたかったんだよなぁ。
8・1/2が初心者は見ちゃいけないってアホちゃうか。
あれが一番一般向けだろう。
豪華なものはやがて廃れるが安っぽいものは永遠だ
みたいなことをフェリーニはいってたような気がする
>>36 フェリーニからその話もっと聞いてみたい
ヴィスコンティは豪華で画質が良くなるたびに凄さも増すが、
残念なことにフェリーニのセットはショボさが増していく
何か考えがあってやったのだろうか
たしか、特に初期作品についての質問で
「あなたの映画には世間から見捨てられたような人々や
うらさびしい風景がよくでてきますがどうしてですか?」
というようなこと聞かれて
「豪華さは一時的なものだけど、貧しさや安っぽいものは不滅なんだ
そこには詩がある」
というような主旨の答えをしてたと思う
安っぽいっていうか、人工的にデフォルメされているから、
観る人によってはその辺がチープに見えるだけじゃないの??
全く理解できない。美術、衣裳の人は超一流だし。
>>38は、また別の話ですよね。
たとえばどの映画のどのシーンが安っぽいのか、教えて欲しい。
フェリーニの映画の美術・衣裳って、なにげに時代の先駆なんだよ。
「甘い生活」にしろ「サテリコン」にしろ。
美術界に大きな影響を与えた、、ってバクスターの本には書いてあっ
た。
フェリーニが言ってたのは、
初期の作品は、疑似小説を映画化しようとしていた。
「甘い生活」以降は絵画を描くように、映画を撮った
と。
「カサノバ」なんか、絢爛豪華という言葉しか出てこない。
絢爛豪華だけどリアリズムの絢爛豪華ではない
ニセモノであることを自ら誇示するキッチュな絢爛豪華
45 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/08/10(日) 15:07:19.91 ID:PIJhuJT2
逆に(というか)ビスコンティなんかは、
「山猫」のホームパーティーのシーンで、
主役等の役者以外は、全員、イタリア中から集めた本物の貴族で固めるという凝りっぷり。
>>44 ニセモノでキャッチュであるのがチープ・・・
自分には全然分からないけれど、観る人によってはそう見えるのかもしれませんね。。
「甘い生活」のヴェネト通りだって壮大なセットなんですぜ?
オペラや見世物小屋の装置や仕掛けみたいに
いかにも作り物っぽくて胡散臭くて面白いんじゃんフェリーニのセット
本人も現実より嘘のほうが魅力的だっていってるし
ビニールシートの海は最高だよなw
「アマルコルド」「カサノバ」「そして船は行く」
フェリーニは印象深いラストシーンをつくる天才!
詩人!
これから新世界をめざし冒険の船旅に出る、ってとこで
登場人物たちが描かれた朽ちた壁画になって終わる「サテリコン」のラストも
なんともいえない無常観があってよかった
「サテリコン」てパゾリーニを意識したふうがあちこちで感じられるんだけど
どうなんだろうか
時系列的に辻褄が合うのかどうか知らんけど
特に意識はしていないと思う。当時のイタリア映画は
第三世界を追求する志向が強かった。
それと、フェリーニの映画のスタッフは、パゾリーニ
の映画にも携わっている人が多いから、自然と似て
くるのかも。
それよりは、パゾリーニが脚本に加わった「カビリア
の夜」の方が、初期のバゾリーニの映画に似ている。
53 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/08/11(月) 23:19:18.19 ID:Cxj/AEff
最高の3本挙げるとしたら「8 1/2 サテリコン アマルコルド」
これらに劣らない傑作が 「世にも怪奇な物語(悪魔の首飾り)」
晩年傑作が「インテルビスタ オーケストラ・リハーサル」
世界は小さいが手堅い名作が 「道 カビリアの夜 青春群像」
名作だが長くて辛いのが「甘い生活」
上述ほどではないが見所もあるのが「カサノバ フェリーニのローマ」
全作最高!!
と言いたいところだけれども、「崖」と「魂のジュリエッタ」と
「ボイス・オブ・ムーン」は少し落ちる。
パゾリーニは「ローマ」を絶賛していた。
「アマルコルド」は少し批判的だった。
ブニュエルも「ローマ」に賛辞を送っていたはず。
56 :
53:2014/08/13(水) 22:54:51.88 ID:u03AeuzC
スレチを承知で傑作3本内に絞って書けば
小津安二郎・・・東京物語 晩春 生まれてはみたけれど
溝口健二・・・・西鶴一代女 山椒大夫 近松物語or祇園の姉妹
------格違い-----------
成瀬巳喜男・・・浮雲 めし 稲妻or流れる
------格違い-----------
黒沢明・・・・・天国と地獄 用心棒 七人の侍
木下恵介・・・・二十四の瞳 野菊の如き君なりき 悲しみも喜びも幾年月or笛吹川or親父太鼓or楢山節考
市川崑・・・・・おとうと 細雪 炎上or横溝シリーズ
今井正・・・・・キクとイサム にごりえ 真昼の暗黒or武士道残酷物語
田坂具隆・・・・女中っ子 五番町夕霧楼
内田吐夢・・・・飢餓海峡 浪花の恋の物語
今村昌平・・・・日本昆虫記 神々の深き欲望 楢山節考orうなぎ
大島渚・・・・・愛のコリーダ 絞首刑 少年
山中貞雄・・・・百万両の壺 人情紙風船
豊田四郎・・・・夫婦善哉 恍惚の人 猫と庄造と二人のをんな
稲垣浩・・・・・無法松の一生 宮本武蔵
途中からヤコペッティの影響が強く感じられる
偽ドキュメンタリー風味になったよね。
あの辺りから質が落ちたと思う。
ヤコペッティは大好き。
ただフェリーニがあのやり方を追従してから落ちた。
全然関係ない。
フェリーニ初心者です
最近「道」「甘い生活」「8 1/2」と王道作品とあげられるものを見てきましたが
他に見ておくべきフェリーニ作品、おすすめはありますか?
