1 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/02/15(木) 00:35:56 ID:DTPG+ezn
リドリー・スコットのデビュー作にして最高傑作
2 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/02/15(木) 00:41:16 ID:caM0H6YJ
2get
三つ編みワロス
3 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/02/17(土) 14:51:05 ID:Bx9kCoJX
ストーカー映画
4 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/02/18(日) 22:20:19 ID:WRc6aHur
観た人が少なすぎ
5 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/02/19(月) 10:03:22 ID:xizthMrY
H・カイテルかっこいい。馬鹿っぽいがw
肩の肉プラプラ
ナポレオン関連映画でワーテルローについで好きだな。
金もないのによく調べたよ。
「男と女の分かれ道」「籠の中の鳥」「失脚して左遷される男」とか
ことわざが映像化されている。あちこち工夫して撮ってる
8 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/02/20(火) 10:41:20 ID:dTXZOXGV
バリー林ドンより好き
9 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/02/20(火) 10:51:08 ID:7cW5/TeQ
キース・キャラダインの行く先々に
ハーベイ・カイテルが、「決闘だ、決闘だ」と出て来たのが笑えた・・・。
さながら、ピョコタンピョコタン出て来る、もぐら叩きのもぐらみたいだった。
10 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/02/20(火) 14:44:44 ID:QJD21crG
キューブリック ぽいなぁと思っていたら、リドリー・スコットが多大な影響を受けていたんだね。
過去に一回しか見ていないが好きな映画。
ドロー!!モンスターカード!!!!111111111111
キューブリックの未成の企画ナポレオンをかなり意識しているのかな。
カイテルがラストでエルバ島に配流されたナポレオンのイコンをなぞっているし、
キャラダインが温厚な正統派のベルナドッテ伯の幕僚になるので判るとおり、
「正統と異端」「情熱と理性」の2極端をきちんと表現している
台詞の一つ一つが、ナポレオンについての百科全書的な含蓄に富んでいるんだよね。
映像、美術、コスチュームが素晴らしい。
7回くらい観たな。
この映画のBGMと「Glora」という曲が似ている気がする。
15 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/03/12(月) 22:41:00 ID:TEyFKTPe
今日秋葉原に、デュエルリスク(おそらく市販の高級そうなの)
つけて、デュエルしてるやついたwwwwwwwwww
16 :
янгδ。:2007/03/14(水) 10:39:15 ID:3y6Qcvnq
二百三高地という映画を見たのじゃが
乃木初顔見世のシーン(新設第三軍司令部)で乃木敬礼中、参謀が中途で挨拶をやめ着席
乃木が敬礼しているのに気づきあわてて敬礼しなおすシーンがある。
これはアルモン・ヂュベール初登場シーンを参照したのではなかろうか。
実際、肋骨服とかの関係で、軍装が重なるし
18 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/03/22(木) 23:38:46 ID:lEvhcQGV
初めて観たんだがものすごくいいじゃないですか。
絵画のような雰囲気にシンプルなストーリーと人間臭さが引き立って。
今観ても見劣りしないですね。グラディエーターなんかと繋がるものがある。
フェローのイッてる目つきで追いまわす様は笑えるほどに鬱陶しくて
実は愛すべきキャラだとデュベールは気付くのねw
19 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/04/14(土) 00:25:21 ID:uny3khtr
滝本誠もこの映画を絶賛したそうな。
20 :
おぼろ月夜:2007/04/14(土) 06:29:05 ID:9GVhsAyz
この映画漏れは先月見た。アキバへ行くと、中古DVDが800円で売っていた
ので買ってみたのだ。とにかく映像が美しい。ただ、やはりというか話が単調。
話が単調なので、佳作程度に見えてしまう。カイテルが行く先々に現れるが、途中
からキャラダインの方も彼を求めている感じだ。これは、実話というが、実際はどういう
人たちだったのかな?
DVDにはおまけで、短編「少年と自転車」がついていたが、おそらく自主映画だった?わりには
よく出来ていた。タッチが若い頃のポランスキーに似ていた。主人公を演じたのが、トニー・スコット。
監督の弟だ。この人もその後監督になった。
21 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/04/15(日) 11:46:52 ID:XkNFTNsE
中隊同士で隊の名誉をかけた決闘ってのは、しょっちゅうやっている。
そのなかで10年越しだか20年越しの対決もあって、
それをネタに創作小説にしたのがジョゼフ・コンラッドのザ・ヂュエル(決闘)。
ポーランド移民の英国船水夫だけあって、フランス革命を暴力による正統の簒奪として
カイテル役のなりあがり士官を「私生児が歴史の表舞台に躍り出た」
「革命が無ければ村の鍛冶屋が似合い」と罵倒し、
正統貴族(の側に所属する)温和なキャラダインの価値観を称揚している。
リド・スコはそれをさらに進めて、ナポレオンとベルナドッテ、正統と異端に目配りし
ナポレオン伝説そのもの象徴のような映画をこさえたわけ。
ナポレオニックマニアにとって、ボンダルチュクのワーテルローと並んで
ナポレオン映画の傑作だと思うけどな
これに比べたらグラディエーターなんて駄作なんだけど、
なぜかアカデミー賞とっちゃったり、信者が出来ちゃったりしてるんだよな。
いや駄作じゃないけど。グラディエーターはシェイクスピア的な物語。
デュエリストに通じる二人の男の物語でありながら、全く違う映画を作り上げている所に、
リドリーの面白さがあると思うよ。デュエリストがもっと評価されるべきなのは同意。
シェイクスピア???
