1 :
名乗る程の者ではござらん:
2get
原作読むと浮かぶイメージは役所武蔵。
4 :
名乗る程の者ではござらん:04/12/27 00:21:06 ID:6Xc2IiJI
完全版買った人達、もうドンドン先の方まで
見てるんだろうな。
自分はまだやっと3話目だ。
草笛お甲の妖艶さはすごい。
一方武蔵の女嫌いというか人付き合いの
不器用さは筋金入りだ。
現代の管理型社会なら又八みたいなのの方が人づき合いがうまく、
女にももてるし、世渡り上手で出世するタイプだろうな。
5 :
名乗る程の者ではござらん:04/12/27 00:28:40 ID:6Xc2IiJI
4話目までのキャストを追加しとこう
お杉・・・・・・・・・鈴木光枝
お吟・・・・・・・・・新井春美
(少女時代のお吟)・・・青木ゆかり
(弁之助・武蔵幼年時代)・・・多賀基史
(少年時代の武蔵)・・・斎藤優一
およし(武蔵母)・・・・岩本多代
淵川権六・・・・・今・・福将雄
辻風典馬・・・・・・・・八名信夫
7 :
名乗る程の者ではござらん:04/12/27 12:55:20 ID:k9elnKP8
二月が待ち遠しいぞえ
完全版ほしいけど金ないからレンタルで見よう
これからはレンタルで見る人が少しずつふえていくだろう。
>>4 ただしヌハは根気がないんだよねえ。
終身雇用時代は終わったといえど、やっぱり10年単位で周囲から
認められる、つーのはあると思われ。
それを達成できずに、コロコロ転職するんだろ、現代ヌハは。
敢えてこの作品を批判するとすれば、役所広司の殺陣シーンだ罠…。
『小次郎と武蔵』では居合道四段の滝田栄が宮本武蔵役だったが、それに
比べるとやっぱり素人っぽかった。
正月休みが待てずに我慢出来ずBox全部見てしもうた orz....
12 :
名乗る程の者ではござらん:04/12/29 21:23:10 ID:krQnfCRi
ふむ。こちとら年内締め切りの仕事で忙しくて
まだ4話しか見てない。
13 :
名乗る程の者ではござらん:04/12/29 21:49:13 ID:b0I+BMCp
第4話で面白かったのは、武蔵が辻風典馬相手に
木刀を振るう場面で、武蔵の幼児体験が語られる事。
武蔵は不思議と一対一の対決では必ず
真剣でなく木刀で相手を倒している。
辻風、阿厳、清十郎、小次郎みな然り。
真剣を使ったのは複数の敵と戦った場合に限られる。
ここでは武蔵の幼児体験に結びつく
「黒樫の木剣の感触が武蔵の闘争心をかきたてた」
ことが決定的場面で武蔵があえて木刀を
武器に選んだ理由だといいたいのだろうな。
はやく2月になれっつーの!
スレ違い気味だが
年末年始に再放送した徳川家康の
役所信長最高だったなぁ。
気迫と色気が凄いよ。
俺が女なら惚れちゃう所だ。
武蔵も楽しみ。1月からだと思ってたのだが
2月からか?
時専の2月の番組表にも載ってないよ。
DVDレコーダー買って待機してるのに。
載ってないねぇ。。。。。
俺も時専のエアチェック用に
DVDレコ物色してる最中なのだが。。。。。
ガセネタだったのかなぁ?
年末に第壱集買って昨日全部見終わりました。吉川英治は読んでなくて、
バガボンドは小次郎生い立ち編になってからつまんなくて読むのやめて、
海老蔵武蔵は海老蔵と米倉と松岡が嫌いなので1話で見るのやめて、
武蔵ストーリーに関する知識はほとんど無いんですが…
面 白 す ぎ る ! 役者さんも皆良いですね。
もう全員、これ以上は考えられないって感じのハマリ役。
沢庵がエロ坊主でお通のお尻を追いかけ回しているのには笑いましたが。
お杉婆のたくましい悪役ぶり、又八の壮絶なヘタレっぷりも良いし、
江原さんなぜこんな役?と思った青木丹左の哀愁もたまらないし、
城太郎は可愛いし、池上季実子の朱美がまた哀しくて良いんだ。
バガボンドでは姫路城で過ごした3年が無かったことにされていた気が
したけど、ドラマでは姫路城を経て覚醒した武蔵のりりしい顔立ちが
最高にかっこいいですね。
ストーリー的には14話からさらにグングン面白くなってきたので
第弐集も楽しみです。清水の舞台から飛び降りるつもりで
買ったけど、内容の濃さと質の高さを考えたら安いお買い物でした。
連続レスすいません。個人的には年末年始に見たのも良かったかも。
武蔵が暮れに叔母さんにおもちを貰って一人でしみじみ食べているシーンは
とりわけ心にしみました。
ドラマも凄いけどやっぱり原作そのものも出来が良いんでしょうね。
さすが不朽の名作と言われるだけのことはあるわ〜と感じました。
>>18-19 珍しい経緯ですね。
面白かったようで何よりです。
原作は戦中の作品にもかかわらず、平成の今でも多くのファンがいます。
その原作に忠実に、しかしちょっと現代風にアレンジしたのがこの作品では
ないかと思います。
機会があれば、原作も読んでみてはどうでしょうか?
>>20 レスありがとうございます。本放送時の記憶はうっすらとあるんですよ。
時代劇を見ない家庭(大河除く)だったので見てはいなかったんですが、
役所さんも古手川さんも好きだったので、気にはなっていて
新聞のテレビ欄などで時々ストーリーをチェックしてました。
年を経て、昨年ここのスレに出会い、初見でもOKの大傑作と知って
購入決意しました。さっき、前スレを改めて全部読み返したところです。
皆さんのレスが熱いですね。作品への愛情がびしびし伝わってきます。
今日、再度1話から見直し始めました。早く第弐集が発売されないかな。
旅のシーンで、お通が歩きながら串焼きみたいなのを食べているのに
ちょっと驚きました。現代の感覚ではかなりお行儀の悪いシーンですが、
あの時代には普通のことだったのでしょうか?
それとも、お通が山村育ちでお作法とは無縁なことを表す場面なのか。
または、同行の城太郎に合わせてお茶目に振る舞っている(そんなことを
一緒になってしてしまうくらい2人の仲が良い)という描写なのか。
22 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/10 20:49:13 ID:lnBY+Q6l
城太郎とお通の掛け合いはいつ見てもほのぼのする。
個人的には伊勢神宮の裏山に武蔵を探しに行くときのシーンはよかった。
23 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/11 20:12:31 ID:IvNfIGfq
しばらくご無沙汰してたが、
ここのぞいてみたら、人少ないんだな。
年末に完全版買った人かなりいたみたいなのに。
自分はまだやっと8話までしか見てない。
見るのサボってるんじゃなく、1話見るだけで余りに感動が大きくて、
一度に2話、3話と続けて見るのがもったいないから。
このペースだと第1集見終わるのに2月までかかりそうだ。
24 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/11 20:15:56 ID:IvNfIGfq
昔見たはずなのに、細かいところはほとんど忘れていて、
うーんこんな場面があったのか、
と感激させられることしきり。
第8話までの主なキャスト(既出分除く)
青木丹左衛門・・・・・・江原真二郎
(以下新免六人衆)
内海孫兵衛・・・・・・・久米明
安積八弥太・・・・・・・金内吉男
香山半太夫・・・・・・・小鹿番
井戸亀右衛門・・・・・・伊吹聡太朗
船曳杢右衛門・・・・・・長沢大
木南加賀四郎・・・・・・伊達正三郎
さわ(小次郎・叔母)・・・南田洋子
おふう(侍女)・・・・・・美池真理子
吾助(下男)・・・・・・・松村彦次郎根
浄真(七宝寺住職)・・・・早崎文司
明珍(小僧)・・・・・・・田辺和生
25 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/11 20:18:11 ID:IvNfIGfq
第5話(戦後の風)は小次郎が主役。
このあたり、原作の内容を膨らませて、面白く脚色している。
内海孫兵衛以下の新免六人衆や、小次郎の叔母は
原作では最終章で初めて語られるが、
ドラマではここで早くも登場している。
26 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/11 20:20:10 ID:IvNfIGfq
史実でも関ヶ原敗戦後、新免衆の多くは北九州方面に落ち延びたらしい。
その途中で当然岩国を通過したはずだから、
当時小次郎が岩国にいれば両者の接触はありえただろう。
ここでは新しい時世に満々の野心を持つ小次郎の姿を
敗残の新免衆と対比して、うまく描いている。
しかもこの両者が10数年後には共に細川藩士として
同じ主君に仕える身となり、また内海孫兵衛らは
巌流島前夜に武蔵と劇的な再会を果たす事になる。
そのための伏線になる挿話を(原作にない話だが)
面白く描いていると思う。
27 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/11 20:21:59 ID:IvNfIGfq
それにしても武蔵はなぜ関所のある街道を通ったのか?
中山峠から姫路まで関所を通らずに行ける間道があるはずなのに。
28 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/12 23:52:07 ID:9vzOnkBM
今度完全版見て気がついたが、このドラマの小次郎は
武蔵より年上の設定になってるんだな。
原作では火の巻の「美少年」の章で、小次郎が初登場し、
「年のころ19から20才」と書かれている。
このとき武蔵は22才だから、小次郎は武蔵より2〜3才年下だ。
ところがドラマの第5話では小次郎の年を18〜19才としている。
このとき(慶長五年)武蔵は17才。
そうか、ドラマでは小次郎の方が年上なんだ。
Box第二弾はまだかいなぁ。。。
>22
それはもしかして、ようやく武蔵の居所をつきとめて
小屋を訪れたのに、タッチの差で武蔵には出会えず、ふと柱を見たら
武蔵が暦代わりに
『おつう おつう おつう おつう』って彫りまくってたというくだりでしょうか?
DVDまだ買ってないので、昔みたうろ覚えのシーンなんですが、
すごく印象に残っています。
>>30 そうでつ、よく覚えていますね
ありえないぐらいのグッドタイミング?ですれ違ってました
柱に「おつう」と彫るのもそのとおりです
このシーンの後がかの「独行道」です
>31
30です。当時中学生で、恋愛物には敏感だったので多分
そのシーンが記憶に残ったんだと思いますw
ビデオにも録ってなかったので、もう一度あのシーンを味わいたいと
「宮本武蔵」を買ったのを覚えてます(原作にないシーンだったんだけど)
あの後が独行道だったんですかー。それは忘れてました。
DVDやっぱり買おうかな。
33 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/14 19:48:23 ID:D6l3gu2s
_..,,.,,.
「r',. 、
d ´c`/
ピュ.ー i ' ∋ <これからも僕を応援して下さいね(´◎`)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 武蔵
34 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/14 20:02:42 ID:ZTjRdNzl
>>32 原作では伊勢神宮の「子等の館」(巫女養成所)で
生徒たちが見慣れない浪人の荷物を見つけて
お師匠様(お通)に届ける。
お通はまさかそれが武蔵のものだとは気づかず、
惜しいところで武蔵とすれ違いになる。
35 :
34:05/01/14 20:15:52 ID:ZTjRdNzl
原作には「おつう」の彫り物のくだりはない。
しかし武蔵は比叡山でも江戸の研ぎ師、耕助のところでも
仏像を彫っていたことからわかるように、
彫り物の技が得意だった。また一乗寺で
あとわずかの命と覚悟したとき、
羞恥も見得も捨ててお通に
「寝ても覚め手もお通さんのことばかり考えていた」
と白状している。これらを総合すると、
武蔵がお通の名を柱に刻んだのも当然と
納得できる。
原作にはない挿話だが、杉山氏が
原作の行間を読んでうまく脚色したということだろう。
小説のお通と城太郎の描写も大好きだ。
伊織も可愛いけど、城太郎の方が幼稚で健気w。
武蔵も城太郎には少し甘すぎたと、反省しているね。
37 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/14 23:55:48 ID:JufXC0E3
第6話「ふるさと無宿」
関所を破り役人多数を殺した武蔵のために
讃甘村は騒乱状態になった。
武蔵は雑兵だから、もっとうまく間道を通って
密かに村に潜り込めば
こんな騒ぎにはならなかったはずだ。
武蔵に小次郎の狡猾さがあれば・・・
いや、その小次郎も自分の腕を鼻にかけて
求めて無益な争いをしているから、いずれ劣らずか。
38 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/15 00:00:56 ID:4lYODDY5
武蔵は蛮勇をふるううばかりで策がなく、
又八はお甲の色香に迷い、小次郎は天狗で鼻持ちならぬ。
愚直に主家に従った新免衆は敗残の身を西海にさらし、
進駐軍の侍大将、青木丹左は威張り散らすばかりで
武蔵一人を始末できず。
いやはや男達のヘタレっぷりに対して
お吟やさわなど女性たちの態度の見事さはどうだろう。
特にお吟
「何をなされます! このように神妙にしているものを。
理不尽な振る舞いをされると、容赦は致しませぬぞ!」
さすが無二斎の娘
前スレ埋めるなりしようか
前スレ埋まりましたね
前スレのルポさんご苦労様でした。
池上季実子タン、お誕生日おめでとう!