「甘い生活」「8 1/2」の画面構成がとても美しくて好きなので
似たようなのがいいです
>>59 残念なことにあの魔法のような2作品に似たようなのは他にない
残りはブス大活躍とお下品路線とその他、それについてこれるかどうか
アマルコルド辺り見て気に入るなら他も見れる、ダメならあきらめた方がい
ああ、道見れたのか。だったら他のもいけるかも。
崖とかいいかもよ。
甘い生活は素直によかったよ。
サテリコンはよくわからなかったよ
道はラスト哀しくなるね。
64 :
59:2014/08/15(金) 17:01:32.12 ID:FU9bmicY
ありがとうございます
「道」はストーリーがとても良かったです 泣けました
「甘い生活」や「8 1/2」はストーリーがよくわからなかったぶん映像の美しさが印象に残りました
「アマルコルド」「崖」も見てみます
白い酋長、寄席の脚光、青春群像なども良かった
あの瑞々しさ
やっぱり若くエネルギッシュな時代の作品はいい
ベルイマンもそうだったけど
>>64 正直言って、「崖」はお薦めしない。あれはフェリーニの映画の
中でもワンランク下がる。初期の作品だったら「青春群像」「カ
ビリアの夜」がお薦め。70年代の作品はエログロ傾向。個人的に
はその下世話さこそがフェリーニの真骨頂だと思うのだが、保守
的な人には評価されないみたいだね。
>>66 保守的とは違うんでない?70年代のエログロはみんなやってたからあえてフェリーニが時代を後追いしなくても、的な感じだと思う
最初にどれを見たか、でも大分違ってくるだろうし。フェリーニに何を求めるかだろうね
初期のストーリー重視、中期の社会風刺風プレイボーイ系、後期の下世話、晩年
いずれの時期にも根強いファンがいるのはある意味すごいことだ
サテリコン以降はエルトポのパクりじゃん、と思ったら。
サテリコンの方が先なのな。だったら画期的だ。
甘い生活とか正直意味わからなかったけどあとからじわじわ来るんだよね
なんだろね、あの力。で、もう一度見てみようとなる。
「甘い生活」以降はエピソードの配列という構成をとっている。
厳密には「カビリアの夜」あたりからその傾向があるけれども。
表現は違うけれど、フェリーニの映画はすべて根底では繋がっ
ている。
サテリコンは色彩を堪能するための映画なのか?
72 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/08/18(月) 19:05:41.19 ID:cR78y9fB
>>59 サテリコン 世にも怪奇な物語(悪魔の首飾り)
どっちみち、甘い生活以降、構えて見るような映画ではないわな
ホロ酔い気分で、いい加減に見るのがイチバン
フェリーニ好みのエロいオンナを眺めながら
酒飲みながら映画みるやつの気が知れない
75 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/08/18(月) 20:01:58.24 ID:cR78y9fB
甘い生活なんて 酒呑みながら見たら 一発で 寝てしまう
眠い生活?
それもイイかも
「甘い生活」で寝てしまうのだったらアントニオーニの映画は・・・
酒飲まなくても寝てしまう
モニカ.・ヴィッティの気だるい雰囲気で
いいオンナではあるが
79 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/08/19(火) 20:32:25.58 ID:j5K/JY9S
甘い生活は無駄に長い
長い生活w
81 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/08/21(木) 17:16:47.25 ID:Tbk430dQ
話は多少ズレますが、ジュリエッタ・マシーナって、「道」がデビュー作なんですか?
あと、彼女をジェルソミーナ役に抜てきしたのはフェリーニ本人ですか?
(間抜けな質問すみません)
ググればすぐ分かる。
83 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/08/21(木) 22:09:50.50 ID:8HFV1Lmi
最高傑作は「8 1/2」だな
ひとりの人間の心理にまで入り込んで 苦もなく心理を表現してしまう
言葉がなくてもわかってしまう あの説得力のある魔術的な映像。
フェリーニがジュリエッタ・マシーナと結婚したのは
彼女がマンガみたいなおもしろい顔をしていたから
85 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/08/21(木) 23:26:46.70 ID:UdfEmr61
構ってもらうにしても少しは自分も調べてから書き込もうって気はないのか
ジュリエッタ・マシーナが出てくる映画は見たくない
だが教養としてフェリーには制覇しておきたいので見るが大変苦痛である
88 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/08/22(金) 20:40:09.43 ID:M4xmU2lx
>>84 >彼女がマンガみたいなおもしろい顔をしていたから
ジュリエッタ・マシーナが フェリーニと違った階層の出=インテリだったからだよ
フェリーニの映画はファンタジー。
>>87 そんなんなら観る必要はない。
いや、見ないより、見ておいた方がマシカナ
鶯谷の巨デブ専デリ「フェリーニ」
ちなみに姉妹店は「マシーナ」
ネーミングのセンスがイイね
ところでマシーナは相当前に統合したんじゃ?
フェリーニ=筋金入りのデブ専じゃった。確かに。
強迫観念で映画を観ても、理解できないし、意味ないよ。
そう悟った。
デブ専の俺は理解できる
ほとんどの人は「話題合わせ、知識自慢」で映画を見ているんじゃ?
強迫観念で見た中に本当に好きな映画を見付けるのが醍醐味だろう。
大抵の映画は最後まで苦痛、ごく一部の映画はいつの間にか引き込まれている。
俺はそうだ。
お前だけだよ
「話題合わせ、知識自慢」
・・・さもしいのう。
さもしいと言うより、哀れ、痛々しいのう。
みんな本音はそうだろw言わないだけでw
もういいから
フェリーニ愛が足りないな。
ほとんどの人は「字幕読めないけど読めるふり」で映画を見ているんじゃ?
意味不明で見た中に本当に好きな映画を見付けるのが醍醐味だろう。
大抵の映画は最後まで苦痛、ごく一部の映画はいつの間にか引き込まれている。
俺はそうだ。
みんな本音はそうだろw言わないだけでw
って言ってるのと同じレベル
自分の場合は、ベタだけれども、「ゴッドファーザー」で
ニーノ・ロータの音楽に感動して、彼が音楽を担当する映
画を選んで観ていた。必然的にフェリーニに流れついた。
フェリーニの作品は、ニーノ・ロータの死後の作品も好き
です。
変な虚栄心は捨ててしまいな!
