必殺仕置屋稼業 その2

このエントリーをはてなブックマークに追加
976ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2
「一筆啓上姦計が見えた」
ガイシャとなる主水の同僚の同心役、若き日の初代角さんこと横内正氏の美形ぶりっ子
が光るが、(早々とした退場が惜しまれる)
必殺シリーズではおなじみ弓恵子嬢扮する同心のヨメ=聞きしに勝る美形ってのは
ちょっとね(w どう見ても粋な年増程度である。
今は亡き義父の色街遊びによる借金→窮迫し賄賂に手を出し罪に問われる養子の同心
→風紀係り同心の姦計によりヨメ輪姦・夫婦心中→後継ぎの子は孤児に…
という今日もダークな展開ながら、印玄の殺し技自爆プレイ等もあって、
結構、明るく楽しく見られる。
ターゲットから仕置料を出させ、りつを囮にして仕事を成就、最後は「行方不明を探して
も仕方ない」と捨て台詞を吐く主水のタフネスぶりも健在である。
捨三や印玄よりもクールな市松の方が子供好きという設定もおもろいものがあるが、
主水に「門前の小僧習わぬ経を読む」と諭され、意図せざる殺しの業の継承を恐れた
市松が子供を手放すことを決意する展開も初期らしいハードさではある。