去年の写真集『Active』良かった。
朱実の頃と変わらぬ美貌にカンゲキ!
漏れは熱中時代(北野青空役)の頃からファンです。
本放送時はどうしても築山殿の印象が消えなかった
今見るとすっかり「朱実」なんだが
自分は「愛と誠」からのファンです。
だから季実子タン=気高く清純なお嬢様のイメージが長らく抜けなかったん
だよね。朱実って違うんじゃないの?吉野太夫とかじゃないの?と
見る前には思ってた。
見たらこのキャストでドンピシャだったけど。
夕日を見ている〜彼の〜横顔が〜怒っているとは〜限ら〜ないのよ〜
私は〜水に〜肩怒らせて〜石ころ蹴ったり〜しているけれど〜
私はあなたに命を懸けてる〜私はあなたに命を懸けてる〜の〜
だから〜二人の間には〜愛と誠のつながり〜が〜あるの〜あるの〜♪
なんと!DVD全集が出たのか!
1セット29,610円が2つ!合計で59,220円!
買うべきか、買わざるべきか・・・。むむむぅ・・・。
サルっ!時専のオンエアはどうなったか!?
つーか役所タンカッコ良すぎハァハァ
やはり放送がないと盛り上がりにくいよなあ
DVD買うような人は元からのファンだろうし、この名作を多くの人に見てもらいたい
49 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/17 21:23:54 ID:peXbXBp1
阪神大震災10周年
犠牲者に哀悼の意を表します。
いまを去ること400年
慶長10年(1605年)2月南海地震発生、
死者約5,000人、推定マグニチュード7.9
歴史上の武蔵も当時西国のどこかで
これを体験したであろうよな。
50 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/20 19:45:05 ID:NF0Nu51o
独行道(作詞:杉山義法、作曲:三枝成章)
曲は悪くないが、なにも武蔵に歌わせなくても・・・
史実の武蔵は書画に秀作を残したが、
歌舞音曲に優れていたとの記録はない。
天は二物を与えず。
役所もまた然り。
今日、アマゾンから吹奏楽コンクールのCDが届いた。
さすがにすばらしい演奏だ。>Overture "FIVE RINGS"
吹奏楽だから仕方がないのかもしれないが、あの笛の
荒々しい音がないと少し迫力不足かな。
>>50 確かに…。DVD何度も感動しながら見てるけど
「独行道」が流れる時だけは、そのつど苦笑してしまう。
役所さん歌は全然うまくないよね。地声だし危なっかしい。
まあ、それが劇中の武蔵のキャラにマッチしているから
それなりの味はあるわけなんだけど…。
劇中の武蔵や役所さん本人に対する愛情を差し引いても
かなりカユイっていうか、ツライものがあるのは確か。
役所タン歌下手なのかー。
でも昔アルバム出したらしいね。
歌手じゃねーんだから下手で結構。
まぁ、ユアンマクレガーみたいに意外に、ってのも
カコいいがね。
役所は別に歌が下手って程ではないと思うけどねえ。
声は基本的にいいんではない?
ただ、プロの歌手のような鍛えられた発声と
表現はないけど。
擁護すると、あのドラマの中ではそんなに上手く歌い上げなくてもいいと思うし。
不器用な武蔵が、一生懸命に歌うってイメージなんじゃないw?
56 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/21 19:56:33 ID:ftULxPg9
役所の歌が上手いかまずいかは別にして、
この曲すごくいいと思うよ。
武蔵が雪の中、三十三間堂を引き上げる場面、
松尾家でお通と城太郎に別れを告げて
一乗寺決闘に出発する場面、
それに巌流島から舟で引き上げる場面などで
トランペットが響き渡る。高揚感がすばらしい!
>>56 はげどう
サントラがないのが悔やまれるね
既出だったらごめん。
高橋恵子の吉野太夫が琵琶持って歌う場面、
何度みてもご本人が弾き語りされているように見えるのですが、
あれは口パクですか?
>>58 う〜ん、漏れもDVD見てみたが、少なくとも琵琶のバチさばきは本物だろ。
声も本物らしいが、断定は出来ない。
事情通の情報キボン
60 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/23 00:12:36 ID:r6FPIbpt
石舟斎がお通と弥五郎を従えて散策中、伝七郎一味が襲撃。
抜刀して立ち向かう弥五郎に石舟斎の言葉。
「弥五!手加減せい!」
弥五郎はあっさり伝七郎らの刀を叩き落した。
手加減しなかったら、どうなっていたか?
61 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/23 00:14:17 ID:r6FPIbpt
弥五郎は側用人で石舟斎のお気に入りだから
かなり出来るのだろう。しかし柳生四天王には及ばない。
その四天王が束になって武蔵に立ち向かったとき
互角の対峙になった。
武蔵=(庄田+木村+村田+出淵)>>弥五郎>(伝七郎+軍平+兵馬)
この事実を知るものが吉岡一門の中にいたら、
武蔵と戦うことがいかに無謀であるかに気づいただろう。
スレ違いだが、今日の大河義経で稲森常盤が
牛若との別れに際して一対の笛の片方を与える場面を見て
お通さんと伊織が一対の笛を持ってたのを思い出した。
63 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/24 00:55:55 ID:BrY6ISUB
わざと武蔵っぽく唱ってるだけだろう。
チングみてて思ったが、マイ・ウェイなんかうたってほしいね。
かなりしびれそうだ。
マイ・ウェイといえば変態仮面バーナードホプキンス
デラ戦の入場で流したマイ・ウエイがシビれる
そいや、なんとなくホプキンスと武蔵ってイメージ被らねぇ?
>>65 そんなのしらねーよ、バカ。スレ違いの話すんじゃねーよ。
…ごめんなさい、何か面白そうなこと知ってて悔しいので
乱暴な口きいちゃいますた
「独行道」が上手いかどうかは別として、
役所さん、映画やドラマの打ち上げでは
尾崎豊の「Ilove you」が持ち歌のご様子。
共演した役者さんやスタッフのブログなんか読むと
この曲に関しては「凄く上手い」そうでつ。
役所さん声はとてもいいもんなあ。
独行道も、唐突な感じはするけどそんな変とは思わない。
役所【武蔵】が、カラオケで「Ilove you」を熱唱する姿を
想像してしまった。
やっぱ、マイクは2本持つのか?
71 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/26 18:34:00 ID:YYPqwoxm
んでもって、カラオケBOXの床には
へべれけに酔った又八が転がってたり。
沢庵さんもいそうだな<カラオケBOX
そういえば、沢庵と又八の中の人って
合コン仲間じゃなかったでしたっけ?
・・って下世話な話でスマソ
75 :
68:05/01/27 16:18:17 ID:TVrrwv3I
76 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/28 22:59:54 ID:SkD0qDan
話題を変えよう。
丹左からお通へのラブレター
これは原作にも出てくる。
『身不肖なれど、池田侯の家中にて
青木丹左衛門と申せば、一千石取りの武士(もののふ)にて
知らぬはこれ無く候
お許(もと)を宿の妻にせんと真実もって存ずるなり
千石とりの奥方ともなれば、栄華も意のままに候ぞかし
八幡偽りにあらじ・・・・・(云々)』
77 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/28 23:01:13 ID:SkD0qDan
お通さんも大変だな
又八からは縁切り状
お杉婆からは夫がいないのに嫁になれと矢の催促
嫌いなどじょう髭からはラブレター
八方ふさがりで、千年杉の武蔵だけが
希望の星に見えたのも無理はない。
78 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/28 23:03:32 ID:SkD0qDan
丹左のやり口は求愛としては話にならないが、
もし丹左の思惑通りになったとしたら、
お通は城太郎の継母になったわけで
のちに伊勢神宮で巫女の生徒たちが
「城太さんはお師匠様(お通)のお子なのですか?」
と聞いたのも、まんざら荒唐無稽ともいえないことになる。
79 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/28 23:05:17 ID:SkD0qDan
ドラマではなぜか省いてあるが、
原作では丹左はラブレターに大枚慶長大判を添えていた。
もちろん支度金として。
お通はこれをつき返そうとするが、
沢庵が例の如く機転を利かせて、これを仏壇に供え、
「これは一旦如来様に差し上げたのだから浄財じゃ。
改めて如来様からお通さんに下さるそうだから
取っておおき」とお通の懐に入れてしまう。
お通は七宝寺を出るときこれを持って出ているはずだから、
旅の途中で路銀には困らなかっただろう。
お通がいずれ寺を出ること、そのとき路銀が必要なことまで
見通していたとすれば、
沢庵の千里眼には驚くほかない。
80 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/28 23:06:51 ID:SkD0qDan
丹左と清十郎は妻の値段をいくらと踏んだのか?
妻の値段とは聞こえが悪いが、要するに支度金、
これは現代でも結納金として生きている。
丹左も清十郎もやり方は拙劣だったが、
本人たちは本気でお通、朱実に惚れていた。
大判の価値は金の純度により変わるが、
慶長大判は小判約七両に相当、
江戸初期には小判一両が現在の6万円位なので
お通の支度金は約40万円になる。
81 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/28 23:08:16 ID:SkD0qDan
清十郎が支払ったのは銀五十貫
銀一貫は小判二両と等価だから現在の12万円に相当、
朱実の値段は五十貫で600万円
ただしこれは全部お甲がせしめてしまった。
朱実の支度金はお通の10倍以上だが、
この差はもちろん二人の価値の差そのものではない。
清十郎には京八流のプライドがあり、
おまけに裏で策士の藤次がお甲と組んで金を動かしたのだから。
83 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/30 23:08:25 ID:bnnCc6UJ
完全版第壱集、やっと見終わった〜♪
感動に次ぐ感動、筆舌に尽くし難し!!
84 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/30 23:10:17 ID:bnnCc6UJ
今こそ分かる。総集編作った人たちの苦労が。
本編は33時間余。総集編は5時間20分。
全体の六分の五以上をカットしている。
しかし総集編にない場面もみな切り捨てるには
余りに惜しい場面ばかり。
関係者は多分断腸の思いでカットしたんだろうな。
85 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/30 23:13:33 ID:bnnCc6UJ
総集編でさえあんなに面白いんだから、
完全版の面白さは言うまでもない。
完全版未見の人たちに、この名作を完全な形で
是非見てもらいたいと思う。
発売日にちゃんとDVD届いているのに
忙しくてまだ見られていない…。
少しずつなら時間はあるんだけど、やっぱりドーンと
浸る時間を取って見たいもんね…。
でも我慢できなくて、一乗寺に向かう前の
お通とのシーンだけ、見ちゃいますた。
87 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/01 23:44:25 ID:8J6JLWiS
発売後1週間で全部見てしまう人もあれば
自分みたいに1ヶ月半かかって見る者もあり
買っただけでまだ見てない人もいる。
完全版は総集編に比べてただでさえ人口密度が低いうえに
人によって見るペースが違うから
ますます対話が成り立ち難いわけだ。
時専で放映を期待しているのだけど、3月の放映一覧にも
載ってなかった…
DVD買っちゃおうかなー(金ないよ)
マジかよ。。。つか、オカシイな。。。
前スレの
831 名前:名乗る程の者ではござらん[] 投稿日:04/11/19 23:03:43 ID:udwqVN1u
時代劇専門チャンネルで1月から放送するようだね
http://www.nhk-sw.co.jp/catv/soft_24.html では1〜3月って書いてるんだけどな。。。
まぁ、DVDレコ購入が微妙に待ちの状態なんで
構わん、っちゃあ構わんのだけど。。。
できるかなも3月放映だから遅れてるんだと思う
3月分の放送一覧にもないねぇ
さすがに完全版DVDがでて間もないのに放送したら
売り上げに影響があると思ったのだろうか?