やってることは水戸黄門、暴れん坊将軍と大差ないけどな。
陳腐でゆる〜い内容を観客が望むように見せてるだけ。目新しいものは微塵にもない。
存在価値さえ危ういってのがほんとのところだぞ。
TV時代劇と同様にポケ〜っと観る分には、それなりに楽しいモンだけどな。
俺の聴いた話では、シェイクスピアいうのは明治期坪内逍遥が捏造した
実在しない人物らしいね。
イギリスに旅行したとき「シェイクスピアあ?知らぬな」「グローブ座?
あれはアメリカ資本の野球の道具を作る工場だよ?」といわれた時、腰が抜けたな。
それを踏まえた上で、オージーの暴れん坊が
アウレリウス帝の皇帝就任要請をのけて結局、妻子を含めわが身を滅ぼす傲慢あるいは愚かしさ
(道理でななく道義を優先させ身を滅ぼすのは忠臣の謙虚とは沙翁ワールドでは言わぬ)、
近親相姦願望の皇子が、父親に「どうして私の誠意を判ってくれぬのだ」と父親殺しに至る泣き言
(人殺しにも三分の正義は沙翁ワールドの売り文句)あたりの大筋は、
シェイクスピア的とも思えるけどな。
ただ、その大筋を入れて、あとはセシルBデミルばりの競技場のハリウッド史劇大作に流されるのは
資本の論理というべきか。
「BHD」でも、ラストのマラソンで黒人観衆が嘲るシーンを入れるのがリドスコの精一杯の英国流。
あれば米人監督だと「エネミライン」「ティアズ・オブ・サン」になってしまう
>>26 その資本の論理云々は違うと思う。ハリウッドだからじゃなくて、実際にあの巨大コロシアムで
人間が殺しあう様に観衆達が熱狂して楽しんでいたという歴史的事実が興味深いのであって、
グラディエーターはそれを見せてるのよ。ハリウッド的エンタメを作りたかったのではなく、
当時の死のエンタメとその世界をそのまま現代の観客にも見せたい・感じてもらいたい訳。
特定の世界を観客に見せたい・感じさせたいというリドスコの徹底した姿勢は、それこそ
デュエリスト・エイリアン・ブレランからグラ・BHD・キングダムに至まで不変。
コロシアムも含めて、古代ローマ世界の栄光、巨大さ、富と残酷の栄華を
スクリーンに再現したかったんでしょうね。
グラディエーターの製作ムック本買いましたが、競技場の元ネタとなった後期ロマン主義絵画
(実際より数倍華やか)があって、これにレニ・リーフェンシュタル、30〜50年代ハリウッド史劇
がいろいろからみますが、リド・スコのいいところは「歴史感覚」と称すべき
歴史そのものへの愛惜があるっちゅうところでしょうかね
おそらく「バリー・リンドン」OPの
神の裁断の響きというべきヘンデルのサラバンドを明らかに意識していると思いますが、
「デュエリスト」のハワード・ブレイク作曲メインテーマ、素晴らしいです。
あの震えるような沈鬱なテーマがかかり、
「デュエリスト・ディマンド・サティスファクション。ジ・オナー・イズ・何とか」
(デュエリストは貪欲でその名誉の観念は特殊だ)とNa.がかかると
小生はその素晴らしさに、いつも堀越孝一教授が『中世の秋』後書きで書いた
「歴史を現存する何かの繰り返しでなく、もう二度と再現できない厳しい完了」という言葉を
思い出しますね。
その通りなのです。映画「デュエリスト」はナポレオン時代というもう二度とは無い歴史の瞬間を
細心の注意で再現した「歴史感覚あふれる映画」だと思いますね
確かにリドスコ作品は全く見た事の無い時代・場所なのに
さもそこに住んでいるかのような雰囲気を感じさせますね。
かつて存在した今ではまかり通らない道理というか状況の魅力を
感じさせてくれる。
バリーリンドンすれで、延々「完璧な映画だ!」「美の固まり!!」
「キューブリックは物語でなく映像で語る!!!」とかほざいている奴らは
なぜこっちにこないのだ。
スノッブめ・・・
32 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/06/10(日) 09:33:58 ID:7+jr8GT9
age
33 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 18:09:16 ID:0dJPebG0
映像美すげーなコレ。
デビュー作とは思えん
>33
そうでしょう。そうでしょう。
ただのチャンバラ映画と評した某評論家がいましたが、
全く何処をみているのかと。
ラストの朝日、圧倒的です。
35 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/09/30(日) 04:07:59 ID:1Z96a0K/
数年前に、ある映画館で深夜オールナイトのリドリー・スコット特集みたいなのがあって、
それで上映されたのがエイリアン、ハンニバル、ブラックホーク・ダウンという
