1 :
無名画座@リバイバル上映中:
2 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/04/30(日) 06:05:28 ID:fBZHozdX
ワルキューレの2GET
3 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/04/30(日) 10:24:24 ID:M1iclHg6
マックイーンの黙示録が見たかった
4 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/04/30(日) 10:41:36 ID:Rf0M8BjX
4ならプレイメイトとムフフ♪
5 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/04/30(日) 11:01:40 ID:ta7unWb+
観ないと思ったら、前スレ落ちてたのか・
6 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/04/30(日) 15:17:21 ID:zujrIjy2
ハーベイカイテル版はどんな感じだっただろう
7 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/04/30(日) 15:25:50 ID:wjkIyj/Q
特別完全版はいらないと思う。
地獄の黙示録LITEきぼん
ワルキューレ終わったらすぐカーツ帝国
9 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/01(月) 03:56:03 ID:HxlLtAkk
>特別完全版
おかげで映画館で見れたのでヨカタ
序盤での遠くからのナパーム弾の地響き忘れられん
10 :
青春のアナルファック ◆zxw36P01vw :2006/05/01(月) 06:04:53 ID:/OeeAmJG
特別完全版しか見たことねーな
完全版のプレイメイト再会シーンは期待してたけどはっきり言って蛇足だった
慰問ショーで踊ってる美人は出てこないし
12 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/03(水) 00:37:27 ID:pGi/HNGA
公開版のほうがよい
13 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/03(水) 15:27:36 ID:covrO9Xj
完全版のムダなシーンばかりなのを観て「これじゃ制作費足りなく
なるワナ」と思った。
14 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/03(水) 15:31:47 ID:Mmzhm0Dm
完全版の評判悪いけど、完全版見た後に初回版見ると
いろいろ分かりやすくていいと思うんだけど。
15 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/03(水) 16:24:08 ID:8LaVWgRF
完全版観てあらためて傑作だと実感した。完全版の方が好き。
完全版を以ってして、演出や映像スタイルの完成と調和を
見た気がする。だって、切り刻むとコッポラ必ず失敗するんだもん。
制作費足りなくなる程物量でグイグイ押し捲るこの迫力、CGじゃとっても無理。
キルゴアの狂気はワルキューレの音楽と共に何度観ても興奮する。
あ、「ワン・フロム・ザ・ハート」も傑作になり得る原石感じるだけに、
何も引かない完全版作ってくれないかな?。
16 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/03(水) 22:41:22 ID:JSiRBkij
フランス人農園とプレイボーイマニアのとこはともかく
プレイメイトと再会のシーンはいらない。
ヘリの中にある死体、意味がわからない。
17 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/04(木) 00:17:08 ID:2mRvWukM
逆に混沌さが増してて興奮する。現場でのパラノイアな状況も伝説に
なってるだけに、それが更に画面に滲み出てる気がする。
内容的なカオスとも相成って非常に興奮するな。一緒んなって川を進んでる
錯覚に陥る位雰囲気のディープさに輪がかかってる。何度観ても出くわす
シークエンスの数々が鮮烈に迫ってくる。全く総体化できない不可思議さが
確実に深まってる。
18 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/04(木) 00:48:33 ID:ET3Ut5gq
17は一体何が言いたいのかワケワカメだな
17は頭の中が混沌としてる模様
20 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/04(木) 10:55:06 ID:qFXSeURi
この映画で好きなセリフは、民間の雑貨運搬船の全員銃殺のシーンで
「弾(タマ)をガンガン撃ち込んで、後でバンドエイドをくれてやる それがアメリカの遣り方」と語るところ
似たようなシーンとしては、「プライベートライアン」で、戦場で鉢合わせしたドイツとアメリカ軍が、怒鳴り合ううちにドイツ軍を全員銃殺
部屋中血だらけの中でアメリカの衛生兵がさっさと治療する
アメリカ映画みてると、武装していても民間人は撃つなとかの「ブラックホークダウン」
女性子供老人を撃つな 負傷兵には最低の治療 捕虜の待遇にはジュネーブ条約の遵守とか
まあ教科書どおりの対応でも実際はウヤムヤとか
イラクのアズグレイブ収容所での虐待とかも ベトナム戦争中に北ベトナムのベトコンの女性容疑者に電気ショック与えて
拷問してた記録映画もあったけど 結局アジア人とか有色人種に対する偏見とヘンな騎士道精神の現われ
この映画ほど、音楽が効果的に使われている映画を他に知らない。
冒頭の場面
ヘリのプロペラ音に混じり「The End」のイントロが静かに始まる…。
ジム・モリスンの ♪This is The End… の唄い出しと同時にナパームによって森が燃え上がる…。
この場面だけでもう鳥肌モンじゃねえ?
>>21 小さい頃にテレビでこの映画見て、なんか冒頭の風景と音楽だけおぼろに記憶してて
大きくなってからそれがまた見たくなってレンタルした
子供心に強烈だったんだろうなと思う
23 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/04(木) 12:40:52 ID:2mRvWukM
この映画、まだ企画段階だった時、コッポラはまだ無名だったルーカスやミリアス等
当時の仲間共々海兵隊に志願して、実際の戦場でゲリラ的に撮影する事画策してた
らしいね。「みすみす死にに行ってどうすんだ」ってアッとゆう間に話
潰されたみたい。物凄いアイディア。
24 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/04(木) 13:35:40 ID:9DajZO3A
公開版は「好きだけど映画としては……」という印象。
完全版観てやっと「傑作だ!」と言えるようになった。
でも、公開版の爆発エンディングは好きだった。
25 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/04(木) 18:05:02 ID:bfhHIHTF
北野たけしもそうらしいが、昔観た時映画館で寝てしまった(長すぎて難しくて)
でも、年取って完全版は真剣に観れた。
>>25 たしかに
俺ものんびりビール飲みながら観てるとたまに寝ちまうことがあるな。
>>21 劇場で観たときマジで鳥肌立った。細かい事はともかく、ドアーズの
「The End」を引っ張ってきた時点でこの映画は神の座決定。
特別完全版は面白かったんだが、映画館で3時間半座りっぱなしで見たのはさすがに苦痛だった。
コッポラは反対するかもしれんが、休憩が欲しかったな。
29 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/05(金) 14:47:36 ID:UAhrWoj4
ロケ地には当時、映画の撮影のために開拓された
跡地がいくつもあって、住民がその跡地にすんでた。
アポカリプス不動産が分譲いたしました
ドアーズのモリソンってUCLAでコッポラの同級なんだってね
んで父親がトンキン湾事件当時の米国海軍副指令官
因縁深い世界だよな
32 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/06(土) 17:15:18 ID:3uXxQmP0
ちっちゃなわんこはどうしちゃったんだっけ。
なかでしんだのでは
ベトコンからの攻撃を受けてるときにいなくなっちゃったんだよね…。
あのヤク中サーファーが
「犬は! 俺の犬はどこだ!」って必死こいて探してたけど見つからなかった模様…。
河に落ちちゃったのかな。カワイソス…。(´・ω・`)
あーでも河に落ちたのならチャパチャパ泳いで岸に上がって無事かも。
上がったらプルルルルッって胴震いして。
サンパンにのってたかわいいベトナム人はどうしちゃったんだっけ。
なかでしんだのでは
恐怖だ 恐怖だ
あーでも河に落ちたのならチャパチャパ泳いで岸に上がって無事かも。
上がったらプルルルルッって胴震いして。
お母さんのボイスレターを聞いてたクリーンはどうしちゃったんだっけ。
41 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/08(月) 22:29:24 ID:V2HBQW4R
クリーン役の人ハリガネロックの目離れてる人に似てる
>>40 この間、ザイオンで演説しているの観たよ。元気にしてたみたい。
その後はミスティック・リバーの事件の捜査をしたり、要塞警察から逃げ出したりして
忙しくしているって聞いたけど。
>>40 あの人、肉襦袢着たみたいに太ったね。
それとも黙示録の時はCG使って細く見せてたの?
44 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/09(火) 01:52:27 ID:S+ttOIfG
クリーンて黙示録の時はまだ15歳だったんだよ
未成年だから色々誤魔化して撮影に参加させてたとか
45 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/11(木) 22:16:57 ID:7cMAAPC/
ランス役の人は今何してるの?
クリーン役の人の中に入ってサーフィンしてる
47 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/11(木) 23:59:38 ID:wDpTsQYi
>45
ちょっと前までブッシュ役を公演してたよ。
48 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/12(金) 13:38:30 ID:YKM9ladT
クリーンがストーンズの「サティスファクション」に
狂喜するシーンが初回版では初めの方にあったのに
完全版では後半になっていたのに違和感を覚えた。
49 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/12(金) 14:00:39 ID:et/Vj69f
>47
ブッシュ役はティモシー・ボトムズでしょ。
サムはティモシー家の兄弟のひとり。
50 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/12(金) 23:03:53 ID:vbQjAF8g
ランスの人は今も細々と役者人生続いてるみたいだよ
それにしてもランス、チーフ、クリーン、シェフ と無名役者の中からよくあれだけ発掘したもんだ
チーフの人は前にレギュラーで「アリーマイラブ」に裁判長役で出てたね。クリーンと違って昔とそれ程変わってなくてほっとした。
>>51 判決文を読み上げる途中で傍聴席から飛んできた槍が刺さったね。
53 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/15(月) 01:21:46 ID:cq9OGdBc
この映画のプレイメイト慰問シーンとベトコン村の空襲シーンは
全戦争映画中の白眉だとおもうな
音楽もハマりまくりだ
刃の上を
>>53が
のろのろと
這っていく
そして死なない
55 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/15(月) 03:08:01 ID:fxWUcSKb
ワルキューレの音源をショルティVPOの64年盤を使ってるのがミソ。
キューブリックも2001年のツァラトゥストラはベームBPO(59)で、青きドナウのほうはカラヤンBPO(66年)だし、映画監督はクラシックオタが多いな
わしゃ、特別完全版の方が良いと思ったよ。
オリジナルは前半のスペクタクルシーンと後半の川登りのバランスが
なんともぎこちない気がした。
プレイメイト慰安シーンも、いたずらな見せ場のように思えていたのが、
特別完全版で輪郭がハッキリしたように思う。
それに何と言ってもベトナム戦争の当事者であるフランス人入植者を
出すことでアメリカの空振り具合が鮮明になっていた。
この空振り具合と、それに翻弄されて狂気に走ったカーツの対称により、
やたらと思わせぶりだったラストに、浄化作用というか、
幕切れのポイントできたと思う。
仏人農園のシーンはベトミンと先のインドシナ戦争に触れたのはいい視点と思うけど
ディスカッションするフランスの役者がいまひとつなのが惜しいね
女優のオーロール・クレマンは良かった
「このシーンは無かったことにする」
確かにフレンチプランテーションのシーンは役者がイマイチだったような気はする。
でも画面の美しさは凄いよな。
いくら上映時間の問題があったとは言えあの美しいシーンを丸々カットしちゃったあたりに
この映画の贅沢さが分かる。
>>60 いや、あれは当時入れられなかったんじゃないかね?
あまりにベトナム戦争帰還兵などに辛辣過ぎて。
要するに、フランス人のつまらんエゴに端を発した戦争であり、
正義はおろか、民主主義と共産主義とのイデオロギー的対立でさえなかった、
と言っているようなもんだからね。あのシーンは。
カットしたのは単に尺の問題
>>62 尺の問題がある中で、カットするシーンの取捨選択の基準はなんだったか?
と言っているんだよ。
役者の演技が不満だったから
www.stereosound.co.jp/hivi/detail/bancho_132.html
APOCALYPSE NOW:The Complete Dossier
66 :
62:2006/05/17(水) 23:18:52 ID:/nBAnouQ
>>63 どのご発言でおっしゃったのですか?
発言番号を教えて下さい
行間を読んでほしかったんでは。確かに意味わからんけど。
尺以外にカットの理由があるとしたら、単に役者が下手で議論が妙にぎこちないからでしょ。
本当にうまい役者なら、あの説明的で入り組んだセリフもさらっと伝えれただろうけど。
68 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/18(木) 10:31:40 ID:ELtjMA7r
曲の使い方が素晴らしいよ
スージーQ、ジ・エンド、サティスファクション等既成曲を完全に場面と一体化させてる
フルメタでも既成曲使ってるけどどちらかというとBGM的な印象だから
69 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/18(木) 23:19:07 ID:cdNscKUy
オーロール・クレマンって確かルシアンの青春に出てた人だよね?。
いい女優。
フランス人入植者のシーン、コッポラ悲観するほど悪くない。
内容膨らんで豊かになったよ。破綻無く物語進んで往く感じ。
70 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/18(木) 23:30:24 ID:oZbOl0Aq
クレマンもいいけど当時のマーチン・シーンは本当に美男子だった。
最近ホワイトハウス見たら、太った宇津井健みたいになってて誰か気付かなかった。
71 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/18(木) 23:42:02 ID:E7ylIOoG
やっぱコンラッド読まんといかんかね?
原作の原作までとなると少々しんどいんじゃが。
フランス人一族との食事シーン
きつい夕陽のアンバーから日没後の柔らかいブルーへ変化してゆく
光と色での時間経過描写が心地よかった
73 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/19(金) 00:53:58 ID:bRkg9QbP
>>71 俺、気が狂いそうになりました。
「異邦人」以来の衝撃。
そうか、オーソン・ウェルズもこれ読んで気が狂ったんだな
75 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/19(金) 18:33:44 ID:eJCtLkA9
人狂わす魔力あるみたいだね。コッポーラも狂っちゃタ。
しかしブランドのように元々狂ってる人間には通用せんようだ。
76 :
71:2006/05/19(金) 23:02:22 ID:hdJ/AbH8
やれやれ、読まねばならんようですね。
さいわいプロジェクト・グーテンベルグでDLできました。
気合いれて取り掛かりますわ
ベトコン村の空襲シーン以外つまらん。
あの妙な高揚感がたまらない。
岩波版原作は訳が古すぎて読解が辛い。もともとコンラッドの原文は難解らしい。
展開は概ね映画に沿った内容だったが、現住民により不法地帯と化した中継地(ドラン橋か?)の記述が冗長で疲れた。映画ほど派手さはないが、死に瀕したクルツ(カーツ)の描写は、デブランドのふてぶてしい演技と違い哀しいモノがあった。
原作を読むと、いかにアレンジしたとはいえ俗の固まり(なんか始終果物みたいなん食ってたw)みたいなブランドの起用はミスキャスト、この映画最大の失敗だと思う。
むしろRデュバルがカーツを演じた方が適役に思えた。
79 :
コッポラ:2006/05/20(土) 07:13:16 ID:UvY6mQeK
だって、あんなに太ってるとは思わなかったんだもん。
あれって反則だよなー。
80 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/20(土) 09:05:52 ID:G32pL1+u
>>77 あのシーン、死者とか重傷者出てないのかな?
運搬車爆発させて橋から落下させたりとんでるヘリ爆破したりしてるけど
一歩間違うと大惨事だよね?
82 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/20(土) 16:01:17 ID:6b7M7fAV
さすが、ルーカスの師匠w
83 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/20(土) 23:50:26 ID:RDa252Fy
>デブランドのふてぶてしい演技
原作無視して肥満体であらわれ、現場で散々ごねまくって撮影大幅に延長させて
延長分のギャラもしっかり請求してきたらしい。
84 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/21(日) 00:47:10 ID:qZ2gdQeR
>79
「人命は尊いが映画よりも軽い」とのことです。
たしか、コッポラは噂によると勝新に「カーツ」をやらせようと
考えていたこともあるそうだ。
もし、そうなったら
→ベトコンどもを居合いで瞬殺
→ついでに玉緒もついてきて
「ウィラードはん、あんた偉い苦労なさいましたなあ、
しかし打ちの亭主を殺めるのにはもっと苦労なさいまっせ
ぐふふふふ」とかいいそう。
>>84 ジェダイの騎士をミフネにやらせようとしたルー滓の親分らしいエピソードVだな
86 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/21(日) 18:41:04 ID:jo/hrygN
黙示録は最初の構想どおり、
カーツ大佐はジーンハックマンが絶対良かった。
ジーンハックマンならカーツのようなな軍人の経歴を十分演技できる
ハックマンは実際に海兵隊出身だし、戦場の狂気を演じるのは上手だ。
狂気の戦場でも海兵隊出身の片鱗は残ってる方がらしい。
マーロンブランドはひねりすぎで
軍人じゃなくてカンボジアの宗教指導者にみえる。
あの軍団が本当に最強の戦闘力がある兵士たちと
全然イメージわかない。
あれじゃオウム真理教の信者みたいな変なイメージが残るよね。
マックイーン配役以上に残念だ。
それならキルゴアをハックマンにやらして、
デュバルをカーツに…って線はどうだろう?
おれは、ブランドーは悪くないが、良くもないって評価。
>カンボジアの宗教指導者
>オウム真理教の信者みたいな変なイメージ
それでいいんじゃないかと思うんだが。
>>86は単なる軍ヲタ。この映画を語るにはふさわしくない。
89 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/21(日) 20:47:52 ID:jo/hrygN
>>88 この映画は戦争映画じゃないの?
なぜ軍オタではいけないのか。
基本的に、狂気の度合いはキルゴア=カーツだと思う。
サーフィンにのめり込むのと、
カンボジア人部隊にのめり込むのも
狂ってる意味では同じ。
>>89 88じゃないが。
こう言っちゃ悪いが、軍ヲタが映画を語るとロクなことがないから…、だろうな。
と言うか、少なくともこの映画は軍ヲタが語るべき映画ではないと思うよ。
原作が第二次大戦を舞台にしてるところをベトナム戦争に置き換えている時点で
けっこうな歪みが出ているらしいからね。
なにしろカーツの軍団云々以前に、ベトナム戦争においてこの映画の主役である
ウィラードのような存在がいたのか、さえかなり危ういでしょう?
92 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/21(日) 21:59:44 ID:Ho9p9JH+
ダスティンホフマンはロバート・デュバルのキルゴアがオスカー獲らないのは
おかしいって言ってたね
93 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/22(月) 00:15:13 ID:J4sCPWep
こういっちゃ悪いが、映画オタが文学語るとロクなことがないなwww
Heart of Darkness は1899年の作品なんだから
2次大戦が舞台なわけないでしょ。
28 :無名画座@リバイバル上映中 :2006/01/21(土) 20:46:08 ID:il3IPgqN
確かジョセフ・コンラッドの小説「闇の奥」は北アフリカ戦線が舞台
だったと思ったけど、これを映画化したコッポラの「地獄の黙示録」は
舞台がベトナム戦線に変わっちゃったよね。やはり時代的に北アフリカ
戦線ってもう遠い過去でリアリティなんて持たせようがないんだと思う。
95 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/22(月) 00:33:35 ID:J4sCPWep
だいたいコンラッド自身が1934年に死んでんだから
2次大戦なんか関係ないって。
96 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/22(月) 01:01:12 ID:p7xPUZol
立花隆によるとカーツ軍団のモデルというのは
カンボジアの山岳民族に工作していたCIA部隊というのがあってそれが元ネタだそうな
カーツが暴走する設定は、あのマッカーサー元帥の暴走をダブらせてるらしい
ウィラードは、単に映画の為の設定と思うけど
コンラッドの原作は読んだ事ないからよくわからない
>>91 > ベトナム戦争においてこの映画の主役である
> ウィラードのような存在がいたのか、さえかなり危ういでしょう?
現実と映画を比べては馬鹿の一つ覚えで「現実と違う!」と言い立てるのが
軍ヲタのいちばんダメなとこなんだけどな・・・
>>96 カーツ軍団のモデルは多分、CIAの「ラオス」の山岳民族への工作だったと思う。
史実のCIA工作カンボジアじゃなくラオスだったと思う。
そして、そうすると旧軍の大本営作戦参謀の辻正信が
ラオス工作でベトナム戦争を一挙解決しようとした史実とかぶる。
旧軍の「作戦の神様」の存在がここで出て来る。興味深い
カーツのモデルだったCIA局員が
映画のように狂っていたのかどうかは知らない。
しかし、ベトナム戦争の真の解決のための工作として
正解の一つだった優秀な作戦の可能性もあるのだ。
99 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/22(月) 07:12:06 ID:3pyNzyPG
そして、朝鮮戦争のときのマッカーサーはそんなに暴走してないと思うけどね。
アメリカ人一般に大ショックだったとしたら、彼らのアジアの無知に驚きだ。
単に北朝鮮の中国人民軍に蒋介石の協力を仰いだだけでしょ、マッカーサーは。
満州に原爆云々は噂の類だ。
辻はゴミだろ。奴の無定見な大陸介入が日本を敗戦へ引きずりこんだ。
ラオス工作で停戦? どうやって?
それに、マッカーサーが噂に基づいて解任されたとでも言いたいのか?
おかしな人が出てきたな。暑くなってくるとこれだから。
>>100 辻がゴミなのかはともかく、辻正信がラオス工作したのは事実だ。
成否の可能性は知らない。
そして米軍のナパームとヘリボーンをつかった「サーチアンドデストロイ作戦」(キルゴアの作戦)
がそれほどベトナム戦争で有効に機能しなかったのも事実だ。
>>100はマッカーサーの解任後の上院公聴会を読んでくれ。
元帥は一度も満州への原爆攻撃など口にしてないぞ。
カーツ大佐のような米軍将校の現場にとって最も不満だったのは、
米軍「だけ」が戦場をベトナムに限定されていたという事だ。
ベトコンはどんどん隣国のカンボジアやラオスから越境攻撃するのに
米軍は国境を越えることができなかった。
だから、ベトナム戦争の解決は
結局はカンボジアやラオスを政治工作や不正規戦で挽回するしか方法が無いと考えた。
そんな米軍将校がいても軍事合理性はあったと思う。
それは北朝鮮軍がメインランドチャイナから越境攻撃していた朝鮮戦争ともかぶる。
マッカーサー元帥が蒋介石にメインランドチャイナをなんとかしようとしてみても
別に暴走でもなんでもない。マッカーサーにしてみれば当然の作戦だったと思う。
サーチアンドデストロイのことはぜんぜん聞いてないんだけど、何か頭の中で
声がしているとか?
上院公聴会の証言記録が歴史のすべてなら世話はないのだけれどね。
なぜそうやっきになってマッカーサーを擁護する?