92 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/05 22:44:06 ID:UrbK7NBq
芍薬の使者、お通
石舟斎の手紙を結び文にした芍薬の花を持ち、
珍しくも被衣姿で、弥五郎の引く馬に乗り
のどかな柳生の里の道を行く。
古手川お通の美しさ、可愛らしさを余さず見せた
素晴らしい場面だと思う。
93 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/06 11:39:10 ID:gSntfS+s
発売日はまだかいな・・・・
94 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/06 22:53:07 ID:zdF68PO3
遅まきながらキャスト表の追加
>>1 >>5 >>24で既出分除く
第11話まで「美作・岩国・姫路編」
池田輝政・・・・・・・伊藤孝雄
諏訪源左衛門・・・・・高松英郎
茶店の主人・・・・・・金井大
第12話〜第24話(京・奈良・柳生・伊勢編)
【吉岡一門】
吉岡清十郎・・・・・・藤堂新二
吉岡伝七郎・・・・・・氏家修
祇園藤次・・・・・・・河原崎健三
植田良平・・・・・・・久遠利三
小橋蔵人・・・・・・・三田康二
御池十郎左衛門・・・・唐沢民賢
南保余一兵衛・・・・・高月忠
大田黒兵助・・・・・・真木仁
高田軍平・・・・・・・岡田直樹
日下部兵馬・・・・・・内田大貴
民八(若党)・・・・・・川岸玄月
壬生源左衛門・・・・・瑳川哲郎
壬生源次郎・・・・・・中村仁
95 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/06 22:55:13 ID:zdF68PO3
【六条柳町・扇屋】
吉野太夫・・・・・・・高橋恵子
りん弥(太夫つき童女)・・・外川由紀
珠水( 々 )・・・川島千恵
墨菊太夫・・・・・・・今村奈緒美
唐琴太夫・・・・・・・村上はるみ
【その他】
本阿弥光悦・・・・・石坂浩二
妙秀尼・・・・・・・・萬代峰子
烏丸光広・・・・・・・中島久之
灰屋紹由・・・・・・・伊藤正博
松雄要人・・・・・・・宗近晴見
おまき(武蔵叔母)・・・和田幾子
草薙天鬼・・・・・・・清水紘
小六(道中師)・・・・川島一平
茶売り善兵衛・・・・・西山嘉
赤壁八十馬・・・・・・汐路章
おまん(蓬寮の女)・・・高崎晃子
おふく( 々 )・・・・中村香澄
96 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/06 22:59:20 ID:zdF68PO3
【宝蔵院・奥蔵院】
日観・・・・・・・・・小澤栄太郎
阿厳・・・・・・・・・岡田正典
阿修羅・・・・・・・・大川ひろし
阿孟・・・・・・・・・渡辺哲
奥蔵院の納所・・・・・内田稔
【無頼の浪人】
山添団八・・・・・・・山口嘉二
野洲川安兵衛・・・・・大久保康治
大友伴立・・・・・・・玉村駿太郎
97 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/06 23:00:41 ID:zdF68PO3
【柳生庄の人々】
庄田喜左衛門・・・・・鈴木智
木村助九郎・・・・・・久富惟晴
出淵孫兵衛・・・・・・大塚周夫
村田与三・・・・・・・小林尚臣
弥五郎(若党)・・・・・篠井英介
おわか(旅籠のおかみ)・・桜田千枝子
幸作(下男)・・・・・・平野元
小茶・・・・・・・・・・北野佳子
おまつ・・・・・・・・・牧野加代子
おせん・・・・・・・・・沢裕子
おさき・・・・・・・・・安田夏望
おたね・・・・・・・・・佐藤真理
【梅軒一家】
宍戸梅軒・・・・・・・黒沢年男
お七・・・・・・・・・浅茅陽子
さそりの三蔵・・・・・吉中六
【その他】
馬方仙蔵・・・・・・・綾田俊樹
木こり・・・・・・・・柳谷寛
巫女・・・・・・・・・中里博美
同・・・・・・・・・・長谷川友紀ほか
98 :
94:05/02/07 12:06:21 ID:XPQprqKN
おっとと。
>>94 から
>>97のキャスト表で
大事な人を書きもらしてた。許せ、城太郎。
城太郎・・・・・・・加瀬悦孝
99 :
城太郎:05/02/07 22:25:30 ID:???
ひどいや、94さんたら!
おいらを忘れるなんて、ひどいや。
お師匠様に言いつけてやる。
100 :
94:05/02/08 12:21:17 ID:???
>城太郎
これはワシが悪かった。スマン。
武蔵殿にはなにとぞ内々にな。
101 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/10 00:17:43 ID:j+IjmT6Y
「お通に会うてやれ。戦うばかりが男の道ではあるまい。
おなご一人を幸せにしてやれんで何とする。」
沢庵の正攻法は空振りに終わった。
松尾家での武蔵とお通の出会いを演出したのは吉野だった。
「若い男と女のことは坊主の出る場所ではない。わしゃ知らんぞ」
さすがの沢庵も男女の心の機微を知ること、
吉野に遠く及ばなかった。
それにしても松尾家での武蔵とお通の出会いは
第一集の最後を飾るにふさわしい名場面だなぁ。
第弐集の発売が2週間後に迫ってきましたね。
自分は全くの初見だから、なんか今からワクワクしちゃってるよ…。
ああ独行道〜♪ 見たら感想書きますので、先輩方よろしくね。
ああ、第弐集もええとこだらけだよねえ。
自分がすごく好きなシーンに
沢庵さんに武蔵が「お通のことも考えてやれ」と
静かに強く言って睨むところ。
あの沢庵さんはコワイ。
武蔵でなくても目をそらせたくなる(笑)。
津川沢庵は本当に深い。
104 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/13 15:54:28 ID:s33w8zaw
完全版第弐集DVD Boxの発売日が近づいてきた!
第弐集(vol. 4〜vol. 6, 6枚組)
vo. 4
第25話「一乗寺下り松」 第26話「女滝男滝」
第27話「漂泊流転」 第28話「夢想流杖術」
第29話「江戸新開地」 第30話「逆襲法典ケ原」
第31話「武蔵江戸入り」 第32話「小次郎血風録」
vol.5
第33話「危険な賭け」 第34話「秩父騒動」
第35話「将軍狙撃」 第36話「夢無残」
第37話「春告げ鳥」 第38話「栄達の門」
第39話「独行道」
vol. 6
第40話「甦る剣」 第41話「お通受難」
第42話「世の潮路」
第43話「懐かしき人々」 第44話「愛の海峡−決戦前夜」
最終回「決闘巌流島」
第弐集も面白いぞ!面白いぞ! 待ちきれない〜!!
第弐集、予約にぬかりはないか、密林で確認してきますた!!はい!
やべぇ、発売来週じゃん。予約しないと。
完全に初見なんですよ。
壱集にも酔わせていただいたんで、楽しみ楽しみ。
>>106 初見って、ある意味ウラヤマシイ。
ドラマ後半は、さらに剣士としての深みを追求する役所武蔵の演技と
スミレのように「可愛い」から
ぐっと気品を増していく百合のようなお通の美しさが絶品だな。
108 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/18 23:38:25 ID:hTZE+8Wo
>>107 >剣士としての深みを追求する役所武蔵の演技
>気品を増していく百合のようなお通の美しさ
その通り!全く同感。
武蔵とお通が前半から後半にかけて
内面の変化というか精神的に成長していく様を
役所も古手川も実にうまく演じている。
役所武蔵の真価を知るには
後半部を完全な形で見ることが不可欠だと思う。
109 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/19 00:54:59 ID:TSGfxWCM
俺はお通と伊織が姉弟だと発覚するシーンや対面シーンを
覚えていないから、第弐集は本当に楽しみ。
お杉婆の(ryはよく覚えているが。。。
宅麻伸が楽しみな腐女子は自分だけですか。そうですか。
お通さんにプロポーズする兵庫様でつか?
武蔵の二刀流よりも、バッサリお通に切られる兵庫。
113 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/19 23:43:18 ID:KeRDw73C
もうすぐ密林クルーーー!
>>110 後半の重要人物のはずの兵庫様が
総集編ではなんと、お通の病床に付き添う姿を
チラリと見せるだけだから・・・
>>114 総集編しか見てない人は,宅麻伸が
一回限定のチョイ役と思っただろなw
兵庫と夫婦になっていたら、
お通さんも平穏な幸せな生活を送れたろうに…。
ほんに、武蔵もお通も頑固で不器用なやつだ。
117 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/20 23:27:22 ID:7Vd88CF6
このドラマに登場する若者達には
人間的にまともなのがほとんどいない。
武蔵は剣のこと以外はまるで無能に近いし、
生き方も不器用そのもの。
小次郎はニヒリストでS的傾向がある。
又八は意志薄弱、清十郎はぼんぼん育ち。
そんな中で、兵庫介だけは剣の実力でも
性格でも知性でも申し分のない好男子。
そんな兵庫にプロポーズされても武蔵への
「情ひと筋」を貫いたお通の意志の強さ(情の深さ)
には敬服する他ない。
>>117 あははは、言えてる!<無能
あ、でも武蔵は子どもに読み書き教えられるし
彫刻も売れるよ。
史実で見られる武蔵の絵画も好きだな。
アマゾンはまだか・・・。
最近は武蔵も時間を守るようです。w
121 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/22 13:00:24 ID:x0LZqdMf
25日発送だから、自宅到着は26日だな。
第壱集のときもそうだった。
今なら2割引。発売日以後は平常価格になる。
買うべきか買わざるべきか迷ってる人、
今からでも遅くない!
密林の「あぐり」の販売では
発売日以降はしっかり定価に戻っていた。
少しでも安く買いたいなら112さんの言うとおり、今のうち。
ここ見て慌ててポチッとしてきたよ!
週末届いてないとかなり寂しいし……
124 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/23 21:40:07 ID:mAFHD7ua
武蔵とお通のすれ違い。
前半と後半ではそのパターンがすごく違っている。
前半のニアミスはお通が必死に追いかけ、武蔵は逃げの一手。
だが後半では武蔵は逃げない。むしろ武蔵の方も
懸命にお通を探すのだが、不可抗力的な事情のため会えない。
木曾ではお通が又八に拉致された。江戸柳生屋敷では
お通が石舟斎の看護に出かけていて留守だった。
姫路ではお通が美作へ発ったあと。武蔵が美作まで行ってみると
お通は事故のため人事不肖に・・・
前半のすれ違いパターンとの違いがよくわかる。
前半の武蔵は、とにかくお通さんが怖かったからね。
一乗寺下り松以降は、二人とも人間的に成長して
お互いを高め合える存在ではないかと、思うようになったので
昔みたいに、逃げることはなくなった。
このことは原作にも出てくるね。
さて、明日はついに発売日ですな。
密林から、本日発送したとのメールがとどいたよ。
明晩は徹夜になること間違いなしだな。
127 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/24 22:29:03 ID:1kVSgKZw
いよいよ明日だ!
「放送終了からはや20年を過ぎたぞ!
わざと再放送のガセネタを流し、
相手の虚をつくその方の戦法とくと承知じゃ!
末代まで物笑いの種にならぬよう、
心して来い!武蔵!!」
昨日『徹子の部屋』に池上季実子さん、出てたね
うちも発送メールきたよ!
明日届く。
壱集の時より1日早いな。
第弐集、キターーー!!!
よし! 一乗寺下り松だーー!
今朝着いたよ!出勤前に一乗寺下り松見てきた。
あー会社休んで一気見したい…
マジで真っ黒な泥まみれになってがんばる役所武蔵に戦慄。
そして奥田瑛二の凄絶なヘタレっぷりに感銘だ!
>131
「カカカカカーーッカーーッ!勘弁してくれーーーー!」
と
「オレは蓬の寮の亭主なんかじゃねーーぞーー!アホーーー!」
に禿藁した記憶が。(DVD持ってないのでちょっと違うかもしれんが)
立ってるだけでもヘタレを感じさせたw・奥田又八!
134 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/25 14:53:44 ID:rnaU+Se1
大煮臭キター(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(・` )━(ω・` )━(´・ω・`)━( ´・ω・)━( ´・ω)━( `・)━( )━☆
うちもキター!
ってまだ第1集も未見なおれ。
136 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/25 22:55:22 ID:EILQzfS+
いま帰宅したら届いていた。
第壱集のときみたいに発売日の翌日到着と
思っていたのに意外だ。嬉しい〜♪
>>126さん今夜は徹夜でつか?
自分は明日も出勤だから今夜は外箱のデザインを
楽しむだけにしとくよ
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
第28話で「第一部 完」なんだな
>>110 宅麻伸は想像以上に若かったw
>>137<宅麻伸
サワヤカー!でしょ?
最近の彼は眉間にしわ、の役が多いからなw。
みんな鑑賞いっぱいなんだろうな。
ちっとも書き込みがない(笑)
今まだ職場にいて、見てる時間ないんだよう。
おまけに明日も休日出勤だ。ウワァン
「勝利は二人のものぞ…!」
カックヨスギーーーー!!!
142 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/27 00:05:16 ID:dPfuHOwF
第25話「一乗寺下り松を見た
総集編では決闘場面も一部カットされているが
完全版で見ると全容がよく分かる。
とにかく決闘シーンの迫力は抜群だ。
武蔵の戦いには一対一対決型(巌流島、清十郎戦など)と
乱闘型(一乗寺、般若坂、法典ケ原など)があるが、
全編を通じて決闘場面の迫力でこれに勝るのはないと思う。
143 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/27 00:06:55 ID:wz/Nt/xN
勝つには勝ったが苦い勝利だった。惨敗ならぬ「惨勝」
武蔵の数ある戦いの中で一番後味の悪い勝利だったろう。
お通が「たけぞうさん。こんな戦いしか出来ないんですか!」
と嘆いた気持ちが分かる。
144 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/27 00:09:14 ID:wz/Nt/xN
「女嫌いのお釈迦様。今宵通は晴れて武蔵様の
心の妻にしていただきました。
武蔵様をお守りください」
↑このドラマの中でお通はここで初めて
「武蔵(むさし)様」と呼んだ。お通から武蔵への呼び名は
「たけぞうさん」→「たけぞうさま」→「むさしさま」
と変わる。武蔵とお通の信頼関係の変化を表していて面白い。
145 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/27 00:11:16 ID:wz/Nt/xN
同じ変化は武蔵の側にもあった。
一人で一乗寺に向かいながら、つぶやく。
「心の妻・・・そういう愛し方があったのか・・・」
武蔵にとってお通は恐れる対象ではなくなったのだ。
>>143 決闘のあと武蔵が比叡山に入るシーンで流れる
独行道も暗く沈んだ感じになってる。
147 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/27 15:59:28 ID:khnvEDl5
第二集一気に観たぜ!激面白かった〜!!
