三匹が斬る!

このエントリーをはてなブックマークに追加
418名乗る程の者ではござらん
279 名前:じゃじゃ馬ならし 後編 3/9[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 02:35:08 ID:T8O0T1sPO
「あっ、あ、あふ、も……もう、も、うっ……との、さ……あぁっ」
「うん……仙石、俺ももう、限界だ」
「はぁ、あぅ……あ、あっ、うぁっ……」
「いいぞ、仙石。出して、いい……真之介、出せ」
「あ!あ、あっ……んっ!ふ、あぁーっ……!」
「……っ!」
深く突かれてとうとう耐え切れず、真之介は藁束の中に欲を放った。
ぎゅうっと締め付けられて兵四郎は呻いたが、放つ前に中から自身を抜き取り、懐から出した懐紙で包み欲を受け止めた。

汚れた懐紙を丸めて放り投げると、袴を上げて着衣の乱れを直した。
そして、俯せたままはあはあと荒い息をつく真之介を見やった。
流れた汗を手ぬぐいで拭き、下がった襟を直してやった。
抱き起こして板の床に仰向けに身体を横たえさせ、残りの懐紙で中心の残滓を拭き取った。
下帯を付けさせて袴は履かせず、楽な着流しの恰好にさせて、汚した部分を取り替えた藁の上に寝かせた。