【ﾆｰﾙ】 ブルースが聞こえる 【ｻｲﾓﾝ】　

二ール・サイモンの脚本ではこれが一番好き
（懐かし洋画板の板内ルールに合致するものの中では）

マイク・ニコルズ監督ね。

エプスタインが好き

「あなたに恋のリフレイン」もニール・サイモンか。
あれは90年代初頭だから懐かし洋画にならないよな。
キム・ベイジンガーとA・ボールドウィン共演、
ギャングのバグジーが出てくるし、同じカップルが何度も結婚する
面白い話だったな。W・ビーティの「バグジー」もこの頃か。

評価はこんなもん？
ttp://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=2668

ニール･サイモンなら俺は「グッバイ･ガール」が好きだな
いわゆる美男美女ものではないが、初めて見た時ホロリとさせられた
あと「裸足で散歩」も甲乙つけがたいね

「グッバイ〜」も好きですね。
「裸足の散歩」はだいぶ前に見て忘れてしまった。
レッドフォードとJ・フォンダが出てて、
階段を上った降りたのお笑いエピソードの反復があった
ような記憶が残ってます。

マシュー・ブロデリックはニール・サイモンの秘蔵っ子だね。
彼の脚本にはぴったりの役者。この作品でもいい味出してる。

>>8
「ニール・サイモンのキャッシュマン」っていうのもあったね。
最後にアニメになるところが泣ける

この「ブルース〜」で好きなのは、なんと言ってもエプスタイン。
「犬の話をしなかったら、何だ？」というセリフがいい。

ビロクシーってカトリーナの被害がひどかったみたいだね。
ニュースの映像を見てこの映画を思い出した。
原作の戯曲が本棚の奥にあるはずなんで、近いうちに再読するつもり。

>>11
そうそう。この映画の原題は「ビロクシー・ブルース」
私も、大学時代にこの映画見て、サイモンに興味もって、戯曲集買いました。
たしか、ビロクシーは三部作のうちの一つだった。

私が買った本に収められてたのは
「ロスト・イン・ヨンカーズ」（ヨンカーズ物語）。
これも映画化されていて、「フィッシャーキング」でオスカーを獲った
マーセデス・ルールが主演してたはず。

大学時代を思い出すね。下宿してて、そこの奴らが体育会的な気質の奴ら
ばっかりだったから、
マシュー演じる作家志望の主人公が、冒頭で
「まだ、この頃は、みんな大嫌いだった」という気持ちに１００％共感できた。
他の人にとってはどうってない青春＆郷愁映画かもしれないけど、
自分にとっては、非常に大きな意味を持つね、これは。
「俺に見せるためだけに作られたんじゃないか？」と錯覚させるほど
ハマった映画がいくつかあるけど、それらのうちの一つだね。

オープニングの曲と雰囲気が好きだ。

走る汽車を撮るカメラワークが凄かったような記憶＞オープニング

日系人のパット・スズキが歌う"How High the Moon"で始まるんだよね。
公開当時、おすぎとピーコが出ているラジオ番組でかかった記憶がある。
米軍キャンプで日本人の歌が流れるんなら「ＭＡＳＨ」みたいな映画だろうと
予想して見に行ったら、ぜんぜん違ってた。

あれ日系人が歌ってたんですか。>>16
たしか「ドリームカムトゥルー」ってフレーズが
歌の中に一回でてきたところは憶えてる。
ちょうどドリカムが流行ってた時期に見たから

他愛の無いロマコメの作家だと、サイモンのことを思ってたが
「ビロクシー〜」、自分の出自（ユダヤうんぬん）について
書いてるようだね。コレを含む三部作の他のでも、そうかな？

ワイコフスキーっていう下品なマッチョマンがいたな。チョコを銀紙ごと
食っちゃうｗｗ

DVD出てるよね

クリストファー・ウォーケンが良かった

ブロードウェイ上演時のスタッフ、キャスト
http://www.ibdb.com/production.asp?ID=4366

ユジーン、デイジー、ワイコフスキーは映画と同じだね。
トゥーミー軍曹役のビル・サドラーって「ダイ・ハード２」の悪役の人かな？
ワイコフスキー役のアンダースタディとしてウディ・ハレルソンの名が・・・。