えっと、新免衆との再会のシーンだったかな?
画面上部にマイクが映り込んでて一瞬萎えたw
あと静かなシーンで機材のノイズとかスタッフ
の出したと思われる「ガタッ」とか「ゴトッ」
って音にはちょっと参ると言うか笑えると言うか..w
>>147 私も一気に見た! 面白すぎて完結しても余韻が残りまくりなので
今2度目を見てて、28話の途中で時間切れになり出勤してきたよ。
勢い余って原作も買っちゃいました〜! 電車の中でもずっと武蔵…
しかも、このドラマが原作をすごい脹らませてると知ることができて、
感銘ひとしお。こっちはこれから武蔵が千年杉に吊り下げられるところ。
「哀愁の伊達男、青木丹左」っていうナレーションはドラマオリジナル
だったんですねぇ…すごいわ。
原作を読むと、役所武蔵がいい方向に原作を補完してたんだと
思うことが多い。
151 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/27 22:24:32 ID:wz/Nt/xN
>>148 発売から2日目なのにもう全部見て2度目見てるんだって?
そのエネルギーに脱帽。
自分は小刻みに見るのが好きだから、まだやっと
26話の女滝男滝だよ。
役所武蔵は原作を膨らませているのは確かだけど
決して原作の趣旨を逸脱してはいない。
同じ原作でも脚本次第で面白くもなればつまらなくもなる。
役所版を書いた杉山氏は吉川原作の真髄を
本当によく理解してたんだとつくづく思う。
>>151 全く同意!!
本放送の最終回の時、ラストシーンでナレーションが
「…雑魚はおどる…」のくだりを言った時、
よくぞこの一文をいれてくれた!!と、感動したものだ。
小次郎にとどめを刺さなかった事が後に批判された云々とあるけど
実際どうだったの?教えてけれ、エロいひと!
>>152 俺もまったく同意。
その後の「武蔵は無性にお通に逢いたかった」にも感動した。
これには賛否両論あったらしいが。
>>154 自分もむっちゃ感動したよ!
誰もが武蔵とお通は幸せになって欲しいって思っているから
それを予想させるギリギリの表現だったと思う。
たとえば、沖に帰って二人が抱き合う、なんてとこまでだったらやりすぎw。
死闘の後、心がまっすぐお通に向かっている武蔵は、なんともカッコ良かった。
吉川英治も、もしこの小説を現代(って20年前だが)に執筆していたら
あそこまでは書いたかもしれないと、俺は思う。
>>155 吉川英治作「宮本武蔵」
昭和10年8月23日朝日新聞で連載開始
昭和14年7月11日終了(途中、約半年休載)
157 :
155:05/02/28 21:00:23 ID:???
>>155<もしこの小説を現代(って20年前だが)に執筆していたら
20年前っていうのは、この「ドラマ」放映時の意味です。はい。
158 :
155:05/02/28 21:05:33 ID:???
ごめん、連投で。
戦時中、この小説を持って戦地に向かった若者がいたそうですね。
それを知った吉川氏は、とても辛かったとも。
159 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/28 23:20:21 ID:ODB/xQ/S
>>158 戦争が終わって海外から復員する若者達はドラマの武蔵みたいに
海を越えて恋人の名を呼んだかもしれない。
そういえば、お杉婆は戦地へ往って帰らぬ子を
探してさまよう母親の姿に重なる。
吉川英治はこんな形で未来を見通していたのでは
ないかという気がする。
お杉ばあさんウザ!と思ってたけど、江戸編はかわいいよ。
っていうか小次郎におんぶしてもらうところから既にかわいいよ。
武蔵・お吟目線だとめちゃめちゃ横暴で敵キャラだけど
村にいた時からついていく人大勢いたし…悪人ではないんだろうな。
お光の初登場のときの音楽って、その前から流れてました?
小次郎が朱実に「ついてくるか」と言ったシーンに流れたのしか
確認できていないんですが、ご記憶の方は教えて下さい。
>>159 うら憶えだが、
確か吉川氏は、離れて暮らしていた養女を、空襲で亡くしたんではなかったかな。
1週間ほど焼け野原を探し回ったとか。
仏壇の前で嗚咽を漏らし泣いていた後ろ姿を、息子さんが見たと、
本に書かれてあったように思う。
164 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/02 20:13:34 ID:sB9XXn92
第26話「女滝男滝」で武蔵がお通を押し倒す
例の場面って武蔵が比叡山を下りた直後だったのか。
自分は原作どおり木曾山中での出来事だと、長い間
誤解していた。
165 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/02 20:26:50 ID:sB9XXn92
武蔵は源次郎を殺したことへの後悔、
比叡山を追われた悔しさ、小次郎に売名行為と
面罵されたことへの憤激で心の冷静さを
失っていたから、お通に思いがけなく出会ったとき
あのような行為に出たことはわかる
とはいうものの、愛情表現の不器用なことでは
武蔵もお通もいずれ劣らずだと思う。
>>164 ドラマを見ていて、いくら心の底から好きでも、再会していきなり
話らしい話もせずに押し倒すのはちょっと…。
屋外だし、近くに城太郎だっているし、あれじゃレイプだよ。
お通がおぼこじゃなくても拒否され、気まずくなって当然。
と、今の感覚だとつい思ってしまうんだけど。
でも清十郎・朱実といい、小次郎・お光といい
レイプされた相手に、初体験だからって心が少し移ってしまう
みたいな展開、パターンだよね。時代のせいかとも思うけど。
ドラマでのあのシーンは、すこし唐突だったような気がします。
原作では、陽に灯にお通を見てついに爆発といった感じでした。
その後、又八がお通をさらっていく動機もはっきりとはしませんね。
168 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/03 06:08:43 ID:GkPTSc7x
佐々木の門弟衆にスクールウォーズのイソップもいた訳だが...
169 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/04 23:19:13 ID:Jl8YfIDL
第28話「夢想流杖術」まで見た。
1週間かかってたった4話のスローペースだから
ほかの人たちと話がかみ合わないかな。
若者たちが一斉に東へ東へと江戸を目指して
第1部が終わる。峠の向こうには新天地がある。
前半の主要メンバーに加えて、権之助や兵庫介が
登場し、いよいよ面白くなってきた。
170 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/04 23:22:01 ID:Jl8YfIDL
城太君とはここでお別れ。
さらば城太。大きくなってまた会おうぞ!
171 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/04 23:24:57 ID:Jl8YfIDL
剣には見切りがある。小次郎の物干し竿でも
遠くにいる海鳥は切れない。だが杖の見切りは自在に
変化する。巌流島の勝利は見切りの差だった。それは
この杖術との闘いで学んだ成果の表れかもしれない。
172 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/04 23:27:40 ID:Jl8YfIDL
又八に拉致された直後に、滅多に人の通らない間道を
偶々通りかかった兵庫介に救われるとは
お通さんも運の強い人だ。一方の兵庫は突然空から
天女が舞い降りたように思っただろう。
しかもそれがおじじ様のお気に入りで、
自分もうわさを聞いていた女性だったのだ。
村田与三の曳く荷馬車にのって笛を奏でるお通。
その優艶な姿を江戸に着くまで眺め続けたら
兵庫の心の中がどんな状態になったか想像するに難くない。
馬車の後を無言で歩く宅麻兵庫のアップ
早くも半分ノックアウトされかかってるw
>>172 江戸に着いた頃には完全にメロメロだったと思われw。<兵庫
>>169 第1部の皆が江戸へ向かう締めのシーン、すごく好きだった。
小説ではわからなかったが、同時期に主要人物達が夢を抱いて
新天地へ向かう…
高揚感があって、ゾクゾクしたなー。
兵庫とお通。似合いの二人。
だが、お通の心には常に武蔵がいた。
それを知りながらお通に惹かれる兵庫。
それにしても「叔父上、少し触り過ぎです」には笑った。
お通さんを助けた兵庫と一緒にいた、柳生の門人の人、
どうしても王監督に見えてしまうのは
俺だけでしょーか?
杖術ってよくわかんないんだけど、誰か教えてたもう・・・
>>174 >それにしても「叔父上、少し触り過ぎです」には笑った。
緊張するシーンの連続だからああ言う微笑ましい演出も良かったと思う。
船島決闘での当日の朝、魚を捕ってきた武蔵に「侍にしとくにゃはもったいない」
と漁師が言った下りなどもそう、そう言う緩い場面があるからこそ真剣勝負
のシーンに差がついて作品の良さに繋がっていったんだと思うよ。
178 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/06 02:06:42 ID:TskUiQFS
あっぱれな男もいたものよ〜
田村さんの家老役が良かった
田村さんの長岡佐渡と、江原さんの青木丹左衛門(脱浪人後)が
あまりにも良く似てそっくりなのでワロタ
武蔵にぞっこんの佐渡様。
佐渡様のお付き二人、とても良かった。
182 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/06 22:57:07 ID:/CmxWrPH
又八と自分の境遇が見てて重なる
つらいのぉ。。。
185 :
名乗る程の者ではござらん :05/03/07 02:40:45 ID:PbadZHD/
三枝成章(現・成彰)氏の音楽も最高です。
後の「逆襲のシャア」に通じていますな。
というか、氏の音楽のコンセプトは同じなんだと思います。
「武蔵 vs 小次郎」と「アムロ vs シャア」。
>>182 武蔵のほうが最後まで落ち着いてないし…。
>>186 w。言えてる、言えてる。
史実でも結局、自分の住まいは持たなかったもんな。
このお話は又八も武蔵も目くそ鼻くそ、というところが面白いのだと思う。
関が原といい、大坂への出陣といい、武蔵には政情を読む力がなさすぎ。
>>181 「来なければわしが腹を切る。
武士が武士に惚れるとはそういうことよ」
この言葉で胸が熱くなった・・・
田村高廣
1928年8月31日、京都市生まれ。父は映画スター・阪東妻三郎。
弟・正和、亮ともに俳優。同志社大学経済学部卒業後、サラリーマン生活中
父・阪妻が急逝、周囲の強い勧めにより、53年松竹に入社。54年木下恵介監督作
『女の園』でデビュー、同監督作『二十四の瞳』(54)にも出演、誠実な好青年ぶりが
観客の心をとらえ、54年度国民映画新人男優賞を受賞した。木下監督作には
『野菊のごとき君なりき』(55)、『笛吹川』(60)などにも出演。64年、松竹を退社フリーとなる。
191 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/08 00:59:48 ID:7TZWOGzJ
このDVDって、買わないと見られないのかなあ。
ああ、久しぶりに見たい。懐かしい。
あのころのNHKはまだよかった。
せめてお心のうちだけでも
脳内夫婦と…
193 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/09 04:50:39 ID:m3UFKjrG
当時の僧侶が、あれほどまでに武術に秀でていたのはなぜですか?
武芸に秀でた僧侶って、槍の宝蔵院、奥蔵院以外に誰がいたっけか。
(すまん素で覚えてない)
195 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/09 11:57:27 ID:Pyzyls/u
>>194 武蔵を比叡山から追い出した僧兵たちや、
秩父三峰神社で梅軒の配下にあった槍坊主がいる。
>>193 近世初期までは洋の東西を問わず宗教組織は
軍事力を持つのが通例で、ヨーロッパの聖ヨハネ騎士団、
神殿騎士団、チュートン騎士団(騎士団は騎士修道会とも
呼ばれる)などは異教徒や異端者との戦いに活躍した。
日本では延暦寺や興福寺など大寺院の僧兵がこれにあたる。
特に興福寺の武力は強大で、鎌倉、室町期を通じて大和には
幕府直属の守護大名が置かれず、興福寺が守護職を兼ねていた。
宝蔵院はこの興福寺の塔頭だから、単なる武芸道場というより
興福寺の武力の中核で、ドラマにも出てきたように
奈良近辺の治安警察組織の要であったと考えられる。
信長が延暦寺を焼き討ちしたのも
あそこがただならぬ勢力(武力も含めた)を持っていたからではないの?
