三匹が斬る!

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412名乗る程の者ではござらん
260 名前:じゃじゃ馬ならし 前編 6/9[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 00:09:03 ID:mnp7oewbO
悪態を気にも留めず、兵四郎は裾から手を差し入れ、真之介の中心を下帯越しに握り込んだ。
ゆるゆると揉んでやると、息を乱して涙目でねめつけ、また罵声を放った。
「と、殿様!馬鹿、馬鹿野郎っ!俺の、そんなとこ触って、な、何が楽しい!」
「それがな、思ったより楽しくて、我ながらびっくりしてるところだ」
「く、くそっ、ふざけ、やがって……あっ!や、や、やめ……」
「まあ、そう怒るな」
下帯をも外され、兵四郎の大きな掌にじかに握り込まれて、真之介の身体からやや力が抜けた。
すかさず肉厚な手が真之介自身を丁寧に扱き、半勃ちだったものは完全にそそり立った。

「ん、んっ、と、殿様……!もう、や、やめて、くれっ」
「今やめたら、おぬしが辛いぞ。いいから、任せておけ」
兵四郎は微笑み、なぶる手を休めず真之介の唇をまた奪った。
息苦しさに真之介が呻くと解放してやり、顎や浮き出た喉仏に口づけて舌でなぞった。
襟を大きくはだけ、胸骨の浮いた胸を撫でて乳首を含んだ。
真之介は身体を跳ねさせ、高くなる声を必死で殺しかすかに喘ぎながら、弱々しく兵四郎の着物を掴んだ。

「う、ふっ……と、殿様、い、やだ……いっ、いや、だ……!」
「安心しろ、仙石。蛇はもうおらん。外に、逃げて行ったよ」
「そっ、そんな、こと、わ、かって、る……うぁ、ん、あ……」
「おぬしはもっと、肉を付けたほうがよいな。腕は確かだが、少し骨が目立つ。ちゃんと、飯を食ってるのか?」
「よっ、けいな……世話だ!うっ、ん……ふ、うぅ」
回した左腕でぐっと肩を抱き寄せ、また唇を吸った。
憎まれ口を叩いた真之介は、だが素直に兵四郎の舌を迎え入れた。