教養云々言っても、結局は自己満足だし、
苦痛な思いまでして映画を観なくていいと思うの。
俄かを否定するつもりはないけれど、そういう人が
偉ぶってフェリーニを語るのは、フェリーニを愛して
やまない人間にとっては・・・ちょっと胸くそ悪い。
自演の相手せんでも
遊び心満載で作られたフェリーニの映画
深刻な顔して見たらフェリーニに失礼
ホロ酔い加減で見るのがいちばんじゃね
難解なのはパゾリーニだよね。
まあ、雰囲気だけ楽しむのもありかと思うけれど。
ソドムの市は見るに耐えん
艶笑3部作+テオレマあたりかな
多少オモロイと思えるのは
パゾリーニファンとして、言わせてもらうと、生の三部作は
いまいち。いいのは、
「アッカトーネ」「ラ・リコッタ」「アポロンの地獄」
「王女メディア」「テオレマ」「豚小屋」「ソドムの市」
パゾリーニの映画に希望は求めていない。
あのソドムの市のどこがイイのかご教示くだされ
権力の異常性を変態行為を通してかつてない赤裸々さで描いたところ
ポルノでない映画でああいう描写をやる根性はそれまで誰にもなかった
シンメトリカルな構図、奇抜な美術・衣裳、音楽。
というか、ソドムの市スレ、ありますよ。
なるほど、流石、巧みな表現で評価されるんですな
恐れ入りました。
117 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/09/02(火) 19:19:57.09 ID:NLsso1io
パゾリーニでは
「アポロンの地獄」 「王女メディア」 が最高だと思う。
フェリーニでパゾリーニと、一番似ていたのが、
「サテリコン」
フェリーニのサテリコンは、編集・カットの仕方が凄い大胆で、映像の切り替えが
ドカンとくる感じ。一番骨太でスケール感ある作品だった。
海賊船の描写で首が切られてごろんとするところなんか、残酷趣味そのもので
それまでのフェリーニと一線を画した映画だった。(「悪魔の首飾り」と同時代だね)
「甘い生活」「81/2」は結構丁寧な、編集だったしね。
フェリーニの編集って、映像が、どんどん、、無造作にほうりこまれる感じで気持ちがいい。
でも晩年の作品、ジンジャーとフレッドあたりになると、全体的に弱弱しいよね。
「そして船はいく」までは間違いなく傑作。
(最初、フェリーニのそれまでの作風とあまりにプロローグがちがうので
一回目にみたときは、見るのを途中でやめた。
数年後、2回目にみたとき、あまりにも完成度が高い映画でびっくりした。
無声映画みたいな映画だったな。フランスで大ヒットしたそうだ。)
ボイスオブムーンは、調子を取り戻しつつあったような映画で
あまりにも早く逝去しすぎたと思う。死んだ時本当にびっくりした。
入院中、のどにものがつまって死んだんだっけ?
こりゃダメだw
ところで
>>114のダンナ
パゾリーニファンから見たフェリーニ作品のベストスリーは?
切れ味鋭いコメントも加味していただければ有り難いかと...
>ボイスオブムーンは、調子を取り戻しつつあったような映画で
これ、フェリーニスレでたびたび見かけるんだけれども、同じ人
が書いてるのかな?
個人的には「ボイスオブムーン」は後期の作品では一番劣る。
もうネタ切れなんだな、って。実際、このころには、「もうわた
しの創造力の引き出しには何も残っていない」という趣旨のこと
を言っていた。なので、仮にもっと長生きして映画を撮り続けた
としても、復活することはなかったと思う。
パゾリーニスレも立てた方がいいべか?
ボイスオブムーンはカンヌ映画祭での上映後にブーイングが起きたそうで
その場にいあわせたらしいデヴィッドリンチは
「彼の映画への功績を考えればあんな反応はすべきじゃない」と憤慨してた
フェリーニとリンチって、誕生日が同じなんだよね、確か。
リンチはそのことを誇りに思っていたみたい。
・・・そのリンチの方も、枯渇してしまったね。
リンチも終わったね
124 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/09/03(水) 17:31:12.46 ID:UNuqn5GH
リンチって
凄い年くってたんだね
125 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/09/03(水) 22:26:02.19 ID:UNuqn5GH
>>119 >>121 ボイスオブムーンはなぜかDVDで買ってしまった。
最初はこりゃダメだとおもったけど
何度か見直すと、映像が素晴らしい。
ジンジャーとフレッドや インテルビスタに比較すると格段に画面が引き締まっている。
ロベルト・ベニーニの緩んだ顔がフェリーニ映画に全くあってなかったのも大きい。
これがマルチェロなら全く違っていたろう。
ひとつひとつのエピソードの映像自体は本当に美術品。
双葉十三郎の映画本読んでると高い評価になってる。
映像がびっくりするほど素晴らしいと。
ミス小麦粉コンテストのシーンだけは緩んでたな。
びっくりしたけど
これ原作あるんだね。
自分がフェリーニ映画に興味を抱くようになったのは、
映画批評本で「81/2」の映像写真をみてからだった。
それまでに見た映画は、「道」「悪魔の首飾り」だけだった。
この2つの作品の監督が誰かは知らなかった。
映画批評の本に載ってるフェリーニ作品の写真は美術品だった。
圧倒的に素晴らしかった。実際にみた映画でも、その構図の凄さに圧倒された。
彼自身は無神論といわれているけど、随所に宗教的な部分がみえる。
カトリックを否定しつつ、神への興味や信仰を断ち切れないような
二律背反の部分がみえる。同じことは、ベルイマンにもいえる。
こういった精神構造あるいは、哲学的というか深遠な部分が、
単に映像が凄いという作品と大きく異なるものだと思う。
記者が若い世代だと
「道」「アマルコルド」の監督だったろうな。
普通なら「道」「甘い生活」「81/2」かな。
作家として一番旺盛だったのは、
「甘い生活」「81/2」「魂のジュリエッタ」「サテリコン」「ローマ」「アマルコルド」
までかな。
「カサノバ」「女の都」「そして船はいく」 は傑作だけど上記の映画より落ちると思う。
個人的には、「魂のジュリエッタ」と「カサノバ」を入れ替えたい。
「魂のジュリエッタ」は、フェリーニの個性よりも、美術やカメラ
のやりたい放題が勝っているイメージ。それはそれで印象的なんだ
けれども、やっぱり、ちょっと本筋が浅い感は否めない。
グリーナウェイの映画を観たときに、同じような感覚を抱く。
一方、「カサノバ」の方はとてもミステリアスな映画で、詩的。ベ
ルトルッチ曰く、「カサノバ」は偶然の積み重なりで、奇跡的に誕
生した作品だと。
「監督ノート」は、日本でもソフト化して欲しい。
「G・マストルナの旅」の失敗譚が綴られているし、
「ローマ」などの、フェイクドキュメンタリー的な
手法を初めて取り入れた作品。それ自体は、大傑作
とは言えないけれど、フェリーニファンなら観て
おきたい作品。
Sight & Sound誌が10年に一度集計する
世界の映画監督が選ぶオールタイム・ベスト100
4位「 8 1/2」26位「道」30位「アマルコルド」37位「甘い生活」
100位以内に自作が4本も選ばれているのは
フェリーニ、ベルイマン、ゴダール、キューブリック、ブレッソンの5人だけ
ブレッソンがなにゆえ高評価なのか?
