36 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/03/06(月) 17:47:34 ID:06yj2QQE
ビートたけしが若い頃、この映画のタイトルを見て、きっとエロい映画だろう
と思って映画館に入ったら、途中で“何じゃこりゃ”と気付いたそうだ。
こんなスレ立ててまともレス出来る奴がどれだけいるのかのう・・・。
38 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/03/07(火) 01:54:44 ID:/ZOzKDAw
お母さんが「服に血がついてるわ」と言ったときの血は
お尻から出た血なのか殴られたときの血なのかによって
ベルイマンが殺人に罪を置いているのか、処女喪失に
罪を置いているのかが分かれる
景色が綺麗なんだよなあ
着色カラーにでもならないもんか
40 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/03/14(火) 01:54:10 ID:FpT9s+1b
スエーデン人って、なべから直接おわんで掬って食べるのか?
食べ方も気になった映画。
41 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/03/14(火) 21:34:51 ID:GUNZNKrw
乞食があと一日あの家に泊めてもらうのが速ければ何も起きなかったのにな
家の中ではレイプしないだろうしw
アホか・・・。
43 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/03/19(日) 19:16:52 ID:wfj8+Tk+
92年の日曜日の昼間にHNK総合で放送されたな
今ではありえない白昼NHKでのレイプシーンw
44 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/03/27(月) 19:55:56 ID:e2yGtWlp
近所のビデオ屋で借りたが、レイプシーンの部分だけ急に画像が悪くなって
終わると元に戻るんだけど、誰か巻き戻ししまくったヤシがいるな
45 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/03/28(火) 18:13:57 ID:6+uZIR9v
実話らしいね(背中から泉以外はね
正直「羅生門」よりこっちのほうが好き
47 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/03/32(土) 02:20:18 ID:VV9eDOzu
あの羊飼いも可哀想という設定になってるんじゃないの
森の中で食欲も性欲も満たせないようでは、ああいう風になったのも
仕方ない
神の不在
らしい
49 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/04/13(木) 23:05:18 ID:WI4Mn19K
フォン・トリアーの「奇跡の海」のラストシーンって
絶対この映画のオマージュだと思うのですが。
(テーマも共通する部分があります)
奇跡を体験して天を仰ぐ人たちのショットが印象的です。
50 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/03(水) 01:00:48 ID:9yHpDgDK
下女の腹にいたのは誰の子供?
結局一回しか見なかったのでDVD売りました
52 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/15(月) 22:16:00 ID:s2kzI2Od
今見たんだけど、ヒロインが農家のお兄さんと話した後、下女が
「あなた彼に笑いかけたわね。」と文句を言っていたのは何故
53 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/18(木) 19:42:54 ID:joui/zIQ
>>52 下女は自分は酷い生まれでロクな恋愛もできずレイプで身ごもった立場なので、
可愛くて若い処女がこれから順風満帆に恋愛して結婚していくことを
嫉妬した。
「あんた、このままキスしてセックスするんでしょ」とか言ってた。
ならいっそレイプされろと念じたわけ。
54 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/05/22(月) 02:32:15 ID:SdzWQhxS
マックスフォンシドーが怒りのやりどころがなくて木を折り曲げるところが
凄かった。
55 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/06/10(土) 11:13:31 ID:ihGx9x7/