見当違いの論を述べるのは勝手だが、やりすぎると贔屓の引き倒しになるぞ。
朝鮮戦争の場合は
北朝鮮軍=北朝鮮側についた中国共産軍のことだけどね。
102の言う軍事合理性を拡大解釈すれば、最終的には中国を敵に回すことになる。
マッカーサーは朝鮮戦争で同じことをやって懲りたはずなのに、ぜんぜん経験から
学んでいないことが明らかになった。大日本帝国がやった中国侵攻の二の舞だよ。
それが恐いから米国議会はマッカーサーを首にした。それが当然の処置だった。
地獄の黙示録の真のテーマは
サーチアンドデストロイ作戦で狂う=キルゴア
カンボジア内不正規戦で狂う=カーツ
結局は、アメリカ軍がベトナム戦争にどんな角度からのめり込んでも狂ってしまう
袋小路の戦争だったということじゃないのかな。
まあ、どんなテーマを映画から読み取るかは個人の勝手なんだが、ベトナム戦争に
とらわれると大事なものを見失うと思うよ。もっと普遍的なことを述べてる映画
だからね。
>>105のような考えがアメリカ政府の中心的な考えだったから、
確かにマッカーサーは首になった。それは事実。
でもアジアの戦争はアジアのルールがあった。
マッカーサーもしかしたらカーツも気づき始めていた。
もしかしたら皇軍兵士のシナでの戦いの価値を
最後は気づいた可能性すらあった。それが惜しいと思うのだ。
実際に元帥は解任後に、
「大東亜戦争は自衛戦争」とまで言って
日本の過去を全面擁護し始めたのもそういう背景が基礎があったと、
そう深読みもできてしまうのだ。
109 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/22(月) 08:05:33 ID:3pyNzyPG
そう考えれば、(深読みだが)
カーツの住んでた兵舎に妙に日本の調度品が並んでいたのは偶然だろうか。
カーツ大佐が殺されないでマッカーサー同様に解任されて議会証言すれば
マッカーサー同様に「大東亜戦争は自衛戦争」と報告するかもしれない。
アジアの戦争を最も体現していた成功例は旧日本軍だったかもしれない。
大戦を超えたアジア共産主義の危険性を更に追求する作品に仕上がったら面白かったのに、
とこんな深読みをついしてしまう、(w
110 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/22(月) 22:09:27 ID:FMMDd1Xn
111 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/22(月) 22:24:52 ID:I3cAQNJU
コンラッド原作の「闇の奥」(岩波文庫)のクルツは確かオルガニストなんだよね。
ちょっとシュバイツアーに似てるかなって思うけど、全然ちがう。
実在のモデルはいるのかな。
いま手元にないので正確に写せないが、
「土人の目から白人の文明を見ると、あたかも神のように見えるだろう」
というクルツの発想が、書いてある部分がある。
ここは読み落としちゃいけないよ。
そして・・・
「よろしく、彼ら野蛮人を撲滅すべし!」(だったけ?)
実際、スペイン人が南米を征服したときに、初めて文明人に遭遇した
当時の土人は神だと勘違いしたとか。
112 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/22(月) 22:30:36 ID:I3cAQNJU
・・・続き
要するにクルツは「神」になろうとしてたんだな。
(ここまで書かなくてもわかるだろうけど、念のため)
113 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/22(月) 22:52:29 ID:Et+wAtGN
>>98 立花が言っていたのはラオスじゃなくてカンボジアだった
別の本で東北部カンボジアの少数民族になんか工作していた、というのを見たこともある
ラオスのモン族と平地人を対立させたり
ベトナムでは特殊部隊を少数民族から構成したり
今のイラクのクルド人みたいに微妙な位置にある少数民族をまず味方につけるのは
CIAの十八番なのかもしれない
>111
実在のモデルは、エミン・パシャかなと思わないでもない。
でもクルツはきっとスタンレーやゴードンその他の複合物じゃないかな。
あのあたりはどうにも日本人にはなじみがなくていかんわ。
115 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/23(火) 00:49:24 ID:iaaAiqIO
この映画を観て、難しく考える必要はなにも無い。
これは戦友の言葉を越えた友情の絆を描いた映画。
誰も彼もがジャングルの中の戦争で気が狂っている。
カーツもまた普通の人間であるがゆえに精神を病んでしまった。
ウイラードはこの男を哀れに思い、ひと思いに殺してやる。
戦場で瀕死の重傷を負った哀れな戦友をなるべく苦しみが続かないように
とどめを刺してやる優しいウイラード。
それだけの映画だ。
メコン川とオハイオ川で繋がっているんだよ。カーツとウイラードは。
116 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/23(火) 01:45:58 ID:G2Zi4pEm
シェフって首チョンパされちゃったの?
Here comes the candle to guide you to your bed,
Here comes the chopper to chop off your head!
>>115 おれもだいたいそんな風に解釈してる。
カーツは、ウィラードの目的ではあったがベトナム戦争そのものではない。
ベトナム戦争の中の一つの狂気に過ぎないんだと思うよ。
そしてまた、ウィラードもあの世界では狂気に身を委ねないと生きてゆけないと
悟ったのではないだろうか。
だからラストは
「さあ、おれも狂気を受け入れたぞ。おれの狂気はお前の死だ」
ということなのではないかと思う。
119 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/24(水) 10:03:23 ID:pABQLCpg
黒澤 明がこの映画観たかどうか分からんけど、感想を聞きたかった
黒澤はジョン・ミリアスを「ありゃ駄目だ」と完全否定してたよ。
地獄の黙示録を見てそう言ったんじゃないけどね。
なんでも、ミリアスは黒澤に面と向かって
「あなたは乃木大将の生まれ変わりだ」とかなんとか言って
(東郷だったかも。なにしろ有名な将軍の名前を挙げていた)
黒澤を呆れさせてしまったらしいのだ。
121 :
乃木大将:2006/05/24(水) 12:27:48 ID:b/qmGzuM
ホラーだ ホラーだ
122 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/24(水) 22:43:22 ID:Itd42COB
沼からおもむろに出てくるウィラードの顔
お風呂場で真似してる
黒澤はこれ見てるよ。
ワルキューレのシーンを「戦場の匂いまでしてくるよう」と褒めた。
ラストはお気に召さなかったらしく「恐怖だ・・・ってのは気取りすぎ
だね。怖い・・・でいいだろうに」と貶した。
それはどっちかと言うと字幕制作者の問題かな。
125 :
乃木大将:2006/05/25(木) 00:52:13 ID:Iu+zMp+u
怖い 怖い
ほらほら
127 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/25(木) 08:50:16 ID:b5CehnLy
コッポラはいつから黒澤信者になったんだろう
UCLAの講義で観せられた時から
129 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/25(木) 11:29:58 ID:SYbDBYtd
130 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/25(木) 20:48:51 ID:qUKgm72d
ブランドは演技してたというより巨体まるめてセリフうなってた印象しかないよ
プニプニ
貫禄に満ちた演技をしてたよブランドは
132 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/26(金) 06:39:04 ID:M9qIiCnb
マンゴーでもくってろデブ
>>132はこの映画の評論として世界最強!
朝から怒っているとは、いやはや大変なんだな…とは思うが。
はい、山小屋でマンゴープリン食べますムシャムシャ
135 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/26(金) 21:32:20 ID:Z6ymicLC
>>123 原作では「地獄だ、地獄だ・・・」ですね。
136 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/28(日) 11:16:09 ID:g0e3xfJC
あの慰問ショーで真ん中で踊ってた美人は本物のプレイメイトだよ。
テレビの撮影隊で「キャメラを見るな! そのまま進んで!」って言ってたデブは
本物の映画監督だよ。
あのテレビ撮影隊はニセモノだよね。
湖の癖に川のふりをしているのに笑ったし、
フィリピンロケの癖に、南ベトナムのふりをしているの笑った。
そういえばあのヘリコ、撮影中に反政府ゲリラの討伐に行ってしまって
コッポラが唖然としていたそうな。
140 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/29(月) 22:05:04 ID:arVjqkOT
ウィラードの頭出てくる沼はあこだけ別撮りなんだ。コッポラん家の池だよ。
はいはい。
>>139 〜そうな。
って、観てないのか「ハート・オブ・ダークネス」を?
本編よかよっぽど面白いのに。
143 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/30(火) 19:57:27 ID:an4gnHU4
DVDに状況説明がついてないので聞くけど、台風で不時着したバニーガールのヘリの中で
トランクの中に入ってる死体は何なの?
エロスとタナトスの直截な視覚的表現
あのシーンだけは何度見てもわからない
どういう状況かもう少し説明がほしいと思う
146 :
& ◆vNgmaQR48I :2006/05/31(水) 04:58:16 ID:XX7obOoF
>140
エレノア・コッポラ「ノーツ」には、
カーツの神殿のシーン撮影してるときにコッポラが即興で思いついて
スタッフに穴を掘らせて2時間くらいで撮影したと書いてあったけど。
147 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/02(金) 22:58:59 ID:1sNEab9N
コッポラの「友よ風に抱かれて」にランスとクリーンのその後が出てたよ
148 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/02(金) 23:17:56 ID:cCvc434Y
>>143 バニーガールをレイプしようとした米兵だろう。
149 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/02(金) 23:57:25 ID:mGMChPyH
大友克洋もこの映画見て、「いつか映画をやりたい」と
映画作家の夢を膨らませるようになったらしい。
で、マンが捨てて映画に走った結果は承知の通り。
先日、フランスのラジオクラシークで、ヘリの音と機関砲の音と爆発音と
わめき声と阿鼻叫喚つきの『ワルキューレの騎行』を流してた。
すげえハジケてた。
イライラすることがあると、サントラ盤のワルキューレを大音量で流す。
すっきりするぜ。
152 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/03(土) 20:19:18 ID:7Axfrc4Z
153 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/03(土) 21:27:24 ID:TBPSM7Kh
>>148 あの死体はバニーをレイプして殺されたの?
誰に殺されたの?
154 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/03(土) 21:44:16 ID:uGlGA42s
>>143 反政府ゲリラの討伐から帰ってきて、すぐにコッポラがヘリ使わせろ、と
わがまま通したので、リアル戦闘での戦死者を片づけるヒマがなかった。
バニーたちはカメラに映らないところでは泣きながら演技したそうです。
156 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/04(日) 09:43:16 ID:J9kBnD0E
>>154 という事はあの死体は本物なの!?
あそこに死体がある設定に釈然としなかったけど、そうだったのかぁ…
まあ、すんでのところでコッポラや主演の役者も死体になるとこだったし
158 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/04(日) 18:26:00 ID:shNzQi7v
>>149 ほ〜そうだったのか。でも大友克洋って映画ではパッとしないから
ええかげん諦めて自分の元の巣である漫画界に戻ってほしいな。
>>155 バニーのシーンって完全版で結構復活してたけど、公開時は
ほとんどカットされてたよね。なんか可哀想(´・ω・`)
せっかく死体があるから使っちゃえという感じだったのかな・・
でも死体が腐る前にさっさと撮っただろうから多分あのシーンそんなに時間掛かってないんだろうな
バニーを泣かした割に出来はいまいちだもん
160 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/05(月) 10:46:43 ID:8nmUzZC7
え……マジで? マジで死体なの???
そんな猟奇的な撮影だったのあの映画
鬼畜コッポラ
>>160 村上龍がこの映画のロケを見学に行った時の事をエッセイで書いている。
「恐らく」と村上が書くには、虎に驚いた一行を乗せた哨戒艇が
エンジンを吹かし飛沫を上げて大きくUターンするカットの撮影だったようだ。
ここで、コッポラは画面の手前に下がっている大きな枝に
色鮮やかなオウムを留まらせてこのカットを撮りたがっていた。
しかしオウムはコッポラの望む位置にジッとしていてくれない。
コッポラはスタッフにオウムの脚を枝に針金で結びつけるように命じた。
オウムは無事に枝に留まり、スモークが焚かれ哨戒艇が所定の位置につく。
が、本番直前にアクシデントが起きた。オウムが暴れ出して
手心を加えて結んであった針金を緩めてしまったのだ。
が、針金はオウムの足首に巻かれており飛び立つ事は出来ない。
オウムは羽をバタつかせたまま、カメラの前の枝から垂れ下がってしまった。
コッポラは激怒する。「誰が、あのオウムを何とかしろ!」
しかし、コッポラの剣幕に恐れをなしたスタッフは誰も動こうとしない。
ブチ切れたコッポラはザブザブと浅瀬を渡ってオウムに駆け寄ると
力任せにオウムを引っ張り「スタート!」と怒鳴った。
本番は成功。が、しかし。
枝からは緩んだ針金が垂れ下がり、その先の輪っかには千切れたオウムの脚が・・・・(ヒエエ
クライマックスでもない撮影でもこんな感じだったらしいので
他の部分の撮影で何が起こったとしても俺は驚かない(w
本物のベトナム戦争でアメリカ兵やベトナム兵がやったことに比べれば
コッポラの現場なんて遊びみたいなもんだ
164 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/06(火) 15:33:55 ID:w5IUmA0D
ロバート・デュバルのキルゴアはもっと評価されていいはず
かわりの役者が浮かばない
165 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/07(水) 17:41:01 ID:UhaNnIVJ
皆さんこの映画に対して、小難しい理屈を捏ねておられますが、
映画のテーマは題名其のままですよ。
聖書の「黙示録」そのままのシーンだらけじゃないですか。
世紀末感をベトナム戦争の場面に置き換えただけじゃないですか。
「シドニー・ポラック」の「キャスル・キープ」と時代こそ
違いがありますが、同じテーマですよ。
聖書に馴染みの無い方はあまりピンと来ないかと思います。
166 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/07(水) 23:03:06 ID:VvE/NDs3
立花隆本によると聖書じゃなくて聖杯伝説だった
父殺しの王位継承がテーマでドアーズのジ・エンドとかぶらせてあるとかなんとか
なんか深遠なテーマだね
「金枝篇」じゃないの?
老いた王は屠られ、殺害者が次代の王となる。。
168 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/08(木) 01:20:55 ID:1WA0LKG5
>>165 >聖書の「黙示録」そのままのシーンだらけじゃないですか。
具体的にはどのあたりが?
聖書に馴染みがないので教えてほしいっす。ぜひ。
ハッタリで言っているだけだからマジメに突っ込まないように。
「地獄の黙示録」って、クレしんの「栄光のヤキニクロード」のパクリだろ?
元ネタは金枝篇、聖杯伝説、闇の奥 だったような。
読んだ事ないけど。誰か解説おねがい。
172 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/10(土) 00:00:43 ID:6BevhI85
このスレを読むまで、ずっとこの映画の監督の名前を、ポッコラだと思っていました。
たしかにお腹のあたりがポッコラしてる
「ゴッドファーザー」の大ヒットでポッコラになったコッポラだったが、この映画撮っていたときは
トラブル・災難続きのあまりポッコラどころかポックリ逝きかけたコッポラだったのだ。
耶蘇教徒じゃないけど聖書もってるから、ざっとヨハネの黙示録に
目を通したが、この映画の筋書きに直接関連すると思われる所なんてないよ。
天駆ける黙示録の騎士を攻撃ヘリコプター部隊に置き換えたあたり
ベタベタだと思うが。
ラッパの音はヘリに積んだ拡声器から流れる「ワルキューレ」だし。
177 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/11(日) 10:01:48 ID:7vrVcQ48
ワルキューレはコッポラたしか日本の戦争映画からパクったんですって。
地上部隊突入の前に武装ヘリの連隊で攻撃するのはあまたの作戦行動のまんま。
戦争映画、ねぇ・・・
たしかに戦争が映ってる映画だが
179 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/11(日) 13:19:28 ID:XoZNVcTg
邦画を馬鹿にするなよ!
YAMATO見たいなの作っちゃうんだから
180 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/11(日) 14:55:17 ID:mhluyZ2x
YAMATOよりも宇宙戦艦ヤマトのが好きだな
ところで、ハートマン軍曹がヘリ運転してるね?
181 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/12(月) 00:02:17 ID:lIDXsdk5
この映画は最初のシーンで後のクライマックスを既に暗示している。即ちナトランのコンセクで上司に勧められたローストビーフを断った事は、カーツ村での牛解体ショーに立ち会い、大佐を解体して王座につく事を拒否る事につながる訳だ。
牛を遠ざける者、王座をも遠ざける。
王になりたければ好き嫌いせずに牛を食えってことだな。
かわりにホモ牛乳飲んだらオッパイが大きくなっちゃった
「この映画からは東洋的な無常観を感じるね。原作は般若信教だな」
「マーロン・ブランドがチャーリーシーンに進んで首を差し出すシーンは
仏陀が自らを飢えた虎に食料として差し出すあれが原点だな」
185 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/13(火) 23:22:19 ID:2REGxXGS
チャーリーシーンて。釣りですか?
チャーリーシーン(兄)ってかんじ?
おまいら車のドアにFUCKと落書きするのはやめろよ
理由は猥褻だからだ
>>187が
のろのろと
這っていく
カミソリの刃の上を
そして死なない
それはある種、恐怖だな
だがスージーQ、アイ・ラヴ・ユーなのだ
>>176 ワルキューレは北欧神話だから黙示録とは関係ない
河を溯る主人公が受け取るカーツ大佐の資料の封を切るのは
黙示録七つの封印を解く比喩だそうな。
>>191 だからさー、ワルキューレを黙示録の騎士に見立ててるって言ってるの。
広義の西欧文明がアジア文明と対決するって構図は変わらんだろ。
町山智弘の『映画の見方が分かる本』を読むと、この映画の一見難解な文学的粉飾の根本にあるものが何だったか
明快に述べられていて大変面白い(ヒント: マーロン・ブランド)。
立花隆の地獄の黙示録研究本と併せて読むと・・・笑える。すごく笑える。
ぜひ併せて読んでみて(立花のを最初に読んでおくのが効果的デス)。
なんといいますか
本場もんのぷれいめいつはやっぱ違いますな
196 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/16(金) 12:55:48 ID:bf9GoezA
難解とか言われるのは単に日本人に聖杯伝説やら金枝篇やらの
古典文学がそのまんま難解にひびくからでしょう。
親殺しの王位継承テーマを古典文学からひっぱってきたとだけ覚えとけばそんな
見るのに苦労する映画じゃないですよ。
映画そのものに謎解きでもあるかのような言い方じゃないですか。
197 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/16(金) 13:08:02 ID:bf9GoezA
198 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/16(金) 15:24:14 ID:Lu1sJOek
町山某によるとブランドがセクシー女優と共演させろとか駄々こねて元のセリフも覚えないで
困ったコッポラが古典文学朗読するシーンその場でこしらえて何とかしたというのが
全ての成り立ちなんだな・・ホンマかいな?
199 :
ルール:2006/06/16(金) 20:36:11 ID:y6713ajE
町山は話半分にしましょう
南海だか近鉄だかしらねーけど、そんなむずかしいこといってカッコつけてるのは
童貞くさくてみっともない。
「原作読んどけよ」っていう監督の命令をブランドが無視したばかりか、でっぷり
と太って撮影現場にやって来てコッポラが頭かかえたとか、マーティン・シーン
がホテルの部屋で酔っぱらって暴れてるのは演技じゃなくて本当に酒飲んでリアル
で荒れ狂ってただけで、あのあとコッポラに襲いかかってスタッフみんなで止めた
とか、実にバカバカしくって楽しめる映画じゃねーかよ。
201 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/18(日) 05:18:03 ID:tJgExq0w
まあ、そういう次元でも楽しめる映画だってことは否定せんよ。町山とかの見方な。
なぜsageる?
まず
>>165 が大ウソつきのクズ野郎。
つづいて
>>176 の“天駆ける黙示録の騎士”とやらがワケわからん。
黙示録の騎士で検索しても約127 件しか出てこない。しかもオタ
丸出しのキモイのが目立つ。
>>193 お前、えらそうに書いてるなら「黙示録の騎士」とやらが何なのか
説明してみろよ。オタアニメか何かじゃねーだろうなw
203 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/18(日) 09:48:11 ID:g4B3r1O7
>>202 検索エンジンに物を教えてもらうのもいいけど
人にもの聞く前に聖書読んでみれば?
>>203 あなたは聖書を読んだことがあるの?
「読んでみれば」って簡単に言うけれど、特に黙示録なんてのはまともに「読む」
ことすら不可能な代物だよ。意味不明の暗喩や象徴が連続する、ほとんど暗号文の
連続のような内容。いわゆる解説書のようなものの助けなしには、とうてい「読む」
ことすらできません。
もし
>>165や
>>193が映画のまともな解釈として黙示録を引き合いに出しているなら、
俺もその説明を聞いてみたいものだと思う。
205 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/18(日) 11:44:06 ID:Qc7SGSf1
まず書きだしっぺである203の説明が聞きたい
ついでに当本人コッポラが「天駆ける騎士」なるものにいつ言及したかソースも添えて
この映画を語るのに必要なサブテキストって何?
読んだ読まないの不毛なやり取りはともかく、ベースになるモンが共通でないと、話にならんだろ。
入手不能もあるけど、とりあえず挙げてみると、
◎書籍
・解読「地獄の黙示録」
・ノーツ
・<映画の見方>がわかる本
・闇の奥
◎ビデオ
・ハート・オブ・ダークネス
誰か続きを書いてくれんか?
207 :
202:2006/06/18(日) 16:24:26 ID:cA4EkCOW
>>203 俺は実際に日本聖書協会発行の新訳&旧約聖書(1984年版)をもってて
386ページから409ページまでの「ヨハネの黙示録」に目を通してから
書き込んでるんだよ。
お前みたいなサルと、この俺を一緒にするな。
聖書を読んでも、救われないヤツもいることが、よくわかった。
聖書を読むと救われるの?
君は聖書を読んで救われたの?
救われるって何?
聖書を読むとなぜそれが可能なの?
下らん捨て台詞だな。
210 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/19(月) 10:05:29 ID:pZmXLh1c
203 早くコッポラ本人が聖書の天駆ける騎士に見立てたと言ってるソース出せ
211 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/19(月) 12:57:26 ID:5Re9BsjS
212 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/19(月) 15:53:12 ID:ObjFpHJP
物はこじつけというけどコッポラの言ってない事まで何でもこじつけてたら
中身がスカスカの映画になっちゃうよ。
タマネギの皮剥きすぎて中身なくなったみたいな。
213 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/19(月) 22:43:49 ID:dN5S+qq4
聖書を読んでいてもいなくても、救われないヤツは救われないということが、よくわかった。
215 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/20(火) 01:42:17 ID:vTXfU4Lh
>>206 マイケル・ハー「ディスパッチズ」が何故出てこないの?
ニューヨーク公立図書館の100選に入ってる名著なんだに。
本作以外にフルメタの製作にもたずさわってるのだから外しちゃ駄目。
米で8月にDVDBOXが発売される。
両バージョンともコッポラの音声解説つき。他にも削除シーンやドキュメンタリーなどの特典映像満載だそう。
でもハート・オブ・ダークネスは収録されないのが残念。
5時間半あるっていうラフカットをそのまま出してくれるといいのにねえ。
219 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/25(日) 12:07:39 ID:cU5sIJyo
コッポラは地獄の黙示録で破産するくらい金をつぎ込んだけど
そのご後出しで関連作品出しまくっているけど元はとれたのかな?
なんか気になる。
関連作品って何?
221 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/26(月) 22:16:34 ID:C6xG7vu0
特別完全版、ハートオブダークネス、DVDBOX あとエレノアコッポラのノーツと。
当時の価格で七十億円かかったらしいけどどの位回収できたんだろう。
破産したのは『ワンフロムザハート』の時でねか?
いま、コッポラはワインを当てて全米屈指の資産家じゃないの?
