東映が制作し、テレビ朝日系で放送するテレビ時代劇の一部やスーパー戦隊シリーズはデジタル時代の今でも映画フィルム(16mmフィルム)で撮影されている。
フィルムには、そのほか8ミリ、16ミリ、70ミリと出回っています。家庭用のビデオ撮影機がない頃のアマチュアキャメラマンは、8ミリのフィルム撮影機で楽しんでいました。そして日本のテレビドラマ(時代劇や2時間ドラマや「西部警察」のような刑事物など)
の世界では、最近まで、16ミリフィルムで撮って、それを放送していました。しかし、最近は多くがビデオ収録に移行しています。NHKのドラマがフィルムからビデオになるときフィルムの現像に携わる人たちの仕事がなくなるので組合とおおいに揉めたことがある。
ところが、テレビの世界でも大量に予算をぶちこんだCMなどは、35ミリフィルムで撮られています。
また、アメリカなどのテレビ映画は、一部の「スターウォーズ」のようなCG合成てんこ盛り映画を除いて35ミリフィルムで撮られています。で、では、何故フィルムか、というと記録できる情報量がまるで違うから。
ビデオとフィルムでは、光を記録できる範囲に大きな違いがあります。また、色の再現性でも、フィルムの方がビデオよりも高い性能を持っています。フィルムの色数は事実上無限ですが、ビデオには制約があります。
解像度の面でも、HDで近づいてはいますが、まだフィルムの方が高解像度です。フィルムとビデオにはそういう性能差があるわけです。というわけで、フィルムの方の優位性を考えて、フィルムを使われることが多いのです。
出演する俳優さんにとっても、奥行きが感じられて光と影がの存在がはっきりするフィルムの方に出たいと思う人もいるらしく、「フィルムで撮るならどんな番組でもいいから絶対に出たい。ギャラなんて激安でもいいから」
なんて言う太っ腹な俳優さんもいるとか・・・。
海外での面白事件「某海外ドラマの撮影済みフィルムが、空港のX線検査装置のせいで消去!!」
フィルムの缶には「X線検査装置に通すな!!」との注意書きがあったが、係員が機械に通してしまったそうで…。
撮り直しすると最低で30万ドルのカネが吹っ飛ぶww
http://blog.livedoor.jp/tamabaka/archives/50919959.html http://seattletimes.nwsource.com/html/television/2003564825_weblostfilm09.html