必殺シリーズ総合53 ええい面倒くせえ やっちまえ!

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50ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2
テレビ埼玉「必殺仕舞人」第七話「丹後の宮津の嘆き唄〜京都・宮津」を見た。
仕舞人は初期必殺シリーズの雰囲気を多く残す最後の作品であり期待大なのだが、
今日も極端な偶然性に頼った冗長で散漫な展開。
必殺シリーズにありがちな汚職ネタであり、これでは見る気も失せるというものである。
労咳でありながら殺された中間の妹やおはなちゃんに想いを寄せられる若侍に対して、
人知れず嫉妬の炎を燃やした殺ヲタも多いのでは、イケメンはいつの時代でも得なので
ある。
「この稼業に色恋は御法度だよ」って、京山、喪前はもうその歳なだからいいだろうよ。
晋松の台詞に「無縁墓地の番人にでも聞いてみる」とあるが、当時の番人は非人のはず。
当然画面には登場しない。(させられない)この辺は、忘八ものが主人公となり得る
映画との違い、これが80年代のテレビの限界であろう。