952 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/05(土) 00:48:21 ID:5aJdZuom
>>949 バカは死ななきゃ直らないではなく、とことん説明されなきゃ自分の愚かさにきづかない。
>『独裁者』はヒットしたというのは厳密には間違い
「プレミア上映は1940年10月15日ニューヨークにて、チャップリンのあまりの大胆さに戸惑う声があったものの、
多くの批評家が本作を例外的な傑作と認めた。とりわけヨーロッパでは熱狂的に迎えられた、結果それまでのチ
ャップリン映画の中で最高の興行収入を記録。1940年度のニューヨーク批評家賞の主演男優賞を受賞。アカデミ
ー賞では作品賞他5部門にノミネートされた」
(チャップリン再入門、p132)
>946は闘おうという文字が出て来ているところを抜き出しただけ。
作品を見よ。どこに戦争や暴力は止めましょうという言葉があるのか?
平和のために戦え!と鼓舞しているのである。それは反戦とも平和主義とも呼ばない、
ブッシュがイラクで戦争をしたのとまったく同じ論理である。
>非米活動委員会から出頭を命じられたほど
制作時のアメリカが親ナチ的で、中立主義だったのでごく当然である、
日本人がこの作品を見て心地よいのは、ナチを悪人として描くアメリカ映画のプロパガンダ
が骨の髄まで染みて、当時同じファシスト国家である日本への想像力が欠如している為である。
949はそういう不幸な自国の歴史を意識的に覆い隠そうという、自己欺瞞の好例であろう。
>>952 >949はそういう不幸な自国の歴史を意識的に
>覆い隠そうという、自己欺瞞の好例であろう。
こういう方向に持っていくのはまずいよなぁ。
変なのが沸いてこなけりゃいいけど。
チャップリン自身は対ドイツ第二戦線結成を呼びかけていたね。
952はネタでしょう。本気でいってんのだとしたら、本当の馬鹿です。
946
>映画は戦争宣伝をしないという迷信
映画は戦争宣伝をします。そんな迷信はありません。
>そしてWW2の後、欧米では感情的な反戦映画さえもほとんど作られることはなくなった。未だに感情的
な反戦映画を好むのは日本の特異な現象である。
戦後アメリカも「愚かな戦場」をはじめ、感情的な反戦映画は枚挙に暇がありません。いくらでも作られています。
誰かが書いていた通り、チャップリンと思想的に反対に位置するキャプラとを並べて論じていたり、
映画と歴史についての知識がなさすぎます。
作品を見よとのことですが、ハンナに「皆が仲良く暮らせたらどれだけ幸せでしょう」と語らせていますよね。
チャップリン自身の「私は平和の煽動者だ」という言葉を聞いたことがありますか?
そこに集約されています。
知識のなさを露呈するのはこちらが恥ずかしいのでやめてもらえませんか?
957 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/05(土) 02:34:26 ID:5aJdZuom
>不幸な自国の歴史を意識的に覆い隠そうという自己欺瞞
実はチャップリンは「独裁者」で日本を批判しようとしていた。
大野は制作されなかった独裁者のエンディングには、
「日本軍の飛行機から爆弾ではなくおもちゃが投下される」が予定されていたことを示した。
これは重慶爆撃という、市民への無差別な殺戮という、当時歴史上最悪の残虐行為をした日本
への、穏やかな批判だったろう。(原爆もロンドン空襲もまだない時代)
もしチャップリンが日本へ、より大きな関心を持っていたら、独裁者で揶揄されるのは中国を
既に10年以上も侵略していた東条英機であり、舞台は上海租界で、ドイツに協力してユダヤ人
狩りをする日本兵が悪人だったかもしれない。
親日家であったチャップリンについて、大野の研究はそういう面も明らかにすべきだろう。
958 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/05(土) 02:42:36 ID:5aJdZuom
>>956 >感情的な反戦映画は枚挙に暇がありません
「愚かな戦場」なんて映画allcinemaにのっとらんぜ、あんたの妄想か?
妄想でもいいから10個ほど上げてみな。上げられたらだけどね。
>>957 あれ東条英機ってユダヤ引渡し拒否してなかったけ?
