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無名画座@リバイバル上映中:
日本人が他民族を差別した事件としては、大震災の時の東京、神奈川などで起きた
「鮮人殺せ!」事件がある。
1923年、関東大震災で多数の朝鮮半島出身者が殺された。
地震後に1日、2日たった頃、多数の朝鮮人が襲ってくるという噂話が流れた。彼らが井戸に毒を
入れて日本人を殺そうとしている、という話だった。地方紙がそれを伝えた後で、騒ぎが大きくなった。
各地の自警団の青年やオヤジどもが、それらしき人達を片っ端からひっとらえ、怪しいと睨んだ人達を
日本刀などで惨殺した。
「十五円五十銭」と発音させ、「チュウゴエンコチュッセン」としか発音できない人は朝鮮半島出身者と
勝手に決めつけて殺したのだから、ひどいものだ。多数の日本人も間違えられて殺害された。
「教育勅語の暗誦」「座布団と言わせる」「歴代天皇の名前を答えさせる」
「ザジズゼゾ、ガギグゲゴを発音させる」「君が代を歌わせる」 などもあったそうだ。