今は、ね
『黙示録』に『ワン・フロム・ザ・ハート』か
そんなときもあったぜ
ま、おいらも若かったな(遠い目)
億万スってまた億万稼ぐ・・と
天才てのは振り幅の大きい人生歩むもんだなぁ
>225
黙示録に酔いしれて
ワンフロムには熟睡
228 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/30(金) 09:15:58 ID:+/ayiAuK
ハーベイカイテルで撮影したパーツは永遠にお蔵入りかな
229 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/30(金) 11:42:00 ID:qh1YS4qJ
>>226 コッポラが天才とはとても思えないが
70年代のコッポラに神が降臨してたことは間違いないと思う。
>>218 5時間半のワークプリント見たけど、
撮影素材を垂れ流してるだけな感じで
見ててつまらんよ。
バージョンとかどうこう言う前の問題。
232 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/07/03(月) 17:12:13 ID:Pfh2qmqp
>>231 フランシス・F・カオスですか。
なんか納得。
233 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/07/03(月) 21:38:50 ID:/N4pi88V
公開当初訳わからんと酷評された本作だけど
今IMDb見たらベトナム物ん中ではぶっちぎりの得票と点数なのね。
破産してまで撮った甲斐あったねコッポラ。
234 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/07/04(火) 04:53:54 ID:6ZARJc3B
「地獄の黙示録」は世界中で大ヒット。
破産したのは次作の「ワン・フロム・ザ・ハート」のセット費等で予算を使いすぎ、映画もこけたから。
ワルキューレと第1騎兵師団の空中強襲の組合せは、やっぱコッポラの頂点だったなぁ。
たぶん、マイケル・ハーあたりから元ネタ(心理作戦でがんがん音楽を掛ける。
イラク戦争では海兵隊はヘヴィメタを使った)は仕入れたんだろうが、
「フォックストロットで踊りませんか」
「ビル、私は勇気が増えました」
あたりは神だな。
あのPBRのクルーが、音楽にゆっくり覚醒していく表情なんか絶品
ヘリコプターとプレイメイトのシーンしか覚えていない…。
ヤカンの蓋君の足元で水ドボドボは 名シーン
238 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/07/07(金) 22:31:33 ID:dLqp7jVi
あれはキルゴアのキャラをおもいっきり表してるシーンだよ
移り気な男ね
>>235 オープンリールデッキのテープが音声ヘッドに噛んでないのが気になる。
241 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/07/10(月) 11:49:07 ID:mjT8HUto
プレイメイトのショーはいいよ。
音楽、踊り子、ダンスの振り付け、衣装、司会のノリ 等みんないい。
今のイラクでも出来そうなショーを映画でしてるから見ごたえあった。
242 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/07/10(月) 16:48:20 ID:VtbR1DMN
確か、キルゴア役のロバート・デュパルは南北戦争の南軍の名将ロバート・リーの直系の子孫だったような・・・
243 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/07/10(月) 20:17:57 ID:OJV50uX9
>>234 「大後家を見越して薬を飲んだが、その薬の副作用の方が
ひどかった」とかってパンフに書いてたな>コッポラ
虎だぁ!虎が出たYO〜!
245 :
ソーシエ:2006/07/10(月) 20:36:47 ID:OJV50uX9
プレイメイトとマンゴークリームを塗りあいっこしてえ〜!
246 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/07/10(月) 21:58:41 ID:B2EImjHJ
>>242 ご先祖様は軍人だけどデュバル本人も朝鮮戦争で従軍した海兵隊だよね
247 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/07/13(木) 04:10:15 ID:J7K1T4j1
死亡遊戯で可愛いと思った子が…
主人公らの哨戒艇が、他の哨戒艇のバカ騒ぎしてる仲間から発炎筒投げられて
屋根燃やされるところ。
「メイクアップ」でエッチだと思った子が…
プレイメイトはNYで刑事になった
251 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/07/17(月) 03:22:11 ID:wTtBlQO8
大岡昇平の「花便り」と言うタイトルのエッセイがあります。
なんか ほのぼのした題名ですが 内容は「地獄の黙示録」の見聞記(と言ってしまっていいのかな…?)。
公開当時 大岡氏は すでに70才ぐらいになっていたはずですが その知的好奇心の旺盛さに驚きました。
前の書き込みにありましたが 黒澤明が「最後の台詞は 怖い ぐらいがいいのでは」と語っていたとありましたが 大岡も同様な事を書いていました。
「黙示録」を見た時に その黒澤の「影武者」の予告を見て 武田信玄の閲兵シーンの伴奏に「軽騎兵」が使われているのを見て「どういう了見で鎧武者に西欧のオペラ音楽をつけるのか 老人にはわからず。」と突っ込んでいたのが笑えました。
252 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/07/17(月) 03:39:14 ID:wTtBlQO8
連投スミマセン…
個人的に 大岡の「知的好奇心の旺盛さ」と言うか 「感性の若さ」に驚いたのが オープニングの「The End」が良いと言い、後日レコードを買おうとまで思うところ(結局はサントラ盤を買って済ますのですが)。
70前後のお爺さんが ドアーズを良いと思うとはなぁ。
最後には 原作の訳者、中野良夫に電話してカーツの最後の言葉を 何故「地獄だ」と訳したのか聞いてみたり(笑)
また 大岡はフィリピンでの戦争体験もあるから 映画を見てロケ地は あの辺りか と見当をつけていたりして こういう見方をできる世代、人間は 今の日本には もういないだろうなぁ なんて思いました。
「黙示録」のテキストにはなりませんが 公開当時の雰囲気が分かるエッセイかと思い 書いてしまいました。失礼!
253 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/07/17(月) 11:31:13 ID:8m85V3eJ
サントラ盤出てるんだ。曲全部収録?
スージーQの音源欲しい
「ハートオブダークネス」でフランス人農園のシーンは
セット・小道具には金かけれたのにキャストの分が削られたのが腹立たしいとかって言ってた。
要するにキャストにかなりご不満な様子だった。
あの農園シーンばっさり捨ててたんだから驚く
計画性なさ杉
あのフランス人はフランスから連れてきたんじゃなくてフィリピンの近場で集めたそうだ。
キャスト確保してからセットの予算ひねり出すのが普通と思うけど
行き当たりばったりして失敗した典型的な例ですね。
>>255 「腹立たしい」って誰が言ってたの?コッポラ?
そうだとしたらコッポラはプロデューサーも兼ねてたんだから、誰に向かって怒ってんだよって話だ
キルゴアってもしやトム?
どっちも俺が生まれるずっと前の映画で、最近観たんだけど全然分からなかった。
帽子で毛根のハンディキャップが隠れてたからか?
ハリソンフォードもいるしよ
Rリーアーメイ もおるでよ
ハートマン、ヘリの運転手役で出てるだけか本当に運転してるのかどっち?
「ハートオブダークネス」見たら、運転手はフィリピン空軍って言ってた。
264 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/07/31(月) 07:18:12 ID:KOpizJhG
デニスホッパーとブランドのからむシーンをもっとフューチャーしてほしいな
265 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/07/31(月) 19:44:09 ID:9KFy5z8w
266 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/01(火) 00:20:00 ID:Bbq782wu
キルゴア役のロバート・デュパルは南軍の英雄リー将軍の直系の子孫なんだっけ?
267 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/01(火) 09:26:10 ID:2WJ6SiCT
巨匠コッポラの富を築いたものが
映画ではなくワインとは・・・。カナシス
268 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/01(火) 11:33:09 ID:x4xOkShi
デュバルは本物の軍人だから役に違和感なかったけど
マーチンシーンはちょっと線が細い気がする
>>268 ゴッドファーザー観てないっしょ?
別人だよ。おれはキルゴアがデュバルって気付かなかったもん。
違和感ないのはデュバルがうまいからだよ。
270 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/02(水) 01:59:54 ID:esG0Uiva
デュパルは朝鮮戦争に出征した海兵だよ。
軍隊経験ある役者はちらほらいるけど実戦経験ある人って珍しい。
年代的に第二次大戦だと結構いるけど、それ以降は。
272 :
259:2006/08/08(火) 15:36:38 ID:uE6D22/W
役者の指摘どうもです。ハリソン・フォード以外全く気付いてなかったです。
モーフィアスなんか言われても同一人物に見えないし。
でもデュバルさん朝鮮戦争で実戦経験あるのかぁ、って何気なく所有してるM*A*S*Hのジャケット見たら…。
273 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/12(土) 08:25:23 ID:KMxbyPwJ
あー、出てたよね。
「地獄の黙示録」のデュバルは、あのシャキーンとした姿勢とかよく通る声とか、
さすが軍人ぽいなぁと思ってみてた。
この人きっとスポーツマンなんだろなあ。
274 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/12(土) 08:30:59 ID:lpodpoZH
「ブリット」で手懸かりを指摘するタクの運ちゃん役も、うまかったよ
275 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/12(土) 18:27:47 ID:VOE7n+Sc
ゴッドファーザーで上院議員やってた俳優も
将軍役(星が三個だったから中将かな?)で出てたね
276 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/12(土) 23:21:00 ID:3QMVmwkj
海老喰え!の将軍ですな。
277 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/13(日) 00:06:16 ID:hyfiG6NW
農園のシーンなどは、まるでフランス映画のような出来具合
もし最近流行のアナザーストーリーを作るとしたら
作戦終了後 サイゴンに帰らず 農園に逃亡して フランス女性と結婚
当然「脱走」だから、追っ手の第1騎兵隊のヘリが、「サーフボード返せ」と襲来
ランボーみたいに、騎兵隊の攻撃ヘリと対決とか
今はCGでもカンタンに作れるし、シュワちゃんでも起用すれば、大当たりかも
最近の戦争映画でも「ジャーヘッド」の中で、武装ヘリの襲撃シーンが劇中の映画でも出てくる
やはり最近の映画でカッコいいのは、ブラックホークダウンのヘリの攻撃シーン
278 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/13(日) 11:50:58 ID:wAOvtW+x
ブラックホ−クでよかったのは、着陸寸前に地面ぎりぎりでしばらく飛ぶアングルだな。
疑似体験的カメラワ−ク。黙示録でもそんなアングル欲しかった。
ヘリコプターの襲撃シーンは七人の侍を彷彿させる。
やっぱり脚本がミリアスだけに影響受けてるのかね。
ブラックホークダウンは画面の陰影黒く強くつけすぎじゃない?
戦闘自体は迫力あったのにおかげで終始ゲーム画面見てるみたいな
変なバーチャル感というかなんか違和感あった。
あれもっと自然な画調で撮るべきだと思う。
281 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/16(水) 09:41:36 ID:4R17Pr2y
マーチンシーンってこの後なんか大作出たっけ?
ウォール街と黙示録以外はよく知らないんだけど
282 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/16(水) 11:01:48 ID:NOYIZCK/
この映画と「ムーランルージュ」にはどういう関係があるんですか?
283 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/17(木) 00:10:51 ID:ZWIGBYyk
村襲撃でプチ発見。
ワルキューレの騎行が途切れ、村のシーンになる。
そのカットから、画面左下に「毛」が・・・。
次のカット(少し寄りになる)では毛は無い。
俺のだけ完全特別毛版?
284 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/17(木) 02:34:06 ID:zh5nQHbF
>>283 アルマゲドンでもあった、松田聖子の後シーン、途中字幕抜けもあった
初レンタルDVD体験だったのでよく覚えてる
285 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/17(木) 20:28:21 ID:bcYXjOMU
多分吹っ飛ばされた人の髪の毛が飛んできたとこまで再現してるリアリズムだと思う
286 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/20(日) 17:34:23 ID:/QGT5Xvy
ぷち発見といえば、
ス−ジ−キュ−で、エキストラがやたらカメラに手振ったり、カメラよけて
すりぬけていくのやめてくれ。
ジエンドがオープニングだけと思っているやつは素人。
ハリソンフォードって大物なのにコッポラ映画ではいつも端役でかわいそう
>>288 やり手の親戚のおじさんなのでいつまでたってもその人の前では頭が上がらない そんな感じ
>>288 「現場見せてー」「おう、ちょっと出てけ」
だったはず
291 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/24(木) 21:23:09 ID:1c/wMR5n
今日久しぶりに見て更に深まった気がする。ブランドが演じたカーツって
のはあまりに真面目過ぎたのではないかと、あまりに自分の生き方に真剣過ぎた
のではないかと。彼が狂う前に彼は上層部に上申書を書くよね。余りに米兵は
ナヨッチイって。却下されて、なら自分がって事で、制服組で将来も約束されて
いるのにも関わらず、それを投げ打ってでも自分から特殊部隊の訓練を受け、実際に
その時の自分の信念を貫く。賢いカーツは分かってたと思うんだよね、ベトナム戦争
の無益さを。だからこそ、べトコンみたく優秀で頑強な兵力で固めれば火力では
圧倒的に優位だから早く戦争を終結できるって。けどあの事件が起きる、べトコンが
女子供の腕をチョン切った。あの時にカーツは悟ったんだよ、俺にはできねえべトコン最強
って。
それと同時に考えたと思うんだよ。信念を貫くとはいえ女子供の腕までチョンパする
戦争って何だ?それに加担してむしろ積極的に関与してる俺ってなんだ?って
292 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/24(木) 21:38:52 ID:1c/wMR5n
悩み苦しんでも、天秤にかけて選ぶんだよね。綺麗な奥さんと子供が
待ってる暖かい家庭に。ただ、カーツとしてはそれができなかった。家族を
愛しているがゆえに。家族に面と向かって嘘の自分を演じる事ができなかった。
だから、それをしている殆どの軍関係者に対してカーツは呪詛の念を抱く。
おまいら人殺ししとるくせに綺麗事抜かすなって。その呪詛も軍隊を愛して
いる(勲章等もきちんと仕舞われていた)からこそ
カーツは帰りたかった愛する妻と子供がいる家庭に、でも帰れない。そこに
少しでも自分の苦悩が理解できそうなウィラードが現れる。ウィラードになら
自分の苦悩が分かるし、変な意味自分の遺志を継ぐ事のできる有能な兵士に
ガチンコ殺される事で自分の面子も立つ。カーツは絶望の淵で待っていたはずだ。
死んで故郷に帰るのを。愛する妻と息子に再会する事を
この映画、立花隆をはじめとしていろいろ深読みする人がいるけど、そんなに深い意味は無いよ。
特にエンディング付近はコッポラが思いつきで撮ってるだけだから。
凄いのはそんないい加減な内容なのに見てるとなんとなく哲学的な物を感じさせてしまう演出と撮影技術だ。
>>293 >この映画、立花隆をはじめとしていろいろ深読みする人がいるけど、そんなに深い意味は無いよ。
貴方の頭にも藁が詰まってるのかもねえ
自分以外の意見は馬鹿扱いですか
自分もこの映画は突き詰めれば映像だけだと思う
見れば見るほど一貫したメッセージはないと確信する
カーツの苦悩にしたって、簡単に想像付く程度の表面だけの後付の設定にすぎない
コッポラはただ未知のジャングルを奥深く進む神秘的なイメージと
ベトナム戦争の知性で理解不能な部分を重ね合わせて、
奥に進めば何かあるかも、という探求の行為を映画にしただけで、
その答えは彼にはない
とって付けたようなカーツの苦悩と王の殺害による交代劇で取り合えず纏めただけ
だから駄目だと言っている訳ではありません
この映画は自分にとってはNo.1です
ただ、一貫したメッセージはない
「闇の奥」とマイケル・ハーの不気味なヴェトナムレポートの融合だから・・・。
私も296氏の意見が、適正だと思うけどね。
特に「ハートオブダークネス」で、毎日、撮影現場で何十枚もカードにプロットを書いては
破棄する泥縄式のラストを見ると、「一貫したメッセージは無い」は、そんな感じじゃないの。
混沌の力というものが画面から伝わってくる。
作ってる当人たちもわけがわからなくなっていってる。
そのヤバさが伝わってくるだけで十分。
この映画はメッセージを理解するより体感する映画と思うね。
「俺はこの映画を理解した」って奴がいるとするなら、
そいつは逆にこの映画を全然理解してないって事だと思う。
監督のコッポラ自身が理解できてないのに第三者が理解できる訳がない。
ここまでの君らの見解は
アートとして一級品の評価を与えている
と受け取っていいのかね?
んだ アレは一等級のゲージツだべさ
見解なんて人それぞれだから・・統一しようもないし、野暮なこと。
303 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/26(土) 00:14:16 ID:cDq8S1NV
ドアーズの曲マッチしすぎ。
取ってつけたでもなんでも、あの歌詞マッチしすぎ。
304 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/26(土) 01:43:46 ID:7ShBic0I
カーツ=ジムモリソン
305 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/26(土) 01:50:18 ID:fDAZAdjI
306 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/26(土) 01:57:33 ID:cDq8S1NV
ジムモリソンも晩年はだらしない生活でデブデブになった。
カーツと同じ破滅型。
307 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/26(土) 09:13:38 ID:IHY2VExi
>>291が表現してるのってカーツ自身の作品中での人となりの
事だと思われ。優れた作品ってのは登場する人物の生き方とかも
参考になるんだお。個々の人物と作品全体の評論は異なって当然。
っていうかそもそも比較対象ですらない
>>306 カーツは破滅型ではない。純粋なだけ。軍隊という欺瞞に満ちた組織
が彼を変えた。ジムモリソンは同意
>軍隊という欺瞞に満ちた組織が彼を変えた。
大佐になるまでそんなことに気づかなかったとしたら、
純粋って言うよりただのバカ。
ドアーズのジ・エンドってフルで聞くとモロセックスだな。
逝ったー!て瞬間とそのあとのけだるい感じまで見事に表現w
310 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/26(土) 11:37:26 ID:0se+UT3Q
>>308 いえてる。
ベトコン腕切りも自国の悪行ばかり書いてちゃ絶対反発があるから
話に入れてバランス取りましたってだけ。
深い意味を探るのは勝手だけど。
311 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/26(土) 12:54:05 ID:IHY2VExi
>>308 天才とバカは紙一重。彼は天才であり且つ愚かでもある
そんな事も分からない貴方はただのバカ
>>308 分かってないなあ、べトコンの執拗な粘り強さがなかったら
そもそも時代自体が変わっていた。この芸術も生まれなかった
312 :
311:2006/08/26(土) 12:57:00 ID:IHY2VExi
下のアンカーは
>>308から
>>310に変更
映画マニアは多いみたいだが、史実とかの知識はどうなのココの住民は?
313 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/26(土) 13:00:32 ID:0se+UT3Q
人に聞く前に自分で開陳みれば。
その史実とやらを。
314 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/26(土) 13:03:44 ID:0se+UT3Q
×開陳みれば→○自分で開陳してみれば
315 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/26(土) 13:04:46 ID:IHY2VExi
聞いてるわけではない。疑ってるだけ
>>313 教えて欲しいなら、礼儀があってこそじゃないのかい?園児でも
それ位の礼儀は分かると思わない?
316 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/26(土) 13:11:13 ID:0se+UT3Q
じゃああなたの知っている史実とやらを御開陳願います。
317 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/26(土) 13:14:13 ID:IHY2VExi
>>316 じゃあって何ですか?貴方みたいな人に教えたくなる
と思うか?自分で調べれば?
「教える」って何様のお積もりですかw。もういいから消えて下さい
319 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/26(土) 13:27:10 ID:0se+UT3Q
で、結局書けないの?
なんかスレ汚しみたいなんでここらで消えます。
321 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/26(土) 13:31:05 ID:IHY2VExi
>>317 だからその”で”は何にかかる”で”何だよ?
日本語もまともに打ち込めないくせに偉そうな事言うな
322 :
ぼく:2006/08/26(土) 13:33:18 ID:fDAZAdjI
なぜ戦争がおこるのか分かるような気がしました。
323 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/26(土) 14:24:55 ID:qtUPCJz0
なんか馬鹿が一人テンパッてるね
バカはどんなスレにでも顔を出すし、どんなスレにいても恥ずかしいものです。
325 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/26(土) 23:29:23 ID:mAyoW9fF
何百年もまえは殺しが日常的にあったんだろうな。慣れればなんでもないよ。
ほんとは死が身近にないほうが異常なんだよ。
何百年もまえはそうだったろうな。
なんぜんねんまえもそうだったとおもうし。
なんおくねんまえもたぶんそうだったとおもう。
しなんてにちじょうにないのはおかしいとおもうのがおかしい
とかおもうならおまえらがおかしいんだよ。
はやくしになれろよ。
書きながら頭がピピピとしてきたが、別に
>>325はおかしい事を言ってる訳じゃ無い。
329 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/27(日) 04:26:01 ID:b7hTfDsq
江戸時代なんか人形町あたりに晒し首ふつうに転がってたし、処刑は娯楽だったらしいよ。
命が大切なんてここ最近のことだろ?
20世紀以降、戦争で亡くなったのは1億人程度なんだとさ。
正直、そんなに少ないのか?って感じ。
よくよく考えれば、確かにその程度の筈なんだけどね。
そう言いつつ、東京大空襲で10万人も死んだのか〜、多いな〜と思ったりする。
数字だけ見て考えるってのはやっぱりなんともおかしなものだね。
>江戸時代なんか人形町あたりに晒し首ふつうに転がってたし
カンボジアとかでも高地の住民には首狩りの風習が近年まで残っていたらしい
だからあのカーツ村の放置生首はあながち演出過剰でもないのかもしんない
>>331 カーツの狂気と蛮族の獣性がマッチングしてしまった
>20世紀以降、戦争で亡くなったのは1億人程度なんだとさ。
>正直、そんなに少ないのか?って感じ。
シナには4億の民が待つ〜♪って位だから、WW2頃は世界人口20億。
死者1億ということは負傷者10億人だな。
20世紀以前の戦争に比べ、格段に多いんだろうね
獣性といえば・・ニール・シーハンの「輝ける嘘」に
政府軍の特殊部隊が情報を得る為に、住民を親族の目前で
水責め・皮剥ぎ・牛車による引き裂き 等の拷問に処した話がでている
そんな話はアメリカの帰還軍人の聴聞会でも出てくる
まぁベトコンもテト攻勢のさい捕まえた上級役人を
戦略村の鉄条網でぐるぐる巻きにしては生き埋めにしたりしてたらしい
335 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/27(日) 22:30:55 ID:DfwpHsre
昔インドネシアの紛争で群集が若い女の生首掲げて叫んでる写真見た事あるけど強烈だった
336 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/28(月) 00:52:24 ID:suZktM8i
おれもむかし学校の校門に生徒の首おいてあるのみたことある。
須磨のアレか・・・
ジムモリソンのお父さんって海軍の司令官なの?
339 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/29(火) 03:32:09 ID:kC5ts2Yp
当時最年少で提督になったモリソン将軍ね。ジムが気軽に声かけらんないくらい威厳があったらしい。
340 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/29(火) 03:41:11 ID:kC5ts2Yp
昔は日本のお父さんも、気軽に声を掛けられる存在ではなかったがのお。
父さん
なんだね?
あんたを殺したい
母さん
あ ん た を
343 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/30(水) 01:59:21 ID:NGMk0D6k
親父が海軍司令官で息子が伝説の反体制ロックシンガー。すごい家族だな
あとジムモリソンてIQが148もあったらしい。
細川ふみえのお父さんが海上自衛隊の佐官クラスみたいなものだな
つまり細川ふみえの「スキスキスー」や「だっこしてチョ」は、ジム・モリソンにとっての
「ジ・エンド」のようなものだったっていうことだな。
細川とモリソンじゃデブという事しか共通点はありません
>>345 いいや、お風呂でバスロマンが細川の代表作だろ?