>舞台は上海租界で、ドイツに協力してユダヤ人
>狩りをする日本兵が悪人だったかもしれない。
>親日家であったチャップリンについて、大野の研究はそういう面も明らかに
>すべきだろう。
なんでありもしない事実を明らかにしないといけないのだ?
>1941.12.8卑怯なジャップに不意打ちされるまで
そういうあなたの国籍が知りたいね。
956じゃないけど、
「愚かな戦争」シリーズはアメリカではかなり有名な映画シリーズ。
ただし、テレビ映画だった気もする。
というか、「プラトーン」や「7月4日に生まれて」など感情に訴える反戦映画はたくさんあるっしょ。
「イングリッシュ・ペイシェント」もそうだし、
反ナチスのもたくさんあるよね。
チャップリンを一度も見たこと無いんだけど、
COMEDY FILMSのDVDでオススメなやつはどれかな?
964 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/05(土) 22:58:24 ID:I+n5rUyO
すんません、この前BSでモダンタイムス見て当方16年の人生の中で最高に感動しました
というかハマりました。ティティナ最高です。
日本が上海でユダヤ人狩していた実態を知っている「研究者」の方はどこに消えたの?
966 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/06(日) 14:01:18 ID:AmthJR3e
感傷的な反戦映画の例ってマダ〜、
「愚かな戦争」はTVドラマ
「プラトーン」は悪い軍曹をいい軍曹の後継者がやっつけて、戦争を継続する「真のアメリカの英雄」の物語
「7月4日に生まれて」はベトナム戦争反対という歴史そのものの映画で、
あれで他の戦争にも反対すべきと思うアメリカ人は居ない
ねえ〜、マダア?
967 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/06(日) 14:25:37 ID:AmthJR3e
「ライムライト」久しぶりに観たら、昔とは感じ方がだいぶ違ってきたな〜。
なんかテリーがカルベロを「I Love You!」と言いつつどんどん追い詰めてるみたいで、怖くなってきた・・・
>「7月4日に生まれて」はベトナム戦争反対という歴史そのものの映画で、
それが反戦映画でしょ?
反戦映画はたくさんあることぐらいあんただって知ってるし、そんなことここで話し合うことはないでしょ。
スレ違いもいい加減にして。
970 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/07(月) 01:37:53 ID:LA1X5oNY
>>969 >それが反戦映画でしょ?
ケラケラケラ、オモチロイ
反戦映画も、戦意高揚映画も、戦闘を描写するのは同じなのですが何が違うのでしょう?
例えば「西部戦線異状なし」激しい戦闘シーンがあるから、戦争宣伝?
子供でも判りますな、戦争に賛成か反対かは、何を描くかではなく、どう描くかが問題なのです。
だから映画を見る眼がない子供が、よく間違える訳ね、
分かったかなあ、坊や、勉強になったね。
971 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/07(月) 01:39:53 ID:LA1X5oNY
ところで、反戦映画たくさんあるんでしょ、
マアダア〜
972 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/07(月) 04:53:54 ID:cU2STlI/
↑どうでもいいし
ところで独裁者って思想映画(反戦とか)としてみようとすると
このうえなくつまんないなあ(そういう要素はチャプ自身も後悔したんでしょ?)
パントマイムやパロディが感動的だし、弱者への共感が泣けるよなあ・・・「ハンナ、勇気をお出し」のエピソードとか。
「禁じられた遊び」「ドイツ零年」「無防備都市」「ウォータールー・ブリッジ」「愚かな戦場」(第一作は劇場版)「デスティニー」・・・
反戦映画はいくらでもある。
逆に、946の「未だに感情的 な反戦映画を好むのは日本の特異な現象である。 」
はどう実証するの?そんなデータないでしょう。世界中で日本だけがそうなんですか?
いい加減なことを言うのはやめよう。
反戦映画が世の中にないなどという実のない話は終わりにして、チャップリンの話に戻りましょう。
975 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/07(月) 15:56:23 ID:UPj+LGRH
>>970 はっきりいって醜いなぁ。
反戦映画の定義なんて人それぞれだろうが。感傷的だのそんなジャンルねぇし。
人が勝手にきめた定義なんてあてはまらん。
感傷的な作品は日本人が好きではあろうが独裁者だけが好きというわけではないだろ。
中国人や韓国人にはない素晴らしい感性を持っているのが日本人。
チャップリン作品を初期の頃から愛していた日本人。その頃からすでに人気があり
真似するものもいた。
976 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/07(月) 16:16:48 ID:LA1X5oNY
>>973 ・「哀愁」〔'40・米〕=WW2以前の作!
