>>212 某洋画としか書けないのが苦しいところだな(w
俺は、シムノン、アルレー、ジャプリゾ等のフランス・サスペンス・ミステリ全般を
読み耽った時期があったとだけ言っておこう。
「江戸プロフェッショナル 必殺商売人」第17話「仕掛けの罠に仕掛けする」
珍しく新次メーンのストーリーである。
江戸見物の案内を申し出たり、今日は鉄っぽい、ややライトなキャラな新次。
正八をやたらど突くのも鉄風だ。鮎川尼の逝きっぷりも面白いが、尼のキャラも
今日は軽めに書かれている。
ただし、この他の点については、「鳩子の海」「Gメン75」等で70年代に活躍した
女優藤田美保子の大根ぶりがあらためて確認出来る以外は、これといって特筆すべき点が無い作ではある。
「江戸プロフェッショナル 必殺商売人」第18話「殺られた主水は夢ん中」
冒頭は、300回記念の劇中劇(現代)によるセルフパロディでスタート。
いかにも70年代のドラマらしいお遊びが楽しい。
本編である時代劇は、過去の必殺シリーズでおなじみの悪役が勢揃いした作で、
死体盗人というネタも面白いものがあるのだが、演出のテンポがとろく、
かつ大げさ(特に殺しのシーン等)なため、ドラマとしての盛り上がりを
欠くことこの上なく、おせいと新次の元夫婦エピも相変わらず平板に過ぎる。
結局、OPが一番面白いという駄作に終わってしまっている。