348 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/09/04(月) 00:29:43 ID:BL8rIdfo
349 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/09/04(月) 09:23:05 ID:MFn1BjIv
この映画意味わからない 主人公の目的もわからない
350 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/09/04(月) 10:58:32 ID:evws+ou6
351 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/09/04(月) 11:36:21 ID:MFn1BjIv
殺されたカーツはベトナム人と仲良くなってたりそんなに悪いことした人なのかわからなくて
352 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/09/04(月) 12:09:42 ID:evws+ou6
「あいつは軍の命令無視して勝手に王国作ったりしてるから殺してこい!」
と言われたウイラードも「参ったなあ」って顔をしてる。
わざわざ舟で行くまでもなく、へりかなんかで行けばいいと思います
国境がどうとかいうのなら、最悪そこまではヘリで行けばいいと思います
河を遡上する行為そのものに意味があるんだよ
だいぶ理解できてきましたカンボジアに王国作ったカーツは変り者でアメリカの味方ではないんですね。脱走兵かな?もう一度観てみたいと思います。
>>356 最近のハリウッド映画とか流行の邦画とかを見ていた方がいいよ。
無理に昔の作品を理解しようとしても受容度には個人差があるのだから。
そんなこと言わずに生暖かく見守ってやれよ
359 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/09/09(土) 01:34:25 ID:DJOFs1gM
カーツもマーティン・シーンも本来は普通の人間なのに、戦場の狂気でもって
精神のバランスがおかしくなって、苦悩しているわけだ
ところがカメラマンのヒッピー野郎は、戦場なんか関係無しに平時から狂ってる
ような、アウトローに過ぎ無い
カーツからしたら、自分の気持ちが理解出来るわけがない
だから「この野良犬が!!」と言うことになる
360 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/09/09(土) 10:27:02 ID:6tZoKDvM
それは微妙なとこだと思う。
ベトナムに派遣された兵士でも実際は一割程度しか前線にいってないらしい。
後方支援組が膨大だったってこと。
それなら前線取材のカメラマンのがましという見方もできる。
361 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/09/09(土) 15:02:31 ID:rzWUFqlX
硫黄島の日本兵は死体引き裂いて被ってたんだよ
こんな映画紙芝居のお遊戯だって、死んだじっちゃまがいってた。
硫黄島とベトナム戦争を同列に語る馬鹿
ジゴモクは実は戦争映画じゃないし
364 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/09/09(土) 22:55:46 ID:6ZeirrTB
この映画だったっけ、撮影中に男優一人と子役の子と撮影中の事故で亡くなった
のと違う?
そりゃトワイライトゾーンのビッグモローと子役だ。
あれはカットされた未公開場面で、話は有名だが
それと黙示録を結びつけるのは、ふつう困難だぞ
366 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/09/10(日) 02:49:51 ID:EqqyCFKB
ダイエーの中内って、戦地で仲間同士共食いしてたってさ。
一番恐ろしいのは隣の日本兵だって
うううむ。
皮剥ぎ・首きり・共食いですかあ・・・
明治生まれの企業トップの人間観てのは凄まじいものがあるんだろうな。
満州も凄かったらしいが・・・
368 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/09/10(日) 04:16:03 ID:fBGmx3Hg
敵の弾や砲弾で死ねるのはまれだそう、戦病死か餓死が大半
味方の弾で死ぬものあり、1部隊で平均3人の自殺者がでる。
369 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/09/10(日) 17:17:39 ID:Rqhkuf6o
ドラン橋で郵便持って御一行様を待ってた兵隊。
あの人の移動手段は何ですか?
>>369 他のPBRや(物資や兵員の)輸送船やヘリ等を乗り継ぎ
空港ホテルで一泊し帰宅、以後30年間仕事がない。
372 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/09/10(日) 23:46:34 ID:Rqhkuf6o
>>370 んじゃウィラードさんのミッションは、
「PBRでのんびりやってきてね」てな感じ
だったんすか。
ゆる
373 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/09/11(月) 01:52:28 ID:HEEj1wpK
コンラッドの原作より面白い。コンラッドの英文は難解過ぎる。
訳文見ながら読んでも理解不能な英文構造がある。
ポーランド出身の文学者故の難解さかもね!
ジョンミリアスは山本五十六の生まれ変わりと信じ込んでる
本物の基地外の脚本なんだが
>>372 なんでそうなる ウィラードがPBR使うよう指示されたのは余計な耳目を引き寄せない為だ
376 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/09/12(火) 09:54:18 ID:z/OGf7le
はじめて地獄の黙示録を観たよ。完全版だったみたいだ
しかしこの映画NAGEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!
(´・ω・`)
いや面白いよ、面白い・・・
でも中盤は半分くらいイラネ
なんのために早送り再生があるのかと
チャプター番号を暗記して自分独自のダイジェスト版に編集しながら見てます
379 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/09/12(火) 21:39:35 ID:5WzOHNxL
この映画ってカーツ大佐とウィラード大尉があくまで主役であるべきなんだろうけど、前座
の賑やかしに過ぎない筈のキルゴア大佐がすごく輝いてるんだよね。ヘリコプターとワーグ
ナーとナパームで暴れまわるシーンが事実上の目玉だし。
キルゴアって前座なの?
前座がメインを食った
みんなマーロンが悪いんや
奴さえあんなにデブってなかったら
す げ え ラ ス ト を お 見 せ で き た の に
マーロンが痩せて精悍だったら、多分映画のラストは
ランボーみたいに大暴れするスーパーソルジャー・カーツを相手に
同じく若きスーパーソルジャー・ウィラードが大苦戦の末に勝つといった
ハリウッド的アクション映画で終わったかもね。
マーロンが悲惨なデブだったが故に、仕方なしの偶然の産物として
映画に哲学的雰囲気が出たような気がする。
いや、カーツ&ウィラードの最強タッグで王国に侵攻してくるベトコンと戦う コレが初期稿だから
キルゴア部隊はカーツの右腕、一番槍のはずだった
なるほど、さすがコッポラ、撮影中の思いつきだけでこうまで映画を変えてしまうとは。
そこが凄いんだろうけどね。
現実は中共が侵攻してきやがったね
387 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/09/14(木) 22:14:52 ID:1A440Wxl
結局マーロン・ブランドがデブりすぎて演技どころ
じゃなかったってのをどっかで読んだ。
ラストはカーツ王国を攻めてきたカンボジア軍に
ドアーズの「Light my fire」のBGMでマシンガンをぶっぱなす。
そんなシナリオもあったみたいだ。
見てみたかった。
388 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/09/14(木) 22:53:36 ID:Dxu49+Be
ベトナムのドンコイ地区には「地獄の黙示録(アポカリプスナウ)」というディスコがある。
みんなボロボロの軍服着てそこでオフしよう。
俺は顔を白く塗って腰蓑で参加する。
>>388 いや、チミィにはフルチンでぶら下がる役を頼みたい
↑ふんじゃキミはプレイメイトの格好でよろしく。
↑ズルいぞ それは俺の役だ
392 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/09/17(日) 02:57:28 ID:Dz0GzV+3
ドアーズとワーグナーの2大名曲の脅威!
ヘリならワルキューレ
宇宙船ならウィンナーワルツと決まりだぜぃ
真・地獄の黙示録はどうですか?
コッポラのとはずいぶん違うって聞いたけど。
>>394 抜けなかったな、あ それは地獄の黙痴録
上でウィラードがなんでヘリを使わないのかというレスがあったけど
ジムモリソンの父親が海軍司令官だから船で行ったんじゃないのかな。
ウィラードも陸軍じゃなくて海兵だし。
多分コッポラの頭にはドアーズのジ・エンドと映画をだぶらせようという発想は
結構最初からあったと個人的には思う。
397 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/09/27(水) 21:52:53 ID:twucK3l8
>>388 ワルキューレとかかかってるのかなそのディスコ
398 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/09/27(水) 22:12:54 ID:pF1wPB+h
>>394 ティムロスとマルコヴィッチちゅー事でかなり期待してました。
王たるカーツ(マルコヴィッチ)は登場からして病気で死にそうだし
村落も「王国」なんてもんじゃない。
最初から最後まで真面目な文芸映画だったとしか自分には記憶がないんであります。
コンラッドの原作をマジメに映像化したものだから仕方あんめ
400 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/09/28(木) 01:23:57 ID:H5e2NTcc
>>396 173空挺旅団だから陸助だぜ。
ヘリで行ったら目立ちまくりだろーが。
401 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/09/28(木) 07:33:44 ID:QeRb7Ksa
アメリカでは監督の音声解説が入った新しいDVDが発売されてるけど
これは日本でも出てるの?
とりあえず未定
403 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/09/29(金) 21:03:40 ID:Ml9lWIaP
一緒にDVD見ていた友人曰く、「いつチャックノリス出てくんの?」
只今、北千住で地獄の黙示録完全版を見てきました。
スクリーンはまあまあ大きかったけど
音響とか座席とかあまりいい環境ではなかったかな。
完全版は初見なんだが、
時間が長いだけに、あの世界にどっぷり浸ったという感じです。
地獄巡りをしてきた気分。
>>396 ウィラードはグリーン・ベレーという設定だから陸軍特殊部隊所属ではないんかい?
タイガーストライプ迷彩服着ているのもそれ故じゃないの?
当時は南ベトナム軍の一部とグリーン・ベレーだけが着用を許可されていたとよく目にするけど・・・。
海兵隊と空挺部隊とグリーンベレーと特殊部隊の区別がわかりません
グリーンベレーはJFKが創設した殺し屋部隊の総称です。
>>405 LAR(R)Pも着てた。長距離索敵偵察部隊。
409 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/10/06(金) 08:00:27 ID:w75+wcbs
デニスホッパーの役のモデルはティム・ペイジだよね
現代でもヴェトナム戦争当時でも、隠密飛行の技術は確立されているから
リアルにやれば空挺降下で潜入が合理的だが
コンラッド原作の「川を遡行して過去へ、原始へ」の雰囲気は舟じゃないと
映像化できめえ
原作読んでみて地味な話だったんで驚いたよ。
漏れも以前読んだけど、正直、読み終わっても何の話なのかすら分からなかった
ただなんかの腐った肉のにおいと釘がちらばってたのを思い出す
413 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/10/07(土) 11:48:14 ID:Umm4xQ3s
ティムペイジは取材のさなか三回くらい戦闘に巻き込まれて
頭の中に砲弾の欠片が埋まってるらしい
NHK-BS2でドアーズのライブやってるけど、もう終わるなw
415 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/10/09(月) 13:23:04 ID:N9V8LeWx
マックイーンはともかくウイラードがハーヴェイ・カイテルでキルゴアが
ジーン・ハックマンだったヴァージョンでも観てみたかった。
しかしカイテルじゃあ、ドアーズのジ・エンドは使いにくかったろうなあ。
スコセッシの「ドアをノックするのは誰?」で既にジ・エンドを使ってるから
パクリ扱いされるとこだった。
キルゴアはデュバル以外考えられないなあ。
ハックマンてブランドの役候補じゃないの?
417 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/10/12(木) 11:25:46 ID:ItMzXcz6
元コックの生首大写しのとこ、よく見たらのどがヒクヒク動いてる。
あれ、プロップじゃなくて特殊メイクだったんだ。
それか、ほんものか。
斬りたてのほんものジャマイカ
首切られた後も筋肉の反射でヒクヒクすんじゃないの?
ジョゼフ・コンラッド「闇の奥」はあくまで映画の後半(槍で貫かれた船長の水葬あたりから)だからな。
前半はマイケルハーのベトナム戦争ルポルタージュとかそっち系。
421 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/10/13(金) 05:33:24 ID:uqe/4Qur
>>418 あれは切ってすぐくっつけたから俳優は生きてるよ。
422 :
417:2006/10/13(金) 08:30:55 ID:oPt7K6Cf
あれってビック・モローでしょ。
424 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/10/13(金) 21:55:36 ID:uqe/4Qur
425 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/10/13(金) 22:31:37 ID:jTkLOx0S
トラのシーンは、劇場で飛び上がったな。
いや、『エクスタミネーター』冒頭の尋問シーンかも
ところでウィラードとホットショットのトッパー、どっちが強い?
428 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/10/23(月) 03:59:20 ID:eDExrCi3
ファザー? イェスサン アイウォントゥ キルユー
Mother, I want.... Ahhhhhhhhh!
430 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/10/29(日) 20:56:35 ID:n2hkyUnn
fuck…fuck…fuck fuck fuck yeah
431 :
394:2006/10/31(火) 16:29:34 ID:vABm74Ej
>>398 遅くなりましたが、ありがとうございました。
実家の近くのビデオ屋にVHSが置いてあるのですが、
いつも見ようかどうか迷っていて・・・・。
原作読んでみてから挑戦します。
さっきこの作品を見たのだけど
コッポラ映画って、どれも長いのね・・・
あとカーツ大佐に会った後の話が、よく分からなかった(´・ω・`)
433 :
↑:2006/11/14(火) 19:47:09 ID:b61OMhDK
作った本人もよく分かってないで撮っちゃってるみたいだから
好きなとこだけみりゃいいよ、裏話が面白い映画です。
WOWOWでしてたから久々に見てみた。
やっぱワルキューレサイコーですな。
第一騎兵隊隊長のキチガイっぷりに惚れ惚れw
435 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/11/23(木) 01:04:16 ID:P6v92gz8
ハートオブダークネス見た。
ロバートデニーロ一瞬だけしか写ってないけどクレジットに載ってる。
配給会社が販売促進の為してんだろうけどあんま意味ない気する。
しかしあんだけの規模の映画なら裏話もっとありそうだけど。
スキンヘッドのおっちゃんがクドクド抽象的な話をしていて、
何かマトリックスの続編でも見てるようだった。
あの話を理解する前に返却日が来てしまったよ
ちゃんと意味はあるのかね
その場の思いつきで撮ったものに意味を見出すのは難しい
ヘリコプター襲撃シーンだけでも値打ちがある映画だ。
ブランドーがシナリオどおりの台詞を一切話さず、即興で意味不明の言葉をしゃべり続けた
という・・・ある意味カーツになりきっていたともいえるので、本当に彼を殺せば傑作と
なっていたかもw
完全版公開時凄い気合入れて
劇場に行ったが、キルゴア以後の
追加シーンは全部寝過ごしてしまったな。
ローチのシーンだけは気合で起きたが。
フランス人は食事はじめた瞬間寝た。
次に気づいたら牛とカーツが殺されてた。
けど満足でした。
キルゴアとローチだけで十分だ。
441 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/11/27(月) 11:36:45 ID:zw4XykKs
マーチンシーンの心臓発作はこの映画に関わった事でカルマが発現したかららしい。
なんじゃそりゃ。
442 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/11/27(月) 12:09:34 ID:y5Q9ul75
Saigon.......shit..
カーツは国家の庇護の下、自由や権利、消費を謳歌する米国人にこの戦争を理解する事はできまい、とする一方でベトナム兵士の揺るぎなく躊躇ない果敢さ・冷徹ぶりに驚愕し、米国の敗北を悟る。
このような集団を2〜3個師団持てれば、この戦争は忽ち片がつくという言葉にカーツの途方もない野心が伺える。
と頑張って観たまんま推考してみましたが、この程度でした。
はいはい
ヴェトナムに舞台を移してるんだから、もっと換骨奪胎してるのか
と思いきや。読むと、意外と「闇の奥」に忠実な展開なんだよな。
インスパイアというレベルじゃなくって、確かに原作。
おかげで、奥地にはいるといつのまにかコンゴ川かニューギニア
みたいになってるし。あんな種族、メコンの奥地にいるのかよと。w
東南アジア馬鹿にしてるだろ。w
インドシナとか雲南あたりの少数民族には顔に墨塗って戦前まで首狩りしてたのがいるよ。
ベトナム戦争中でも男女とも上半身裸で腰蓑つけてる山岳民もいたしね。
「ジャーヘッド」と言う湾岸戦争を題材にした映画を借りて
見たがその中で海兵隊の士気を高めるため
「地獄の黙示録」のヘリシーンが出てた。
それなんだが
図書館でワーグナーの音楽を借りたら
地獄の黙示録の挿入歌で紹介されとったw
たったいま完全版を見終えた。
ルメイライクでわかりやすいキルゴアの狂気に比べてカーツ大佐、
さっぱり理解できないがとにかく目が離せなかった。
この映画全体にも言えることだけど。
…それほど間違った感想じゃないよね?
いやはや、こんなに疲れる映画観たの久しぶりだ。
カーツ大佐が意味不明ってのは、大多数が感じている
翻訳が下手なのか、元からそうなのか・・・
ブランドは台詞もおぼえて来ずでまかせでしゃべってただけ
理解できるほうがおかしい、口に虫がはいったりしながらね。
中盤まであれだけカーツの存在で引っ張って「どんな凄い奴なんだ!?」と観客に期待させといて、
実際に出て来たのは座りながら意味不明の台詞を喋ってるだけのデブ。
はっきり言って拍子抜けもいいところ。
でもその辺の拍子抜けというか、尻すぼみな感じも含めて俺は好きだ。
あそこで正真正銘の凄い奴が出て来たら本当の名作になってしまう。
あの辺のコッポラの「頑張ったけどやっぱり無理でした」って感じがなんともいい。
物足りなさが変な余韻に繋がってるよな。
馬鹿乙
454 :
↑:2007/01/09(火) 14:24:21 ID:CYUmIWD7
スレストップ馬鹿乙
455 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/01/15(月) 03:03:44 ID:U3cZ5kID
456 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/01/15(月) 09:52:01 ID:QgSYeJll
真夏の映画なんだけど
前半の華々しさから後半ダラダラしていくあたりが
正月に見るとぴったりくるよ。
457 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/01/16(火) 21:19:11 ID:1CFAnNyL
ウィラードの軍服格好よくね?
458 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/01/17(水) 06:27:29 ID:9+36hDns
虎、ぶっ殺す!!(-д-メ)
459 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/01/19(金) 02:50:59 ID:hnRlmIxs
俺はアル・パチーノに原因があると思うけどな。
ガルシアもコッポラの娘もあれでいいと思うけど、
どう考えたってマイケルがマイケルじゃないもんな。
あとデュバルなしじゃ物語として続いてないも同じだし。
全部ひっくるめてコッポラの力が落ちたってことだよな。
ゴドッファ−ザー・スレをさがすの面倒だからここに書いたけど。
ゴドッファ−ザー・スレは無い
461 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/01/19(金) 13:53:43 ID:Zo/fUfTB
やっぱり、カーツ王国空爆エンディングが好き!!と、いう人スイッチオーン!
けどコッポラは嫌いなんだってさ。
>>459意味不明
あの空爆エンドは美しい。
あまりにも美しく幻想的なので
ウィラードが空爆要請のための無線を切ったのだから空爆されるわけがねーだろ
というツッコミはする気もおきない。
463 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/01/19(金) 22:50:52 ID:tBnPeuNB
トラはあのあと撃たれて死んだのか?
464 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/01/20(土) 05:16:15 ID:72vcOrlf
…バターになりました。
「ちびクロ クリーン」廃版
465 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/01/20(土) 06:56:01 ID:Xc6r5wIR
海外在住のものですが、
コッポラの音声解説が入った特別版DVDは日本でも(邦訳されて)発売されているのでしょうか?
466 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/01/22(月) 19:29:36 ID:g6ZK35aV
サーフィンしながらサヨナラー
完全版のDVD買ってきたぜ
ジャングルとかの自然の映像はハイビジョンで見慣れちゃってるからDVDだとちと辛い
画質もDVDの中ではいい方ではないし
是非とも美麗な映像で観たい。それともフィルム自体があんなもんなのか
469 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/01/22(月) 22:45:56 ID:F0r4tn4l
470 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/01/23(火) 08:24:58 ID:/YeS1osI
普通に考えてみて解らん点がひとつ。
ウィラードは政府の命令を受けてカーツを暗殺しに来たはずなのに、
どうして真昼間のカーツ軍が待ち受ける真正面から、まるでカーツのお客さんのような対面の仕方をしたんだい?
例えばの話、暗殺だったら暗殺らしく、みなが寝静まった真夜中にひっそりとジャングルの裏側から侵入してカーツの寝首を狙ったりするのが普通じゃないの?
471 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/01/23(火) 08:26:37 ID:/YeS1osI
いくらカーツのことが気になりだしていたとしても、
あれじゃいくらなんでも殺されるためにカーツに会いに行くようなものじゃないか?
そこら辺が良く解らないので、わかる人いたら教えてください
472 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/01/23(火) 20:28:42 ID:Ryi5nN6T
◎任務よりカーツへの興味の方が勝った。
◎部下二人死んだし、いろいろ遇って精神的にも限界だったから。
◎向こう(カーツ王国)は暗殺しに来た事、知らないと思った。
◎いきなり正面玄関に出ちゃったから。
俺の個人的見解ですが…
>いきなり正面玄関に出ちゃったから
これが正解だと思うね、カーツ王国の場所もわからなかった訳だし
>いろいろ遇って精神的にも限界だったから
コッポラ的にはこれが正解ですな
オリジナルと完全版セットDVDと
現在入手可能なバラ売りは基本同一内容ですか?
475 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/01/26(金) 18:15:18 ID:1tvOKXKv
スズ〜キ スキヤ〜キ
477 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/02/01(木) 11:47:26 ID:ocuH2bZZ
冗長な映画だよ
じゃあ寝とけ。
つまらん映画だよ
最初だけあっと言わせ、途中でちょっとおおっと言わせ、最後ははあ?で終わる映画
コッポラは形而上学的な映画を作りたかったらしいが、思いっきり失敗してるな
480 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/02/15(木) 17:07:16 ID:QOLLaoPR
ラストの牛はどうやって食べるんだろうな。
やっぱスキヤ〜キかな・・・
481 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/02/15(木) 18:46:54 ID:7/iEWS9V
>>479 「形而上学」の意味がわかったらんようだな。
482 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/02/15(木) 20:09:27 ID:tRlLB/y5
完全版のDVD観たんだけど
公開版にはあったエンドクレジットでの爆破シーンがなくてガッカリした
あれカットしたのは、あの後カーツ王国が爆破されたって解釈されるのが嫌だったからなのかね
あれは絶対入れといたほうがよかったのにな ポッコラのおっさんよ
劇場公開版のDVDでも「爆破」は映像特典
なんで爆破シーンで終わったらまずいの?
>>483 そうなんか 俺が観た公開版はビデオだったから、それは知らなかった
でも完全版のDVDには映像特典にも爆破シーンはない
うーむ・・・
コッポラが話の骨格に引用したエリオットの詩の一節
「世界の終わりは爆発ではなく、メソメソとやってくる」を
デニスホッパー演ずるカメラマンに劇中で言わせたから
487 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/02/15(木) 20:36:56 ID:QOLLaoPR
俺もガッカリした。劇場版BookOFFに売り飛ばしてから完全版買ったら空爆シーンが無くてア然とした・・・クレジット変だし。
だから慌てて劇場版買い戻した。
ファッキンタイガーーーッ!!な出来事でした。
488 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/02/15(木) 20:40:30 ID:0GjDRjk7
カーツ王国の爆破シーンはコッポラが撮るだけ撮ったが最初は使う気が無かった。
だが、映画会社の方から「よく撮れているので使って欲しい」との要請があり、
エンドクレジットに使用した。
しかし、あのシーンのエンディングでの挿入は「ウィラードが去った後、王国は爆撃された」
との間違った印象を観客に与える可能性があり、コッポラはそれを後悔していたので、
特別完全版からは完全にカットされた。
>>489 ディレクターズカットやら完全版やらでよくある改悪って感じだよな。
まず公開してしまったモノはそれはそれで真実なんだよね。
だからこの作品の場合劇場公開版DVDにはそのまま挿入。
完全版でカット→映像特典がファンが納得するやりかた。
両方購入するマニアには特典としても必要ないが。
まあ発売時期とか完全版の編集時期とかいろいろあるんだろうがな。
公開版にも最初の頃はついてなかったけどね>爆破
登場人物たちが北爆(一発変換出来たw)を見て「すげえぇ!」って言ってるシーンはあるが、
北爆そのもののシーンが無いのは何故ですか?
永年の疑問です。誰か教えてください。
ベトナム戦争はあくまでも話の背景であって、主題じゃないから
現場ぐちゃぐちゃ&制作費膨張しまくりの状態な上に撮ったけどボツにしたシーンもある中で
直接、話に絡まないのに金も人手もいる北爆シーンを撮るのは厳しすぎるでしょ
アークライト、アークライトだ!