→古典的なハリウッドの恋愛映画、舞台はWW1のロンドン、原作戯曲は1930年にブロードウェイで上演ロングラン(IMDB)
→監督マービンルロイは戦争中はジャップに爆弾をおとして喝采をあげるプロパガンダ映画を監督
・「禁じられた遊び」〔'52・仏〕「ドイツ零年」〔'48・伊〕「無防備都市」〔'45・伊〕
・「愚かな戦場」(誰も知らない日本未公開の米TV)
・「デスティニー」('88米)
→ベルディの運命の力を原作とする悲愛モノ(IMDB)地獄の黙示録にもanti-warのキーワードをつけるIMDBもanti-warとはしないマイナー作
2日考えて反戦映画はやっとこれだけですか?戦後すぐの欧州映画と、最近の極マイナーなものだけ。
このリストが示しているのは、WW2の後、凄まじい破壊から欧州では戦争への嫌悪が高まったが、アメリカではWW2以降は反戦映画なんてのはほんの少しで、アメリカを豊かにし世界一の強国にした「正しい戦争」への確信が高まったとを示していると見るべきだろう。
実は日本でも同じに見える。チャップリンと戦争といえば実は戦争宣伝映画である「独裁者」への賞賛と真に戦争へ反対を唱える「殺人狂時代」への冷たい反応のように、奇妙にアメリカと一致している。
アメリカのプロパガンダに知らずに乗っかった間抜けどもが、未だにチャップリンを貶しているようで本当に悲しいことだ。
>>976 そんな事より、ジャップがやった上海租界でのユダヤ人狩りについて、もったいぶらずに
はやく教えてくれよ。
>>950 >>958 ライムライト、自分も4〜5年前に数回見て「もう見ないほうがいいかな?」と思ってたけど、
2ちゃんの実況での反応が見たくて、やっぱり録画して週末に見直した。自分自身も変化したし、
チャップリンの当時の心境もより知ってから見直したので、皆さんと同じように印象が変わりました。
チャップリンがクレアを平手打ちするシーンで実況が盛り上がってたのが面白い。自分も
「ずいぶんスパルタ的な作品でもあるんだな」という新しい印象を受けましたわ。
979 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/08(火) 01:33:58 ID:N6+ljvU2
>>949 >チャップリンは『担え銃』でもドイツ皇帝とともにアメリカ大統領まで捉えるラストを用意していたそうであるし−平和の煽動者
愚か者が勝手に神話を作るよい例だ。
この時期のチャップリンは間違いなく戦争宣伝屋である。
1917年アメリカはついにWW1に参戦した、「担え銃」は当初5巻ものとして製作されたが、ラストがカットされ3巻ものとなった。
あらすじ=兵士チャーリーは前線でドタバタ後半はドイツ指揮官を捕える。
そのラストには2案がある
@兵士チャーリーが捕まえるのはドイツ指揮官だけではなく、フランスのポアンカレ、イギリスのジョージ5世、
アメリカのウィルソン大統領=戦争全般への抗議となっている(岩崎昶)
Aドイツ指揮官を捕まえた兵士チャーリーの英雄的行為を祝うために、ヨーロッパ各国の元首達がずらりと臨席
するという構想だった。(チャップリン自伝)
いったいどっちが本当か?チャップリンは「担え銃」の製作中に戦時公債の宣伝映画「公債」を製作している。
戦争を題材にすること自体が、「公債」の時に思いついたものであり、アメリカのために戦争宣伝をしていたと
きに、@のような戦争に反対する映画を作ったとは考え難い。戦争でひどい目にあった左翼映画人、岩崎昶がチ
ャップリンは昔から反戦主義者だったという願いから、文献を読み間違えたのだろう。
こういう神話をホイホイ信じてしまうのが、愚かな子供、歴史を知っていておかしいと思うのが大人。
チャップリン映画って勉強になるね。
980 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/08(火) 01:38:22 ID:N6+ljvU2