分からん
他は納得だが...
134 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/09/05(金) 21:05:36.98 ID:TYD848RM
個人的フェリーニ ベスト
1 サテリコン
2 81/2
3 アマルコルド
4 甘い生活
5 ローマ
かな。基本、色彩映画のが断然好き。
道は凄くいいのはわかる。でもみてて辛いんだわ。
まだでていないアマルコルドは別にして、未だに道のDVDもっていない。
カビリアの夜はもってるけどね。
多分、道が白黒でなく、カラーだったら、もっと入り込めたかも。
白黒って苦手なんだよね。
81/2がもし、魂のジュリエッタのようにカラー映画だったら
もっと凄いことになっていたと思う。
トリュフォーでも、突然炎のごとく より 恋のエチュードが好き。
あと、カサノバは傑作なのは同意。
全然すれ違いだけど
体質が合わないのに、ブランド名に負けて、
ゴダール結構DVDもってる。
いわゆる初期の名作といわれる作品よりカラー作品のが好き。
わけわかんないけどね。実際。
中期の作品で「軽蔑」が好きなんだけど、
Sight & Sound誌のオールタイム・ベスト100でゴダール作品で最上位だった。
なんか納得した。
それにしても 批評家の選ぶ作品一位と、監督の選ぶ一位が、
「東京物語」とか「めまい」
って、納得できない。
東京物語はいまだにわかんない。
めまいは傑作だけど世界映画史一位はないよなぁと思う。
10年前の一位の市民ケーンも実は納得していなかったけどね。
81/2は、白黒だからいいんだよ。
あのハレーションを多様した撮影技法は、当時としては、
画期的だったらしいよ。
無声映画から
声がでる映画になったのって
そんなに昔じゃないんだよね。
チャップリンとかエイゼンシュタインがちょうど過渡期。
2人とも、無声と有声 でそれぞれ傑作映画をものにした。
無声映画でそれぞれSight & Sound 世界映画史一位をとってる。
「黄金時代」「戦艦ポチョムキン」
有声でも名画「街の灯」「イワン雷帝」を撮った。
白黒からカラーも、フェリーニ、ベルイマンの時代だよね。
白黒ではそれぞれ「81./2」「野イチゴ」という超傑作
カラーでは「アマルコルド」「ファニーとアレクサンデル」を撮ってる。
結局、天才はどこへいっても天才だった。
ポランスキーもポーランドを追放 アメリカを追放されても傑作を作り続けている。
ポランスキーは息が長いね。相変わらず、傑作作ってる。
ゴッドファーザーとか地獄の黙示録も、興業的に大ヒットしたけど
作品として今のように絶対的な名画と評価されるようになるのに15年以上必要だったと思う。
ともにSight & Sound 世界映画オールランキングにはいっているし
米国でのオールランキングでは市民ケーンを蹴落として、ゴッドファーザーが一位になっている。
米国ランキングでは史上一位はゴッドファーザーが数年間、定位置になってる。
地獄の黙示録はブリキの太鼓とともに、カンヌ大賞をとったけど、
今ではブリキの太鼓は話題にすらならない。
コッポラ映画とフェリーニ映画ってどっかしら似てる。映像かな?
コッポラって、駄作も多いじゃん。
ゴッドファーザー2本と黙示録を撮ったってだけで充分だよ
三島由紀夫の映画、日本でも公開してけれ。
レオーネの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」
って、「ゴッドファーザーPART2」と「1900年」を混ぜ合わせ
たような、パクリ映画だったと記憶している。
レオーネはパクリの才能がある。
・・・と、フェリーニスレで脱線。
「ジンジャーとフレッド」は、ちょっと諷刺の利いたイタリアン
人情喜劇、として観れば、結構面白い。
初期の「寄席の脚光」「白い酋長」あたりも喜劇的な要素がある
しね。
監督デビューする前は「つまらない脚本にギャグを入れる」仕事
もしていたらしい。
もともと笑いのセンスがある人。
ジンジャーとフレッド インテルビスタ
は、優れた映像もあるけど
個人的に、評価低くなるのは
「自己撞着」「自己模倣」が多すぎるから。
少なくとも、女の都までは凄まじいエネルギーで
独創的な映像を作りまくった。
実際ここまで濃い映画を作り続けたら、枯渇するだろうとは思う。
ピカソだって、最後のほうはなんか滅茶苦茶だったしな。
ボイスオブムーンは、エンディングが弱いけど独創的映像が復活していたと思う。
素晴らしい映像がいくつもあった。ひとりよがりで退屈な場面が結構あったけどね。
マストロナの旅の残った映像みると妖気が漂っていて
サテリコン 悪魔の首飾りと似た映画になったのではと思ったりもした。
見たかったな。
「女の都」ブルーレイ、廉価版で再発だって。
こういう商法、やめてもらいたいな。
ブルーレイでは81/2 甘い生活 道化師 買った。
ブルーレイでアマルコルドでたら確実に買う。
DVDあるサテリコン ローマも将来ほしい。
女の都も映像が絢爛なのでいつかほしい。
確かに。前にも書いたけれど、「ローマ」はスクイーズサイズで
出して欲しい。
「サテリコン」は、シネスコープサイズなので、DVDでも見れな
いことはないけれど(但しプレイヤーのアプコン機能で再生)。
149 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/09/15(月) 15:18:47.82 ID:GqiXCYcA
イワン雷帝を
今見てるけど、フェリーニ映画のサテリコン・ローマといった作品と共通点が凄く多い。
映像の構図とか、演技のさせかたとか、役者の極端なデフォルメの顔とか。
フェリーニが、エイゼンシュタインについて語ったという文章みたことないけど
めちゃくちゃ共通点多くてびっくりした。
編集も、意図的にか、ばっさり、切るやりかたで
ダイナミックな効果を生んでいる。
フェリーニは、モンタージュ理論の大きな影響受けてると思う。
150 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/09/15(月) 17:16:41.69 ID:HXcLlLis
錯覚
エイゼンシュタインよりロッセリーニでしょ。
てす
153 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/09/29(月) 04:10:44.69 ID:K1EQdDwB
ベルイマン映画は
どんどんブルーレイになってるのに
フェリーニはならないね。
売上でいえば絶対
フェリーニ>トリュフォー=ヴィスコンティ>ベルイマン>>ゴダール
だと思うんだけどな。
全くの勘だけど。
>>143 イタリア映画自体がパクリの王様
その中でもレネーネのおっさんはパクリの神
生涯取った数少ない映画のほとんどがパクリと言う偉業
>>153 売上云々はともかくゴダールだけやたらBDが充実しているのが不思議
海外出身に限ると最もBD発売されてる監督なんじゃない?(ヒッチコックも多いけど)
ゴダールとフェリーニどっちも好き!