北爆のシーンを撮る為にはB-52が必要だが、B-52はアメリカ空軍にしか配備されていない。
米軍の協力を得られなかったこの映画では絶対に撮影不可能なシーンだ。
「じゃあB-52を使わなければいいじゃん」って話になるのだが、
一般的なイメージとして北爆といえばB-52だ(『日本本土空襲といえばB-29』みたいなもん)。
結果としては
>>493が言うように本筋と無関係なシーンの為に大金かけて説得力の無い爆撃の場面を撮るより、
セリフで説明するだけにして映像をカットしたのは懸命だったと思う。
497 :
492:2007/02/17(土) 04:05:34 ID:Ka8koYer
Is this the end ?
完全版でサティスファクションのシーンを
移動した理由がさっぱりわからん。
これから遠足に行くぞと景気付く場面と思ってたからね。
人知れず500ゲット
501 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/03/21(水) 16:52:50 ID:VkYn0tDt
B52の尻尾らしいのは、河に墜ちてる場面があった希ガス
502 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/03/21(水) 17:07:35 ID:KT0xu1R3
完全版のエンディングも変わってて気にイラネ。
503 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/03/21(水) 22:20:42 ID:e0CXPcfh
>>496 B52だけで言えば、資料映像を使えば米軍の協力なくてもおkではないかと。
でもあそこは北ベトナムではないのでそもそも北爆ではないのではと課・・・
無闇な本物志向のコッポラが資料映像で我慢できるとは思えない
北爆のシーンはB52借りる必要ないし、第一、北爆じゃねえよ
童達は夏の慈雨を待つ…
507 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/03/22(木) 19:14:22 ID:CO4mtLYB
食人族の村に入るまではプラトーンよりも緊迫感があって良かった
でもそれ以降はぐだぐだ。どんどん尻すぼみな展開に
もう少し終盤を工夫しとけば、あのゴッドファーザーを超える名作になってもおかしくなかったのにね
508 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/03/22(木) 19:18:11 ID:CO4mtLYB
まあそれはありえないか
でも観た当初は、まるでディズニーランドのジャングルクルーゾー
の豪華版に自分も乗ってるような感じがしたけどな
sit !まだサイゴンか…
PBR“Street Gang”this is “All Mighty”standing by
511 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/03/26(月) 12:14:34 ID:UDT3QZQP
この映画も大好きで、ドアーズも大好きなんですが
一つだけふに落ちないところが、なぜTheEndなんですかね
ドアーズといえば名曲ハートに灯をつけてだと思うんですけどね。
>>511 この映画のオープニングで「ハートに火をつけて」が流れたら萎える…
劇中挿入曲だったらまだイイけど
米軍をカーツ村が迎撃しそこに“Light my fire” がながれるシーンが予定されていた
コッポラは最後までそのイメージに拘ったらしい、と何かの本で読んだZO
514 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/03/27(火) 17:15:04 ID:r7sl9naI
>>512 イラク戦争もそうだが、ベトナム戦争自体が壮大な茶番なんだから
OPでハートに灯〜はおちゃらけた感じでベトナム戦争をよく表現できてると思うな。
515 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/03/28(水) 00:15:33 ID:PXTh7VrA
なんか誤解があるようだけど、そもそも劇場公開版には、最後の爆破シーンはなかった。
というか70ミリバージョンにはクレジットタイトル自体がなかった。
しかし35ミリバージョンも作らなくてはいけなくなり、それにはタイトルバックが必要だった。
で、タイトルだけ写しているのもナンなので、バックの映像として、爆破シーンを使った。
そもそもあの爆破シーンは本当にあのオープンセットを破壊する時に、その光景を撮ったもの。
まあ70ミリバージョンは限定された映画館でしか当時は上映されていない。
70ミリバージョンはいっさいタイトルがでないのだ。メインタイトルさえなえい。
でも、スタッフのクレジットタイトルは出さなくてはいけないという取り決めがあったので、
当時、映画館では無料でスタッフの名前が入った紙を配っていた。
いや、知ってるだろ
517 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/03/28(水) 00:52:29 ID:LqZOgEIi
初めて見たけどフランス農場全てカットでいいだろw
いくらなんでも「ハートに火をつけて」じゃ軽過ぎる。
どうせ茶番なら、ビーチボーイズ使って延々無意味なサーフィンシーンを撮って、糞映画にして欲しかった。
クレヨンしんちゃんがこの映画のセリフパクってた
520 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/03/28(水) 08:37:50 ID:s3JQ28La
>>517 フランス農場は全部カットでいい
プレイメイトのセックルシーンが短すぎるとは思わんか。
撮影に奥さんが参加するとこういうことになるからイカン
しかも、もっと生々しく撮れっつーの。
マムコ挿入カット入れても、この映画なら世間は許す!
>>518 オープニングはグッドバイブレーション
サーフィンシーンはサーフィンUSA
ラストはカリフォルニアガールズ
最悪なコメディだなww
521 :
斬るゴア:2007/03/28(水) 13:14:12 ID:5T3L9KEY
522 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/03/28(水) 18:53:54 ID:+tvpjW6X
_,,, -――- 、
__,,,,,_ /、,:.-‐:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
/:::::::: :::::` 、 'ノ:.`‐-:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:__ |
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ _i:._:., - ‐‐::::':::::::: ̄:::: ̄:::::` 、
,':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l , -‐ '::::::_:: -ー''" ̄ ̄ ̄ヾ;;;;;;;;!:::::::::::::::::::::)
|:::::::::::::_ ,==ニニニ_=_=(::::::::::::::::_r¬、( ̄~il ̄ ̄ ̄; ̄`i::::__;;, '"
( `丶、 _,!-‐'";;;;/′ ___,,- ,,/.  ̄ ̄ ヾ/__,`''‐" ! )ノ ´
ヽ、 ヽ、 `ヾ;;{_ ,_ゝ ヽ___、 `l´
>>511-521を石器時代に戻してやれ!
_ヽ__ ` ‐-、/i\` ==/ _ l〈ノヽ | _)ヾ` 、
.(____(__; ̄ ̄ヽ| ` 、__ __i: : `゙ 、 )___,, -‐''''' " /: : \`: : '' ―-
ヽ,______) ̄ l /: : : : : : : : : `ヽ、 __, '"ヽ: :\ , ': : : : : :ヽ: : : : : :
.ヽ__ノヾ 彡ヽ /: : : : : : : : : :, -'´: : : : : : /: : : :\ /: : , -‐ '"`: : : : :
`' 、__ 丿ヽ、/: : : : : : : :_ /: : ::、: : !: : : :\: : : : \ / /´: : : : : : : : : : :
`‐--'" \: : _ _,'__: `ヽ、: : ヽ,|', l二二 ヽ、: : /'": : l二二二: : : : : :
\ ゙`ヽ\: : : `ヽ: : : : : : : : : : : : : : :ヽl: : : : : : : : : : : : : : :
523 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/03/28(水) 20:45:47 ID:2suyNpPJ
「The end」をどうしても使いたかったから、
逆算で「ハートに火をつけて」じゃないかな。
当初、ジョージ・ルーカスとジョン・ミリウスは、
ラストの米軍vsカーツ軍団の大戦闘シーンで
「ハートに火をつけて」がツータカタッターと鳴ってるような
サイケでブラックコメディ風な作品を計画していた
が、引き継いだコッポラは
ゴタゴタだらけの製作や個人的な問題から鬱になり
神話的要素だの、なんだのとグチャグチャ考えてるうち
お経のような「ジ・エンド」のほうがあってる作品にかわっちゃった
ミリアスにそんなユーモアセンスがあったとは…
クライマックスで唐突にあの甲高い「♪ピ〜ヒャラララピ〜ラリラ」とか鳴り出したら吹いてまうわw
カーツと軍との戦いも、下手に実現したら“1941”みたいなドタバタになりそうだし。
今となっては到底考えられないオチだが。
クレしんは何てセリフをぱくっていたの?
>>526 Blow out your fucking shit,
Mother fuckers,
Let kill all the assholes.
528 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/04/15(日) 01:25:52 ID:j4Y5YW2B
米兵が黄燐グレネードか何か放り込んで味方に知らせるため叫んでるのに「敵弾だ!」みたいな字幕萎え。
それが戸棚クヲリティ
530 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/04/15(日) 20:29:11 ID:rNR9f43d
本日「ブラック・ホークダウン」の放送日
厳重武装のアメリカ軍が、数千人の群集に囲まれて、ドタバタ
案外たいして武装していなくても、民間人が大挙して集結してくるとゾンビの群れ
数時間で終わるハズの「戦争」が、大騒ぎ
「機関銃で弾をガンガンとブチこんで、後でバンドエイドをくれてやる」アメリカ式の戦争
ナパームかもだ!! でどう?w
533 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/04/19(木) 19:19:34 ID:yLDyeVQD
バージニア州に自宅があり、事件のあった大学にも行かれたことがあるキルゴア中佐は今回の事件にとても心を痛めておられるそうだ。
奴らを石器時代に戻してやれ
どっちかと言うと、
「地獄の黙示六」よりも「タクシードライバー」だな。
奴らとは無論学生達のことではない
念の為
>>535 トラヴィスは無差別に32人も殺したりしなかった
だから?
538 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/04/22(日) 23:14:06 ID:52mpnR1x
今やってるお AXN
u smell that?
ねいぱーむ
大槻ケンヂがのほほん日記で落ち込んだときハートオブダークネスを見るって
書いてた
あの奥様ひまつぶし16oか
ヒマをもてあました奥様のてすさび
……なんとなくエロイ (*´Д`)
おまいらこそ、このスレでヒマを持て余しているうちに・・・、
思考や方法が…、不健全になった…。糞スレだ…。
545 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/05/04(金) 16:49:10 ID:e24tNe5i
オリジナル版、 完全版のDVD廉価盤が出る予定はないですよね?
547 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/05/08(火) 15:17:41 ID:11y4UquL
主役のオファー順
マックイーン→パチーノ→カイテル→シーン
らしいな
549 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/05/16(水) 02:23:38 ID:Sm3fAYUR
牛斬りシーンって、本物の牛なの?
うん
牛のように見えるがじつは午
カーツ砦の死体も本物混じってるって本当なんでしょうか。怖いよ
カーツ王国に転がってる生首は地面に穴を掘って
人間を首だけ地上に出るように中に埋めて撮られた。
撮影が長引くと役者(?)は大変だったらしい。
本物の死体を買ったという噂も、あったよな。
話をぶった切るようでスマンが…。
サウンドトラックが欲しかったのだが、2000円に値下がったのを機に通販で買ってみた。
まだ封は開けてないが、見てびっくり!
「ワルキューレの騎行」が2分弱の長さしか収録されていないではないか!
ショルティ&VPOのワルキューレが聴きたくて買ったに等しいのに…。
2500円版を持っている人に伺いたいのだが、ワルキューレはフルバージョンじゃなかったですか?
>>555 ショルティ&VPOのワルキューレなら新品で1000円で買えるんだよなorz
557 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/06/02(土) 10:47:15 ID:zSwz5K68
質問です。
ドラン橋で指揮官は何処だってしきりに聞いてましたが既に死んでいて兵が勝手に戦っていたということでおk?
またカーツの「ナイフの歯の上をナメクジ…」あれの意味を教えて下さい。
558 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/06/02(土) 21:02:58 ID:WbVDPAlN
>>「ナイフの歯の上をナメクジ…」
戦争は力押しだけじゃ勝てないってことじゃないの。
>>558 そうですね、アメリカの圧倒的な兵力を柔軟に受け止めるベトコンや北ベトナム軍を
ナメクジに例えたのかも。
もうひとつ思ったのは、ナメクジをカーツ自身の状況と対比させたのではないかという
事です。自分は戦争目的と偽善の間で引き裂かれてしまったのに、ナメクジは悠々と
刀の上を歩いていく、死なずに。だから、「私の夢だ、悪夢だ。」となったと。
560 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/06/03(日) 21:32:22 ID:9G5fUla7
オーロール・クレマンは美人だね
561 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/06/03(日) 22:32:33 ID:IOBgT9j+
562 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/06/03(日) 23:46:40 ID:n5wENj5E
メイキングで見たがカーツ大佐がエキストラの子供たちと楽しそうに遊んでるのが
かわいかったな。
>>562 オレンジの皮を口に入れて「ウッホ!ウッホ!」ってか?
違うよ。
カーツがウイラードにぶつぶつ言いながら食ってたのは、なんだったんだ?
ピスタチオ?
566 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/06/05(火) 20:51:36 ID:PtDw3LuH
なんか噛み切ってたよね。オクラのでかいやつみたいなの。
567 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/06/07(木) 21:18:41 ID:qu3+EohD
フィリピンのロケ地でのマーロンの傍若無人ぶりはおかしかったな。
セリフ覚えの悪さにはコッポラも辟易したんだ。
カップ麺のCMでヘリのラジコンが当たる!って流れてて、それ見たらこの映画思い出したよ。少し笑えた。
ここの住人でリアル.マッコイのTシャツ買った香具師いますか?
黄色いUS MARINE CORPSてやつか?
キルゴアがビーチパーティの時に着てたOD色のTシャツが欲しいな
何かサーフショップっぽいロゴの付いたやつ
似た服ならしまむらで売ってた。
574 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/06/21(木) 23:06:44 ID:yRIyaJ10
最高の映画だと思います
でもカーツをもっと衝撃的な人物に仕立てて欲しかった
575 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/06/22(金) 06:44:52 ID:whXHf2ho
監督の他文化、アジア観だからね。
576 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/06/23(土) 22:36:10 ID:TGMBcUOB
カーツってのは人一倍繊細な善人だったんだと思います。
そんな彼が、ジャングルの戦闘に勝利するには躊躇することなく敵を殺しまくらなければ
ならないという結論に至った。でも、彼の良心がそれを許さなかったんじゃないでしょうか。
で、徐々におかしくなっていったと。
かれは化け物でもなんでもない、極限状態の中で苦悩する善人なんだと思う。
こういう葛藤って、レベルの差こそあれ、どこにでもあるような気がします。だからこそ、
この映画は素晴らしい。
詩や本を愛読するような穏和な男だからな。軍人向きじゃなかったんだよ。
この映画のテーマは「職業はよく考えて選ぼう」って事だな。
いや、この映画のテーマは「脚本は完成させてから撮影しろ」だ¥
「役者は実物を見てから慎重に選ぼう」ってのもありそうだ
カーツは解ったが、ウィラードやキルゴアも士官学校出身?
ウィラードは違うんじゃね?士官学校出身なら、10台で空挺の訓練はないでしょう。
でも、年の割に出世が早いよね。やっぱり特殊任務担当だからかな。
米軍の仕組みに就いて殆ど知らないから、解らない部分が多い。
シェフ、チーフ、ランス、クリーン等は下士官だから兵学校出身ではない。
特にシェフ、自身劇中で徴兵で入隊したと言っていた。
キルゴア、ルーカス、そしてコルビー等は士官学校なのは解るが・・・・?
583 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/06/28(木) 21:39:17 ID:aoUxYJSe
>>576 ちょっと違うと思うんだよね。
人一倍繊細で純粋だったとは思うが、決して善人ではなかったと思う
純粋な殺意を持ったべトコンに対して敬意を払ってた位だし
あくまで優秀だから、現場は触り位でドンドン事務方で出世していけばイイ
のに、軍人としての本分である前線に拘った結果、戦場と指揮サイドの矛盾
に懊悩して、揺らぎかけてる所に自分の息子と同年代位の幼児の腕大量チョンパ
事件で完全にラリリになってしまったと
軍部の矛盾を強烈に批判しながらも、自分がこれまで得てきた勲章を持ち続けてたり
事前に日記に施設の爆撃を指示してたりするのは、軍への愛着を棄てきれずに自分の死
と同時に自分のダークな部分を消滅して欲しいと考えての事なのではないかと。ピュア
な殺意に憧れながらも、結局は殻を破りきる事はできなかった常識人
ところでウィラードは彼の家族にどう伝えたんだろ?彼を
584 :
576:2007/06/30(土) 23:21:17 ID:RSJqgTHs
>>583 なるほど。言われてみれば、そんな気もします。
腕大量切断事件以前から、愛を知りつつ残虐行為もやってのけるという事に敬意を持ってたの
かも。
勲章を持ち続けているのは痛々しいですね。軍隊への愛着を捨てきれず、自分を否定する者を
否定しきれないもどかしさを感じます。考えてみれば、王国を作って独自行動を取ったのも、
米軍の為なんでしょうし。こういうところに、同情と共感を覚えるんです。
ウィラードは、彼の家族には彼の体験をそのままの形で語ってないだろうと思います。多分、
「理想を持ち、人間的に優れ、勇敢に戦った兵士。枕元には聖書と家族の写真が..。」みたいな
感じでしょうか。まあ、嘘じゃないんだけど、家族には正確に伝わらなさそうな。その温度差に、
冷めた気持ちになってるウィラードを想像します。
585 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/07/09(月) 19:59:37 ID:NJKZUpnl
デニスホッパーってNikonもって喋りまくってけど興奮しまくりで不自然な演技だった。
もくじろく?
587 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/07/10(火) 04:52:47 ID:PXbk2rdT
>>585 ドキュメント映画『ハーツ・オブ・ダークネス』を観れば、当時のデニスがどの様な状態で撮影に挑んだのかが分かるよ。
んで、その映画を観てると、チラリと名前が出て来るジャック・ニコルソンやアル・パチーノ。
そっちのカーツ大佐の方が良かったのでは?と、俺は思うよ。
役にたいして歳が若すぎるし、そんなベタなカーツ大佐は嫌だ!
でもニコルソン演じる狂人は見たかった気がする。
ニコルソンとパチーノの狂演なら観たい。
ニコルソンのカーツはなんか軽くなりそう。
その辺ブランドは重厚感というか、重さだけはあったよな。いろんな意味で。
591 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/07/13(金) 06:08:14 ID:0KX0YGBb
俺は今まで何人殺したろうか?はっきり覚えているのは3人だそいつらとは皆ジャングルで戦ったしかし今度の相手はアメリカ人でしかも将校だ。戦場で殺人罪を持ち出す事はオートレースの最中にスピート゛違反の取り締まりをするようなものだ 馬鹿げてる
592 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/07/13(金) 06:21:07 ID:0KX0YGBb
ドランはナン川流域にかかる米軍最後の拠点だ。橋の向こうはカーツの支配地だ。
おいランス行くぞ!
美しい!おい イカれてんじゃないか? 俺最後のLSDの袋とっといたろ?さっき飲んだ 飲んだ?いい気なもんだぜ
593 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/07/13(金) 06:26:59 ID:0KX0YGBb
厨房14の時観てからようやくこの映画が理解できるようになった。名作だ
ああでもパチーノのウイラードは是非見てみたかった。
シーンもイタリア系だよね。母親はアイルランドらしいが。
ニコルソンには偶像性がないからそりゃ無理だろうと。怪物っぽさというか。
といってブランドが適役だったかというと未だに分からない。
595 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/07/13(金) 20:12:29 ID:GnaBqAo2
偶像性? ( ´,_ゝ`)プッ
596 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/07/13(金) 22:09:35 ID:KrY3P8EN
それでは誰がよかったか?と問われると言葉につまるんだけど、やっぱりブランドは役不足というかダメだとおもう。
うつろ度が足りないんだよね。エリオット風にいうと、観念と現実、動作と行動、感情と応答、これらの間に影がおちてるようなさ。
597 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/07/13(金) 22:22:24 ID:pDb3rwmN
>>594 マーティン・シーンはスペイン系だお (´・ω・`)
600 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/07/23(月) 15:57:40 ID:a4lbqB8g
この映画って撮影がヴィットリオ・ストラーロじゃなかったら絶対糞になってたな。
映像が不気味なほどキレイすぎ。スゴ過ぎる。
601 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/07/23(月) 16:12:15 ID:7n8XZlUK
この映画って、映画製作にまつわるトラブルを全部背負い込んでるのでいい。
この映画って
「ジャーヘッド」の中のって短く編集されてるな
クラシックにのせてヘリ部隊が飛んでくるなんて、まさにアメリカ人好みな場面だと思うけど
顔を押さえたり、身を乗り出して叫ぶなんてありゃ本当なんだろうか?
604 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/07/24(火) 00:57:30 ID:qYHK98ZF
「ひゅーい!ひゅーいベイビー!」
605 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/07/24(火) 03:04:28 ID:HPU8rnIM
あのプレイメイトもいい年したおばさんなんだろうな。
606 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/07/25(水) 01:47:57 ID:XrCJUnob
本物の死体を撮影に使ったってホント?
牛の死体は本物だな
608 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/07/26(木) 05:56:02 ID:+xRuwBCv
以前、テレ朝でやってる「朝まで生テレビ」で浅間山荘事件で刑務所に入ってた
連合赤軍の元メンバーが出演していたことがある。
彼なんかはとてもカーツ的な顔をしていたな。
ようするに完璧なカーツ役をもとめようなどとおもったら、本物の殺人者か、精
神病患者でもつれてこないかぎり、無理だろう。
それくらいあの役を演じるのは難しいとおもう。
と、本物がうそぶいております。
サントラ新盤入手した。
カーマイン・コッポラ・・・歳なのに、いかにもな70年代シンセサウンドで笑った。
いいよいいよ〜
しかも、途中でジョン・カーペンターみたいな無機的で朴訥なサウンドになるんだよねw
最近見たけど、マーティー・シーンはミスキャストだと思う。
殺しのエキスパートには見えない。マスクが甘すぎだよ。
613 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/07/27(金) 09:00:59 ID:6lyj8LBz
>>608 コッポラが敬愛しているとかいうドイツの監督は精神病患者を映画に主演
させてたな。
ブルーノ・ガンツとヴェルナー・ヘルツォークだっけ?
・・・原作のクルツも、映画のカーツも西欧の知的肉体的エリートが
アフリカなりアジアなりの原始の闇で衰弱するという「紋切り型」があってだなぁ。
それを精神病者にやらせるのは、意味が違うだろうし、
ジャングルの奥で王になるには、西欧の精神病者にはちと荷が重過ぎる
615 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/07/27(金) 13:06:00 ID:6lyj8LBz
>>614 ガンツではなく、Sだよ。
あなたの言うこともわかるんだけど、カーツというのは完全に衰弱した状態で、初めて
画面に出てくるわけだよね。ということはエリートであるという面影はあまりないほう
がいいわけだ。
>>608の言うことははっきりいって極論だとはおもうけど、方向性として
は完全に間違ってるとはおもえないよ。
精神が健全なときの、または残虐行為をやりまくってるカーツという描写は原作にも映画
にも出てこないんだから。
映画のシナリオ自体、カーツ大佐が何者なのか、混乱しているからなぁ。
まず闇の奥の「衰弱した西欧人」がいる。
ミリアス第1稿の同じくジョゼフ・コンラッド「ロード・ジム」風の<王になった男>がいる。
そこに「では王殺し」とばかり「金枝篇」をぞろっぺいに読み上げる。
「待て待て、衰弱した西欧人なら、エリオットの灰水曜日だろ」とこれも絡める。
「闇の奥の末尾は? ホラーホラー(恐怖)を忘れるな」と森の恐怖に呑まれた錯乱という事で、
OPの錯乱傍受テープもでてくる。
個人的には全ての混乱の源は、
マチズモ・ミリアスの活劇草稿と、
オーソン・ウエルズの衰弱→死亡劇の分裂だと思うけどな
原因の根本はコッポラ自身だと思う。
コッポラが倒れた後、ルーカスがそのまま監督をしてい方が良かったかも。
>612
シーンに関しては禿同
そもそも、カイテルのどこが気に入らなかったのだろう?
