三匹が斬る!

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417名乗る程の者ではござらん
278 名前:じゃじゃ馬ならし 後編 2/9[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 02:33:34 ID:T8O0T1sPO
「大丈夫、大丈夫だ。真之介、何も怖くはないぞ」
「う、ば、馬鹿……名前なんぞ、呼ぶなっ!ふぁっ……」
「そうか、じゃあ仙石、何も怖がるな。俺に全て、委ねればいい」
「このっ、馬鹿!馬鹿、野郎っ、この、助平殿様っ……あ、あっ!」
衝撃のあまり真之介は涙をぽろぽろと流し、兵四郎の所業を罵倒した。
兵四郎は困ったように笑い、震える身体を背中から包むように抱きしめた。

「すまん、仙石。お前があまりにもかわいくてな、つい」
「つ、つい!?つい、入れたってのか!ふざけるなっ……あ、あ!うっ、動かす、なっ……!あぅ……っ」
馴染んだと見て、兵四郎はゆるゆると腰を打ち付けた。
中をえぐる熱いものに気を乱された真之介は、半ば兵四郎への怒りを忘れた。

「ふぁ、あ……嘘だっ、こんな、こん、なっ……」
「嘘ではないぞ、仙石。俺のものが、お前の中に入っている」
「ば、馬鹿!いっ、言わなくて、いいんだっ!あ、うくっ」
「ふふ、今日ほどお前に、馬鹿と呼ばれた日はないな」
「んうっ、あ、ふっ、ばっ、ばか!馬鹿!貴様なんか、馬鹿殿様、だっ……う、あぁっ」

兵四郎は真之介の腰を掴み、貫いたものを大きく抜き差しし追い込んだ。
真之介は悪態をつきながらも無意識に兵四郎の高ぶりを締め付け、動きに合わせて腰を揺らめかせた。
狭さと熱さに兵四郎は酔いしれ、年甲斐もなくと自嘲しながらも真之介の身体を貪った。
じっくりと突かれ甘く責められて、やがて真之介は、ほとんど意味を成さない喘ぎ声しか出せなくなっていた。