まあ私の母はお里(笠置シヅエ)と啓介(金田龍之介)から生まれましたので確かに・・・(貞吉)
だ、だから何だって言うんだい。貞吉とっつあん、そもそも俺とあんたは父子関係の設定じゃねえべさ!一緒にしないでくんろ!(鉄蔵)
鉄蔵さん、ほんにお花ちゃんに逃げられて気の毒だべなあ(お加代:津島恵子、温泉宿主人貞吉の女房で菊奴の母)
お?・・・お釈迦様ではないか。地獄では大変世話になったのう。ここの女将だったのか。そうかそうか(黄門)
お釈迦様だーーーーーーー。(ひれ伏す一同)お釈迦様?(お加代)加代、遅かったじゃねーべか(貞吉)申し訳ございません(お加代)
しかし光圀だけは土下座していない。お加代にいやらしいネットリとした視線を送り、
腰のあたりをなめ回すように見ている。目で犯す、いわゆる視姦という奴であった(芥川)
ちょっと、ご隠居、命の恩人に対して視姦するなんて失礼過ぎますよ(息づかいも荒くハアハア言っている光圀を注意する助さん)
光圀たちの話し声が聞こえ、奥の部屋で休んでいた菊奴、お銀、お京太夫、お松、お竹、お梅も出て来た(芥川)
おとっつぁん、おっかさん。このご隠居さんやお銀さんや旅一座の方々は弘前から逃げてらしたのよ。
弘前の料亭ではそりゃもう大変だったわ。今も弘前藩の家老が藩兵千人を繰り出して追って来てるの(菊奴)
まあ、そうなんじゃが急いでも始まらん。この猛吹雪で連中も足止めを食らってるはずじゃ。
助さん格さん、今夜はここに宿を取りますぞ。美味い料理と田代元湯の秘湯をわしはじっくり楽しみたい(黄門)
そして・・・・(お加代にどんよりとした熱い視線を送る黄門)
963 :
名乗る程の者ではござらん:2012/05/23(水) 17:38:16.63 ID:3vruCUKZ
お加代「死ねよ。世間の迷惑考えたら一日でも早く死ねよ、ジジイ」
加代、こんな所にはいられないぞ。逃げるぞ(牟田太八郎:小林桂樹)あなたじゃあね。ジジイくたばんな(お加代)加代、待て!(貞吉)
この牟田と加代は不倫の間だった。二人で駆け落ちして逃げてしまったのだ(芥川)
965 :
名乗る程の者ではござらん:2012/05/23(水) 20:35:43.63 ID:3vruCUKZ
しかし、逃がしてなるものかと光圀がチンポを勃起させ奇声を発しながら二人を追いかける。
(やばい、殺される・・・)牟田の背中に冷や汗が流れていた。
ギャァ!!(牟田)
牟田の尻に光圀が爪を立てて飛び乗ってきた。
ひ、ひぃ!(加代)
背後から牟田の泣き声と断末魔が聞こえてきた。加代は耳を塞いで一目散に逃げる。
そこで何を騒いでおる!(津軽信幸)あららら…ナンというあられもない姿(二階堂玄蕃)イヤーン(八郎)
ちょくちょくちょく参ります、それでは一同お控えなさい!コレにおわすは津軽土佐守信幸殿で御座るぞ、そして拙者は柳沢吉保様の使者、公儀隠し目付の二階堂玄蕃で申します(二階堂)ごまんなすってあっしは…(八郎)名乗りを上げる前に頭を叩かれる
なんーだ弘前のバカ殿さまか(貞吉)まー冷やかなお出迎え、全然人気の無い殿さまですね(二階堂)大体、隠し目付って堂々と名乗っていいのか(助さん)
こうなったら藁にもすがる思いで、お殿様お助け下さいまし(加代)ワシは藁なのか(津軽信幸)分かりました!あなたはこの爺さんに手篭めにされそうになっているのですね(二階堂)
おっと助さんってやら、あんた公儀隠密に似てないかね?死んで屍・・・(二階堂)拾うものなし!(助さん)こいつの妻の志乃さんも私の母の兄、中山備前も隠密同心ですからね(独り言でつぶやいている格さん)
973 :
あの世:2012/05/23(水) 22:04:54.60 ID:???