スチールしか見てないけど、見事に特殊部隊の大尉殿だったぞ。
カイテルなんて現地の蛮族みたいに無骨で、役柄のイメージに乏し過ぎる。
同じ暗殺者でも猪突猛進型の軍人ではなく、シーン演じる、軍隊組織から少し浮いたような知性派の軍人像が必要だった。
ウィラードはベトナム戦の初期から勇猛果敢で知られた空挺部隊の出身なんだよ。
そこで士官として指揮を取ったのか、そこで戦功を認められて士官になったかは解らんが
極めてステレオタイプの軍人だったと考えるのが自然なわけ。
(たぶん後者だと思う)
それが何かの間違いか軍隊のアンダーグランドに関わる事になって、
カーツ殺しを命ぜられる事になった。
物語を通しては狂言廻しの役であって、最後の最後には変心するとしても、
そこまでは特殊機関の少しひねたステレオタイプ兵隊を表現出来る俳優が良かった。
>>617 ルーカスが監督を引き継いでいたらどうなったと思っているの?
予想を書いてくれませんか。
>621
マジレスすると。
コッポラ夫妻の関わり次第・・・としか言えないな。
クランクアップまでの監督をルーカスが努めたとしても最終編集権をコッポラが放棄したとは思えない。
ただ、撮影中のキャストとスタッフのモチベーションは上がっただろうし、
その影響は画像にしっかりと残されたと思う。
ストーリーに関しては、そもそもミリアス草稿は”客寄せパンダ”であってアダ花みたなものだから、
ルーカス版もコッポラ版とさほど変わらなかったと思う。
623 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/07/28(土) 12:06:12 ID:zj6bR5Eu
シーン=静の性格俳優
カイテル=動の性格俳優
カイテルは海兵隊出身で、
初期の演技指導(軍人になりきるための訓練)でイチャモンつけた
のが原因と当時、映画雑誌で読んだ記憶がある
>>622 >ミリアス草稿は”客寄せパンダ”であって
???
626 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/07/28(土) 22:05:06 ID:zj6bR5Eu
想像その壱
コッポラは当初、この作品をオールスターキャストの超大作として製作しようとした。
(それ以前にルーカスに監督させて自らは製作のみを担当しようとしたとの話しもある)
しかしプロデュースを担当したものの全額を用意する事は難しく、一部をメジャーや海外に募った。
この際にある程度完成された本が必要となった。(実際にはスプリクト)
想像その弐
エレノアによれば、コッポラは決定稿を完成しないままクランクインした。
映画制作にはこういう事は珍しくないが、いつの時点でミリアス本を使わない事にしたかがハッキリしない。
ミリアス案は脚本として破錠している部分がある様にも思えるのでこの点を嫌ったかも知れないが、
実際はオーソン・ウェルズも成し得なかった原作をベースにした作品で有ると共に、
ベトナム戦を扱った初の大作を(他の作家に手渡すことなく)自ら創り上げたかった為かもしれない。
連貼スマソ
カイテルに関しは彼自身はコッポラが提示した長期契約を嫌って自ら降りたとの旨を
インタビューで述べていた。
しかし、「NOTES」の記述では全く違う印象を受ける。
カイテルをコッポラに推薦したのはスコセッシともいわれるので、双方にオトナの気配りがあったかもしれない。
「オトナの気配り」かぁ・・・
・・・なんか、やらしいなぁ。
630 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/07/30(月) 00:52:31 ID:jo7z01TE
何度観ても途中で寝てしまう。面白くない訳じゃないんだけど・・
631 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/07/30(月) 05:07:58 ID:xTwVHgRY
結構斬新な映画だと思うけど、結局何を伝えたかったのかイマイチ伝わらなかったな
エリオットの詩とかパクって、一生懸命ふいんき(←何故か変換できねー)作りに励んでいたけれど
最近、劇場公開版を見直したら非常にシンプルに感じた。
長いのもそれなりに良いんだけどね。
ハート・オブ・ダークネスのミリアスが自己陶酔した自作草稿エピローグを見る限り
彼は「闇の奥」でなく、同じジョゼフ・コンラッド原作でも
ピーター・オトール主演「ロードジム」をかなり意識してたと思うんだ。
つうかミリアスが1990年に撮った「戦場Farewell to the King」こそが、
彼の草稿なんだな
634 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/07/30(月) 20:26:04 ID:WARMX0Cm
>>619 流れを切るようで申し訳ないが、おれもウィラードの軍歴に関心がある。
カーツの場合は画面で相当詳しくわかる(ウェストポイント2位、ハー
バードの歴史学修士など)のに、ウィラードはまったく不明。
将校なのだから大卒のはずだが、19歳でレンジャー資格をとったとなる
と、高卒で陸軍に入ったことになる。173空挺旅団の実在の大隊は503大
隊(映画では505大隊)で、ここの偵察隊所属なのか?
ウィラードの出身地はオハイオ州トレド、完全版だけにあるせりふに、
「工場のラインに並ぶよりまし」とか言っているので、労働者階級出身
なのは確かだろう。これ以上は…。
ちなみに画面から分かったのは、命令を与えるコーマン中将とルーカス
大佐の所属が第1騎兵師団であること。おそらくコーマンは師団長だろ
う。キルゴア中佐の上官ですな。
>「ロードジム」をかなり意識してたと思うんだ。
>ミリアスが1990年に撮った「戦場Farewell to the King」こそが、彼の草稿なんだな
基本的には賛成なんだが、ジムとマーロウを比較すると、比較に成らない程にジムの方が魅力的な人物なんだな。
本質的に、マーロウ=ウィラードに求められる資質は(あるいは物語が終わった後に)語り部となるものであって、
シーンが演ずるウィラードの”つぶやきシロー”ぶりは、中盤以降の映画の不必要な流れの重さと悪さを招いているだけだと思う。
ミリアスの目指したものが「戦場」であるとすれば、コッポラの目指したものは後に自らが撮った「ランブルフィッシュ」なんだろうね。
ちなみにルーカスが目指したのは「84・チャーリーモビック」みたいなもんじゃなかったのかな?
636 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/07/31(火) 15:29:50 ID:FAqzukuI
>634
えらい派手な釣りだな。
>636
胴衣w
ヘリの死体だけどあれはプレイメイトのマネージャーその他だと思ってた。
で、プレイメイトは兵士の慰み物にされてるんだと。
違うみたいね。
639 :
634:2007/08/01(水) 11:15:18 ID:UDtfrdll
>>636 >>637 釣りじゃないよ。今まで誰も追究していないし、新たな解釈が可能かも
しれないからね。
ちなみに調べなおしたら、字幕の「大隊」は「連隊」の間違い。
ウィラードはタイガー・スーツの右肩に173空挺旅団パッチとエアボーン
章を、左肩にベトナム支援本部パッチとレンジャー章をつけている。
右肩は旧所属だから、第一回任期での所属部隊、設定の1969年8月
には本部の情報部にいる、ということなのか?
まあ、そっちの話題が終わってからでいいよ。
>639
正直スマンかったな。
ではマジレスすると、ウィラードのキャラクターは軍オタのミリアスが聞きかじった
エピソードを繋げたフランケンシュタインみたいなもの。あまりマジで考えない方が良い。
但し、この映画の軍事アドバイザーが考えた(らしき)キャラ創りは当然有って、
それがユニフォーム脚本や(間違い多し)パッチ類にも反映されてはいる。
ズバリ、ウィラードは一兵卒上がりで前の所属はPRU。ジュネラル・コーマンに呼ばれた時はMACVの窓際族。
641 :
640:2007/08/02(木) 08:44:29 ID:kFx1S43G
嗚呼。。スマン
× ユニフォーム脚本や(間違い多し)パッチ類
○ 脚本や(間違い多し)ユニフォーム・パッチ類
だす。
642 :
634:2007/08/02(木) 09:59:32 ID:HnK4apMf
>>640>>641 レスありがd
そうかぁ、この方面から追究すんのはあんまし意味ないのか。
完全版と従来の短いのを見比べると、当然ながら情報量が多い完全版は
時代背景とのかかわりが深い。
それでウィラードの軍歴にも隠された秘密があると思ったのサ。
ただ、ウィラードを窓際というのはどうかな。空挺とレンジャーをもっている
のに、第二回任期(おそらく志願)ではホサれているというのは、変。
コルビーが失敗した場合の二番手として、早くから軍管区総監(コーマン)
らが目をつけていた、ということでは?
それから師団長は「少将」級なので、コーマンはもっと上の設定でした。
>>634を訂正しとく。
この映画の主題にエディコンが隠れているとしても、
劇中のウィラードに実父に対するそれが微塵も感じられ無い以上、
カーツに対するものだと考えるしかない。
だから、一軍人としてのウィラードの歴史は重要なのだと漏れも思う。
>642
「前所属はPRU。その後MACVの窓際族」これは10年掛りで調べた結論。
真剣に知りたいのならこの辺りを調べてみたら良い。
644 :
634:2007/08/08(水) 11:42:05 ID:lw3JmbNy
>>643 レスありがd。できればKWSK教えてチョ。
アギーレ神の怒りみたけど、
やっぱ黙示録は私財を投げ打ったとはいえハリウッド大資本映画だな。
クラウス・キンスキーとちがて、ウィラードと愉快な仲間たちが野蛮人に負ける気がしない。
危なくなればBigDuke6が近接航空支援をかけてくれるぜ。いやっほう!!
でも、ウィラードは精神的には「野蛮人」に近づいていったのでは?
647 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/08/20(月) 14:51:07 ID:DlmH+fZw
>>646 いや、去っていったんだよ。近づいたのはランス。
648 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/08/23(木) 18:07:43 ID:XMGOK13K
フランシス・コッポラは映画「地獄の黙示録」の撮影時、三島の「豊穣の海」から作品の構想を膨らませています。
各所に散りばめられた神話的メタファー、世界観、ラストの東洋的ニヒリズムなど随所に三島からの影響が指摘されています。
また、現代文明に疑問を抱き特殊戦部隊に志願した38才の中年カーツ大佐は三島の造形であるといわれています。
649 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/08/23(木) 18:08:38 ID:XMGOK13K
「戦場は地獄だから怖いのではない。戦場では特に地獄が天国に見えるから怖いのだ。そういう人間が怖いのだ」とコッポラは言っていますが、
これは三島の作中の主題と共通したもので、「仮面の告白」のエピグラフの「悪行の中の美」、三島の生涯の追求したテーマの一つだった「悪と美、死とエロスを通した人間存在の謎」へと重なっています。
三島も著書のなかで、人間性という地獄の劫火を悪と美に喩え、美と悪、芸術と犯罪の関係について述べています。
三島原作で大島渚になんか撮らせたがっていたとかなんとか
>>「戦場は地獄だから怖いのではない。戦場では特に地獄が天国に見えるから怖いのだ。そういう人間が怖いのだ」とコッポラは言っていますが、
これは地獄の黙示録を見た黒澤明のコメントだ
652 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/08/24(金) 00:10:40 ID:2mvz7TWI
>また、現代文明に疑問を抱き特殊戦部隊に志願した38才の中年カーツ大佐は三島の造形であるといわれています。
なんか、ウソ臭いなぁ
ウィラードが阿部譲二の造形・・・って言う方がリアルだぞw
653 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/08/24(金) 00:12:24 ID:2mvz7TWI
違ったぁ・・安部譲二だよ。
654 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/08/24(金) 01:35:56 ID:7ZnpWbtH
655 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/08/24(金) 01:39:36 ID:7ZnpWbtH
↑
>>663宛です
カーツ大佐が三島の造形はウィキに書いてある
656 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/08/24(金) 01:57:52 ID:2mvz7TWI
>654
ウィキの事はよーく知ってるw
でもさ、オカシイと思わない?
>現代文明に疑問を抱き特殊戦部隊に志願した38才の中年カーツ大佐は三島の造形
とまで言い切っても、そもそもカーツはミリアスが創造したものでしょ?
657 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/08/24(金) 02:24:29 ID:2mvz7TWI
現代文明に疑問を抱き十二滝町の別荘で引きこもりになった年齢不詳の羊はのコッポラ造形?w
658 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/08/24(金) 02:35:37 ID:ZCYTJrR8
659 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/08/25(土) 10:43:12 ID:NH71F8Se
>>667 なにもそこまで
つっこまなくてもorz
軽くうけながせばいいのにw
660 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/08/26(日) 09:04:16 ID:FkuRhvTw
受け流すときくとついムーディ勝山をおもいだす
661 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/08/26(日) 20:09:51 ID:jT5yV7Sz
昔、井上陽水が歌っていたね。
闇の奥へ闇の奥へ行ってみたいと思いませんかって
ウフ、フ〜w
犬がいない、犬はどこだ〜!
こちらオールマイティストリートギャング応答せよ
666 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/09/17(月) 21:11:53 ID:RjiQutCJ
完全版の方では、「彼らは戦争を眺めているだけのツーリストだ。〜当然、戦闘意欲は
減退する。〜」っていうカーツ大佐の報告書が出てくるけど、あれはオリジナル版にも
入れて欲しかったですね。あのくだりがあるだけで、プレイメイトのショーのシーンが
もっといきてくるような気がします。
667 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/09/17(月) 21:49:58 ID:c99WLb8E
完全版にあるフランス人一家のエピソードは
要らんよな
>>667 あれは大切。ベトナム戦争をフランスの立場で語る事で、
アメリカ参戦の大義を問うているんだよ。
アメリカ人は自分たちが酷い目に会うので、ベトナム戦争ってどうなのよ?と
考えはするが、本当の当事者であるフランスのことは一切考えないんだからね。
それをちゃんと突きつける必要はあった。
フランスは殖民地戦争で負けただけじゃん
アメリカはあの地域のドミノ現象を防ごうとして必死だったわけだから
フランスなんて関係ないと思うけどな
南ベトナム政府が勝てばそれでよかったんじゃねーの
670 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/09/17(月) 23:07:57 ID:wMbJBboK
>>669 まったくその通りだとおもうんだけど。要はフランスは植民地を守るために戦った、それに比べてお前らは何のために
戦ってるんだ?という問いかけと、時間的な対比という意味でも有意義なんじゃないか。
俺はこのシーンが好きだから、入れておいてほしいんだけどね。
あのシーンはとにかく映像が美しい。よく撮れてるよ。
あと、戦場の只中に(一見)平和で文化的な暮らしをしてる家が霧の中から現れるってのも好きだ。
撮影の為にわざわざ建てたんだよな、あの家。
食卓での議論のシーンはセリフがいちいち説明的な感じでイマイチだと思ったが。
672 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/09/17(月) 23:27:52 ID:vu97OH5H
オリジナル版→完全版の順でDVDを観たけど、フランス人のエピソードは
ただでさえ尺が長すぎるからカットして正解だと思った。
オリジナル版からのファンですが、
自分も、完全版で知らないシーンがたっぷり見れたのは嬉しかったけど、
1本の作品としてはオリジナル版の方が正解だと思った
完全版はあくまでファンアイテムって感じです
いまだに見ていないんだ、完全版。
フランス人入植者のゴム園での晩餐、いいできいうけど。
エレノア・コッポラのノーツを読むとコッポラ自身
「セットや豪華な銀食器は完璧なのに、フィリピンで集められたフランス人俳優は二流」
ゆえに役者演技の関係で、カットしたとか読んだ記憶があるが、はて?
いや、まずは自分の目で見てみないと判らないな
おれは完全版を支持するけどなあ。
オリジナルはキルゴアとカーツばかりが目立ってバランス悪い。
完全版のフランス人やプレイメイトの顛末やらが入った方が、従来のシーンも活きてきたと思ったよ。
特にカーツの意味深な台詞が軽くなったことが完成度を高くしていると思う。
オリジナルはどうしてもカーツの言動や行動に、この映画の答えを求めたくなる作りだったけど、
完全版ではそうしなくていいことがわかる。
劇場で観たけど203分を長いとは思わなかったし。
678 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/09/18(火) 19:48:28 ID:uJwmbsAk
俺はオリジナル支持
完全版見てると
やっぱり失敗作かも・・・
と不安になるw
俺がこの映画を観て最高の収穫だったのはThe Doorsに出会えた事だ。
The End すげえ。
ドアーズもいいバンドだしジ・エンドもいい曲だが
ラストの展開は安直だわな
682 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/09/18(火) 23:23:15 ID:vTgFjNd4
「The End 」は凄い曲だよなあ
あの冒頭の退廃的でエロチックなギター、思い出すだけでたまらんね。
>>681 あのラストで感動したという人と拍子抜けしたという人とでは、
あたま数から言えば後者のほうが優勢だという気がたしかにする。
684 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/09/18(火) 23:59:43 ID:wiQKIZ0H
ドラング橋でのサントラが好きでした。
゛その船にウィラード大尉は乗っておられますか?カールソン小尉です゛これで肩の荷が降ります゛ってシーンが何か戦争なのに幻想的だった。ランスはラリってるし
>>684の書いてるシーンのさらに奥地に、フランス人の入植地があるのに
なんか違和感を感じてしまった。
地獄絵図みたいな戦場の後に、のほほんと優雅に暮らしてるのって何か変な感じがしたなぁ。
それとも、ドラング橋の方が後だっけ??間違ってたらスマソ。
>>685 仮にその違和感を感じるのがとうぜんだとしても
自然さを重視した構成ではそもそもないからね。
リアリズムではなくて、むしろ
>>684 の言うように
幻想的な情景をわざわざ演出しているわけで。
冒頭でウィラードが鏡の自分を殴り割れて手を切るシーンに「The End」のクライマックスが
流れるけどそこの「FUCK FUCK」連呼がCDだと削除してあるんだよな。
ジ・エンドにファックなんて歌詞あったか?
689 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/09/20(木) 08:07:07 ID:bIsKXpbh
曲の後半の方でジャングルの音が流れてくるじゃない?
あの音にまざって、言ってるよね 「FUCK FUCK yah FUCK FUCK yah」って。
これ、サントラ盤だったら、入ってなかったっけ?
冒頭のシーンはジ・エンドの他にもう一曲使われていると聞いたけどな。
日本版サントラのライナーノーツより転載(解説:前島秀国)
ちなみに[1](ジ・エンドのトラックナンバー)の後半部(4:38〜)に聴かれる
モリソンのヴォーカル(“Fuck”を連呼する)は、ドアーズのアルバムなどに
収められている《ジ・エンド》には聴くことができない。これは『地獄の黙示録』
本編での使用のために、《ジ・エンド》録音時の未使用テイクからわざわざ
オン・ミックスされたものである。このヴァージョンが聴けるのは現在、
『黙示録』新・旧両サントラ盤しかない。
完全版と通常版どちらかを購入しようと思ってるんだけど、どっちがいい?
おんなじ、値段なら量の多いほうでよいんでないんすか?
695 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/09/24(月) 08:21:34 ID:B0as43KI
同じものを水増ししただけでつ
オープニングのThe Endも勿論良いが、公開版のラスト、爆破からクレジットの処で流れる曲も凄く好き。
吠えてるギターが何とも言えん。
例の爆破シーンは、完全版では削除されてたんだよね?
Yes!コッポラが「カーツ王国が爆撃されたと誤解を受けるので」カットしたそうだ。
俺もあのラスト?が好きだったので、DVDバージョン(カンヌ版も完全版も)は好きになれない・・・
こんな名作がどの店に行ってもDVDが売ってない・・・
2002年以降は全然再発されてないんだね・・
しかもリマスターもなされてないようだし。
いい加減今年は廉価版で再発して欲しいよ
>>700 amazonとかHMVとかネット通販で買え
702 :
700:2007/09/25(火) 23:11:18 ID:pAYqNgn1
俺は通常版が欲しいんだけど
アマゾンじゃ中古しかないんだもん・・
703 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/09/25(火) 23:56:31 ID:0yfDk8PI
>>703 これは前にビクターから出ていたDVDとは別内容なの?
特典じゃなくて本編についてだけど・・・
誤解も何も、あんなシーン見せられたら誰だって爆撃受けてると思うじゃないか・・・
しかし何でコッポラ監督は劇場版の方はあんなシーンを流したんだよ
おれも、ウイラードが無線で知らせて、爆撃させたとおもったすよ。
708 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/09/27(木) 20:14:57 ID:QF0DEutv
あれは要するにお金もかけちゃったし、きれいだし、使わないのはもったいないから
使っちゃえ、ということだったんじゃないかな。
だから、本人も誤解を招くことを恐れて、少し間をおいからあのシーンを使ったんじゃ
なかったっけ?
日本で言えば大蔵官僚で次官になってもおかしくないような
エリートが突然役所を辞してネズミ講を始めるようなもんか<カーツ
>>707 ウイラードは最後の無線を無視して川をくだったが
シェフが死ぬ前に場所を知らせておいたため、軍の判断で爆撃した
と解釈してましたよ、1984年にレンタルで借りて見た私・・・
当時2泊3日で1500円くらいしたなぁー
711 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/09/30(日) 05:15:05 ID:Fct7OZkn
>>710 え、そうなんじゃないの?マジで?
本編から判断したって最後に爆撃されるストーリーじゃない?
じゃあいったいどういう結末ということなの?
質問ばかりでごめんなさい。すげー衝撃だったもんで
王を殺したものが王になるっていう神話劇を踏襲すると思ってたんだけど、そんなストーリー
じゃなかったみたいね。ウィラードはただの暗殺者で、カーツの王国を継ぐ者では資格が
なかったってことでしょうか。よくワカンネ。
「闇の奥」はカーツの死後のエピソードがあって話が完結してるけど、なんでああいった
終わりにしなかったのかしらん?
>>711 カーツを殺した後継者たるウィラードは武器=ナタを捨てた。
これは戦いの終結を意味する。
ウィラードに従って王国の連中も武器を捨てた。
これにより王国に平和が訪れた・・・
以上のような戯言がコッポラのDVDコメント
ただ、カーツの“爆撃しろ!”メモやシェフの無線などのフラグからして
米軍の傲慢・横暴の象徴として」の裏切り爆撃は有りだと思うよ。
>>712 ミリアスの脚本通りになってたら、すんごいラストになってたけどな・・・
714 :
711です:2007/09/30(日) 18:40:59 ID:Fct7OZkn
レスありがとうございます。私はリアルタイム世代ではありませんが、
それでもガキの頃から約20年に渡って勘違いしていたのかと気が動転してました。
気になったことを下記に書いてみます。
・旧版のラスト
今ビデオが手元に無いですが、明らかにカーツ王国が爆破される
カットだったと思います。だから、コッポラは現代に至るまでに
物語のラストを改変したのだと説明していることになります。
完全版のラスト、最初は演出的な変更だけだと思ってましたが
まさか結末を変えた設定だったとは。
・闇の奥との比較
闇の奥では主人公はクルツ(カーツ)に手を下していませんが、
他ならぬ主人公にクルツの持つ「人間の闇」が引き継がれたという
内容になっています。それにしたがって、
映画では、軍の指示通りカーツも王国も爆破して任務完了したはずなのに、
ウィラードの心には誰も知りえないほど深いカーツの「闇」が
受け継がれてしまった。人間の「闇は」継承されていく。。。という
表現だと思っていました。カーツ王国は平和になった、という筋は
個人的にはすごい違和感があります。少なくともウィラードは救世主ではないはず。
・ミリアス脚本のラスト
カール・フレンチ著の解説本からの知識しかありませんが、
ミリアス脚本では最後にウィラードと裏切りグリーンベレーが組んで
ベトコンと戦う事になっていたとか(コッポラが棄却した)。
情報が少ないのもありますが、どういう必然性でそうなるのかは
ちょい私には判りません。
>>713さん、お知りでしょうか。
という感じで、カーツ王国は平和になったのだよ、などというコッポラの
発言に対しては今だに「何言ってんの?」という思いを拭えません。
うーむ。皆様はどのようにお感じになられますでしょうか?