1917年 (WW1に対して)貧しい民衆のほとんどは戦争に反対していたが、チャップリンは膨大な犠牲に胸を痛めながらも
「正しい戦争」は遂行するべきだと考えていた。政府の公債宣伝にダグラス・フェアバンクスやメリー・ピッグフォードと
共に参加した、しかし徴兵検査では貧しい体格で不合格。「担え銃」のラストではドイツ将校を捉えて大手柄をたてるチャ
ーリーの夢は、チャップリン自身の願望でもあった。
(チャップリン、福川粛、メディアファクトリー、1992)
・「公債」The Bond 1918.12.16公開
友情の、愛情の、結婚の、そして自由のボンドの重要性を訴える、米政府の嘱託で作られた戦時公債宣伝映画。アメリカは軍費を公債と言う形で民間から集める方法を取っており、戦争遂行にはこの宣伝は大変重要な仕事。
・「担え銃」ShoulderArms 1918.10.20公開
WWW1の前線での兵士をネタにしたコメディ、それまでのチャップリン映画で最大のヒット
・「独裁者」TheGreatDictator 1940.12.16公開
ヒトラーを批判し、平和のために戦え!と呼びかける、公開までは批判は多かったが、大ヒット。
WW2が始まるまでは、チャップリンは「正しい戦争」を熱心に宣伝した。そして戦争を扱ったチャップリンの映画は大ヒット!戦争を題材とすることで、一番儲けた映画人の一人と言ってもいいかもしれない。
「公債」と同列に語られてもなあ・・・
982 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/08(火) 04:22:31 ID:G6fcKe7m
それでも、現代の私たちが『独裁者』を見ても、戦意高揚映画とは
受け取られないのではないでしょうか。当時はそういう意味合いも
含まれていたのかもしれませんが、ナチス・ドイツ―ヒトラーの野望
が崩壊して50年以上経った今日なお、『独裁者』が私たちの胸を打
つのは、当時の凡百の戦争プロパガンダ映画を超えた普遍的な
メッセージがあの作品に込められているからだと思います。
北朝鮮の金正日など、今日なお地上にある「独裁者」の存在全てに
対する批判の映画として受け取られるのです。
愚かな政治指導者の存在が原因で起きた世界各地の紛争、貧困
などのニュースを見るにつけ、私たちは暗い思いになりますが、チ
ャップリンはそんな私たちに希望と勇気を与えてくれます。
彼が『独裁者』の最後の床屋の演説で「Fight!」と呼びかけるのを、
「参戦せよ!」の意味で理解する人は今日いないと思います。
愚か者が政治権力を握って世界の平和を乱している現状に対して
悲観的になり、厭世的になるのではなく、問題意識をもって、自分
にできることから始めよう、という気にさせられるのです。
自分自身の人生に対して、勇気を奮い起こして、困難を乗り越えて
行こう。他者へのネガティブな感情に打ち克って、協力と対話の姿
勢を取ってアクションを起こそう。そういう意志としての「Fight!」であ
ると理解しています。
時代の制約を受けない芸術家はいないわけで、時代の制約を受け
てなお時代を超越したメッセージを己が作品に込めることのできた
作家こそが、偉大な芸術家として歴史に名を残し、その作品は今日
なお鑑賞に耐えるものとして受け取られています。
映画は特に、その時代の制約を受けながらも普遍性ある作品を残
そうとして、クリエイターがさまざまな権力や大衆の無関心と闘わな
ければならないメディアの最たるものではないかと思います。
983 :
ヒットラー大野:2006/08/08(火) 05:03:21 ID:ggsI4c/H
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ヽ、 |||||:|||||||||ll ( / / /
|\  ̄ ̄二 ̄ ̄ |//^\ / /
_ ,――| \ / / \ \ /
政治の本質はフィクションだ。
政治は演劇と同じ、国家が行うショーなのだ。