>>22
サンクス＆ＧＪ

舞台でもマシューがこの役をやったってことかな？

＞ワイコフスキー役のアンダースタディとしてウディ・ハレルソンの名が・・・。

アンダースタディって何のことか知らないけど
「Ｗの悲劇」の劇中劇で、はじめに主役に選ばれた高木美保にとっての
薬師丸ひろ子みたいな立場の人かな？

薬師丸ひろ子＝ナチュラルボーンキラーズ
って感じ？

マシュー・ブロデリックは、第一部の「ブライトン・ビーチ・メモワール」の舞台でも
ユジーンを演じてる。映画版には出てないけど。
第二部の「ビロクシー・ブルース」は舞台と映画で主演。
第三部の「ブロードウェイ・バウンド」はどちらにも出てない。

アンダースタディは代役、控えだから、遠まわしだけど↑の通りだと思う。

>>24
サンクス。上のほうで三部作って言ってるのは↑の三つのことだね。
サイモン戯曲集にも収められてたような気がしたよ。

ハレルソンがワイコフスキーやったらもっと怖い感じになったかな。
ナチュラルボーン〜のイメージがあるから、どうしてもね。
銀紙ごとチョコ食ったりするシーンも別のインパクトが……ｗｗｗ

連投スマン。
たしか、「ビッグ」のエリザベス・パーキンスも
これの舞台に立ったことあると聞いたけどね。
映画では、女は、ぺネロープ・アン・ミラーが演じたGFと
娼婦しか出てこないけど、まあ、たぶん前者だろうな。

彼女はNY出身だけど、シカゴで演劇学んだっていう話だから
立った舞台もシカゴかな

原作戯曲では、
最後に上官に捕まるのはエプスタインだったと思ったな

軍隊的な統制に対して、
どうしてもズレたり斜に構えたりせずにはいられないのが、
ユジーンとエプスタイン
ユダヤ人気質ってことなのかな？

野暮な青臭い話で申し訳ないけどさ、この映画観て「俺も早く童貞すてなきゃ」
と思って、ソープ行きました。

>>29
体位の描かれたトランプ持って？ｗ

「17才のカルテ」は「カッコー〜」女版という趣もあるが、
この「ブルース〜」も隠し味として、入ってるような希ガス

>>22
＞ウィリアム(ビル)・サドラー
そうだね。
他にはショーシャンクの空にとかトレスパスに出てる。

>>31
主人公が日記を読まれちゃうところが、ソックリだった

ぺネロープアンミラーって最近見ないな

見ないね

test

エプスタインは根が優しそうなのがいい。
ホモ疑惑で仲間が呼び出されたときも、心配そうな顔していた。

ホー！ホー！

コレは三部作の真ん中だよな。他のはどんなだ？

日本でもどこかの劇団がやったような。
声優でお馴染みの人が出てたような

声優でおなじみの人が出たというのは
８１プロデュースが上演したときのことかな？
そのときは自分も見た。

でも、その前にパルコで真田広之主演で３部作とも上演済みなんだけど、
こっちは見てないんだよなあ。

>>41
レス、サンクス。
そうですか、真田さんも。
ブロデリックとはイメージ違いますね

DVDが安く売ってた

高校の演劇部とかでやればいい題材だね

去年の今頃、一般板に、女子高生と称する人が
文化祭で劇やるから、元ネタになりそうな映画教えて！なんてスレ立てて
物凄い勢いでレスがついたんだけど、
そこに、このビロクシーブルースが挙ってたな

ボブ・フォッシーとシャーリー・マクレーンのスイートチャリティって
ニール・サイモン原作（脚本も？）だったんだ。
作品自体は良いらしいけど、DVDの評判が悪い。アマゾンのレビュー見るかぎり

原作は「カビリアの夜」っていうフェリーニの映画だよね。
サイモンが脚色したのは確かだけど、早川の脚本集はミュージカルを省いてるみたいで、
「スイート・チャリティ」や「デュエット」は入ってない。
翻訳上演はされてるけど。

逆に、サイモンの「サンシャイン・ボーイズ」の設定を借りてフェリーニが
映画化したのが「ジンジャーとフレッド」、という指摘を小林信彦がしていた。

>>47
それは興味深い指摘だね＞フェリーニ
サイモンとヨーロッパってあんまり結びつかないように思ってた。

ハル・アシュビーとかマイク・ニコルズとかボブ・フォッシーとか、ニューシネマっぽい監督も撮ってるんだね。

５０げっと？
よく組むのはハーバート・ロスか？
そういえば、「グッバイガール」は、もともとブルース〜の監督ニコルズ＆主演デニーロだったというのは本当？

本当らしい
ttp://us.imdb.com/title/tt0076095/trivia

原作戯曲か映画かどっちか忘れたけど
ホモで処分されるヤツについて
「そういえば、彼は、僕とエプスタインには優しかったようだった」と
主人公の語りが入るシーンがあった。

