必殺シリーズ総合56　とめて！たすけて！

テレビ埼玉「新必殺仕置人」第３５回「宣伝無用」を見た。
輪島塗りねた、タイトルからもわかるとおり、パブリシティねたでもある。
冒頭は松メーンと見せて、鉄メーンの幼女を絡めたエピで、主水は物語半ばまで
登場しない。
しかしながら、「幼女キター！キター！…」と錯乱状態な殺ヲタには、
最早、言うべき言葉が無い。
舞台は輪島まで移動し、
梅安ばり（針か？（ｗ　）の殺し屋も登場する、なかなかスリリングな一編である。
情に絡んで仕置を強行する鉄、主水に嗜められたり、松に背を向けられたりと、
珍しい姿が見られる。
しかし、せん＆りつの輪島行きは、あまりに御都合主義に過ぎる。
ラストは、主水のアッシー君姿という中村家の屋外コメディだが、ここは鉄メーンの話
らしく、鉄の仕置であっさりと締めた方が良く、この辺にホンと演出の詰めの甘さを
感じさせるものがある。