>195,196
194だす。
比叡山の僧兵は覚えてたけど、名の通り「僧兵」っていうぐらいだから
『当時の僧侶が、あれほどまでに武術に秀でていたのはなぜですか?』
という問いの答えにはならないと思ったので除外した。
「兵」が武器をもって戦う訓練をするのは当たり前のことだし
なんで僧兵がいたかっていうのは社会の時間にならったじゃん。
漏れの脳裏に、一昨年の大河の、ありえないぐらい強かった沢庵(渡瀬)が
悪夢のように蘇ってきたので、あえて反問してみた。
秩父の槍坊主は覚えてなかったー。そうか。原作読み直そう。
198 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/09 20:01:27 ID:Pyzyls/u
>>197 >ありえないぐらい強かった沢○
確かにそうだ。俺も1年間悪夢にうなされた・・・
まぁ、なんかのきっかけに出家しちゃう人もいるぐらいだから
そんなかに元武術の達人がいても不思議ではないのだろうな、
とか勝手に脳内保管してた・・・
出家した吉岡の長男も、腕一本失ってもそこらのゴロツキより
遥かに強いんだろうよ。
多分沢庵も昔、ヤクザの鉄砲ダマだったり信州で小大名張ったりとかの
意外な過去があって、ありえない強さを発揮するのだろう。
200 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/09 20:11:59 ID:Pyzyls/u
ところで話は変わるが
小次郎から朱実へのプロポーズ。
「わしはいつも何かに抗っているお前が好きだ・・・
わしについて来るか?どこまでも・・・無理にとは言わぬ
わしはこういう男だ。いつどこで果てるやも知れぬ。
それでよければ・・・」
朱実への同情があっただろうが、そもそも
小次郎が誰かに同情すること自体
極めて異例のことなのだ。
案外小次郎は本気だったのではないか?
201 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/10 20:09:52 ID:iWInFyNl
将軍家軍学講義役の小幡を論破し、力で打ち破れば
兵法家小次郎の名声は一挙に高まる。これは
吉岡戦で武蔵を非難した売名行為そのものだ。
門人多数を切り捨てておいて「わしのせいではない。
お光どの。おぬしのせいだ」とは白々しい。
その後の経過から考えても、小次郎が本当に
お光を愛していたか疑わしい。小次郎にとっては
小幡を攻撃するのに、「これは売名行為ではない」と
自分を納得させる理由があれば何でもよかったのだと思う。
>201
でも、桔梗の花束を持って通りすぎるお光をみて一目ぼれしたんじゃないの?
愛してたかどうかはわからんけど、恋はしてたと思うが。
204 :
201:05/03/11 12:15:35 ID:???
>>202 了解。以後気をつけよう
>203
そう。美しい花を切り取ってそばに置きたいと思ったが
人として愛するには程遠かったと
205 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/11 19:27:57 ID:aTXt6vHy
法典ケ原でお通を思い出してのろける武蔵。
そばでシラケ顔の権之助に気づいて慌てて目をそらす。
武蔵も可愛いとこあるなー
>>204 俺は別に長いとは思わんよ、これぐらい。
リアル社会で役所武蔵を語る相手もいないだろう。
ここで大いに語って欲しいよ。
また期待してる。
201だが、>202の言いたいことはレスの長さのことより
勿体ぶった言い回しはわかりにくいので
もっと簡単明快に書いてほしいということだと思う。
自分の考えを人にわかってもらうための表現技術は
剣術ほどではないが生涯努力が必要ということだろう。
個性的でいいんじゃないかなあ。
210 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/13 05:13:38 ID:b0GB54qJ
そうだよ。いいじゃないか。俺達も武蔵みたいに不器用なのさ。
不器用であるがゆえにおのれをごまかせない、そこが武蔵の魅力だ。
しかし、守護職のトップの寺院の僧侶を倒してもおとがめなしの武蔵って、
以外に悪運は強かったってことですよね。
>>191 レンタル店にリクエストすれば置いてくれるかもね。
役所武蔵って十数年前にBSで再放送されたっけ。
録っておいたビデオでも見返すかな。
212 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/13 13:13:20 ID:n7e6bfTU
>>210 役人からのおとがめはあったが、日観が手を回して
見て見ぬ振りをさせたということではないか?
武蔵は般若坂で足に受けた刀傷を治すため、しばらく
奈良近くに滞在していた。中宮寺の弥勒菩薩
(お通にそっくり!)を見たのもこのときのことだろう。
213 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/13 22:08:58 ID:4aI5nraT
結局このドラマでは男性から女性への求愛は
ことごとく拒絶反応にあっている。
丹左→お通、清十郎→朱実、武蔵→お通(女滝男滝に限って)
小次郎→朱実、又八→お通、小次郎→お光、兵庫→お通
このうち清十郎→朱実と小次郎→お光は
暴力沙汰に及んでいる。なんともはや
214 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/13 22:30:28 ID:4aI5nraT
兵庫とお通のケースでは断られた兵庫より
断るお通の方がつらい思いをしただろう。
この二人、似合いのカップルだが、
出会うのが余りに遅すぎたのが惜しまれる。
>>214<断るお通の方がつらい思いをしただろう。
そうか?
まあお通の性格から言えば、そういうことも想像できるけど
ドラマではそれよりも、激しく動揺した自分の弱さの方に表現はなっていたから、つらい思いをするお通は必要ないと思うな。
逆にこんなことになって、柳生家を出て行こうとするお通を
兵庫が止めるという方が、想像しやすい。
216 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/15 19:25:36 ID:IIbCstnB
兵庫は「これだけは言うまいと思ったが・・・」
といいながら、お通への思いを口に出してしまった。
お通の心が武蔵にあることは百も承知で、
かなわぬ恋と知りながら。
しかしそのあとは気まずくなることなく、
爽やかにお通の幸せを祈って柳生から送り出した。
他人の幸福を妬むのは武士道にもとる。
兵庫はあくまで武士道の人だったから。
217 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/15 19:35:33 ID:IIbCstnB
原作を読むと、沢庵などもはじめはどうやら
「兵庫とお通を」と考えたらしい。
武蔵が石舟斎の草庵から走り去った後、
お通が無我夢中で追いかけようとするのを
沢庵が引き止める。
「お前が追ってもあの男は逃げてしまうから
つかまるまい。それよりこの柳生にいたほうがよい」
このとき兵庫は武者修行中でまだ柳生にはいないが、
沢庵の頭には兵庫のことがあったと思われる。
218 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/15 19:48:06 ID:IIbCstnB
沢庵はお通に言った。
「わしから石舟斎様によう頼んであげよう。
そなたの身の振り方を、生涯の落ち着きを。
この小柳生城にいてよい良人をえらび、
よい子を生み、女としてなすことをなしてくれたら
この郷土も強くなるし、そなたもどんなに
幸福か知れない・・・そうせい」
しかしお通はきかなかった。武蔵のいないところで
人並みの幸せを求める気はお通には全くなかった。
まあ誰だって、あ の 武蔵と幸せで平穏な生涯を送れるとは
思えないわなw。
だが、それがいい
221 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/18 04:00:54 ID:dD5BDFAs
>>212 中宮寺の弥勒菩薩かあ。この前実物見てきた。
いいなあ。オレもあんな女の子と家庭を築けたらなあ。
中宮寺・国宝 弥勒菩薩半跏思惟像特別公開
於 東京国立博物館(3/8〜4/17)
江戸にいってるのか、菩薩様は。
上野へいけばお通さんに会えるんだね。
225 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/19 19:31:08 ID:o1Jk35HZ
お通のモデルは美作出身の小野於通。
真田太平記にも出てくる。
才色兼備でまさに生ける菩薩だったらしい。
226 :
名乗る程の者ではござらん:2005/03/21(月) 05:36:21 ID:m6fhdN92
227 :
名乗る程の者ではござらん:2005/03/22(火) 01:17:27 ID:rZr7cuOv
菩薩様みたいな女性は、今の時代にいるだろうか。
欲の深い女ならいくらでもいるが。
特に田舎から東京でてきた女。これ、最悪。
恋人、夫婦というものはお互いに映し鏡のようなもので、
どちらか片方が完全無欠というのはあり得ないと思う。
現実世界とフィクションを重ね合わせて考えてしまう妄想厨には
分からないかもしれないけれど。
229 :
名乗る程の者ではござらん:2005/03/23(水) 05:36:17 ID:abXTLoyU
しかし、柳生家というのは、時の運に乗っかった人達でしょ。
武蔵は運に乗れなかった人の一人。
長く生きてくると、ああ、もっと欲を棄てて運に乗った生き方すればよかったなあ、と思うこの頃です。
若い時は武蔵じゃないけど、なにもかも逆らって生きてきちゃったからなあ。
武蔵ドラマ見てると、懐かしくもあり、寂しくもあり、です。
>>229 >武蔵ドラマ見てると、懐かしくもあり、寂しくもあり、です。
なんか分かる。
その時の時流にのるって大事だったかも、と私も自らを省みることがある。
それは運任せなどではなく、自分の長所・短所を見極め、周囲の期待に
応える努力を怠らないこと。自分の地位を固めていくことって大事。
修行します、と外へポーンと出て行きゃいいってもんじゃない。
武蔵を見てるとどうも方向性間違ってるような気がして、はがゆい。
231 :
名乗る程の者ではござらん:2005/03/23(水) 21:58:33 ID:abXTLoyU
>>230 そうなんですよねえ。始まりから結果までのいきさつをはしょってしまうと、
何もあれほど紆余曲折しなくても、よかったのではないかと。。。
あるいは、武蔵がもう少し柔らかい心を持っておれば、それ以上の人生が望めたのではないかと。。。
「ここにいるお方たちはみな人生の達人。
なぜお主をここへ連れてきたかわからんか。
おなご一人幸せにできなくてなんとする。
もっと悠々と、大河のごとく生きろ」(by沢庵)でしたっけ。
(すんません、10年以上前の記憶に頼ってるんで台詞違ったかも…)
最初に見たときは子どもだったせいか、武蔵がすごくて又八は弱い
嫌なヤシだったんだけど、再放送時に見直したら、
その、又八の弱さに惹かれたな。
武蔵みたいに、愚直なほどに一筋の道を求める禁欲的なところも
憧れるけど。
233 :
名乗る程の者ではござらん:2005/03/24(木) 01:40:37 ID:cUeIZp85
又八は、どこかで夢を捨てきれていないが、しかし、もう一歩踏み出せない人間として
描かれ過ぎたのかもしれません。それはそれで幸せだと思う又八をもう少し強調して
描いても良かったのかも。。。
まあ、こんなこと考える事自体が、時代が変わったという事なのかもしれません。
234 :
名乗る程の者ではござらん:2005/03/25(金) 03:05:14 ID:bz4YtpZU
しかし、武蔵の醍醐味は、
ただただ電光石火のごとき強い剣術を求め続けてきた武蔵が、
剣の道のなかに、もっと大きなものをみつけるところだろう。
あのシーンを見るたびに泣けてくる。
235 :
名乗る程の者ではござらん:2005/03/26(土) 17:07:29 ID:wR3x1oq4
236 :
名乗る程の者ではござらん:2005/03/26(土) 20:15:23 ID:EBCgXKrK
>>234 武蔵がひと接触するたびに何かを学び取って成長していくのが
このドラマではよくわかる。沢庵はじめ日観、石舟斎
光悦、佐渡だけでなく、研ぎ師の耕助や百姓たちからも
学ぶことを忘れなかった。「剣も鍬なり、鍬も剣なり」は
こうした謙虚な態度から生まれた。
自分の剣を絶対不敗として、ひとから何も学ばなかった
小次郎とは対照的だと思う。
237 :
名乗る程の者ではござらん:2005/03/26(土) 20:29:28 ID:EBCgXKrK
武蔵にも弱点はある(弱点だらけか)
政治に関わるには清濁併せ呑む度量が要るのに
自分を曲げることが出来ず、小さな嘘も
自分には許せない。
「これ以上迷惑をかけたくない」といいながら
結果的にはお通や伊織やお吟につらい思いを
させている。こんな狭い了見じゃ、
やはりお通が言うとおり政治は無理だ。
結局のところ生涯一剣士として生きるしかなかったわけだ。
>>236 初めて原作を読んだのは、高校生の時だったが
武蔵の剣以外のところも、人から学ぼうという姿勢に感動したなあ。
姫路での幽閉後から、剣士として成長するには、人としても成長しなくてはならないってことを学んだからなんだろうな。
光悦の「遊んで学べ」にも、本当は興味はないのに
何か得るものがあるはずだ、という姿勢で付き合ったりする。
ドラマにはなかったけど、清水焼きの職人の手さばきに、素直に感動する武蔵が好きだなあ。
239 :
名乗る程の者ではござらん:2005/03/27(日) 10:17:49 ID:6mlCJ/Cq
>>238 清水焼の場面で、武蔵は世の中と、道を究める厳しさを認識していた
240 :
名乗る程の者ではござらん:慶長410/04/01(金) 01:06:36 ID:O00cpG/q
慶長410年ってwww
241 :
名乗る程の者ではござらん:慶長410/04/01(金) 05:47:30 ID:RleqEKNp
役所さんの「独行道」のCDが欲しいのですが、商品番号わかりますか?