ヒロインがノースリーブ姿で寝ている場面はエロかった
56 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/07/01(土) 23:12:34 ID:WLp6/7sV
インゲリとか言う名の下女は異教徒だ。オーディンという北欧多神教の
最高神に呪いが成就することを願っていた。しかし、最終的にあの映画は
キリスト教の奇跡が皆を救うような方向にいっている。
しかし、『ファニーとアレクサンデル』になると、ベルイマンは
なぜか非常にユダヤ教寄りになっている。そもそもあの映画を見る限り
旧約聖書のヨブ記と内容がよく重なる。
57 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/07/01(土) 23:42:26 ID:rwfGxImA
>>56 ヨブ記ということだったらベルイマン作品では神の沈黙三部作の内の
「冬の光」がありますね。
日本未公開版の「恥」なんかもそうですが、ベルイマン映画にはけっ
こう繰り返してヨブ記的なものが多いですね。
その中でも「処女の泉」はまだ救いがある作品だな。
「私はここに教会を建てよう」
素晴らしいラストシーンでした。
58 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/07/02(日) 00:13:03 ID:Ml44o4iM
好きな映画はと問われ、この映画の題名を挙げるごとに、半笑される。
59 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/07/02(日) 00:35:19 ID:MequbKGu
>>57 「私はここに教会を建てよう」
も美しいけど、今でもDVDで何回見ても泣けてしまうのが、
「叫びとささやき」のラストシーン。
「これが幸福なのだ。もう望むものはない。至福の瞬間を味わうことが
できたのだ。多くを与えてくれた人生に感謝した」
それから、「野いちご」の何と透明に救われた心。
「ペルソナ」の精神分析的な映像は三島由紀夫のある小説を思い出させた。
60 :
57です:2006/07/02(日) 09:47:18 ID:KB84eU19
>>59 一番最初に鑑賞したベルイマン映画は「野いちご」でした。
中学生の頃TVで観て、もうそれ以来尊敬する監督の一人です。
自分は十代の半ばまで教会へ通っていたので、特にそういった
空間を題材にしたベルイマンの世界観に強く感銘してしまいます。
映画という表現媒体がもうこれ以上ないほど、完成されてしま
っていると思わせてくれる作風です。
神の不在なのか沈黙なのか、登場人物たちの囁くような台詞意
外、あのほぼ無音に等しい空間処理と間は素晴らしすぎます。
61 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/07/02(日) 12:33:55 ID:tR1kVsf+
>>60 「野いちご」の冒頭の奇妙な夢の印象は強烈だった。今でもたまに
人気のない街を歩くと何時でもあの光景と重なるのです。その後の夢も
恐ろしくもあり美しくもありました。亡き妻の浮気の現場の空虚な笑い声。
教授の元婚約者がバッハの平均律を弾いた後、ピアノが止み、夫に抱かれ…
故郷の大家族とのひと時には懐かしいような… そして、北欧なのに
何と光溢れる世界。最後にハープの音が虹のように弾かれ、老教授の
心が天上的なものとつながった。最高の名画の一つです。
また、「第七の封印」も極めて衝撃的な冒頭でした。天国に運命づけられた者は
絶えず、幻影にも聖母を見る。悲惨な死へと運命づけられた者は死神と
背中合わせに生きている。最後の死の舞踏も永遠に心に残る映像でした。
殺された少女の横たわっていた場所から湧き出る泉の奇跡のごとく。
ベルイマン映画の陰影に富んだスウェーデン語が頭に残り、旅行してても
意味もわからないのにスウェーデン語が懐かしい。
とりあえず、これを観てから「鮮血の美学」を観ましょう。
63 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/07/02(日) 14:37:33 ID:nacOCbUp
最後の水の流れるシーンでがっかりした。いくら心が綺麗でも、神を信じていても、世の中の不条理には無意味なことだという流れがあって、結末に期待してた。
結局、奇跡が起こるという予定調和な終わり方に、宗教を敵にはしたくないのかなとか、映画として希望を残したかったのかなとか考えてしまった
64 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/07/02(日) 15:30:10 ID:2FKLB9jo
>>63 どういう結末に期待していたのかな?
不条理というか、人間は運命には逆らえない、はかない存在でしかないのではないのかなー?