血なまぐさい三本立てだった。これもいいんだけど、他の映画でもやってほしい。
デュエリスト、1492コロンブス、白い嵐の3本でおねがいします。
ラストのあれは、エルバ島に流されたナポレオンのイコンだから。
先日、1492DVD、やっと入手したけどこれもええわ〜。
カステリアの羊牧風景、火刑審問、グラナダ陥落のスペクタクル、
ムーア人のこさえたアルハンブラ宮殿。
正直、メフィストフェレス髭の財務大臣とかファッションとか、
リドの美意識の関係で、16〜17世紀の絵画からの引用になるから
微妙にズレているんだが、すばらしすぎ
37 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/10/04(木) 03:19:14 ID:OTnU3PWW
遺作って感じのする映画だな。あまりにも洗練されすぎてる。
これ撮ったとき40歳らしいけど、現在の活躍見てると、若い人だな。
多分性格的にかなりしつこい人なのかな。今回のブレランもそうだし。
家には、ブレランソフトが何種類もあります。いつになったら終わるのか。
今年40歳になる・・・
ハーヴェイ・カイテルさんとの出会いは、弟が「がんばれタブチくん」見たいって言い出して、つきそいで見に行ったんです。
同時上映はスペースサタンでした。
わけわからん映画だし、ファラ・フォーセットさんがほいほい脱いでた気がして、弟に「目を瞑れ」と言った記憶があります。
俺は見てましたが。
中学生になってブレードランナー(同時上映MADMAX2)見てスゲーと思ってスコット監督にハマリました。
高校生の頃にテレ東でデュエリストがテレビで放映されたんですよ!
勿論ベータ2で予約録画して、帰宅してドキドキしながら見ました。
「あっるぇー・・・・スペースサタンの人・・・・かな・・・」
やばいと思いつつ見ながら最後にはマジ泣き。
後にロシアのあたりがバッサリカットされてたと知って、輸入LDに手を出しました。
DVDも買ったけどLDの画像の方がしっとりしてる気がします。
ジャケットのデザインもLDの方がいいです。
傑作age
え?ロシア(スコットランドのスキー場ロケ)ってどれくらいカットされているの?
デュエリスト・フリークの我輩として聞き捨てならぬ!
CICのビデオを舐めるように見て、洋版DVDが発売されるや即アメリカamazonに発注。
サントラCDもシネスクエア東急のパンフレットも持っているが
不覚にもLDだけは、存在すら知らなかった
テレ東が放映の際、カットしたってことだろ?
>テレ東が放映の際、カットした
そうか、すまぬ。そうだな。
こんな地味な映画、好きな奴がいるのかと驚いて慌ててしまった。
1812年が省略されると、1806年からいきなり
1814年くらいまで話が飛ぶのか。それも大胆だ
43 :
ガルダス:2008/03/26(水) 18:17:08 ID:Ih2GHnMk
自主制作で、モーションコントロールカメラ使ったり、
サンダーバードみたいな、模型のコマ撮り(内容はガンダム・・かな)
してる、ニコニコ動画じゃ叩かれっぱなしだが、購入者の意見聞くと
DVD特典のメイキング褒めてる人はいる。ま、人それぞれだ、「ガルダス」
↓
http://gurudass.xxxxxxxx.jp/
44 :
無名画座@リバイバル上映中:2008/06/19(木) 15:32:05 ID:yk5Tckel
酒場で不運にもまた出会ってしまうシーンは
苦手なイジメっ子から逃げたい、でも逃げられない、えーいクソッ!どうにでもなれ
という過去の苦い記憶がよみがえったw
ロシアのシーン、コサックみたいなのを二人で撃退した時
決闘するつもりはなかったんだよね。決闘するつもりだった?
「次回はピストルで?」というセリフからして、
また介添人のいないことから、そこで決闘するつもりはなかった
と思うんだけど。
それから二人が分かれてデュベールがフラスクの酒をあおったあと、
砲車だか馬車だかの車輪にもたれている男をデュペールが
愕然として見つめていたけど、あれは誰だったの?
保守
これ撮影時はスタンダードで撮ってるね。
で、上下トリミングしてビスタで上映・・かな(劇場で観てないから知らん)。
昔出てたLDはスタンダードで収録してて、上下の情報量がDVDより多いんだよね。
最初にフェローがデュベールに腹を立てたのはなんで?
そのサロンに出入りしていたことを同僚に知られたくなかった?
サロンの女主人と関係でもあった?
それともサロンで恥をかかされたと感じたから?
婆ちゃんと一緒にデュエリストのDVD見てた。
婆ちゃんチャンバラ好きだし。
1時間過ぎた頃、婆ちゃん怒り出した。
「おまえはこんな喧嘩してばっかの映画見て楽しいのか!!!」
婆ちゃん・・・・