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ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :
駄目だね、殺ヲタ。
情報の垂れ流しや教えて厨なカキコなど誰も読みたいとは思っていないのだ。
(お知らせの類は、ソース先をリンクして、これ見れ、と書いておけば良いだけの
ことである)
もっと、必殺シリーズだけにとどまらない「間テクスト性」を十分に意識した考察
を心がけるべきである。
テレビ埼玉「新必殺仕置人」第5話「王手無用」を見た。
昨日ほどではないが、今日も将棋という異色なネタ、江戸直参旗本の焦燥感を描いた作
でもある。
女棋士の惨殺というハードな出だしの暗めのストーリーでありながら、
工藤栄一演出にしては、軽快かつ明るいタッチで進行してゆく。
だが、ネタは面白いものの、今日も語りのテンポが今ひとつ悪い。
自己の待遇に対する不満を趣味への偏執で晴らすという設定は、現代でも十分に通じる
ものであるだけに、この点をもっと掘り下げて描けば傑作足り得たかもしれぬが、
鉄たちの主水外しによるゲーム感覚の殺し、トリックスター的役割の主水等、
気軽に見られる時代劇製作が主眼とされたようである。