これはどういう意味なのか
この二人はNYのユダヤ系で、ユダヤはホモに好かれる、というようなことなのか？

ＤＶＤのパッケージがださすぎると思いませんか？

言えてる>>53
あのパッケージから戦争時代のノスタルジックな青春映画を
連想する人はいないだろう。
なんとなく、現代のスポーツ青春物で優勝した結果として美女から
キスマークをもらったっていうイメージ。
題名からはバンド青春物をイメージするかも。

そういや邦題からも、そんなに興味をそそられないね。
ブルースなんかあんまり関係ないし。
サザンの「ビックスターの悲劇」の英題名が「big star blues」だったり、
「受験生ブルース」とか、「哀歌、転じて、それが似合うようなほろ苦い話」、
っていうような意味だろ？

これ観たキッカケは何だっけな。
とにかくニール・サイモンってことでレンタルしたので
戦時中のこういう話だとは見るまで思ってなかった。

邦題付け直すなら
原題ビロクシーブルースじゃ日本人には通じないから
「訓練所ブルース」とか、そんな感じがイイかな

サイモンの、ヨンカーズ物語
戯曲は読んだ。
映画化されたビデオもちょっと観たが
主演のべラおばさんが、
マーセデス・ルールというのはミスキャストのような。
フィシャー・キングで共演してたアマンダ・プラマーのほうがピッタリ

「ヨンカーズ物語」でミスキャストなのは叔父役のリチャード・ドレイファスだと思う。
舞台と同じくケビン・スペイシーに演じてもらいたかった。
スペイシー、ルール、アイリーン・ワースがトニー賞とドラマデスク賞をそろって受賞した演技が
映像に記録されていればよかったのに、ドレイファスに変えたのが残念。

アマンダ・プラマーもあの役を演じられるだろうけど、ルールのほうがふさわしいと思う。
図体のでかいルールが頭がゆっくりしているため、老母に抑えつけられ、支配されている対比が
面白いのに、背丈はあるが華奢なプラマーだと対比が出ない。

>>56
そうですか。
戯曲を読んだときは、なんか華奢で儚げな女性をイメージしてたのですが
人物表かト書きに、それとは逆のことが書いてあったかな。

ケビンが出てたんですか。知らなかった。

ブルースが聞こえる

アチャ　アチャ　アチャー　アチョー　ホォーー　アチャチャチャ　アォオーン！

マシューは、ハイスクール白書で、かつての「フェリス〜」が逆転したような
役やってたけど、
ブルース〜みたいな映画で、鬼軍曹やるとかしたらいいな

マシューの鬼軍曹って想像つかないな・・・あの童顔じゃ

腕立て伏せ１００回！バブー！
って感じ？

今までの書き込みみて、思わず食い入るように見てしまいました。８９年に英語で芝居しました。

62です。戯曲の出だしはこうです。Ｉｔ　was　my　ｆｏｕｒｔｈ　ｄａｙ　ｉｎ　ｔｈｅ　ａｒｍｙ.「軍に来て４日目」

>>62-63
本当に？いいなぁ。
学校の演劇部か何かで、ですか？
それとも役者さん？

うちの近所の高校の歌劇部が、二ール・サイモンやT・ウィリアムスなどの
アメリカ演劇やるので、生涯学習センターに見に行ってた時期がありました。
もちろん、日本語だけど。

何の役を演じられたのかが気になりますな。
俺だったら、ユジーンかエプスタインがいいなぁ

>>64>>65　62です。レスありがとうございます。ニールサイモンの戯曲ファンの方が多くて、すごくうれしいです。ユジーンです。ユジーンとエプスティンの関わり方もよかったです。「君はまきこまれていないんだよ、ユジーン。もっと巻き込まれないと」

