アメリカ映画がクソになった時期を387抜きで特定

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170
>162
> スピルバーグはカウンターカルチャーだろ。

この馬鹿げた思い込みは一体どこから出て来たんだ?
CBSでドラマ作っててユニバーサルの大作任されて、以降メインストリームを
真っすぐ歩いて来たスピルバーグ相手に「カウンターカルチャー」?

> ボニーアンドクライドも 明日に向かって撃てもバニシングポイントも続激突も一貫してるのは逃走だろ。
> 要はドロップアウトがカウンターカルチャーの思想なの。

逃走が描かれてればカウンターカルチャーですかい。底が浅いにも程がある。
恐竜から逃げ廻る映画なんてものもあるが、君はあれをどう説明するw

「俺達に明日は無い」は、破滅的な人生を送る二人に感情移入させる物語。
「明日に向かって撃て!」はフロンティア喪失に対する哀悼とノスタルジー。
「続・激突! カージャック」は小さな衝動が全米を巻き込んだ大騒動に発展する
様子を描いた再現ドラマ。

主題もスタイルもそれぞれ違う映画を、「みんな逃走が入ってるから」で
ひとまとめにしちゃうなんて、どういう神経だ?

ていうか俺、いっつも腹立ててるんだよね。
「俺達に明日は無い」と「明日に向かって撃て!」を一緒に語るなってさ。
全然違う映画だってのは実際に見てみれば一目瞭然なのに、
ニューシネマ持ち上げたいだけの連中が二本ひとまとめで反体制映画に祭り上げ
ちゃってる。この映画の面白さは「反体制的」な部分じゃないってのに。

そういう見識の欠如が、>163みたいに

> アメリカンニューシネマ=反体制映画
>
> だからね。

なんて馬鹿な事を言わせるんだろうなぁ。
ニューシネマの時代にニューシネマっぽい筋立ての映画が出てくれば、
みんな反体制と来たもんだ。

同じ見識の浅さが「最近は大作ばっかりで」なんて適当な言い切りも
許しちゃうんだろうね。