発売されてないんじゃなかった?
>>240 なんだ。変だと思ったらエイプリル・フールか。<慶長410年
244 :
名乗る程の者ではござらん:慶長410/04/01(金) 20:46:00 ID:9cW3qRFp
>>241 市販品はないと思うが、DVDから自分でMDに写したら?
音声ををアナログ信号で取り出してパソコンに入れ、
A/D変換してCDに焼く方法もあるが、あとの編集の
手軽さを考えるとMD化が一番だと思う。
245 :
241です:慶長410/04/01(金) 21:54:51 ID:QxQn9CW0
>>244さん
吹奏楽部の演奏CDに収録されているらしいと聞きましたが・・・。
吹奏楽はこれ
ASIN:B00005G81B
247 :
名乗る程の者ではござらん:慶長410年,2005/04/02(土) 22:06:45 ID:Wwng2ew7
>>246 そんなCDが出てたのか。情報サンクス。早速注文しよう。
248 :
名乗る程の者ではござらん:慶長410年,2005/04/02(土) 23:40:06 ID:Wwng2ew7
やっと全編見終わった。
素晴らしい! の一言に尽きる。
「波騒は人の世の常である。
泳ぎ上手に雑魚は舞い、雑魚は踊る。
されど誰か知ろう、百尺下の水の心を、水の深さを。
武蔵はいま無性にお通に会いたかった。」
『おつうーっ!!』
249 :
248:慶長410年,2005/04/03(日) 00:04:51 ID:LqMAkrcd
20年前も同じ感動だった。
「独行道」がトランペットで高らかに響き、
武蔵の舟が遥かに遠ざかって、画面に「完」の文字が出たときは
「ああ、終わっちゃったなあ。来週はもうないんだ・・・」
と思うと、感激と同時に何ともいえない寂しさを感じた。
あれからもう20年か
>>246 このCDのなんて曲が武蔵のものか、わかりますか?
252 :
241です:2005/04/03(日) 16:18:01 ID:VBvCZjJM
>>251
CDの正式なタイトル、教えて下さい。
Overture “FIVE RINGS”
254 :
250:2005/04/03(日) 22:55:53 ID:???
>>251 ありがとうございました。
このCD、ずっと探していたのに検索できなくて。
この曲名なら、検索できないはずだわ。
256 :
250:2005/04/09(土) 00:07:51 ID:???
>>255 私が検索できたのは、高校生のものです。
そのソニーの中央大のは、検索できませんでした。
貼っていただいたアドレスは、エラーが出てだめでした。
CDのタイトル等、よろしければ教えてください。
吹奏楽コンクール課題曲集 Vol.4
17.Overture “FIVE RINGS”
やはり前半の悪鬼のたけぞうが効いてるなぁ。
屋根に登ってあおりライトの役所の般若の如き形相・・
ストーリー、役者ともに秀逸だなぁ。
映像化最後の傑作と呼ぶべきだ。
これ以後、これ以上の演出と俳優で作られる
事はあるまいな。
先週からやっと1巻から、毎晩数話ずつ見始めて
今は35話「将軍狙撃」までやって来た。
セットがちゃちいのが玉に瑕だが、20年も前だし仕方ないか。
やや懐古調のナレーションも慣れてきた。
それにしても役者全員が上手いなあ。
本放送当時、古手川お通は特別上手い演技とは思わなかったけど
今みると、すごく上手いではないかーー!
それに武蔵にはもったいないほど、可愛い!
この品の良さと、演技の確かさの両揃えは、最近ではなかなかお目にかかれないよなあ。
>それに武蔵にはもったいないほど、可愛い!
ハゲワロス
古手川祐子は声のトーンが低くて好きだなあ。
でも高橋恵子女史の美貌には遥かに劣る・・・
つか、吉野恵子太夫が美しすぎるがな。
>>262 それは確かにね。
高橋恵子は歯並びがよかったら完璧だったと思う。
吉野太夫が武蔵の前で、琵琶を壊すシーンがなくて残念だったなあ。
あれ、原作ではめっちゃかっこいいシーンなのに。
女優陣はそれぞれ役にふさわしい美しさが、どの人にもあったな。
あの違いは、やっぱり演技からくるものだと思うよ。
よもぎの寮の前で、お通と朱美がすれ違うシーンでそれを感じたな。
両者とも可愛いしきれいなのに、
生きてきた人生を反映するかのような違いがはっきりとあって、びっくりした。
そして武蔵が選んだのは、このお通だったんだと納得してしまった。
266 :
名乗る程の者ではござらん:2005/04/12(火) 22:41:20 ID:C8Sg2bcP
ちょっとageます。
少年城太郎に助演男優性をあげたい。
私は古手川祐子たん大好きです、はい。
お通と武蔵が駆け落ちして、番所にいるお吟を救いに行く道中、
危険なのに、なんか二人ともふざけあって楽しそう…。
確かまだ二人は18、9だよね。
相思相愛を確認した後じゃ、ああなるかw。
若いっていいなぁww。
269 :
名乗る程の者ではござらん:2005/04/13(水) 22:49:58 ID:6x7md7hu
このドラマの主な女性(にょしょう)達の中で、
ただ一人の実在人物、吉野太夫は美貌と教養、
詩歌管弦の才、特に琵琶の名手として名声が高く
明国の高官からファンレターが来るほどだったらしい。
だが、ドラマの中で誰が誰より美しいなどとは言うまい。
お通、朱実、吉野、お光それぞれがその個性で輝いている。
270 :
名乗る程の者ではござらん:2005/04/13(水) 22:53:22 ID:Y9q9Tz6z
271 :
名乗る程の者ではござらん:2005/04/13(水) 23:10:55 ID:6x7md7hu
兵庫のお通に対する思いはよくわかる。
だが吉野が武蔵を恋する気持ちは謎が多い。
吉野にとって武蔵はそれまで見た事もない
異星人みたいなものだったろうに。
え?吉野って武蔵に恋をしたの?
273 :
名乗る程の者ではござらん:2005/04/14(木) 22:52:21 ID:Ol5cHd5x
>>272 吉野が武蔵に手渡したお通あての手紙
『契りては散る夜々のあだ花の数々よりも
樹の間過ぎ行く月のおん影こそ忘れ得ざらめ』は、
吉野が武蔵を恋い慕う気持ちを表し、
お通に対しては「でも貴方の大事な人を横取りする気は
ありません。私は遠くからお慕いするだけです。」
と言っており、また「先ほどお通さんが扇屋の
生垣の隙間(樹の間)を走り抜けていったのをちゃんと
見てましたよ」という意味にもなる。
短い文の中にいろいろな意味を含む面白い手紙だと思う
274 :
名乗る程の者ではござらん:2005/04/14(木) 22:59:20 ID:Ol5cHd5x
原作でも沢庵と烏丸卿の会話に言う。
「したが、吉野も変わり者じゃなあ。
どこがようてあのような汚い武骨者を」
「吉野にせよお通にせよ、女の気心はこの沢庵にもはかりかねる。
わしから見れば皆ひとしい病人としか見えんが・・・」
自分の解釈では、吉野は武蔵を
お通さまが一心をなげうって、お慕いするだけのお人であると思って、
自分も「こんなお人に恋してみたいものよなぁ」って感じと思っているよ。
だからお通に宛てた手紙に、吉野が武蔵を想う自分の気持ちを表したとは思わなかった。
最終話まで見た。
激しく感動している!!
うーーーーん、このエンディングは絶品だあ!
最後のセリフ「おつーーーーーう!」にぐっときてしまったよ。
素晴らしい!!
この頃の古手川祐子好きだったな。
最近めっきり見なくなってしまったが
最近といえば去年の秋に月曜ドラマ、ジイジで見た。
3人の子持ちの見事なカアチャンぶりだった。
放送当時の雑誌がないか、最寄りの図書館の蔵書検索をかけてみたら
NHKドラマガイド「宮本武蔵」
日本放送出版協会
が出てきた。
で、早速借りてきました。
巌流島のロケや、最初のスタジオ撮影の様子もありました。
制作発表での集合写真で、武蔵のお膝に乗っているのは
どうも城太郎のようで、なんか楽しいw。
チーフプロデューサーの渋谷さんや、脚本の杉山さん、役所さん、古手川さん参加の座談会では
私が原作やドラマを見て、今まで漠然と感じでいたことを
言葉にされている部分が多く、面白かったです。
興味のある方は、お近くの図書館を探してみてはいかがでしょうか?
そこにはなくても、よその図書館から借り受けてくれると思います。
>>261 この本の中で、古手川さんは撮影に入る前に、自分の声は太いので
(お通のイメージではか細いから)悩んでいたそうですよ。
280 :
名乗る程の者ではござらん:2005/04/18(月) 22:57:50 ID:nehBHe48
>>279 自分も古手川お通の低めの声、それも場面に応じて
トーンが変化するのが、情感がこもってとても良いと思う。
昨日の日曜日に近くの図書館でガイドブック探したが
残念ながら見つからなかった。
281 :
名乗る程の者ではござらん:2005/04/19(火) 04:06:24 ID:o7TB+HM4
黒澤映画「七人の侍」の「農民が武士を雇って、野武士と戦う」という
シチュエーションは、吉川栄治の原作をヒントにしたのだろうか?。
282 :
名乗る程の者ではござらん:2005/04/19(火) 05:23:38 ID:OoE2QoxK
283 :
名乗る程の者ではござらん:2005/04/19(火) 07:45:33 ID:c2kkHx1g
法典ガ原のシーンのこと?
285 :
名乗る程の者ではござらん:2005/04/19(火) 22:32:57 ID:24aM6gSU
学校で習い始めた英語。ロサンゼルス五輪でのカール・ルイス。
そして役所武蔵と三枝成章作曲のテーマ曲。
この3つが、俺の中で中学1年を象徴するものだな。
早21年かよ・・・。
完全にはまって、完全版視聴4巡目。
もう目に映る武蔵は、役所公司が演じているのではなくて、
武蔵そのものに見える俺は、もうだめぽ。
>286
いや、ほんとに役所氏のはまり役というか入魂の演技だったんだよ。
三船、萬屋バージョンの武蔵で洗礼を受けていたうちの父をして
「役所版が一番良い」と言わしめた。
「吉川英治にも見せたかった」とか言ってたぞw
>>287 同志! 私もいま4巡目だよ。いよいよこれから姫路城です。
役所さん素晴らしいけど、千年杉前後の「絶叫ばっかり演技」は
あの美声と演技力をもってしても耳障りだなーと思った。
単に私が絶叫芝居キライなだけだと思うけど。
だって、最初のあの獣みたいな野蛮さあってこその覚醒武蔵だもんね。
>>288 うちの親父も「いい武蔵になってきた」と言ってたな
ただ、最後の
>>276は「・・・」だったみたいだが(笑)
291 :
286:2005/04/20(水) 21:22:02 ID:???
>>288 いや、俺も萬屋で吉川武蔵に惹れ、すぐに原作を読んで深みにはまったクチ。
三船も、高橋も、最近(?)では北大路も見たけど
役所版武蔵が一番、厳しく優しい原作武蔵に近いように思う。
特に城太郎や伊織への優しいまなざしや、
又八と接する時の気取りの無さは、原作そのものだった。
もちろん、時代によって表現は違ってくるから(セリフの言い回しなんか特に)
三船・萬屋版より新しい役所版が受け入れやすい、ってのもあるかも知れないけど。
292 :
281:2005/04/20(水) 22:14:43 ID:tU6lqGEA
>>283 ややスレ違いかもしれんが、2年前の大河「武蔵」放送時、「七人の侍」を
パクったという話があった気がしたけど、「七人」が「吉川武蔵」を下敷き
にしていたのなら、似てしまうのは当然だと思う。
いったい論点はなんだったんだろう?。
>>292 そもそも「七人」が吉川「武蔵」のパクリというかヒントになった、
というのも本来怪しげな話なんですけどねw
黒澤自身は「七人」のアイデアについて
「昔の古文書を調べてたら、ある村が侍を雇って野武士を撃退したという話があって
それ面白いからやってみようということになった」
と語っていて、吉川「武蔵」をヒントにしたとは言ってない。
この古文書が例えば江戸期に書かれた武蔵の話かどうかは黒澤の話からは分からない
また吉川が同じ古文書を読んでいて、「武蔵」を書く時に参考にしたという
可能性もなくはない。
ただ、基本的にサムライ気質の黒澤だし、徳川夢声とも交友があったので
ラジオも聞いていただろうし、原作も読んでいだだろうという想像は成り立つ。
正直にパクリましたという馬鹿もいないだろうけど。
2年前の「武蔵」モドキについては
(1)武蔵が朱美のオパーイをつかんで女だと分かる
(2)浪人を試す為に戸口の陰に隠れて入ってきたところに撃ちかかる
あたりは吉川「武蔵」にはなく「七人の侍」にはある描写なので、
盗作・パクリと言われても仕方ないかもしれない。
ただ(2)については柳生石舟斎だか上泉秀綱だかの逸話があり、
それを「七人」で使ったと黒澤自身は言っているので、
鎌田がそっちを参考にしたんだと強弁すればできないこともないw
スレ違いなのでsage
>>286 >>288 >>290 うちでは逆だったな。
当時は役所が武蔵のイメージに合わないという印象で、
最初の方はほとんど見てなかった。
大河は毎週見る家庭だったが、
この「武蔵」を初め、水曜時代劇はなぜか無縁で
「真田」も「弁慶」もほとんど見てなかった。
ただ吉岡一門との闘いあたりから見始めて、結局最後まで見た。
完全版には手が出ないが(金がないので)
総集編見るとむちゃくちゃ面白くてorz
295 :
名乗る程の者ではござらん:2005/04/21(木) 14:20:58 ID:vWEEEngY
>>248 「波騒は人の世の常である。
泳ぎ上手に雑魚は舞い、雑魚は踊る。
されど誰か知ろう、百尺下の水の心を、水の深さを。
武蔵はいま無性にお通に会いたかった。」
『おつうーっ!!』
「波騒は〜水の深さを。」は原作のまさにラストフレーズだけど、
それをナレーションにして、なおその後に
「武蔵はいま無性にお通に会いたかった。『おつうーっ!!』」
を入れたところに脚本の杉山義法氏の腕が光りますよね。
ちなみに「波騒は〜水の深さを」はまさに名言だと思うんだが、
吉川「武蔵」の映像化作品で
巌流島後にこのフレーズをナレーションで言ったのは
この役所版だけですかね?