っていう人は信用しない。
狭量なやつ
ホモでロリコンを否定するようなもんだろ
色んな性癖があるということを理解しようよ
その喩え、変だよ。
Hitomiの超乳と絵色千佳の無乳どっちも好き!
っていう俺様は信用されませんか?
フェリーニ映画ってイタリアオペラの影響も感じる。
ニーノロータの音楽も重要なとことか。
あと、マストロヤンニが絶えずしゃべってるとことか。
ニーノ・ロータって、本気を出して映画音楽を書いたのって
フェリーニ作品くらいな気がする
寧ろフェリーニ作品で一番手抜いてる気が 使い回し多いし
オペラの影響が強いのはヴィスコンティじゃ?
「フェリーニがオペラを監督したら素晴らしいものが
できただろう」っていう意見はあったけれどね。
フェリーニ自身は興味がなかったみたい。
ニーノ・ロータは、自分では本業はクラシックで、
余興で映画音楽の仕事をしている、とか言っていた。
でも売れたのは映画音楽の方だねw
使い回しが多いのはニーノ・ロータの個性
ロミオとジュリエット→過去に書いた舞台の付随音楽を流用
太陽がいっぱい→イタリア民謡をアレンジして使用
ゴッドファーザー→ジュリエッタ・マシーナ主演映画の曲を流用
ゼッフェレッリ、クレマン、コッポラにはこんな調子なんだから
フェリーニにはオリジナルを書いてくれてるだけでもありがたい
でもね、やっぱり「ゴッドファーザー」で、ニーノ・ロータに
オスカー獲らせるべきだったよ。
2で獲ったけれどね・・・
バリーリンドンでは時代考証的に合わないシューベルトを使いたがった
キューブリックとどうしても意見が合わなくて仕事降りたらしい
ロータは代わりの曲を提案したり、新たな曲を書くと説得したが
キューブリックはシューベルトのピアノトリオに固執し、
クラシックを学んだロータとしてはどうにも納得できなくて担当を降りたそうだ
>>166 アカデミー賞はオリジナル曲でなければ基本的にノミネートされないんだよ
パラマウント側はゴッドファーザーが音楽賞にノミネートされなかったことで
アカデミーに「何故だ?」と問い合わせたら「他映画の流用だから」と返されて
そこで初めてゴッドファーザーがオリジナル楽曲じゃないことを知らったらしい
驚いたパラマウントがその件をイタリアのロータに電話で確認すると
ロータは「うん、流用だけどそれが何か?」と答えたらしい
>>168 それを知っている上での166発言。
作曲家からしてみたら、同じ旋律でも、色々な場面で使ってみたい
と思うのは当たり前だし、それに、全部のスコアが流用だったわけ
でもないでしょう。
ちょっと理不尽に感じる。
オリジナルにしとかないと大変なことになるんじゃないか?
「インドへの道」でオスカーを取ったモーリス・ジャールが受賞スピーチで
「モーツァルトがノミネートされてなくて良かった」と、その年に他の部門で
圧倒的強さだった「アマデウス」ジョークで笑いを取ったけれど
過去の曲でも良いならモーツァルトも候補になる
そりゃあ極論ですよ。
モーツアルトは元が映画音楽ではないからな。
ゴッドファーザーのどのスコアが流用なのか、元が知らないから
なんとも言えないけれど、アレンジはかなり変えていたんじゃな
いかな。それに、オスカーを獲ることを前提にして書いたわけじゃ
ないだろうし。
中学生の時に、新星堂でニーノ・ロータのCDを買ったら、
店員のおじさんが嬉しそうな顔してたな。
新野蝋太
インテルビスタは評価がいまいちだけど、個人的には好きかな。
ドキュメンタリータッチのフィクションだけど
フェリーニが映画撮ってる現場って、なによりも刺激的に感じた。
フェリーニの創造性の裏側をのぞいてみたい。
「ローマ」「監督ノート」「道化師」
も、同じ流れだね。
>>177 うん、傑作じゃないけどこれはこれで楽しい。
フェリーニ映画も大好きだけど、フェリーニ自身も大好き。
後期の作品は「焼き直し」との批判もあるけれど、フェリーニの
焼き直しはフェリーニにしかできない。
180 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/11/07(金) 23:17:33.61 ID:q9khfy25
フェリー二って若いうちはあまり意味がよくわからなくて
ある程度の年齢になってからしみじみとわかるように思う
アサ・ニシ・マッサン
182 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/11/16(日) 01:45:18.60 ID:PfIutUMD
http://movies.yahoo.co.jp/person/フェデリコ・フェリーニ/3345/
Yahoo映画のフェリーニ映画 点数票
結構むちゃくちゃな評価もあるけど、皆さんはどうですか?