62です。たびたびすみません。大学の英語会で演劇大会でした。

いいなあ。

＞「君はまきこまれていないんだよ、ユジーン。もっと巻き込まれないと」
傍観者的な自分を正当化しようとする作家志望のユジーンの
「作家なんて、そういうものさ」
という答えに対して、具体的な名を挙げて
エプスタインが「誰それと誰それは違う」と言ったら
ユジーンはその名前を知らなくて「その作家の本読んでみるよ」、
というくだりですね。

私もこの映画が公開されて数年後に大学生になり、ビデオでこれを見ました。

その後、戯曲集も買って、
ヨンカーズ物語などを読みました。
それも、フィッシャー・キングでオスカー取ったマーセデス・ルールが
べラおばさんを演じた映画をビデオで見る機会があったけど
そちらのほうは、戯曲ほど面白くなく中断してしまったおぼえがあります。

ウォーケンさんが良かったです。スンゴイ鬼かとおもったら案外いい奴で、
たぶん主人公の記憶に一生残っている軍曹なんでしょうね。適役でしたね。

やっぱり、配役がいいよね。
ユダヤ少年の二人にしても、ワイコフスキーにしても
ウォーケンもいい！

ぺネロープ・アンミラーの役は
舞台では「ビッグ」のエリザベス・パーキンスがやったらしい。
こっちの方で観たかったなあ。年齢的にちょっとおかしいけど、
若い頃にすげ替えて

戯曲では、ラストに酔っ払った軍曹に捕まるのは、ユジーンじゃなくて、
エプスタインのほうだったと記憶してる。

あと、
自分の夢を語り合って、一番面白い夢を話したやつが賭け金を得る大会で、
エプスタインが勝って賞金をゲットするときに
誰かがボソッと「金はいつもユダヤ人のところに流れていく」と
言ったら、怒り出したのは、ユジーンなのかエプスタインなのか
暗くてよく分からなかった。
戯曲だと、エプスタインなんだけど。
映画でも、ユジーンが「僕は中立者の立場をとった」と言ってるから
エプスタインが怒ったんだろうと思うんだけど
ユジーンに見えるんだよな。

ニールの娘も脚本家らしいね
「素晴らしき日々」とか

ニールサイモンの戯曲、ハヤカワから文庫化
三谷幸喜が帯の文句書いてる
「シェイクスピアで泣けなかった人
チェーホフで笑えなかった人、サイモンなら泣けて笑えます」とかなんとか

記念アゲ

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4151400028/sr=1-1/qid=1159869545/ref=sr_1_1/503-4468605-9179965?ie=UTF8&s=books
これがそれ↑

昔の作品から順番に出版されるのかな？
だとしたら「ＢＢ三部作」まで相当かかるね。
それに、文庫１冊約８００円という価格設定からすると、
三部作をそろえたら２４００円になるので、
すでに出ている単行本を買うのと大差ないような・・・。

BBってブライトンビーチのこと？

800円ってのは高いよな。たしかに。
BB三部作だけで800円なら分かるけど。
戯曲って一作辺りが短いから、戯曲本の文庫はたいてい安い。
こんど出た「おかしな二人」は一篇のみなのか？それとも
おかしな〜は表題作なのか？

http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0019527/
キャッシュマン、見れます

これもマイナーな名作のスレだな

アカデミー監督賞の最多受賞がジョン・フォードの四回なのは有名だけど、
トニー賞(ストレートプレイ)の監督部門の最多受賞はマイク・ニコルズの六回。
映画でもなにげに名を残してるが、舞台では戦後アメリカを代表する巨匠ﾅﾉﾀﾞｯﾀ。

ところで、六度の受賞の五回がサイモンの上演によるもの。
ところが、不思議に映画化には関与してない。
「裸足で散歩」も「おかしな二人」もジーンサックスの演出で映画化されてる。

でもそのジーンサックス演出でトニー賞を獲った
このピロクシーブルースの映画化だけはニールサイモンの
上演に関してはスペシャリストであるニコルズの演出がみれる幸運。

グッバイガールも、デ・ニーロ主演で、ニコルズ監督でやるはずだったんだが
デ・ニーロとニコルズがケンカして、
ドレイファスとロス監督になってしまった。あれはあれでいいけど
デ・ニーロのグッバイガール見たかったな。

ニコルズは、ニコルソン、ホフマン、ハリソンフォードなどの大物と
組んで、パチーノとはやってないと思ったらテレビドラマで組んだらしい。
ほとんど総なめなのに、デ・ニーロとのコンビは幻に終わったのは残念

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