2年前の大河「武蔵」の時もひそかに期待していたんだけどなかった。
(橋爪功のナレーションで聞きたかった)
297 :
281:2005/04/21(木) 21:46:29 ID:AAhbIhyV
>>295<ちなみに「波騒は〜水の深さを」はまさに名言
これはまさしく名言だと思うよ。
10代の時初めて原作を読んだ時、めちゃくちゃ感動した。
この小説は最後に最大のクライマックス・巌流島がきて
その決闘が終わった時点で小説も終わる。
だからもう十分感動してるのに、このまさに最後の1文で更ににその上をいったって感じ。
以来、日々の生活で何かにつけてこの1文を思い出すことが多いんだ。
吉川英治という人を見たような名言。
ドラマで使われた時、もう感涙ものだった。
>>299 名言ということに激しく同意。
吉川英治が武蔵を書き始めた動機の事もあって、
この作品のなかで最も主張したいところではと
勝手に思っております。
300 :
299:2005/04/21(木) 23:28:40 ID:???
301 :
名乗る程の者ではござらん:2005/04/22(金) 21:34:54 ID:arPNhXb2
散々ガイシュツだろうけど、これに比べたら2年前の大河はクソだな。
途中で観るの止めたもんな。
スタッフに両作品に関った人はいるのだろうか?。
沢庵さんの津川雅彦は大河にも別の役で出ていた気がするが、よく覚えていない。
>>301 殺陣指導は両方とも林氏だったが、
とても同じ人が指導したとは思えなかった。
俺は花田橋がスルーされた時点で脱落
「原作吉川英治」ってクレジットするなら、
やるべきところはきちんとフォローして欲しかった
>303
禿禿禿禿禿同。
全く同じところで脱落した。
あと、精神の高さ深さで武蔵を感服させるべき沢庵が
なぜかすごい武闘派で、腕っぷしで武蔵を圧倒するって描写にも萎えた。
>>303 「ゆるしてたもれ ゆるしてたもれ」ね。
武蔵の手を縛る小手川お通が可愛いんだよな。
オイラは↑の二人と少し違って、アレはアレでありだと思うんです。
2年前のやつは姫路城を出ても「たけぞう」であって「むさし」にはなってないわけだから。
でも、花田橋的なシーンはどこかできっちりやるべきだった。
それが全くなく、木曽路でも全く会わず、江戸で再会して一緒に暮らすなんて愚の骨頂。
おいらはここで脱落した。
この世で一番好きな小説だったから大河の武蔵も全部見たよ。
いつか良くなるだろう、良くなるだろうと望みをかけながらね。
でももうほとんど憶えていない。
特に後半は、話の筋がどうなったのかも憶えていないし、最終回さえ記憶にない。
ああいうドラマを描きたかったのなら、潔く吉川原作を使わず、
全くのオリジナルで制作すればよかったんだよ。
何か、悲しかったよ、正直ね。
>>306 >全くのオリジナル
剥げしく同意。
結局杉山義法氏と鎌田、渋谷氏と「武蔵」のP(名前知らない)には
大きな差があったということですな。
308 :
名乗る程の者ではござらん:2005/04/23(土) 09:19:28 ID:JUbBlNYi
おはようございます
(゚∀゚)ノ
>307
うん。
新之介(当時)の演技も禿しく首を傾げたが、何が悪かったって
原作の痕も留めない脚本だよね。
306タソの言う通り、それなら「吉川英治」の名を冠するべきではなかった。
>>302 同じ人が指導してるのにあれだけ違うのは
役者の技量の差がもろに出てるってことですかね。
時代劇の殺陣には詳しくないので、よく知らないけど
NHKの時代劇の殺陣って、民放のシリーズ物の時代劇のとは、ちょっと違いません?
NHKの方がちょっとリアル(本物って見たことないけどさ)な感じ。
>>279の雑誌の座談会で、杉山さんと渋谷さんがこのドラマの殺陣について、
「武蔵の剣は荒々しいから、あまり約束ごとにとらわれなくてもいいかも知れませんね」
「ドラマで時代劇って言うとチャンバラのイメージがあって、特に宮本武蔵というイメージが強いが、
今度はリアリティーのある立ち回りですね」
と、語っていました。
ドラマの趣旨によって、殺陣のタイプも違ってくるのでしょうね。
>>311 杉良、里見、マツケンあたりの江戸中期下町娯楽物と
戦国時代末期の戦国物、武芸物が違うのは当たり前かと。
前者の娯楽時代劇の様式をパロディーにしたのが、キルビルだ罠。
殺陣によってそのドラマをどう表現したいかで、違うでしょうね。
座談会でも
役所「実際の決闘などはもちろんそうなんでしょうけども、それを準備する武蔵の
精神状態ですね。当日にもっていく心の動きみたいなものは
非情にわくわくしますね」
杉山「そうね。そういうところをうんと書きたいですね」
とおっしゃっていました。
315 :
名乗る程の者ではござらん:2005/04/24(日) 23:48:42 ID:R7Ne9OlO
>>314 その談話は役所武蔵の面白さの本質的なところを
うまく言い表していると思う。
武蔵が何を考え何を感じ、如何に戦ったかを
きちんと描いてこそ、視聴者は共感し、同情できる。
大河武蔵に欠けていたのはまさにこの点で、
役者の演技や殺陣の出来映えを問題にする以前に
鎌田脚本の拙さが致命的だったという他ない。
巌流島の決闘の為に、お通の元を出発する回から最終話まで
4話もかけている。
時間があればこそ出来たのだけど、
決して時間埋めのための、間延びした内容になっていない。
やはり、基本的にこの作り手達は上手いんだな。
>>315<武蔵が何を考え何を感じ、如何に戦ったかを
きちんと描いてこそ、視聴者は共感し、同情できる。
同意!
それに一つ一つの戦いの後、武蔵の精神にどういう影響を与えたかまでも
ちゃんと表現できているよね。
単に試合があった、勝った、で終わっては何の意味ももたない。
原作には無い場面だけど、蓮台寺野での試合の後、
光悦の家で草が湯を泣きながら食べるシーンいいよなあ。
それも子どもの頃を思い出して…
>317
あれは泣けるよね。
あのシーンと、又八の「障子を厚化粧して突き破りシーン」個人的に好きだな。
>>318 >又八の「障子を厚化粧して突き破りシーン」
これって京で武蔵と再会した後のシーンのことだよね。
放送当時は奥田瑛二ってバリバリの二枚目のイメージがあったので、
「あ〜、奥田さん、こんなシーンいやだろうな」と思っていたのだが、
今となっては
「あ〜、奥田さん、嬉々としてやってるな〜。
白塗りも率先して自分でやったんだろうな〜」
と思ってしまう。
役所に対しての奥田もいいよな。
がっぷり四つに組んでる。
裏の又八が下手では
表の役所も生きない
>>318 あの後、又八が障子を貼り直しているところがまたイイ。
このドラマは武蔵、お通、又八、朱美
そして小次郎の青春群像劇だから、
ぞれぞれが同じように引き合わないと、ドラマとしての魅力が出ないね。
>320
奥田よかったよね。
「たけぞほぉーーー!」という裏返った声が思いだされるw
それに、情けない息子を見守るお杉役の女優さんもよかった。
やっぱDVD買おう。
今日、時専で役所さんのインタビューありました。
武蔵は、監督の意向で基本的に立ち回りはすべてワンカットで撮ることに。
なのでリハーサルの時からすごく大変だったとのことでした。
>>323 えっ?役所のインタビューって
盤獄の一生絡みじゃないの?
武蔵のもしゃべってる?
325 :
323:2005/04/28(木) 21:46:38 ID:???
うん。
フジの時代劇を手がけた能村Pが聞き手で、
大河「徳川家康」の信長からはじまって、「宮本武蔵」、
「三匹が斬る!」「八丁堀捕り物ばなし」「盤嶽の一生」
映画「どら平太」と、役所さんが出た作品を順にあげていって
その一つ一つに役所さんがコメントするっていう進行。
「盤嶽の一生」に関しては
能村P「レギュラーが盤嶽一人だけなんですよね」
役所「そのかわり刀にいつも話しかけてるんですよ」
P「そうでしたねぇ。あの刀がもう一人のレギュラー」
役所「そうそう、名刀なんですよ。えっと・・・名前なんでしたっけ?」
P「日置光平」
役所「あっ、そうそう、そうでした!」
うろ覚えだがこんな感じだったかな?
326 :
323:2005/04/28(木) 21:51:24 ID:???
↑
ゴメン、ここ武蔵スレでした。
ゆるしてたもれ、ゆるしてたもれ・・・
許す。
つか、あのインタブー最後の1分が切れてしまって
今後時代劇でやりたい役は?の質問の答えが聞けんかった。orz
で、立ち回りワンカットの話は
「宮本武蔵」でいいんですか?
「武蔵は」って書いてあるじゃん
>>328 うん。でもあの回答の仕方だと、
武蔵の全部の立ち回りのことではなくて、
一乗寺のことっぽかった気がするのだが。
「結局2カットになった」って言ってたから、
全部のことじゃなくて大立ち回りのことだと思う。
>>330 うわっ、そうくるのかー
>>330 激しく見たい!!!
でもそうなると、どんな話になるんだろ。
吉川原作武蔵のイメージがつよーーい役所武蔵だから
どうしても吉川原作武蔵の続きとして見てしまう。
そうなると一番の問題はお通だな。
うーん。
333 :
名乗る程の者ではござらん:2005/04/30(土) 08:22:16 ID:na6C128h
DVD何処が一番安いの?
高額なので少しでも安く買いたいんです。
このドラマの中で名場面だと思うところはどこです?
いっぱいあるでしょうから、好きなだけ上げて下さい!!
まずは自分から…
千年杉からお通に助けてもらった後の逃避行、
たけぞうにおんぶされたお通さんが
無邪気に「お星様がきれい」と言って、そのうちたけぞうの背中で寝ちゃうシーン。
思えば、お通さんが一番幸せな時だったかも…
でも相当クサカッタと思う、たけぞう。
祇園でへいちゃんと無我と津川がぐるになって武蔵をかくまうシーンが好きだ。
津川にいきなり説教される武蔵。
この人らお節介すぎ。
>>336 あのシーンの面々はすごいよね。役も、役者も。
みんな「達人」。
武蔵は沢庵さんに会うと、いつもお説教されるよねw。
沢庵さんにお説教されると、武蔵は目を合わせられない。
些細なシーンだけど、
奈良の柳生屋敷で一暴れした後、置いていかれた城太郎のせりふで
泣きながら「おいら、侍になれないじゃないか」ってとこ、
この間、ビデオを何気なしに見ていたんだけど
ああ、この子も侍になりたくて必死というか、そこにしか生き方を求めていないのだな、と改めて感じた。
親の敵であっても、自分が見込んだ唯一の師・武蔵に
その一縷の望みを託した城太郎の覚悟は、揺るがぬものだったんだろうな。
その後の彼の遍歴を見ていっても、城太郎という役にブレがない。
よく描かれているなあ、とひとしきり感心。
338 :
名乗る程の者ではござらん:2005/05/08(日) 23:13:46 ID:UtOhERrY
>>330 それいいね。<晩年の武蔵
吉川武蔵の延長でなく、単発ものでいい。
霊巌洞にこもって五輪書を書くに至った心境。
老境の武蔵を役所に是非演じてもらいたい!