甘い生活の 点数はいくらなんでも低すぎ。
サテリコンは、以前見たときは、点数低かったんだけど
最近点数あがってきたみたい。
「ジンジャーとフレッド」の評価が異常に高いけど不思議
「そして船はいく」も以前は凄い点数低かったのに、最近あがってきたみたい。
yahoo映画は、映画の名声とか結構無視して、好き勝手点数つけるからなぁ。
他人の評価なんていちいち気にする必要なし。
185 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/11/17(月) 02:12:48.69 ID:SbQryw6A
「甘い生活」は今年の夏に、閉まる前の新橋文化劇場で見てしみじみと良い映画だと思った。
あれは自分の身長より小さな画面で見たら良さが十分伝わらない気がする。
>>139 「ブリキの太鼓」は今年の初めに早稲田松竹で見た。あらためて鰻が食えなくなったわw
>>180 逆、多少映画の分かって来た厨がやたらもてはやすのにちょうどいい位置にフェリーニはいるが、
一部の大傑作を除いて後は厨二病作品であることが段々分かって来る。
まぁ、その一部の大傑作だけでも映画史上トップ5の名監督なんだけどね。
まぁ、映画秘宝が大好きそうなっていうと分かり易いと思うw
高く評価されてる作品が自分ではよく理解できなかったりする厨房が
悔しさのあまり、よくこういう書き方するよな
>>188 >>189 作品の魅力を語って反論するより、罵倒することしかできない連中。
所詮これがフェリーニヲタの素顔さ。
サテリコン、ついにクライテリオンからブルーレイ化
>>190 作品の具体的欠点を語って非難するより、勝手な思い込みで貶めることしかできない奴。
所詮これがフェリーニアンチの素顔。
ファンタジーな感覚は感性が柔軟な若い頃の方が受け容れやすいと思う。
でも、意味は大人になってから解ってくる。
フェリーニ本、読んだことあるけど、フェリーニは霊媒体質うんぬんて書いてあった。
なにかと神秘的なんだけど、実際どうなの?
フェリーニに関する本は結構読んだけれども(全て読んだわけではない)
そんなこと書かれてるのは一度も見た事がないな。
験を担いだり、神秘的なものへの関心は強かったようだけれども。
精神分析学のユングには強く影響を受けたらしい。
ついでに言うと、フェリーニは、インタビューも「創作」である場合が
多い。
俺の読んだ本には、霊媒体質で次の映画のアイデアをその人(霊?)に貰うらしいです。
フェリーニの作品でたまに非現実的な表現があるのをそのせいなのかと納得してました。
後で本の題名がなんだったか調べてみます。
197 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/11/23(日) 02:21:14.06 ID:Aj4+yYfD
自分は白黒映画より絶対カラー映画のが好き。
だから、81/2や甘い生活が、カラーだったらどんなに凄かったろうと思ってしまう。
道もカラーだったら印象が相当違うと思う。よりラストの救済の面が強くでたと思う。
フェリーニ映画の映像の凄さは撮影監督の力が相当に大きいと思う。
一番凄かったのが、「サテリコン」から「そして船はいく」
まで全部とったジュゼッペ・ロトゥンノ。相性が抜群だった。
81/2がカラーでジュゼッペ・ロトゥンノだったら凄まじいことになったと思う。
一回は、ヴィットリオ・ストラーロといっしょにとってほしかった。
甘い生活 あたりが合っていたと思う。
ジンジャーとフレッド以降も、ストラーロだったら、別格の作品になったと思う。
インテルビスタの撮影のしょぼさは酷過ぎる。殆ど東映のテレビドラマレベル。
ジャンニ・ディ・ヴェナンツの凄さが解らないかな。
「ナイン」でも観とけ。
アントニオーニの
「太陽はひとりぼっち
の撮影監督か。
あのラストは凄い、かんじんの「情事」をみたことがないけど
アニトニオーニ作品で一番好き。
「8 1/2」
↑
これの読み、「ハッカニブンノイチ」「ハチトニブンノイチ」どっちで読んでる?
201 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/11/25(火) 21:53:47.99 ID:15ogkL2u
誰にも撮れないフェリーニ BEST3
8 1/2、サテリコン、アマルコルド
俺の一押しは「女の都」だな
マイクロビキニの女が超巨乳すぎでワロタw
203 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/11/26(水) 00:42:09.53 ID:XPMUT5fS
>>200 ハッカニブンノイチ じゃないの? 公開当時の読みでいいんだと思うけど。。
205 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/11/26(水) 01:39:34.14 ID:faZlzdmU
ピカソ にフェリーニはにてるかも。
ピカソは、最初は、写実主義。つぎがキュービズム。いろんなスタイルを全部経験した。
フェリーニも、最初はネオリアリズムで「道」、
幻想主義とリアリズムの合体された「甘い生活」
次に「81/2」で超現実主義的な手法を使うようになり、
バロック美術的な「サテリコン」「ローマ」
そして幻想主義路線の「アマルコルド」「カサノバ」
最後に懐古趣味路線から、自己模倣の時代へ。
レベルが最後まで落ちなかった、ベルイマン・ヴィスコンティ・アンゲロプロス・トリュフォー
あたりと比べると晩年が哀しい。
キューブリック・コッポラ・ベルトルッチも晩年はなんかさびしいね。
うちの映画観ではやってなかったんだよな。
ユナイテッドシネマででかいから
当然くると思ってた。アマゾンのインスタントビデオでみるわ。
新作のが興味あるな。
フェリーニが若い頃、似顔絵描きの店を経営してたってどこかで読んだことあるけど
今に例えると、どういう感じの店になるんかな。
けっこう儲かってたらしいけど。
駐留米軍を相手にした商売だったらしいね。
でもフェリーニが描くと、動物だのが登場するので、
相手は激怒した、という都市伝説みたいな話がありますね。
FM放送でニーノロータの8 1/2演奏してたけど、やっぱり名曲だわ
フェリーニってストーリーを楽しむっていうんじゃなくて
映像の凄さに圧倒されるってタイプだから本当は映画館で観ないとダメなんじゃないだろうか
一部作品を除いて、スクリーン向けに作られたわけだから、映画館で観た
方がいいだろね。可能であれば。
いや、フェリーニに限らず劇場映画は基本的に
本当は映画館で観ないとダメなんじゃないだろうか
「監督ノート」はアメリカのテレビ番組、「道化師」「オーケストラリ
ハーサル」は確かテレビと劇場の同時公開じゃなかったかな。
「道化師」はテレビではモノクロで放送されたので、フェリーニは激
怒した、とか本で読んだような。
間違っていたらすまそ。
でも、それらの作品も、劇場で観た方がいいですよね。
81/2は次回作の構想がなかなか思いつかない本人が、それならいっそ悩んでる過程を映像化しちぇえってコトで制作したと、昔キネ旬あたりで読んだ記憶がある。
こういう発想でつくられた映画って他にあるのかな?