大変な長文失礼しました。
715 :
713:2007/10/01(月) 23:46:40 ID:eLLMCjlg
・旧版のラスト
確かにビデオとLDには収録されていましたよ(BGM付)
ただし、劇場版にはありませんでしたね(小学生の時の記憶)
あれは撮影後のセット爆破(ゲリラの拠点になるのを恐れたフィリピン政府との約束)
を記録したフィルムだったと思った。
・闇の奥
原作は象牙会社に雇われた主人公の回想録ですから、比較するのはどうかと。
コッポラもラストに悩んで(カンヌ出品もあり編集の時間が迫っていた)
あーなってしまったんでしょうな。
・ミリアス脚本
ハートオブダークネスで本人も語っていたが、
救援にきたヘリに向かって主人公が発砲する・・・。
ミリアスではただのアクション映画になってしまうところだったw
716 :
711です:2007/10/02(火) 01:31:05 ID:neRrmG1O
>>715さん、色々とありがとうございます。
やっと経緯が朧けながら判ってきました。そうだったのか。。。
ただビデオ版を擦り切れるほど見返した身としては
最後の爆破シーン無しではもう受け付けない程になっちゃってます。
完全版を見る際は、勝手に脳内補完しながら観ております。
極テンパりながら作ったから今に至るまで色々錯綜してるんだよなー
このワイン富豪めが。プンプン。
公開版のラストの爆破シーンは、オープニングにあったナパームでの爆撃シーンに被せた『イメージ的シーン』なんじゃないかな?
物語のオチとしては「horror…horror…」のセリフでオチてるんだと思う。
公開版では、ラストまでイマイチ盛り上がりに欠けたから、あのシーンを持ってきた。特別完全版では、原作に近い『淡々と河を溯って行く』感じになったから爆破シーンは無くした。
今は、こう解釈してるが…違うかな?
718 :
713:2007/10/02(火) 22:43:42 ID:7Ny5gHC8
>>717 確かにオープニング(サイゴンのホテル)は最後に撮影したから
そう思われても仕方がないかもね
補足すると
特別完全版のラスト(爆破なし)が初回公開版(カンヌ仕様)に近い。
爆破シーンは単純に編集する時間が無かった為、入れなかった。
尺が長すぎるため、各国・上映館によって上映時間と画面サイズ(ワイド有無)が
違うようだった遠い記憶・・・
日本ヘラルドも無理に追加融資したスポンサーだったため、ロングランで公開、
途中で爆破シーン有りバージョンに差しかえられたかもしれない。
思えば
小学生の頃にロードーショーで“撮影順調”とか記事が載って興味深々(その後台風で壊滅)
それから2年くらい経って忘れた頃にTVジョッキーで宮川泰が紹介して興奮して観にいったんだよなぁー
とにかくキャメラがキレイ(by淀川先生)だった。
家に当時のパンフがあるはずだが、ここ1ヶ月出張先からなので戻れたらうpするかも
719 :
717:2007/10/03(水) 01:25:24 ID:X1S4WYqg
>>718 >各国・上映館によって上映時間と画面サイズ(ワイド有無)が 違うようだった遠い記憶・・・
うんうん。俺も、時間とかサイズの違いがあるって、何かで読んだ。
それら何パターンか全て(カンヌでのクレジット無しVer.も含む)ビデオ化されて在るのか?って疑問も抱いていた。
ヘラルドビデオのライナーに書いてあった様に思うが、もう手元に無いので分からん。
詳細が分かったらヨロシクです。
720 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/10/03(水) 19:08:24 ID:cwAEcWEs
話を戻してすまんが、フランス人農家を入れる事により、テーマの本質に
迫ってる感じがする。カーツが悪魔なら、未亡人は天使。「殺すあなたと
愛するあなた。あなたの中には二人の人間がいる」という台詞は、カーツ
やウィラードのみならず、すべての兵士に例えられる。
カーツが最後のほうで、「愛に満ちた生活こそがすべてだ」という台詞も暗示的だ。
>>720 あともうひとつは、この映画がオイディプス神話も下敷きにしているので
完全版によって「父を殺し母を犯す」という表現が明確になった。
もちろん元はフランス植民地で、という状況説明でもあるが。
しかし。
フランス人入植者達の演技はしょぼいし、
狂気のド・ラン橋の向こうに平穏と暮らしてる白人がいるのは
ちょっと違和感あるのも否めない気がする。
>>717 2回目の「horror」、劇場で観た完全版の字幕、確か
「地獄の恐怖だ!」 になっててうんざりした。
723 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/10/04(木) 02:28:00 ID:OTnU3PWW
721
なるほどね。だからフランス人農家の終わりを、夢を見ていたのか?と
霧の場面に繋げてるのかもしれん。確かに食卓の場面は一人消え、二人消えと幽霊の如く扱う奇妙な演出は
あるが。
>>722 なんかね…あの人のセンスの問題だよね。
誤訳やニュアンスの間違いが結構あるみたいだし。(。-`ω-)
725 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/10/07(日) 20:25:26 ID:MZIxFas9
オリジナルのウィラードはストイックで冷酷なソルジャーというイメージだったけど、
完全版は、 やたら人間くさい性格でがっかりした。
キルゴアのサーフボードを盗んで、はしゃいでるウィラードって・・・・・・。
726 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/10/07(日) 20:43:50 ID:j125gX4H
>>725 ユーモアな面を持ってるけど、底はあくまで絶望してるという
表現をしたかったんじゃないのかね?優秀さは違っても同じタイプの
人間だとカーツが認めたんだとおも。
ところでウィラードに恐怖に克てみたいな事言ってたカーツも結局は恐怖
に克てなかったんだよね?克ってたら暫定王国でも子供を見境無く打ち殺せた
はずだし。超エリートだけど、結局常識人
最初の段階でウィラードにミッションを託した将軍?はカーツの心境を結構理解
できてたと思う(本当の意味でいかれた狂人で米軍にも他国にも危険な存在でないなら相手
にしなかったんじゃないか)んだけど、どう思う?
でもウィラードって、ちょっと優秀な兵士には見えないんだけど。
最後にカーツを殺す以外は、基本的に何にもしてないし。
なんか最後の最後まで傍観者で、それこそジャングルクルーズの
ガイド役っていう感じがする。
視点人物としてはそれでいいけど、こういう個性的な映画の主人公としては
キャラが弱すぎるような気がしてしょうがない。
728 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/10/07(日) 23:44:40 ID:C0qt1Q1f
優秀とはいえないかも知れないが、
誤射した瀕死の住民をあっさり殺害するシーンは
修羅場をくぐった軍人なんだなと思った。
729 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/10/08(月) 03:28:15 ID:ESJFVYC9
屁が出る。
ぶー
ぶぅーーー
ぶぶぶぶぅーーーー
730 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/10/08(月) 05:38:20 ID:ESJFVYC9
屁が出る。
ぶー
ぶぅーーー
ぶぶぶぶぅーーーー
俺も完全版購入を考えてたけど、このスレ読んで思いとどまってオリジナル版を購入して良かったと思う。
完全版には完全版なりの良さがあるんだよ
完全版の短所
カーツ王国のセット爆破シーンが無い
後半は無駄なシーンが多い(農園を営んでるフランス人の会話など)
>>731 >>732 どっちも正解だよな〜
まあ俺はオリジナル版の方がダルさが無くてより酷薄な感じなので好みです。
思い入れも手伝って、俺も公開版の方が好きだね。クレジット時のシーンと音楽も好きだし。
完全版の方はウィラードの『普通の感情を持ってる人間も、葛藤を抱きながら狂気に魅せられる』的な描き方が分り易くなってて、あんまり好きじゃない。上映時間が長いし…
だが、裸体が沢山出てくる事に対してはε-(゚▽゚;)ムハーッだ。
736 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/10/10(水) 05:02:32 ID:+wk4yuNF
>>735 だが、裸体が沢山出てくる事に対してはε-(゚▽゚;)ムハーッだ。
この映画で、それを求めるのかww。
737 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/10/10(水) 05:13:06 ID:IeCRlPM4
昔、この映画を観て、「ベトナム戦の真実を描いてる!」とやたらまくし立てていた
先輩が嫌いだった。その隣で、「ウソは大きければ大きいほど、それが事実となることを描いてる」
とぼそっと言った同輩にはびくりとなったが。完全版が出る前なのに。
軽薄な先輩とシニカルな同輩がいたのねw
739 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/10/15(月) 10:49:54 ID:8BOJzm1u
トンキン湾事件もアメリカの自作自演だった・・
プロパガンダカキコ失礼します。
アメリカ礼賛派で、ビンラディンを憎んでいた
ベンジャミン・フルフォードさんが
911事件を陰謀ではないかと疑うようになったわけ・・
http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=591811 メーン号事件、ノース・ウッド作戦などの話も出てきますよ!
(尚、本日15日月曜日に放送予定の「911特集番組」は
疑惑隠蔽の洗脳内容になると思います。
なにしろCIA日テレの放送だから・・ )
もうすぐ、イラク戦争が第二のベトナム戦争になって
アメリカの権威は失墜する・・
>>737 >「ウソは大きければ大きいほど、それが事実となることを描いてる」
まさに、911www
芝刈りの季節だな
ウィラード大尉はいつのまにか米軍から追われる立場になってたりしてたりしてw
軍部の間でカーツ大佐の次にウィラード大尉を始末する段取りになってるって事は無いよね?
逃亡兵じゃあるまいし任務を果たしてるわけで始末される大罪は犯してないはず
それよりキルゴアが調子こいて流されてないか心配です…
744 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/10/17(水) 04:25:17 ID:PguWYhkP
昨日、レンタル落ちで「ハート・オブ・ダークネス」を¥100でゲットしました〜!
745 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/10/17(水) 06:26:52 ID:9Gsa5FU6
>>743 キルゴアは、それくらいじゃ死なないの!キルゴアはかすり傷すら負わないの!(`Д´)
>>744 それはお得な買い物でしたな(・ω・)bグッ
キルゴアは当たり判定が設定されてないから絶対に死なない
こいつのミスはサーフボード盗まれたことだけ
>>748 特典映像で、ハーツ・オブ・ダークネズの゙メイキングが付いてたりしてなwww
ややこしいなw
意表を突いてコッポラが御自慢のワイン畑をバックにしてのインタビューが付いてて
各方面から大顰蹙という展開を希望します。
キューブリックってジゴモクのことどう思ってたんだろ
753 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/10/25(木) 18:59:22 ID:FeNUgngl
age
754 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/10/25(木) 19:16:58 ID:N394FVOj
1900年⇒地獄の黙示録⇒レッズと
30代から40代で、映画史に残る大作を担当した
ストラーロはすごいな。
コッポラはこれ作る前に退役軍人の公聴会のビデオ取り寄せて
自宅で製作関係者らと見たとか
756 :
スタンリー:2007/10/25(木) 23:09:03 ID:WVCes17H
>>752 ワシはもう死んじゃったから、今は何も思えんのじゃよ…
さすがにカーツ村の設定は闇の奥のこじつけなんだろうが
慰問とかサーチ&デストロイ作戦のあたりはよく出来てるなぁと思う
この映画のハイライト二つが前半に来て
後半意味わからない麻薬のような展開
大掛かりなセットから小道具の一つにいたるまで、細かくて妥協がないのに驚いた。
大掛かりなセットから小道具の一つにいたるまで、細かくて妥協がないのに驚いた。
M16が30連マガジンなので驚いた。
>>757 まあ純粋な戦争映画じゃないからなあ。
なんせ最初期バージョンはブランドとホッパーのアドリブトークが
「何時間」も続く設定だったらしいから。。。
>>760 他の考証がよく出来てたからあまりその事は気にならなかった。
7年位前の出来事に考証も何も・・・
地獄の黙示録・特別完全版 前編 BS-i
11/10 21:00〜
地獄の黙示録・特別完全版 後編 BS-i
11/17 21:00〜
長いからしゃーないんでしょうけど
イッキに全編放送してほしいす
長いからしゃーない
しゃーない
しゃー
ゃー
ー
ゃー
しゃー
しゃーないもんは、しゃーないがな。まじで。
しゃーない
長いからしゃーない
しゃーない
思い切ってカットしちゃえば?80分くらいに
↑午後のロードショー(テレ東)で放映決定だな
ハート・オブ・ダークネスのDVD出るって聞いたんだがホント?
>>780 キルゴアの「この戦争もいずれ終わる」のセリフ後とか、カーツとウィラードが対峙してるシーン途中とかでCM入って
『♪とぉ〜にゅぅ〜を練り込んだぁ〜白滝麺のスゥ〜プ♪』
とか歌われたら萎えるよ…
昔、日曜洋画劇場で放映された時は
・キルゴア登場シーン(デス・カード)
・マンゴー散策シーン(タイガーぁああ)
・M79発射シーン(GI・ファックユー)
以上が主にカットされていたが違和感なくまとまってたと思った。
>>781→
>>748
Wikiで調べたら、当初はウィラード役はハリソン・フォードを予定してたらしいが「スターウォーズ」撮影の
関係で実現しなかったそうだ、撮影の見学にきてた時に「ソロ大尉」役でチョイ出演だったらしい。
マックイーンとかアルパチーノとかいろいろいわれてたね
786 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/11/18(日) 00:58:24 ID:Zdu8PjSh
完全版には、マンゴー散策シーン(タイガー)ありましたか?
見落としたのかもしれいけど・・・
ハート・オブ・ダークネスのDVD出るなら買います。小さな劇場で
リアルタイムで見たきりです。
フランス農園での「ベトコンはアメリカが生み出した」というのは刺激的
ですね。
CIAがタリバンを育成したのと同じくらい皮肉だ。
マーチン・シーンは若い頃イケメンだったのに今は太った宇津井健みたいになってる
あのマトリックスの黒人もあんなごつい顔になるとは思いもしなかった
ハリソン・フォードの役名はルーカスだろ?
あの黒人の顔の成長ぶりは異常。
CG処理だけどね。モーフィングってやつ
名前で分かる
黒人てまだ当時未成年だっけ?
当時ハリガネロック(しってる?)のボケに似てるとおもた
クリーンね
確か実年齢で14〜15歳くらい
でもパパが貯金して車買ってあげたいくらいだから
60年代の黒人にしては裕福かな
パパもアイツのアゴの成長ぶりには驚いたろう。
【ラッキーレス】
このレスを見た人はコピペでもいいので
10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
じゃあクリーンて思いっきり子役なんだ
絶対見えねーよ
クリーン、ランス、チーフ・・・もう一人だれだっけ?
ブスッ!
「うっ・・・矢だ・・・」
シェフね、思い出した
800 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/11/29(木) 18:25:57 ID:yljqqeR4
完全版、コリーン・キャンプの巨乳に期待したのだが・・・
美乳だったろ?
803 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/12/10(月) 00:36:59 ID:OzDItvx1
たった今、スカパーで特別完全版を見終わった。
いやぁ、長い映画だったなぁもう。でも終始飽きることなく見続ける事ができた。
ところで質問なんだけど・・・
<1>
ウィラード中尉が捕らえられてからしばらくして、カーツ大佐が誰かの生首をウィラードのヒザにポンと投げて
ウィラードはうぎゃああああってなってたけど、あのヒゲ面の生首は誰?
<2>
なんでウィラードはカーツ大佐を殺したのに、原住民の怒りをかわず
無事に帰ってこれたの? カーツ大佐があらかじめ自分の死を悟って
原住民に命令でもしておいたとか?
1)シェフ
2)王座交代
805 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/12/10(月) 08:28:19 ID:fRKamIaj
金枝篇の王殺しからませたラストは
803が首をかしげるのと同様、
いわれなきゃ理解できないし、やっぱ「偉大なラスト」の強迫観念に駆られて
「とってつけた」コッポラの窮余の策だよな
偶然の産物としても金枝篇だと思えばそれなりに出来上がって見えるのは凄い
ドアーズの歌詞もまんまだし
あのラストを「言われなきゃ理解出来ない」レベルの感性も凄い
紙食ってから観てみたいな
偶然でも今から思えば必然的にそうなった感じがする。
名作ってそういうもんじゃないかなと思う。
意図どおりにいく事の方が難しくてむしろ
偶然の重なりで後世に残るようなシーンが撮れたりとかすんじゃないだろうか。
まあ撮った事ないからわからんけど。
当時は迷作だったんだけどな
完全版から再評価されて名作に格上げ
>807
だってフィリピンの低地水耕の原住民が盆踊りして
アメリカ人に言われて買い取ってもらった牛の首切って
その間に、なんか訳のわからぬ白人の旦那Aが、
訳のわからぬ白人の旦那Bに殺されたら
王様として認定するとかいう風習が、現実にあるのかいな・・・。
ふつう警察呼ぶかどうかするだろ
>>811 この映画は前半がリアリスティックな世界で、後半は神話をベースにつくられてるから、
後半の部分を現実的じゃないという批判はあたらないとおもうよ。
「王殺し」のについても、精神的な面ではどの人間にもあるだろうしね。
喩えとして適切かどうかわからないけど、第二次世界大戦が終わったとき、アメリカを除く連合国のほとんどが
日本の天皇を戦犯として裁きたがっていたしね。
そういう構造はいろいろなところにみられるとおもうが。
いや、あのさ、判るのよ。目指したものは。
@ミリアスの第1稿が「戦場(Farewell to the KING)」って
ロードジムだかアラビアのロレンスのぱくりがあって、
Aオーソンウェルズ以来の念願の始原の闇に西欧人の魂が
飲み込まれ消えていく「闇の奥」の映画化構想があって
Bそこに金枝篇やら灰水曜日だかが、つぎはぎされていく。
問題はつぎはぎであって、@〜Bをとかす坩堝の露点が低くて
ついに融合しなかった結果がこの映画という事ではないか。
例のドキュメンタリ映画を見れば、現地の撮影中にコッポラが懸命に毎日思いつきで
ラストをつくろうと苦吟しているの判るじゃん。
爆撃で〆るのか、爆撃シーンをカットするのか。
西欧人の衰弱で〆るのか、それとも王殺しをもってくるのか。
最後まで悩んだ結果だろうな
>>813 おいおい、そこまでわかってるなら、なぜ
>>811のような文章を書いたんだ?
融合しているとおもうかどうかは観た人間の主観によるんじゃないか。
それから、ラストのシーンについては「王殺し」→「でも武器を捨てる」
これはこれでいいとおもう。
ただ、俺はマーロン・ブランドのカーツには納得がいかなし、評価云々は別にしてこの映画はあまり
好きじゃない。世界的にみれば評価は高いんだろうけど。
奥地にたどり着くまでは面白いんだよな。
原住民ていうけど連中もベトナム人に変わりない筈で、カーツに洗脳されたからといって、
原始時代の土人みたいになっちゅうのはデタラメ杉。
デニス・ホッパーのカメラマンは洗脳されても現代性を失ってないのに。
マイケル・ハーのディスパッチ(「ベトナム特電」)が出た直後のシナリオじゃん。
ウィラードの台詞もハーの監修。
マイケル・ハーの「ベトナム戦争がロックと麻薬と、ヘリボーンと偽善と腐敗に満ちている」と
映画前半の雰囲気全部の元ネタが、こっから持ってきてるわけ。
非常にナウでリアリティあふれる、「つい先日のベトナム戦争のルポルタージュの映画化構想」が
根底の片側にあるわけよ。
ハーがいなければ、そもそもワルキューレの奇行なんて発想されなかったわけ
。
ところが、コッポラはもうひとつ、Oウェルズ以来の闇の奥の映画化の野心があるわけ。
19世紀アフリカに飲み込まれる西欧人の魂の地獄めぐりと衰弱死のオデッセイがあるわけ。
でも、ベトナムはアフリカでなく、衰弱するほどのものは無いと思うんだよな。
だからフィリピンロケでお百姓さんの村祭りを、何か意味ありげに撮らざるを得なかったコッポラが
気の毒でなぁ
>>815 山岳やら高地のモン族とかはベトナム人とは別物だよ。
確かに如何にもな土人風の習俗で暮らしてる訳でもないだろうけど。
>>815おまいのように作品の空気の読めないヘリクツ厨にはこの映画の意味は永遠にわからないよw
ちなみに60年代のベトナム奥地には裸族同然の姿で暮らす民族が実際まだいたそうだ。
彼等は殺したベトコン、北ベトナム兵の肝臓を生で捌いて食って、軍事顧問の米兵を大変驚かせたそうだよ。
wiki見たけどよくわかんないなあ・・・
B級映画なら見たいなあ
インドシナには肝臓生で食べる風習残っていたらしいね。
敵の肝臓生で食べる事で強くなるとかなんか言われているらしい。
裸に腰ミノつけてた民族の写真も見たよ。
前半ディスパッチズとかのルポ系 後半闇の奥やら金枝篇のイメージ
がだいたいの下敷きになってると思う。
あと完全版は名作と思わん。よけいな部分がついたので自分の中では格下げされてる。
食人とはいわないまでも類した風習だけど
人の肝臓って生で食べておいしいのかな?
日本でも飢餓の時代は親が子食べたりしたらしいが。
レクター博士が美味しいって言ってたよ
小山内宏のヴェトナム戦争(講談社)に腰ミノと米軍顧問が一緒に写ってる写真があるが
いわゆるベトコンの村を襲撃させてはそのたびに報酬やってたらしい。
王位継承とかそういうのは、ストーリーに困ったコッポラが
闇の奥とかに上手くこじつけて上手くおとしたという感じがする。
結局
>>815は得意になって知ったかぶりしたが、無知を晒しただけだったのねw
ドアーズのモリソンとコッポラって大学の同級生だったって本当なの?
↑大学ってか映画学校 だった
そういえば、CIAがカンボジアに入り込んで、ホー・チミン・ルートを遮断するというような
任務を遂行していたと聞いたことがあるんだけど、どんな人間を現地で使っていたんだ
ろう。
ちょっと気になったので聞いてみた。
ベトナム人と対立する山岳民とか。
おおよそ兵1万数千に民兵4万前後いたが基地単位で何度か反乱して南軍が多数死傷したりで
70年に基地計画は終了したとか
同朋舎「NAM」が詳しい
まあホールートを人手で遮断云々は後世の誇張もあると思う。
60年代後半からはホールート周辺国爆撃は古今の歴史で再凶最大だから、爆撃>>>∞>>人手くらいに思った方が。
補足 基地=米軍が指揮する戦略村 みたいなとこに
一番多い時期には80基地に全体で原住民8万人住まわせ兵1.8万いたが
武器持って逃げたり反乱したりなどで維持できなくなったという
↑自分で書いといてなんだけど板違いなんでもうやめとく
831 :
827:2007/12/21(金) 16:51:19 ID:dnv0waDy
>>828-830 とても勉強になります。どうもありがとうございました。
その本、絶版になってるんですね、面白そうなので読んでみたいんですが、古本で探してもプレミアム
がついてたかくなってしまってるんですね。安いのが出回るのをまってみます。
そこまでの人数をつかって大規模にやっていたとはおもいもしませんでした。
ただ、やはりカーツのように、とはいかずふんだりけったりだったんですね。
この映画を論じた何かの本でこのCIAの話も出てきたので、板違いではないとおもいますよ。
映画板なんで脱線しやすい話は他所で
>>826 そうだよ
おない年に見えない
モリソンのが4才下か
この映画の完全版でないオリジナルの構成のDVDがほしいけど需要あるのかな
あとサントラって出てるの?
