952 :
名乗る程の者ではござらん:2006/02/04(土) 14:08:34 ID:Kapsl6Rr
なんで川原者(いわゆるギョーカイ人と乞食)は遊郭出入り禁止なんだろう
衛生上の理由や身請けしてもらえる見込みがないからなのか、
もしくは同じ世界(非日常、非カタギ)の者同士で楽しんじゃ
意味ないよってこと?
被差別もの同士が差別しているというのは想像に難くない。
でもああいうところって金を払えばみな平等という気もするんだが。
>>952 原作によるとご推察が当たってる部分あり。
遊芸者と娼婦が同じ種族から出ているからとか諸説あって
室町期から猿楽の者の娼妓屋への立ち入り禁止となっていた、との由。
しかし今回唐突にお菊が「あの子呼んで、グヘヘ」と伽を申し付けられてたけど
梅庵が謹慎させられて自分らで興行打ってたときとか梅庵の不興を買って宙ぶらりんのときとか
あるいは梅庵が有力者を饗応したときとか
お国とかその他メンバーにそういうお声がかりってなかったんだろうか、チョト不思議。
>>955 不思議もなにも、物語なんだからそれくらいの不具合が生じても勘弁してやれ。
>>955 実際はどんなことになるのかよくわかっているからお菊にだけは
行ってほしくないという阿国の思いを示すシーンなんじゃないのかな。
これまでもそういうことはあったと。
このドラマなんか好きだな。
エンディングんときすごく後味がいいからまた見たくなる。
あのエンディングねえ。
矮小な人間の営みを浄化するような感覚がある。
たしかに。
シナリオもどろっとしたとこあるし、
そのふり幅であんな感覚になるのかな。
三九郎がとっとこ遊女屋に入ってポイッてされるまでの「間」が
コントっぽくてツボにきた。
とっとこ・・・
ハム太郎かよ!
>>961 ひぃ〜っ、わかるわかる。ほんと ぽいっ て感じだったw
九造、アッという間に垢抜け杉
九蔵は股間丸出しが印象的
あとお国の踊りを見てるとき「うっとり」という文字が浮かんだ。
あと2話で終わりなんだね
全6話しかないせいか、ストーリーがヒョイヒョイ先へ行ってしまうのが
欠点だと思って観ていたが、だんだん「これは確信犯でやってるのでは?」
と思えてきた。
三九郎@遊里とか、お菊@パトロン屋敷とか、あえて玄関口だけ描写して、
中の様子は受け手に想像させる演出をやっているのではないかと。
6話は短いけど、その割にはよくまとめている脚本だと思うけど。
お松(orおあん)と阿国の確執は、あの時間量では切るしかないのでは。
「泥棒猫」なんて表現、こんな昔からあったんだね。
時々、勉強になる。
三九郎って男に嫌われる男だろうね。
慇懃な態度の裏に、「お前なんか踏み台にのし上ってやる」
という意識が覗けるというか。
決して信頼を預けことができないというか。
末吉勘兵衛は堺の豪商にまでなった男だから、そういったものを見抜いて、
浅ましい了見として鼻白んでる様子が上手く描かれてた。
それを容赦なく描いているし、演じていると思う。
あの物も人も一切なくなった屋敷の場面、ほんの4,5秒だけど
「暇を出された」ってのがじわじわと感じられてよかったよ。
用がなくなれば一瞬で捨てられてしまう芸人の身のはかなさよ。
>>970 飼っとくと後で手を噛まれそうな感じするもんねえ。
梅庵だけが例外だったわけだが。
その梅庵も伝言ゲームの誤解であっさり見放しちゃうしな。
なればこそ芸人は水商売の者と呼ばれるわけで
濡れ場の件だけど、お国とお菊でずいぶん違う。
お国の場合は記号的、こういう仲になりましたよーと
表示してるだけの色気のないエロだったが(エロと言えんかも)、
対お菊では本当にその現場って感じだった。二人とも動いてたし。
おそらくそういう演出なんだろうけど、この差はナニ?