小さな嘘はすぐばれるが、大きな嘘は真実になる。
虚偽を創造する巨大なメカニズム、それが国家だ。
大衆共に壮大で甘美な夢を見させてやるのが我々の務め。
国家はそのためのドリームマシーンだ。
984 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/08(火) 05:04:18 ID:ggsI4c/H
“2つの極”はますます進む。
人類と社会のあらゆることが、未来には、両極端に分かれてしまう。
たとえばカネだ。一方には腐るほど大量のカネを持ち、広く高価な土地を持ち、
労せずして限りなく肥っていく階級が現われる。
だが少数の彼らが現われる一方、他方の極には、何をどうやっても
絶対に浮かび上がれない連中も現われるのだ。
それはカネだけの問題でもない。より正確にいえば、精神の問題だ。
限りなく心が豊かになっていく精神の貴族、精神の新しい中産階級が現われる半面、
支配者が笑えと言えば笑い、戦えといえば戦う
『無知の大衆』『新しい奴隷』も増えていくのだ。
つまり9月までサヨウナラということだ。
986 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/09(水) 00:22:26 ID:kBVMv3Vg
>>982 >『独裁者』を見ても戦意高揚映画とは受け取れないのは−普遍的なメッセージが−込められているから
戦意高揚と感じない本当の理由は、日本では平和のために戦えなどとオダテられ、民衆の意思で戦争をした
経験がないと、「思い込んでいる」からだろう。
しかし日本でも民衆は、日露戦争では戦争を要求し、太平洋戦争では真珠湾攻撃に溜飲を下げた(是認し
た)。現在の日本人はそれを忘却しており、戦争なんてのは独裁者が勝手に起こすものとお気楽に考えてい
る。
いい気なものだ。
>愚かな政治指導者の存在が原因で起きた世界各地の紛争貧困など
いかにも映画ファンらしい幼稚な(純真無垢な)見方だが、そもそもヒトラーは民主主義
手続きで独裁的権力を獲得している。
そして現在の戦争は独裁者が起こすものではない。ブッシュは、イスラエルの首相は、
旧ユーゴ諸国の指導者は、全て民主主義で選ばれ国民の支持を得て戦争を起こした。そし
てテロを起こす人々とはまさに民衆そのものだ。
独裁者を見て、エエナア、なんて思うのは過去の戦争と現在の紛争の成り立ちを知らない、
純真な(間抜けな)映画ファンだけだろう。
>>986 ヒットラーが民主的手続きで政権とったけど、その維持に非合法手段を使ったのはどーした?
大体、日露戦争がどうして起こったかわかって書いてるのか?
ID:kBVMv3Vgこいつは他スレでも叩かれて消えていった嫌われ者だ。
質問しても自分に都合の悪い事は全く無視して痛々しい持論を、だらだら
書き続ける。
最大の特徴はみんなを一段高いところから見下ろした書き方をするところ。
最初はみんなもまともに相手するが、都合の悪い質問や反論は無視するので
だれもあきれて反応しなくなり、暫く暴れてた後消えていく。
今回も上海のユダヤ人狩りなんて妄想を語ったりしてるが、反論は無視している。
放置がもっとも適切な対応だよ。
990 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/09(水) 17:47:55 ID:kBVMv3Vg
>>988 >上海のユダヤ人狩りなんて妄想を語ったりしてるが反論は無視
そんなに旧日本軍の悪行を知りたいのですか?
既にアウトラインは抑えてある、スレ違いでもあるしどうしようかと思って
いたが・・。まあその内暇になったらどこかに書こう。
しかし自分で調べようという気はないのかね?
991 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/09(水) 18:07:32 ID:kBVMv3Vg
>>987 >日露戦争がどうして起こったかわかって書いてるのか?