無かったら音源個々に集めるしかないんだろうなあ
スージーの歌は誰の歌?
クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル
バンドメンバーエイズで死んでる(ノД`)シクシク
スキヤキ サヨナラ ママサン よ
840 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/12/25(火) 13:10:47 ID:DZTek97p
『地獄の黙示録』撮影全記録 (小学館文庫) (文庫)
ノーツ―コッポラの黙示録 (マガジンハウス)(単行本)
エレノア・コッポラ著のこの二つの本は同じ著書の翻訳でしょうか?
同じ原作としたらどちらがおすすめですか?
立花隆の本しか読んだことない
小学館本(写真ありの文庫本)=マガジンハウス(写真なしの単行本)だから、
小学館勝ったらいいんじゃない?
公開当時、かなりの際物本や、コッポラの撮影苦闘記出てたような。
843 :
840:2007/12/26(水) 13:19:20 ID:nygdmfU1
>>842 サンクス。とりあえず写真入の文庫の方を購入してみます。
ママサン
ハンバーガーヒルでやたらママサン連発してたな
この映画の題材もしくは読んでおいた方がいいと言われている本って結構あるじゃない?
フレイザー「金枝篇」 ウェストン「祭祀からロマンスへ」 コンラッド「闇の奥」
エリオット「荒地」「うつろな人々」「プルーフロックの恋」
エリオットの「荒地」を読む際に必要な教養の数々。
ヴェトナム戦争に関するもの。等々
みんなどれくらい読んでる?
イイママサンイルカ
イイママサンカ? だ
>846
コンラッド闇の奥と、ヴェトナム戦争に関するものは・・・まあ、読んだ方がいい。
なんといっても原作だ。
あとフレイザー、ウェストン、エリオット、エリオットの基礎教養とやらは
立花隆を読めば十分だよ。どうせ、コッポラだって大して知らないし、
隆だって「そういう記号がちりばめられている」「記号の元ネタはこれだ」
だけだから。
こっちを語りだすのはいいが、どこまでいってもフレイザ、ウエストン、エリオットそのものであって
それがマーロン・ブランド演じる何とか言う肥満漢の描写と結びついていると言うのは
まあ、好き好きだな。
850 :
846:2007/12/27(木) 02:16:11 ID:Hc6z7zpW
>>849 なるほど、とりあえず「闇の奥」と立花本、それからなにか適当なヴェトナムに関するもものを読んでみることにします。
まだ映画の方は観てないのでこれらの本を読んでからチャレンジしてみます。
どうもありがとうございました。
映画を最初に観るのが一番いいような気が・・・
関連図書その他は後で読んで「こういうことだったのか」と理解するためのものだと思う。
『闇の奥』は、"あくまでも"これのベースとなった物って感じだね。
映画とは全くの別物と言っても過言ではないと思うよ。
コッポラってこの映画にいくらつぎこんだの?
ブドウ農園しているって本当ですか?
コッポラはそれこそ拳銃をこめかみに当てて引き金引きたくなるくらい
私財を投じたよ。史上最強、制作費3150万ドルのプライベートフィルム。
確かフィリピンロケの際、台風で最初の「マーロンブランド神殿」が全壊したんじゃなかったかな。
「闇の奥」については・・・ドキュメンタリを見る限り、
@まず最新のベトナム・ルポ映画を撮りたくて
Aつぎにミリアスがコンラッドはコンラッドでも「ロード・ジム」脚本をあげて
Bさいごにコッポラがオースン・ウェルズ以来の映画人の念願の「闇の奥」映画化構想を
「まぎれこませ」たと記憶。
虎に追われた後、後半、船長が槍で刺されるあたりから、「恐怖!恐怖!」まで
かなり忠実に「闇の奥」の作中挿話をなぞっているよ。
ただコンラッドはコンラッドであって、フレイザーじゃないんだ。
それがコッポラの接ぎ穂
当時の3150万ドルって今いくらくらい?
>>855当時の3150万ドルって今いくらくらい?
当時庭に埋めといた3150万ドル、先日掘り返したが、増えてなかったよ。
3150万ドルのうちマーロンブランドに費やされたのはどのくらいかな…
>>856 吹いた 全部なくなってなかっただけ良かったな で、オレにも分けてよ 一割でいいから
もしコッポラが他に影響を受けたとすれば
ヴェルナー・ヘルツォスキー(だっけ?)監督「アギーレ神の怒り」だな。
スペイン人の征服者が川を下りつつ
自然と一体になれずに広大な南米の森に吸い込まれて行く恐怖と
自然と一体がゆえに西欧人の侵略そのものを自然神の一部として受容と死んで行く原住民。
こちらのほうがコンラッド「闇の奥」の雰囲気をよく再現している。
ベトナム戦争を舞台にすると・・・正直、自然に飲み込まれる前にアメリカの科学力が自然を征服しちゃう。
「(国に帰れずに世界の果ての自然に飲み込まれる)恐怖、恐怖」が
それほど怖くない理由はここかなぁ。
マニラ国際空港からジェット機で12時間で帰れるしね
3150万円の当時のレート教えてちょんまげ
訂正 3150万ドル でした
>>859 ヘルツォークだよ。
映画監督の名前はいいとして、コンラッドの「闇の奥」と「地獄の黙示録」で描こうとしてる「恐怖」
をヘルツォークは「アギーレ 神の怒り」では描こうともしていないとおもうが。
コッポラが「地獄の黙示録」で描こうとしてる「恐怖」を勘違いしてないか?
恐怖だ 恐怖だ
なるほど。
ではコッポラが「地獄の黙示録」=コンラッド「闇の奥」で描こうとしてる
「恐怖」とは何か、ご意見を拝聴しよう。
僕の意見は提示した。そちらの意見が正しければ撤回するにやぶさかでないが?
>>864 例えば、あなたがそこら辺にいる人間を殺さなければならないとします。
そして、それを実行に移したと想像してほしい。
あなたは自分の行為に対して「恐怖」を感じないだろうか?または「罪の意識」といってもいい。
ただし、「闇の奥」や「地獄の黙示録」で恐怖に打ちひしがれている人間はさらに量的にも質的にも残酷な行為
を行っていたようですが。
これが私のコンラッドやコッポラが描こうとしている「恐怖」の解釈です。どうでしょう?
>>865 横レスすまんが、なんかジゴモクのベールが一枚剥がれた感じだよ。サンクス
いや、全く正しいと思うよ>865
Heart of Darknessだから、
自身の心の中に潜む獣性の恐れおののくという解釈はもちろん間違っていないと思う。
でもそれだけなら、ではコンラッドやコッポラは、
ではなぜNYなりロンドンを舞台にしたギャングのスコセッシ風改心劇にでもしなかったのか。
なぜヴィクトリア朝の異界なり世界の果てである暗黒大陸アフリカと
それになぞらえたドロン橋以降のベトナム〜カンボジア領と
ともかく遠いところに出かけるという舞台設定を選ばなければならないのか。
「(ここでは俺の心は獣に帰ってしまう)恐怖恐怖」なら
やはり西欧人の自我が自然に呑み込まれてしまう恐怖としても可笑しくないと思うんだけどな。
ドロン橋じゃなくてドラン橋だよ
>>867 当時のアメ公にとってそれだけベトは重いものがあったんでないの?
俺たち日本人には感覚的にわかりづらいのかも知れん。
865のいう事とと868の最後一行と色々ミックスされた恐怖でいいのじゃなかろうか
怖い事って色々重なると余計怖い
>>870 868の最後一行
>>868は一行レスだよぉ。まぁ奥の深いいろいろな意味に取れる恐怖についての一行だけど。
@19世紀にヨーロッパ⇔アフリカという収奪・被収奪システムがあって
Aコンラッドは若い頃「コンゴ上流開拓会社」の河川船長で、象牙収奪の過酷な現場と
B孤独と病魔で気が変になた奥地代理人(クルツのモデル)の回収に出かけた
Cこの体験を下に書き上げたのが「闇の奥」
D文明化されたキリスト教徒の西欧人が、西欧人自身の強欲でアフリカですげえウルトラバイオレンスを振りまいたが
Eこいつはおれの心の闇のせいで、アフリカに来なければこんな闇は剥き出しにならなかった。
Fホラーホラー
874 :
コッポラ:2007/12/30(日) 17:12:46 ID:75SAHxfv
@ベトナム戦争という起源の入り組んだすげえ複雑な戦争があって
Aコッポラはここを舞台にクルツを映像化しようと思ったが
Bそもそもクルツは「王 様 じ ゃ な い」。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
C−1土人を殺しまくって生首並べて恐怖支配しているだけ。
C−2彼を崇拝しているのはオランダ人道化師(D・ホッパー)
C−3「土人の国の白人王」はミリアスが原作に選んだ「ロードジム」の船員ジム。
・・・コッポラの混乱、金枝篇やら灰水曜日やらの悪戦苦闘は、このへんからかな
コッポラはワインのオーナーになって財産回復したらしい
さっき見てたんだが、足が凍りそうなくらい寒かった。
映画の怖さのせいかと思ってたんだが、窓が開いていただけだった。
いや、映画のせいもあるかな。
それは窓のせいだろう。。
渡辺篤朗も子供の頃見て怖かったって言ってたらしい
映画の感想じゃないんだったら書くなよ〜WWW
880 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/12/31(月) 19:39:05 ID:eJyfsFUF
ベト公どもも、恐怖を感じていた。
881 :
無名画座@リバイバル上映中:2007/12/31(月) 21:15:29 ID:fkS0l+8K
ベト公は逃れられない恐怖だけど、アメ公は来ていけないところに来てしまった恐怖だな w
コッポラ
せんそーと無縁の日本人で本当に良かった。
渡辺篤朗ではなく渡部篤郎でした
885 :
無名画座@リバイバル上映中:2008/01/01(火) 05:36:35 ID:X74WdwKD
「彼を作り上げたジャングルでさえも、彼の死を望んでいる」のナレの後、
沼から出て立ち上がるウィラードの動きが不自然なのは、別の生きもの、つまり
{ジャングルからの刺客}みたいなイメージだな。
this is the end
>>881 端から見たらアメ公自爆って笑うだけだが、何も考えずに発展途上国に旅行して
殺されるぐらいの恐怖だろうな。
自分より劣っていると思っていた得体の知れないものに人生の終止符打たれる・・・
my only friend
beautiful friend
890 :
無名画座@リバイバル上映中:2008/01/01(火) 18:29:11 ID:sIBxsFUu
共産主義を吹き込まれて南ベトナムに侵略した相手のベト公どもからしても、圧倒的な負け戦を戦っている自分達をさぞ愚かしく思っただろうね。
「共産主義?何それ?そんな事より故郷に帰って田んぼを耕してえよ〜」ってさ。
waiting for the summer rain
>>884 どっちが「お宅拝見」で、どっちがハンサムさんかワカラン。
それはたいしたジジイだなw
>>890 しかもヴェトコンの扱われ方なんかも人間扱いされてるとはとてもおもえんしな。
アメリカのとある高官が言ってたよ。
「我々はヴェトナムの出生率と戦っているようなものだった」と。
それだけ出生してればさぞかし味方の南べ軍は頼もしかったと思いきや
それが毎年十万人単位で脱走していくから
米人も根が尽きますね
896 :
無名画座@リバイバル上映中:2008/01/02(水) 00:36:31 ID:b6eG27lo
韓国兵が行ったヴェトコンの扱いとは比べものにならんw。
こいつらは雑草を刈るごとく、とにかく地道に無差別に殺しまくった。
というか、米国人が必死で戦っているのに、
北と南のベトナム人たちは戦争に対して不真面目だったらしいね。
とりもなおさず、米国のおせっかいがいけないわけだが、
兵士レベルではベトナム人の能天気さに苛立ちがあったという。
丁度、北朝鮮に対する日本と韓国の温度差みたいなものだろう。
ブランドの金額いくらですか?
骨歩羅
900
高っ
3150万ドルの中の8%にあたるのかな
たいしたもんだ
905 :
無名画座@リバイバル上映中:2008/01/12(土) 17:01:54 ID:LRvgK5xo
>>901 バカヤLow〜!!変なもの注文させやがってぇ!!
キルゴア様のは“DEATH FROM ABOVE” じゃねぇかよぉ トホホォ OTZ
いいじゃん、そのくらいw
キルゴアは自分が死ぬことなんかこれっぽっちも考えてなさそうなのに
DEATH BEFORE DISHONOR
ではな w
smells like victory
キルゴアって上半身のわりに下半身が脆そうだよね。
horror horror
こんなダサいTシャツ着るなら死んだ方がマシだな。
左肩に説明がましく部隊章がプリントしてあるとこなんか最低。
ググッたら色々あった。
・DEATH BEFORE DISHONOR
不名誉より死を
『11 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/19(月) 15:57
映画「エクスタミネーター」の冒頭のベトナムシーンのヘリの機体に描いてある。
ベトナム戦中の米特殊部隊の手製部隊ワッペンの中にも同じ文句がある。』
・DEATH FROM ABOVE
天空から死を(死神参上)
『普通は「death from the sky」となるところを敢えてaboveという神様的な意味合いを
持つ言葉にして彼(キルゴア)の傲慢な性格を表しているらしいです。』
暴走族のステッカーみたいなノリですね
第一騎兵隊は空の暴走族
ワルキューレも暴走族が浜あゆかけてるみたいな感じだろうね
機体に裸のネーチャン描いたり
fuckって書いたりするのもなw
軍隊なんてdqnのたまり場だからね
919 :
無名画座@リバイバル上映中:2008/01/17(木) 23:33:40 ID:x0ShIY1g
頑張って何度も見たけど、普通に面白くない
This is the end ♪
麗しき友よ
想像力を喚起される名作なのか
衒学的に思わせぶるだけの駄作なのか
判断はお好きに
923 :
無名画座@リバイバル上映中:2008/01/18(金) 08:14:54 ID:PDiULIPG
完全版になって「製作意図」は明確になったけど、その分 退屈になったよね
やはりデュバルとホッパーとお姉ちゃんと戦闘ヘリだけいればいい。
俺はホッパーいらね。
925 :
無名画座@リバイバル上映中:2008/01/18(金) 10:33:07 ID:0VjML4U+
DVDとビデオで冒頭の歌詞が違ってる気がしたけど
どうなってるか覚えている人いますか
麗しき友よ
美しい友よ ってな感じで違ってたと思うけど
927 :
無名画座@リバイバル上映中:2008/01/19(土) 00:59:29 ID:6d97t7ry
コリーン・キャンプが脱いでたとは知らなかった
観よう
928 :
無名画座@リバイバル上映中:2008/01/19(土) 05:12:13 ID:H3dpH3sf
朝のナパーム弾は格別だ♪
929 :
無名画座@リバイバル上映中:2008/01/19(土) 12:50:53 ID:3lYjMKIW
コリーン何とかさんて未亡人役?
未亡人はフランスの女優だったと思う
パリテキサスに出てる人
ググッたらオーロール・クレマンだった
932 :
sage:2008/01/20(日) 10:09:56 ID:J3jfE5hq
ホッパーは カーツの分身です。まさか独立キャラだと思ってる人
いないでしょうね?w
this is the end
ブーテフォーフレンッ
935 :
無名画座@リバイバル上映中:2008/01/21(月) 09:35:38 ID:1OcoBTVF
ディスイズズィエン〜♪マイオンリーフレンズィエン〜♪
936 :
無名画座@リバイバル上映中:2008/01/21(月) 09:37:51 ID:1OcoBTVF
>>923 若き日のハートマン軍曹殿を忘れないでいただきたい。
OH-6のヘリパイな。
びゅーちふるふれんっ♪
麗しき友よ
たった一人の友よ
果て無き破壊に何を見るのか だっけ?
パパ。
バカボンか?
ぼく、パパを殺す!
ママ。
ぼく、ママを・・・
あいうぉんちゅーーぅぉぅぉぅぉ
941 :
無名画座@リバイバル上映中:2008/01/22(火) 02:17:06 ID:aU1WZ67Z
前半部分だけ好き
>>932 >ホッパーは カーツの分身です。まさか独立キャラだと思ってる人
いないでしょうね?w
えっ!?
>>942 ほっときなさい。
自分の解釈をさも真理のように他人に押し付けたがるお子ちゃまの戯言なんか。
944 :
無名画座@リバイバル上映中:2008/01/25(金) 12:15:35 ID:fzn3IsZy
皆はオリジナル版と特別完全版
どちらが好き?
945 :
無名画座@リバイバル上映中:2008/01/25(金) 12:48:23 ID:zI5HeKfn
自分はオリジナル!特別完全版は冗長すぎる。
カットされたシーンもそれほど重要じゃないし。
DVD売ってねーな
lost in the Roman wilderness of pain
>>944 サーブボードを盗むシーンとか冷めちゃうね、
やっぱオリジナル版だよ
949 :
無名画座@リバイバル上映中:2008/01/26(土) 11:05:27 ID:6xCqfJtw
軍人としてはキルゴア>>>>>>>カーツ大佐(塩野七生)
狂気のサーフィンシーンとか前宣伝凄かったけど
あれは単に嫌な戦場でせめて部下のR&R(レクリエーションと休養)に心を砕いているだけだよな。
戦場では率先垂範、傷ついた部下を15分以内に救急搬送を命じる。
「ナパームの匂いは勝利の匂いだ」というのも、
人体の焼ける匂いに涙するジャーナリズムの文脈よりは
部下の信頼性が得られるから。
・・・キルゴアには狂気のかけらも感じないよね?
完全版はプレイメイトとやるシーンが激しく蛇足
ショーで踊ってた一番美人の子は、完全版のプレイメイトと落ち合うシーンに
出てこなかったよね?
952 :
無名画座@リバイバル上映中:2008/01/26(土) 12:19:11 ID:qrUUSRAX
俺だってよ
そりゃオリジナル版が好きだよ?
完全版は長いし
だけどよオリジナル版が売ってねーからしょうがなく完全版を買ったんだよ
お前ら、俺に対する皮肉かよ
オリジナル版のDVDって出てないの?
954 :
無名画座@リバイバル上映中:2008/01/26(土) 12:52:59 ID:qrUUSRAX
>>953 出てるけどAmazonでもどこでも売り切れなわけよ
で、HMV行ったら完全版だけが売ってたわけよ
だからそれを買ったわけよ
だけどさ
こんなに完全版に対する悪評があると、俺もヘコむやん?
俺だってオリジナル版が見てーんだよ
オリジナル版の方が需要多いのかぁ。
たしか完全版はチャプターで飛ばす事が出来るから、
面倒だけどそうするしかないねW
956 :
無名画座@リバイバル上映中:2008/01/27(日) 00:13:24 ID:o6UmR6mP
他のスレで
じごもくが好きだ、と書いたら
(あんなつまらない映画のどこがいいの?)と書かれてしまった
あっそう
自分が面白いと思った映画に関する書き込みだから
どんな書き込みをしても万人の共感を得られるはずだとでも思っているのかねぇ・・・
>>954出てるけどAmazonでもどこでも売り切れなわけよ
尼なら、マケプで出てるけどね。しかも、プレミアついてないし。
もしかして、けこんするなら処女でないとってタイプ?>954
おいらはジゴモク・セット持ってるから、両方あるけど、
見るのは完全版ばかりだな。
延々と川をさかのぼるシーンとか、フランス人入植者との出会いとか
好きなエピソードだし。
ま、ロードムービー好きだからかな? w
960 :
無名画座@リバイバル上映中:2008/01/28(月) 12:07:26 ID:XScAZU8m
DVDは廉価版が出る予定ないのかな?
ロードムービーにしては殺伐してるなあ
現在出ているDVDのパターン教えてください
↑連投すいません。DVDが何パターン出ているか、です
海外版とか含めると、どのくらいになるのでしょうか?
964 :
無名画座@リバイバル上映中:2008/01/28(月) 12:45:12 ID:AJU12FHj
>>960 普通は廉価版が出るよね
他の名作なんて何枚もDVD出てるもん
ワイルドバンチなんてかなり出てるしW
四国の黙示録
八十八カ所を巡礼するお遍路ウイラードに満願成就は訪れるのであろうか。
それとも・・
ツ・・・・ツマンネ
968 :
無名画座@リバイバル上映中:2008/01/29(火) 15:47:27 ID:6nVQIWYn
>967
現存する5時間ヴァージョンの登場とはなりませんでしたが(ブルーレイに期待しましょう)
更に長くなる可能性があるんだなw 楽しみw
>>967 それって、単に劇場版プラス完全版じゃないの?
970 :
無名画座@リバイバル上映中:2008/01/30(水) 00:28:49 ID:sGzFfz6l
五時間バージョンは、なんとかツテを頼り、ワークプリント版らしきモノは見ました。
正直、未公開場面は数えるほど。戦闘場面はたいしたことない。
全体は編集がたるいだけで、一個の作品にもなっていない。酸欠をおこすよ。
>>961ロードムービーにしては殺伐してるなあ
なんで?
やなやつのボードかっぱらっちゃったり、
路頭に迷ったかわいこちゃんたすけて、ごちそうさましたり、
フランス女(ベトジェンヌ?)とアバンチュールしたり、
楽しいことも多かったじゃん。
972 :
無名画座@リバイバル上映中:2008/01/30(水) 00:54:40 ID:0mY6hRXU
完全版のフランス人女性のシーンは、ベルトルッチの映画みたい。
973 :
無名画座@リバイバル上映中:2008/01/30(水) 01:19:02 ID:c7J6HznK
「ハートオブダークネス」は出ないのね。
あれはある種本編より面白いのになあ。
あれを観て思うのは、当初の計画通りルーカスが作っていたら、
一体どうなっていただろうという事。
その場合、スターウォーズもなかった可能性があるし。
アメリカ映画史が変わったかも。
>>969 ・Additional Scenes:
Saigon Streetlife, Military Intelligence Escorts, Intelligence Briefing (two extensions),
Willard Meets the PBR Crew, Letter From Mrs. Kurtz, Booby Trap,
Do-Lung Bridge 「That Road Is Open」, The Photojournalist, Colby, The Tiger Cages, 「Special Forces Knife」
フランス人女性とウィラードのシーンがきれいだなあと思った。
天蓋付きのベッドに案内して、ゆっくり話しながら天蓋のレースの
カーテンを閉めていって、それからするりとガウンを脱ぐところとか。
んでもウィラードは、極度の緊張状態と疲労のせいで、その〜〜
能わずだっただろうね。
カソリックのイタリア系がこさえた戦争映画ってやっぱ官能的だと思う。
これがアングロ・サクソンのプロテスタントが撮ると、
例えばオリバー・ストーンなんかそうだけど、どこか骨川筋衛門というか干からびていると言うか。
だってナトランの司令部の会食シーンのビットリオ・ストラーロが舐めるように撮った料理の数々。
綺麗だよな。こういう人たちだからこそ、フランス人入植者から酸ージーQまで撮れたんだと思う。
これがアメリカ映画かヨーロッパ映画かいう論争が大昔あったけど、おれはどちらかといえば
でぃすいずぢえーん
まいおんりーふれーんぢえーん
びゅーちふるふれーん
きぼうそうれん
ソウルオントレイン
>982
小津!!
>>975 アヘン吸ってなかったっけ?
阿片は勃たなくなるよ