おーい釈迦、釈迦はおらぬか。あーそうかあっちの世の時間か。そろそろ帰ってきてもらいたんじゃがな(閻魔大王)
あら、もうそんな時間?んじゃそろそろ帰んなきゃ。爺さん、あっちの世に来たらもう容赦しないからね。牟田さんじゃあね・・・はあ今日もゑすえむ遊びか。疲れるわ(お加代及び釈迦)
お目付様、おらの妻の加代がコチラの牟田さまと手に手を取ってずらかろうとしていたワケですよ(貞吉)まあーさては不義密通ですね、不義は引き廻しのうえ磔ですよ!(二階堂)女が消えちゃったよ(八郎)
こうなるとこの場で浮いてくるのは光圀であった(芥川)ではこの全裸の爺さんはなんなのです?(二階堂)
えーい控え控え!控えおろう!こちらにおわす方をどなたと心得る、先の副将軍水戸光圀公なるぞ(印籠をかざす助さん格さん)デーン!パラララララー♪
ポカーン………(津軽信幸、二階堂だけでなく、宿の連中、居合わせた一同)
こらこら御老公の御前なるぞ控えおろう(助さん格さん)津軽殿まことで御座るか?(二階堂)……知らんぽーん(津軽信幸)まさか…全裸のこの爺さんが…でもあの印籠は?玩具じゃないのか…ヒソヒソ(他の一同たち)
お前さんがた、信じてないな?これでどうじゃ?(光圀)
一同の冷たい視線にいたたまれなくなった光圀はしわだらけの尻を向けた。
皆の者、頭が高い。控えおろう!わしは偉いんじゃ!(光圀)尻の臀部にも一応、葵の御紋の図が描かれている(芥川
そう言えばこの宿に飛び込んで来た時から少し…(貞吉)とりあえず我々は盛岡に参るので今夜は当家に投宿いたしますよ(二階堂)えっ弘前のお殿様が南部領に!?(貞吉)そうですよ、わんこそばを食べにいくのです(二階堂)???(貞吉)
一同の関心事は次の事に移っていた、名乗りを上げるタイミングを誤り完全に無視をされた光圀一行であった(芥川)
やっぱり津軽公の一行には信じてもらえなかったわね(お銀)
そりゃあー尻に葵紋の彫り物をした全裸の強姦爺が水戸様だと名乗ったって誰も信じないよ(八)
玄蕃はふと思った〜 いやまさか… しかし光圀は今頃、名島帯刀の弘前藩兵に… うん、そんな筈は…ほっほっほほほほ(二階堂)おおおやびん、もももも盛岡に行く本当の理由はあああの…(八郎)なーに、本当にわんこそばが食べたくなったからだよ(二階堂)
えーい!はよ進まぬか!(名島帯刀)追撃の弘前藩兵の進行は季節外れの雪の影響で遅れに遅れた(芥川)
一方、迎え撃つ南部利晴、菅藤伊織ら南部藩兵は田代元湯からわずか約四里ほど離れた南部領三本木=現在の十和田市にまで迫り陣を敷いた(芥川)
南部利晴「ところで、伊織。十和田湖には龍子という美少女がおるそうじゃな」
菅藤伊織「はあ?聞いたことがありませぬが・・・」
南部利晴「いやいや、十和田周辺では有名な話じゃ。お主は勉強が足らぬ」
あーあそこに居るのはもしや?(伊織)ご一行様、あたしについてきて・・・(龍子:本阿弥周子)
989 :
名乗る程の者ではござらん:2012/05/23(水) 23:29:38.33 ID:3vruCUKZ
兵士A「それは、田沢湖ね。知ったかぶりすんな」
あちゃーやっちまったね殿(伊織)わしは河童にもなれるんじゃよ!おい猿と豚と法師様呼んで来い(利晴)え?(兵士B:峰蘭太郎)ほら呼んでこいよ馬鹿殿の為にww(兵士A:木谷邦臣)
連れてまいりました・・・(兵士B)え?(猿に似てる猿助:井上茂)なに?(豚に似ている豚助:パンチョ伊藤)なあに?(どことなく法師に似ている、法子:十勝花子)
まーとにかく、斥候の報告では津軽公は田代元湯に投宿している模様です、明朝奇襲を掛けましょう(菅藤)ナンやて、弘前領に踏み込むんか!(南部利晴)
私たちにおまかせくだせー(猿助&豚助&法子)
南部領ではなく弘前領でなくてはかなわんのです(菅藤)イザっとなったら叔父上に泣きついたら、公儀筋はナントカしてくれるやろ(南部利晴)
995 :
名乗る程の者ではござらん:2012/05/23(水) 23:49:21.29 ID:3vruCUKZ
利晴「よし、任せた!その間に、ワシは龍子と世継ぎを作る。これも大事な仕事じゃ」
996 :
名乗る程の者ではござらん:2012/05/23(水) 23:56:50.92 ID:3vruCUKZ
そこへ一人の全裸ジジイが立ちはだかる。
ジジイ「ワシの名を言ってみろ」
利晴 「はぁ?なんだこのジジイは!?」
伊織 「お前の名前など知るわけがないだろう!去ね!」
そして利晴が叔父上という人物、盛岡藩の分家で八戸三万石の領主、南部遠江守直政(木村功)、博識とその人物ゆえ外様大名ながら元は柳沢吉保とともに側用人に任じられたが、水戸光圀とよしみを通じたためその職を辞した人物である。その南部直政が盛岡城に到着した(芥川)
利晴殿はなんという早まった事を!(南部直政)
果たして翌朝いかなる事態が起こるのか! そして南部利晴の前に唐突に出現した全裸の爺は一体!
続きは次スレへ テッテテテーン
次スレ立ててね
それでは1000取ったぜ!
次スレでこの長かったリレー小説も終わりだろうな・・・
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。