215 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/12/06(土) 22:48:39.22 ID:nyrHYQJ3
アレンのラジオデイズなんて
モロにアマルコルドへのオマージュだもんな
スコセッシの「私のイタリア映画旅行」で、「青春群像」が取り上げられて
いた記憶がある。
フェリーニがリミニに留まっていたら、こんな感じだっただろう、っていう
映画だね。
「青春群像」DVD持ってるけど
なんかなぁという感じ。地味だよね。いい映画ともおもうけど凄いイタリア的。
映画のおもいでというより、自分の青春時代と重ね合わせているんだと思う。
今の人はコミック漫画の主人公と重ね合わせるんだろうか?
年代は違うけど、自分にとって青春映画というと、「17歳のカルテ」「ベティ―・ブルー」
まだ見てないけど、「アデル、ブルーは熱い色」 も青春映画そのものなんだろう。
これは、ブルーレイで買うつもり。
青春群像とか崖は、地味だけど妙にリアリティがあって心に残る。
ピカソでいうと青の時代の作品か。
>>215 逆に、フェリーニが生前絶賛していた映画なんかは分からないのかな?
2001年宇宙の旅を絶賛してたと思う
テクノロジーを魅惑的に描く映画は自分には無理 アメリカ人にしか撮れないって
チャップリン映画も好きだったような
>>218 イタリア的なのがいいんじゃない?
原題は直訳すると「怠惰な生活を送る若者」って感じだし、
ニートや引きこもりが問題になっている現代の日本には合っ
ていると思う。これと、パゾリーニの「アッカトーネ」。
>>219 「崖」は、フェリーニの映画の中では数少ない駄作だと思う。
「道」「カビリアの夜」を撮ったあとだけに、物足りなさが
残る。微妙に「甘い生活」を先取りしたような部分はあるけ
れど。
>>220 2001年宇宙の旅
地獄のマチステ
羅生門
ブルジョアジーの秘かな愉しみ
戦火のかなた
・・・
本に書いてあったけれど、忘れた。
ググれば分かるかも。
>>224 コテコテでベタベタの説教映画が好きなんだな。
本人の後期監督作からすると順当だ。
もう少し意外な珍作が好きなのかと思ってたw
っておい!
なんで12/7から急に誰も書きこんでないんだ?w
なんだこいつ
このスレは、何度も止まっています。
フェリーニの発言は、虚構も多いから、どこまで本当なのか分からない
けれども、基本的にはフェリーニはあまり他人の映画は観なかったそう。
マチステのどこがコテコテでベタベタの説教映画なのやらw
フェリーニは、最後の傑作 そして船はいく を最後に
一気に、作品が老化してったよなぁ。
天才・巨匠の映画という感じがしなくなった。
こんなに急に老け込むものかと。黒澤と似てるね。
イーストウッドの、「J・エドガー」みたときも同じこと感じた。
もうおしまいかなと。そしたら復活してきたんだよなぁ。
とくに「アメリカン・スナイパー」評判いいし、期待してる。
イーストウッドの名前を度々挙げている人がいるけれども、
どの辺の要素がフェリーニと比較対象になるの?
映画としては、比較対象にはならない。
イーストウッドは、ジョン・フォードの系列。
ただ、日本ではイーストウッドがキネマ旬報で1位を6回とっている。
次が、フェリーニ、チャップリンあとルネ・クレマンだったかな?
日本で、最も評価の高い監督としての比較にはなるかも。
個人的にはフェリーニ>>イーストウッドだと思う。
イーストウッドも凄いけど天才ではないと思う。
但し、フェリーニは60歳超えて一気に衰えたのに
イーストウッドは年取ってから、若いときよりも格上の傑作を連発しだした。
最新作も傑作らしい。イーストウッドも意外だけど作品ごとにスタイルを相当変える。
参考
フェリーニ、チャップリン ルネ・クレマンはキネマ旬報 年間一位3回
甘い生活 サテリコン は一位とっておかしくなかったけど確か2位あたりだったと思う。
道 81/2 アマルコルド が一位。 カビリアの夜も2位あたりだったかな?
必要なら後で調べます。
権威や格付けが好きなんだね
監督としてのイーストウッドは、ラオール・ウォルシュードン・シーゲルと繋がる系譜で
ジョン・フォードの系列なんかじゃないよ
それにキネマ旬報の年間1位の回数などなんの意味も無い
2000年度のキネマ旬報ベストテン1位「スペース・カウボーイ」を
その年で最も優れた映画だったと今でも考えている奴なんて
どのくらい存在すると思う?
