【Ridleyは】ブレードランナー【指折るのが好き】10
暗喩的なもので簡単にいうと、西洋社会には聖書の思想が根底にあって、それらが作品の思想に反映されてる。
「神は自らに似せて人間を作り、そして休んだ」というところから
人に似せてレプリカントを作ることで、人が神の領域に達したことでの
おごれる文明がどうなるか(科学は発達していても酸性雨が振り続け人は生きにくい時代になってる)を描きつつ、
その人間自身は、身体の不具合が有り老人症を患っていたり
メガネで補ったり杖をついたりしていて
聖書で、神が休んでいなくなり人間がエデンの園の外に出て繁栄したのと同じように
人間はやがて滅び去り、レプリカントの時代が来るのを暗示している。