センセイ、すみません、ボクチン知らなかったヨ。
・・・教えて、エライ人。
アトー、東京帝国大学国際政治学7博士の戦争すべし論リーク事件とかも
詳しくないのでよろしく。
「サーカス」の綱渡りシーン爆笑
猿の演技神
頭上を凝視しながらスナック菓子食べ続けるおっさん
に大受け
戦後のあまたのコメディ映画の笑いが
時代の流れとともに色褪せていくのに
80年も前の映画なのにこれだけ笑えるのは
すごい
と流れを無視し書いてみる
993 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/10(木) 01:11:27 ID:FWjzarGp
大野裕之の研究が足りない(特にチャップリンと戦争の関係)のは彼の先行研究者のためなのかもしれない。
大野は参照すべきチャップリン研究として、先行している岩崎昶、江藤文夫をあげ彼らは更に、G・サドゥールを参照している。
サドゥールはサイレント期映画研究の大家であり、1957年にチャップリン研究書を書き日本語訳も1966年に出ている。
サドゥールはチャップリンはアメリカのWW1参戦に対し批判的だったと見ており、公債募集のキャンペーンに参加した
のも不本意であったとする。「担え銃」の前半は前線の過酷さの告発で、後半には本来、米大統領まで主人公が捕獲す
るラストが存在し、全体が正に戦争プロパガンダ映画への皮肉になっている、と書いている。だがその根拠は何も明記
されておらず彼の印象なのであろう。独裁者に当時親ナチ的だったアメリカ社会がチャプリンを邪魔したか詳しく書い
ているが、映画の戦争への態度には何も触れていない。
フランスでリアルタイムにこの映画を見た彼には、戦争賛成が当たり前であり、書くまでもない事なのであろう。
岩崎昶は1973年に研究書を出し、「担え銃」についてサドゥールと矛盾する自伝の記述を知りながら、全体の雰囲気か
らやはり反戦映画が目的であったと判断し、ラストがカットされチャップリンには不本意であったが、結果として兵士
からその反戦的メッセージ故に支持されたと書いている。独裁者〜殺人狂時代〜ニューヨークの王様にかけてチャップ
リンが自由を求めて、ナチやアメリカと映画で戦ったという岩崎昶の記述は見事だ。しかしそこでは独裁者が、戦争賛
成であることは明記されていない。戦時中、戦争プロパガンダ映画を、自分でも作らざるを得なかった左翼映画人とし
て、映画人が愛国心から戦争賛成を訴えるのは当たり前であり、また醜い事でもありあえて触れなかったようだ。また
彼には戦前と戦後で、映画人の映画への態度が戦争賛成から反対へ180度転換するのは、身をもって体験しており何も
不思議はなかっただろう。そういう理由で独裁者→殺人狂時代へのチャップリンの戦争への態度の変化に何も触れなかっ
たのに違いない。
江藤文夫は1980年に批評を連載したが、映画評論は専門ではなくかなり堅苦しい。彼はほぼサドゥールに沿っているが独
裁者については純真に反戦映画であると感じているようだ。これは終戦時18歳で戦後8年かかって大学を出た彼の出自か
ら簡単に了解できる。
戦時中は熱心な軍国少年、戦後は反動で純真な平和主義者となり、その状態で1960年に初めて独裁者を見たのだ。彼に
とって優れた映画は全て戦争に反対するものであるという事には、何の疑問もないに違いない。
以上の3人を参照する限り、チャップリンは一貫して戦争に反対する平和主義者で、独裁者は反戦映画という事実に反した
解釈が大野の頭の中に生まれるのも無理はない。
しかし橋本勝や福川粛は、明確にその過ちを指摘しており、2005年にチャップリン再入門を出した大野裕之がそれら新し
い解釈を参照していないのは、彼の能力を疑いたくなる。
2chの愚かな子供たちも、おそらく1995年出版で入手しやすい江藤文夫の児童書でチャップリンへのイメージを膨らませたの
ではないだろうか。しかし現実は甘くないのである。
994 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/10(木) 01:28:26 ID:gv3Hp+2/
できれば「議論」の続きは別スレ立ててやってくれないか? 「チャップリンの戦争観」みたいなやつ。
べつに普通のスレにときどき議論持ち込んできても構わないからさ。
でないと
>>992みたいなレスがうもれちゃうよ。
けっこう細かいシーンのこと書いてくれてるレスが他にも、ちょいちょいうもれちゃってるんだよ?
995 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/10(木) 03:29:36 ID:g2bZVdY6
うめ
996 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/10(木) 03:37:01 ID:xBF/nVaV
埋め
997 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/10(木) 03:41:23 ID:xBF/nVaV
997
998 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/10(木) 03:42:39 ID:xBF/nVaV
998
999 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/10(木) 03:43:24 ID:xBF/nVaV
999
1000 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/10(木) 03:44:48 ID:xBF/nVaV
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