三九郎の心変わり(?)だけでなく、お菊という人間を表す場面だからかな。
体を売ってでものし上がりたい人間と、芸にも恋にも一途な女の差か。
お国と三九郎はガタイがそんなに変わらず
お菊は小柄という設定が原作にあるのだが
そんでそれが踊ることにも影響をもたらしてしまうんですわ
お国はもう三九郎の鼓では押さえつけられないほど軽やかに上へ上へと踊るんだが
小柄なお菊は三九郎の鼓によって威圧されて出雲にいたときのようには踊れなくなる
エロの演出が即直結しとるかわからんけど
三九郎とお菊については結構象徴的なシーンかもね
具体的に三九郎に取り込まれてるというのは。
お国と三九郎のエロの解釈は、初期はあくまでアーチスト?同士の共鳴みたいな。
自分もお国のマグロ状態は初見の時から気になった。
まーNHKだし、21時台だし、こんなものかと思ってたら
お菊とはあんなんだし(未遂だけどね)。
踊りへのパッションはお国の方が強いというか
お国が元祖でお菊はそのイミテーションって印象だけど
エロでは逆転するのは何故か?・・・わからんなぁ。
もし女優二人に好きなようにしていいぞと演技を任せたんなら
ちょっとお菊怖いぞw
後二回で終わりか、十回位かけてじっくりやってほしかったな。
>>977 単純に菊川にそれだけの演技力っつーか、思い切りがないと思われ…
>979
いや、阿国の時はマグロだったのは三九郎。
遠慮があったのか演出指示だったのか?
>>980 演出に決まってるだろ。
好きにやって下さい。。なんてあると思う??
しかし原作みるとお菊お国で物凄い差があるよな。
三九郎はお国の時は子供が流れても「あっそ」って感じで
徹底的に権力者に会うための道具にしているのに
お菊に対しては本当に愛情をそそいでるシーンが多々あるし。
二人でどっぷり深みにはまっているかんじ。
それがドラマのエロにも反映されているのか。
屈折率が一緒なのかも>三九郎とお菊
お国といい、お菊といい、おあんといい、なんで三九郎みたいな男に惚れるの?キャットファイトとかして取り合っても、何がそこまでさせるのか理解できない。
986 :
名乗る程の者ではござらん:2006/02/05(日) 11:08:09 ID:g52w9frm
昨日NHKで藤十郎襲名の番組見てたら、
やっぱり歌舞伎の誕生がああいう見せ方じゃ
今の歌舞伎役者に失礼じゃないかとオモタ
>>982 共鳴し合うものがあるんだろうね。
野望の方向性も似てるし、暗黒面も持ってるし、
似たもの同士だからなのかな。
阿国と三九郎は芸の質も目指すところの方向性も違う感じ。
こっちはだからこそ惹かれあうって感じなのかも。
人って面白いな。
>>984 激しく同意。いくら男ぶりがよくても、性格の悪さでおつりがくる。
>>987 なるほど、異質だからひかれるってあるかもね。
それが冒頭の火の女が鉄の男を溶かすってくだりにつながるのかな。
結局お国は最後まで三九郎の心をとかせなかかったんだね。ムゴイ。
>>987 人が面白いというより、素直に有吉を褒めろ。
いや、有吉センセは結構人をえぐく書かれるんで…
「開幕ベルは…」とか。
いや、すばらしい才をお持ちで、とは思いますよ。
>>988 いや、有吉先生をほめてないわけでは・・・好きですよ。
990さんのいうように人物像や人物関係がえぐく描かれる部分が読み応えある。
三九郎は、出雲から出てきた阿国の体に火を付け、
育てのお婆に禁じられていた、傾くきっかけを作るための男。
阿国の芸能スタンスとの対比を示す男。
そして、山三のキャラのための前振り。
そんな山三も、芸に邁進するための肥やし。
出会いによって、男が欲しがる「城」は、自分にとって「踊り」だと気付かされる。
出てくる全ての人物との出会いは、踊りへと昇華される。
淀君、お婆、おあん、お菊、お加賀、九蔵、お松、傳助などなど。
登場人物には出てくる必然がある。
単に必要無いキャラは面倒だから書かないだけだったりしてな…
( ´,_ゝ`)そろそろ次スレじゃ
991ですがアンカーミス。スマソ。
>>989宛でした。
第2話を見終わったときには2スレの存在を信じなかった。
間違ってた。ゴメンよ。
999だったらDVD出る!
えっ、ひょっとして1000?
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。