運命を受け入れるしかないんでは
65 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/07/02(日) 17:34:47 ID:nacOCbUp
もし奇跡があるなら、少女がレイプされる前に起きろよと思うので、水が湧き出るという結末は非常に安易すぎだと思う。また、それまでヒューマニズムに描いていたのに最後に非現実な所も納得できなかった。
でも、もし監督がそういった考えも踏まえ、視聴者を宗教批判に導かせるようにさせるために、あの結末にしたのなら納得が出来る
66 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/07/02(日) 17:36:00 ID:KB84eU19
ベルイマンはプロテスタントの牧師の息子だというのは有名な生い立ちですが、
実存的で反宗教的なシネアーティストであるというのは短絡的な捉え方ですね。
ベルイマンの神の存在への問いかけ自体が沈黙や不在の形をとった作品の
基盤になっているので、けして宗教や神への不定を主題にしたわけでは
ない。あるの人間の孤独という問題。
そして父親のことで一番強く圧し掛かってくる問題は、牧師の仕事につ
きながらナチスの協力者だったという事実でしょうね。
67 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/07/02(日) 22:26:43 ID:nacOCbUp
ベルイマンの作品全般の話ではなく、処女の泉について語ってるつもりなのだが。
68 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/07/03(月) 01:24:49 ID:HqljJldv
>>63,65,67は、基本的にキリスト教のことがわかっていない。
@ この作品の基になっている物語は聖書からのものではなく、北欧神話から
アレンジされたものであり、どちらかといえば旧約的世界観によって貫か
れている。
A 娘は神によって救われる必要はない。なぜなら神の存在を立証するための
通過儀礼として存在するのだから。すなわち召使の少女の嫉妬が原因であ
のような惨事に発展してしまうわけなのだから、これはカインとアベルの
話に匹敵している。すなわち後に繋がる強姦と殺人と復讐の罪深い主題に
いきつくことで、芋蔓式に人間の愚かさが一気に披露されることになる。
だから娘の死はイエスキリストの磔刑の主題である、人間の原罪とその贖
罪のための生贄なのである。
B この映画でリアリティがあるのは娘を殺された父親の怒りとその行いだと
考えるのはあまりに安易である。
この作品のリアリティは、泉が遺体の頭より沸き出でるという神のリアリ
ティにある。それは人間のうちで起きるリアリティでもある。
C 以上のようにこの作品でベルイマンが反宗教の思想を持ったという形跡は
ない。どちらかといえば当時まだ新しかった表現媒体としての映画という
手段で、いかに奇跡という神秘的な目にできない光景を現実のようなもの
として提示できるかを、古典主義的な方法を用いて実験したといえるだろ
う。
D 真のリメイク版はデンマークのラース・フォン・トリアー監督による「奇
跡の海」であるが、この歪んだ変態度は自分には着いて行けない。それは
「鮮血の美学」にも言える。自分は両作品にはアンチであります。
まあベルイマン自身は水を湧き出させるつもりはなかったんだからしょうがないじゃない。
70 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/07/04(火) 20:33:28 ID:ngzdQI+n
それって確か後年になってから、イングマール自身が否定し直してましたぞ。
やっぱりあれは正しいラストだったとか言っていた。
そーなんだ
73 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/22(火) 16:57:23 ID:TP1GIXuf
あ、ageとこう
74 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/08/22(火) 17:49:29 ID:5bQVQQWA
ほぉ。『ある結婚の風景』の続編ですか。
しかも20年ぶりのメガホン。
もう撮らないと思っていたから、新作が拝見できるということは
すごいことで、公開がとにもかくにも待ち遠しい。
おいおいおいおいおいおい・・・・。
ベルイマン新作って何気に凄いニュースじゃないかい。
オリヴェイラにでも触発されたかな。
76 :
72:2006/08/23(水) 01:47:10 ID:/nYEZRaH
78 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/12/15(金) 21:46:48 ID:lRJ+2bou
ジーザス ジーザスうるせぇよ!そんなものサムライダーが叩っ斬ってくださるぜ!
興味本位でフリーセックスの国と報じられた経緯もあり、誤った認識で
訪問する旅行者もいますが、スウェーデンの「性」に対する倫理観は、
男女間の基本的平等の概念から派生し、基本的に健全なもので、
いわゆる性産業はスウェーデンにはほとんど見られません。
なお、児童ポルノの所持、買春行為は処罰の対象となります。
80 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/12/19(火) 07:39:24 ID:jZMkAGda
↑「ホステル」観る?
81 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/12/21(木) 05:15:40 ID:xhGSZVAg
age
82 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/12/21(木) 10:51:43 ID:DMGFiAjM
リメイクの鮮血の美学も良かったね。悪魔のいけにえより前に電気ノコギリ使ってたし。
リメイクって言うのかなあれは・・・。
84 :
無名画座@リバイバル上映中:2006/12/22(金) 11:13:29 ID:GHuOuw50
鮮血の美学はリメイクだったのか!
85 :
無名画座@リバイバル上映中:
今日見てくる