ヒッチャー

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手持ちのPAL盤と比べてみました。国内盤収録の映像特典はPAL盤では
特典ディスクに入っていたものです。特典と本編を1枚にまとめている割に
本編の画質は良く、劣化は特に感じられませんでした。
字幕は旧パイオニア盤とは違う翻訳になっています。文字フォントがちょっと変。
ハイライトシーンは名場面集ではなくティーザー予告を収録。

音声特典がおかしなことになっています。役者やスタッフによるシーン別
コメンタリー(16ヶ所)と、監督と脚本家によるオーディオコメンタリーの音声が
逆に収録されています。
例えばシーン別コメンタリーで、ルトガー・ハウアーの音声を選択すると、
その場面に該当する監督と脚本家のコメンタリー部分が再生されてしまい、
逆に監督・脚本家のコメンタリーを選択・再生した場合、シーン別コメンタリー
にあたる場面がくると役者・スタッフのコメンタリーが再生されますが、該当部分
以外では全くの無音状態が続きます(通常、無音部分は本編音声が小さく流れる
ものですが)。気づくまで再生機器が故障なのかと何度も確認しました。

おそらくコメンタリーの音声と字幕を配置するさいに、2種類のファイルを間違えて
切り張りしてしまった結果だと思われます。
監督と脚本家のコメンタリーを選択することで16ヶ所のシーン別コメンタリーは
全て聴くことが出来ますが、シーン別コメンタリーにあてはまらない部分に
流れるはずの監督と脚本家のコメンタリーは失われたままです。
監督と脚本家のコメンタリーを再生してみて下さい。本編開始から2分以上全くの
無音状態が続きます。PAL盤では本編が始まってすぐ、二人の挨拶から始まる
のです。これは明らかに製造ミスです。

今回、いきなりの廉価盤で嬉しい限りですが、監督と脚本家のコメンタリーの
失われてしまった部分はちゃんと聴きたい。仕様で押し切ることだけはして欲しく
ないものです。メーカーにメールする前にあえてここに書き込ませていただきました。
上記の説明わかりにくかったらすみません。大変な長文失礼しました。