キネ旬は目安でしかないと思うよ、それも初心者のための。。
映画を見始めた頃の自分がそうだった。
個人的には、映画の可能性を広げた映画が優れた映画だと思う。
ダリオ・アルジェントのprofondo rossoとかsuspiriaとか、フェリーニの影響受けたと思われるシーン散見されますね。
239 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/12/27(土) 00:18:13.16 ID:dKqyS3x4
ダリオ・アルジェントって娯楽映画作家だよねぇ・・・
全然関係ないけど
フェリーニの映画コンテって巧いよねぇ。
元々カリカチャァを描いていたから達者。
昔この人はせいぜい中卒とかかってにおもってたことあったので
ローマ大学にはいっていたのでマジでびっくりした。殆ど全くいってなかったらしいけど。
同じように思っていたのが、アンジェリーン・ジョリー。かってに不良少女あがりの叩き上げとおもってたら、
名門の金持ち高校からニューヨーク大。さらに驚いたのが、アクターズスタジオにいたこと。
241 :
無名画座@リバイバル上映中:2014/12/27(土) 04:32:46.71 ID:BiiPY0GU
まぁ映画館で見る『道』と家の50インチくらいの画面で見る『道』は全然別物だね
ただ吹き替えされてるならテレビ画面でも字幕の映画館と一長一短と言えない事もないけど
字幕なんか読んだってキ印が突然垂れる能書きやジェルソミーナがだんだんおかしくなっていく
あたりがどうもピンとこない、小松方正と市原悦子の吹き替えは秀抜泣ける
小松方正の粗暴な声
ジェルソミーナが「ザンパーノが来たよ」と街ふれ歩くシーンや「キ印が変だよ、キ印が変だよ」という市原悦子の声は
今も耳に残っている
ただ画面から伝わる情感みたいなものはテレビだとまるっきり消えてしまうな
イタリアの大学は一般的に入学試験がありません。
入学試験がなく、ほとんどの大学が国公立であるため、
ハーバードや東大といった、名前だけで尊敬のまなざしで見られるような大学はありません。
243 :
無名画座@リバイバル上映中:2015/01/11(日) 22:36:28.71 ID:bAn2ro3S
アニタ・エクバーグさん(スウェーデン人女優)11日、イタリア・ローマ郊外の病院で死去、83歳。
スウェーデン南部マルメ出身で、1950年に「ミス・スウェーデン」に輝く。渡米して雑誌のモデルを務めながら、
幾つかのコメディー映画に出演。イタリアの巨匠フェリーニ監督に見いだされ、「甘い生活」(60年)のヒロインに抜てきされた。
エクバーグさんがローマの観光名所「トレビの泉」に入るシーンは有名な場面の一つとなった。「甘い生活」でフェリーニ監督はカンヌ国際映画祭の最高賞(パルムドール)を受賞した
244 :
無名画座@リバイバル上映中:2015/01/11(日) 22:59:15.62 ID:QYRy5DbC
245 :
無名画座@リバイバル上映中:2015/01/11(日) 23:42:40.01 ID:QYRy5DbC
映画『8 1/2』『甘い生活』などでおなじみのイタリアの巨匠、
故フェデリコ・フェリーニ監督が生前に選んだトップ10作品が明らかになった。
Open Cultureが伝えている。 順位は以下の通り。
1.『サーカス』、『街の灯』、『チャップリンの殺人狂時代』 チャールズ・チャップリン監督
2.マルクス兄弟の全ての映画作品、ローレル&ハーディの全ての映画作品
3.『駅馬車』 ジョン・フォード監督
4.『羅生門』 黒澤明監督
5.『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』 ルイス・ブニュエル監督
6.『2001年宇宙の旅』 スタンリー・キューブリック監督
7.『戦火のかなた』 ロベルト・ロッセリーニ監督
8.『鳥』 アルフレッド・ヒッチコック監督
9.『野いちご』 イングルマール・ベルイマン監督
10.『8 1/2』 フェデリコ・フェリーニ監督
あー、それ貼ろうと思ったのに。先を越された。
>>246 そのベスト10、後年?のセレクションでは、自身の映画は「インテルビスタ」
を入れていたと記憶しているが・・・
MIXIのフェリーニのコミュ、無くなったの?
250 :
無名画座@リバイバル上映中:2015/02/15(日) 16:12:31.35 ID:2cW/oe22
凄いベタだよなぁw
ただ、4位以降の
巨匠作品でも新しいほうの監督は、「幻想的・超現実的作品」が多いね。どれも。
アルフレッド・ヒッチコック監督はめまいでなく「鳥」という点で、超現実志向が強いほど魅かれるんだね。
ベルイマンの「野いちご」も例の幻想的な夢や回想の部分あるし。
81/2は野いちごの影響大きかったろうね。2001年宇宙の旅のぶっとんだ形が
後のサテリコンとか、ローマに影響してんだろうな。.『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』は
フェリーニ系列の作品だし。黒澤の幻想的観念作品だよね、羅生門は。
駅馬車好きなんだとか思ったな。活劇作品作ってないのに。
チャップリンとマルクス兄弟は、フェリーニの道化師好きとつながってる。
でも、フェリーニ作品にチャップリン マルクス兄弟の影響あるとしたら、
初期の道とカビリアの夜 以外、あまり感じないな。
ベルイマンとキューブリックは、もろに、フェリーニ中後期映画に影響与えた気する。
フェリーニ ベルイマン キューブリックの3人は無神論者なのに、神の存在を感じさせるね監督。
この中で、戦火のかなたは通しでみてない。
途中だけ見た記憶はある。
凄いベタなヤツだよなぁw
邦題が変だけど。悪魔の首飾りが好き
254 :
無名画座@リバイバル上映中:2015/03/04(水) 18:40:43.94 ID:itOW8VIM
>>246 みてると
フェリーニが晩年、傑作をとりにくくなった
理由がわかる気がする。
王道すぎるんだよな。ひねくれたところがない。
あえていうならブニュエルが少し違う気するけど。
ブニュエルは最後の最後まで衰えなかったな。
ベルイマンもそうだった。ヒッチコックも最後の2作は復活してたね。
もういい加減に「巨匠」っていう点だけで映画を比較するのは止めなイカ?
256 :
無名画座@リバイバル上映中:2015/03/04(水) 21:51:32.85 ID:itOW8VIM
実際、巨匠クラスと
それ以下の作家が作った映画は
相当に差あるよ。
レベルが違う。
今のイタリアで、フェリーニ・ヴィスコンティ・アントニオーニ・パゾリーニ・ベルトルッチ級の作家は皆無。
フランスでも、トリュフォー、アラン・レネ、ルイ・マルクラスの作家もいない。
米国は巨匠の宝庫だけど、現役でかろうじて、マーティン・スコセッシ、イーストウッド、がいる。
コッポラは現役だけど作品は見る影もないしな。
コーエン兄弟、D.フィンチャー、クリストファー・ノーランとかいるけど
さすがに、キューブリック、ヒッチコック、ジョン・フォード、ウイリアム・ワイラー といった作家クラスではない。
ロベルト・ロッセリーニて多分3本しかみてないけど
そんなに凄い監督なのかな?
ぴんとこない。
258 :
無名画座@リバイバル上映中:2015/03/05(木) 03:06:42.81 ID:kTiJ6pOz
ここほんとかよ。
フェリーニとかいって無理してみてるんと違うのか?
「道」はたしかに面白いが、81/2とかまず一般人は無理だ。
タルコフスキー並に難しい。ここにいる人はよっぽど頭のいい方達なんですね。
ビスコンティのほうがよっぽど分かりやすい。
その調子でがんばれ
イタリアでは
フェリーニは滅茶苦茶人気あったんだよな。
国民葬だっけ。
イタリア人は、フェリーニ 理解していたのかな?
マストヤン二は今の人はフェリーにすら知らないといって嘆いてた
今のイタリアを代表する監督って誰?
ナンニ・モレッティとかその辺り?
>>258 フェリーニは多感な中学生くらいの時に観ると、意味は分からなくても
圧倒される。
意味は、大人になると分かってくる。
>>257 ロッセリーニはフェリーニにもアントニオーニにもパゾリーニにも
影響を与えていますからね。