■江戸時代に「未来」なんて概念あるの?
→ 平家物語巻三「このおとどは不思議の人にて未来の事をもかねてさとり給ひけるにや」
また江戸中期には、「未来記もの」という未来の江戸を想像した滑稽本が庶民の間に流行したと
江戸風俗研究家の杉浦日向子先生の著作「一日江戸人」にもあります
江戸時代の未来予想
・季節感がなくなる(旬の時期がべラボーに早まる)
・諸事高級志向となり、贅を極めた後はマニアックな趣味に走るようになる。
・各界での女性の台頭。(男性独占分野がなくなる。)
・自然破壊(山奥まで宅地化が進み、神聖な山も俗っぽくなる)
・プロとアマの差がなくなる。(特に芸能関係で)
・今まで家庭で創っていたものが、セット物として売られる。(七夕セット、お正月セットなど)
・草双紙(マンガ)が大人の読み物となり、小難しい本を読む子どもが増える。
・子どもが辛い物好きになる。
・日本語が乱れ、通言(業界用語)が流行り、得体の知れないカタカナ語が横行する。
・遊女(風俗ギャル)が金持ちになり、実業界に乗り出す。
・年寄りの若作り、老いらくの恋が流行し、(逆に)若者は老人趣味になる。
・盆と正月がのべつ一緒にくる。(イベント流行)
未来人予想図
ttp://jewelrycraft-column.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_5d0/jewelrycraft-column/E69CAAE69DA5E4B98BE59BB3EFBC92.jpg