339 :
名乗る程の者ではござらん:2005/05/08(日) 23:28:29 ID:UtOhERrY
>>335 毎回見せ場があり、それがみな名場面といえるから
数え上げたらきりがないが、
自分的にはまず五条橋で武蔵と小次郎が
初めて対面する場面を挙げたい。
明美の思惑(二人は友達になれる)とは裏腹に、
両者は初手から火花を散らしている。
「巌流殿。機会あればいつかその長剣を拝見したいもの」
「お望みとあれらばいつなりと」
「ならばこれにて・・・」
(武蔵、背を見せず後退して立ち去る)
原作の描写を遥かに超えた名場面だと思う。
>>339 武蔵と小次郎の初対面をどのようなシーンにするか、脚本家の腕の見せ所だったな。
(原作では巌流島のその日が初めてだったっけ?)
真冬のきりりと冷えた夜明け、というのもふさわしい。
341 :
名乗る程の者ではござらん:2005/05/09(月) 01:02:30 ID:5Y5sfU0u
で結局、時専でやるって話はデマか・・・・まあしばらくはやらんってことか。
>>341 弁慶の再放送が始まったから、
その次に来てくれればいい。
>340
原作では、朱実が気がついても武蔵はなかなか朱実とわからないんだよね。
ドラマ版の武蔵が気付いて…という方が好きだな。
344 :
名乗る程の者ではござらん:2005/05/11(水) 10:58:52 ID:XR7cViG7
役所武蔵はいつも、朱美にとっても優しく話しかけるよねぇ。
お通さんにはキンチョーしてるからw、ああはならないんだろうけど。
345 :
名乗る程の者ではござらん:2005/05/16(月) 01:15:51 ID:MjWhMqXl
>>335 たけぞうが、捕まった姉者を助け出しに行って、結局捕まるシーン。
「生まれ変わりたい」と突っ伏して、両手を力の限り握り合わせた迫真の演技はすごいよ。
じっと見つめる沢庵さんから、ポロリと涙が落ちるけど
あれはあの演技に感動したんじゃないかな。
>>335 武蔵vs太田黒兵助の一戦
鍔ぜり合いから肘打ち一閃、驕り高ぶった京剣法を
打ち砕く野獣の剣…の構図がカッコイイ。
又八百叩きの刑のところ。
お杉が初めて、「わしの育て方が悪かった」と涙する。
なんか泣けた。
348 :
名乗る程の者ではござらん:2005/05/19(木) 15:32:58 ID:oaM1q4Yg
>347
またはっぴゃく叩き、みたい。
又八、百叩きの刑です。
349 :
名乗る程の者ではござらん:2005/05/21(土) 00:12:30 ID:JT45wjXJ
>>335 でも相当クサカッタと思う、たけぞう。
確かに千年杉のたけぞうは汗と垢で臭かったはずだ。
それに原作を読むと武蔵は元来体臭が強かったらしい。
武蔵がはじめて吉岡道場に現れたとき、奥へ取り次いだ門弟が
「何やら臭いがする」と植田良平たちに告げている。
武蔵が闘いのオーラを発する時、同時に
強烈な体臭を発散していたと解釈できる。
350 :
349:2005/05/21(土) 00:14:49 ID:JT45wjXJ
ただしお通は子供の頃からたけぞうの体臭をよく知っていたから
少しも臭いとは思わなかっただろう。
むしろたけぞうの体臭を嗅ぎながら安らかに眠ってしまった。
こんな危機的状況の中で眠ることの出来るお通さんって
相当太い神経の持ち主だと思うがw
351 :
349:2005/05/21(土) 00:16:57 ID:JT45wjXJ
元日の朝に城太郎と一緒に五条大橋に到着したお通は
「います!このあたりにたけぞう様が!
そんな気がします!!」と叫ぶ。
武蔵はすでに数刻前に立ち去って、影もないのに何故か?
このとき橋の下にはお杉がいて、武蔵は立ち去る前に
「おばば。風邪ひくな」と自分のむしろをかぶせていた。
この「むしろ」は武蔵が野宿用に使っていたもので、
武蔵の体臭が染み付いている。
お通はこの「武蔵の匂い」を敏感に感じ取ったに違いない。
352 :
349:2005/05/21(土) 00:22:48 ID:JT45wjXJ
同じ様な場面は柳生の旅籠でもあった。
お通がいるのに気付いた武蔵が入り口付近に身を隠したとき、
何気なく戸口まで来たお通は一瞬「おや?」という表情を見せる。
このときもお通は無意識のうちに『武蔵の匂い』を感じたのだろう。
353 :
349:2005/05/21(土) 00:25:54 ID:JT45wjXJ
このドラマは嗅覚や味覚を効果的に使っている。
他に例を挙げれば、
武蔵が七草粥を食べて、子供のころを思い出す場面。
小次郎がお光とすれ違って、桔梗の香りでハッとする場面
武蔵が小次郎邸を訪ねた際、いきり立つ門弟達に
お光が梅の花の枝を示して殺気を鎮める場面。
画面から味や匂いが伝わってくるようで、
原作の小説では表現できない、ドラマならではの名場面だと思う。
>350
>むしろたけぞうの体臭を嗅ぎながら安らかに眠ってしまった。
こんな危機的状況の中で眠ることの出来るお通さんって
相当太い神経の持ち主だと思うがw
これよんで思いだした。
自分の好きなシーンは、たけぞうとお通が千年杉から逃げている最中に、お通さんが
「アッ」っと言って顔を抑える→「大丈夫かお通さん!」→「ばあ!」→「…」
→「怒ったの?たけぞうさん」→「ばあっ!w」
というシーン。
色々あってもまだティーンなんだなあ〜とほほ笑ましかった。
なんか臭ってきたような気がする‥‥
血の臭いがする!(妙秀尼)
>>354 私もあのシーン大好き。なんどもDVDで見直した。
あのシーンぐらいでしょ?あの二人が楽しそうに戯れて(?)いるのは。
これから後の二人を知っているだけに、あのシーンは貴重。
358 :
名乗る程の者ではござらん:2005/05/26(木) 08:20:51 ID:xfhE4c67
武蔵が小次郎と決闘をすると聞いて、お通が大八車みたいのに乗せられて
港へ駆けつけるシーン。
しっかりと両手に抱きしめてるのが石舟斎の形見の杖ってところに泣かされた。
359 :
名乗る程の者ではござらん:2005/05/26(木) 18:42:40 ID:bxrr07wb
このスレ見て、なつかしくなった。
オレも高校生の時、役所武蔵を見てた。
武蔵、小次郎、おつう、又八、沢庵、おばば、
キャストがみなはまりすぎ。始まりの音楽もかっこよかった。
武蔵がおつうを想う欲望をグッと耐えて修行に打ち込む、ああいうところ
も、片思いしてたオレ自身に重ねて、気分だけ武蔵になりきってたよ。
すぐセックスしちまう今の高校生どもにはわかるまいなあ。
宮本武蔵、武蔵坊弁慶、真田太平記、あのころのNHK水曜時代劇は
秀作が多かったよ。
>359
禿同。吉野太夫の高橋恵子も美しかった。
脇の脇もいいよね。
京都で武蔵に、吉岡のこととか教えてくれるお茶屋売りのおじさん(京都弁がキチッと
してて、聞いてて気持ち良かった)とか
最後に巌流島まで武蔵を送ってくれる船頭のおじさんとか。
361 :
名乗る程の者ではござらん:2005/05/27(金) 23:36:51 ID:toso+k+E
>>360 >脇の脇もいいよね。
そうだね。他にも七宝寺の住職(浄真)、
柳生の若党(弥五郎、佐渡の用人(源三)などもいい。
吉岡十剣の面々もそれぞれ個性を持ってるし、
柳生の四天王は原作では庄田と木村だけが目立っているが
ドラマでは村田、出淵も存在感を見せている。
脇役、端役を含めて多彩な顔ぶれが登場するところが
このドラマの魅力だと思う。
362 :
名乗る程の者ではござらん:2005/05/27(金) 23:51:56 ID:toso+k+E
>>357 以前から気になってるが、あのシーンの入ってる
第10話のタイトル「宿命の二人」
この二人って誰と誰のことなんだろうか?
宿命のライバル武蔵と小次郎と考えるのが順当だろうが、
武蔵とお通の運命的な愛の始まりがこの回のテーマと
取れなくもない。
>362
武蔵とお通のことだったら「宿命の二人」っていう書き方しないんじゃないかな。
宿命っていうのはなんか重い感じがする。
武蔵とお通の関わりあう回では
「恋の千年杉」とか「花田橋涙橋」とか「めぐりぞ逢わん」とか
余韻のあるタイトルが多いのでは。
364 :
湛:2005/05/31(火) 13:42:43 ID:Wd0LmPTg
突然、乱入します。
宮本武蔵の愛人『湛(しずか)』と申します。
役所武蔵は武蔵命の私から見ても秀作でしたが、そもそも吉川作品(面白いんですよ、面白いんですけどね)のキャラに気にくわない者がおりまして、
誰あろう、それはお通!(断じて嫉妬ではありません)
何だよ、あの女?ストーカー?泣き言いいながら追っかけんなよ、うっとーしー!
・・・と、私が武蔵なら思います。
上川武蔵版では、鶴田真由だったかな。凛としたお通で原作とは異なるキャラ。
まあ、追っかけはするんですがね。女々しくない。
武蔵さんみたいな男には追いすがる女は重荷でしょう。時代は遡るが、巴御前みたいに
一緒に闘う女でなきゃあ。
365 :
名乗る程の者ではござらん:2005/05/31(火) 17:34:31 ID:ssGFtgQm
中康次って今何してるんだろ?
>365
Vシネマに出てたという噂をこのスレでだか読んだような気がする。
完全版を先日から見直したんだけど、面白いね。
殺陣もいいし。柳生の前後が個人的には好きだ。
このドラマの殺陣師の林氏は、今もNHK時代劇のスタッフだよね。
去年の「新選組!」もそうだし、確か「義経」もかな?
武蔵では形式的なものよりリアルなものにしたいと言っていたが、
「新選組!」でもそんなこと言っていたような‥‥w
夢想権之助とたたかってる時の武蔵、喰いつきそうな恐ろしい顔してるね。
迫力ある。
お甲の毒婦っぷりもいい。
すんません、下世話なことなんですが。
結局武蔵と吉野はやっちゃったんですかね?
どっちだったんだろうと、気になる。
>>370 吉野の手紙の内容や、武蔵が決戦前夜に
お通に会いに行ったことから考えて、
それはなかったと断言できる。
武蔵が本当に女を知っていたら、女滝男滝で
あんな不器用なまねはしなかっただろ(w
>371
でも、「お通さん!」って抱きついてたじゃん?
抱きついて「うそ、今のうそだから」ってなれるかなあ〜
ホントに拒絶してたら、そういうシーン入れるんじゃ…やっぱNHKだし…
と当時悶々と(大袈裟)したもんだが。
>>371 ドラマでは関係はなかったと思う。
吉野に抱きついたあと、離れたから。
でも小説の方はビミョーだったなあ。
374 :
371:2005/06/03(金) 23:16:42 ID:???
>>372 >>373 大事な試合の前にエネルギーを消耗すれば
勝利はおぼつかない。吉野とその後ろにいた宗矩・光悦の考えは
武蔵をそんな状況に追い込んで決闘を断念させることだった。
それくらいは武蔵にもわかっていたから、その手には
乗らなかったが、武蔵の予想外だったのは吉野がお通を知っていたこと。
そのため、つい「お通さん!」と叫んでしまったが、
そこでからくも踏みとどまったという事だろう。
二人の間に何もなかった事は吉野の言葉からも分かる。
「吉野の力が及ばなかったと、大和のかえる様に
お伝えしてくだんせ。何としてもお引止めしたかったにのう・・・」
『朝日新聞』の夕刊小説として登場して以来、吉川英治先生の『宮本武蔵』は映画、
演劇、テレビ、ラジオとあらゆるメディアで圧倒的な人気だったようです。
幸か不幸か、僕は映像でもその他でも”宮本武蔵”をまったく知りませんでした。
だから、新聞連載当時、『朝日』の夕刊を待ち遠しく思った読者と同じように、
ドキドキしながら全巻読み終えることができました。
僕にとって武蔵は、”昔々、あるところに、宮本武蔵という強くて偉い人がおりました”
というようなものではなく、もっと身近なものに感じられました。
”人間の一生は宇宙と比べるとホコリより小さいけれど、それでも人間は、
無限の力の存在を信じて、そこまで達したいと願う。
・・・そのためには、一生自分と闘い続けなければならない・・・”
この物語りを読み進んでいくと、いつのまにか、武蔵を自分に置き換えるように
なってしまい、一緒に悩み、呼吸しているうちに、なんだか他人とは思えなくなり・・・
まあ、スケールの大小はともかく、自分の中にも武蔵がいるというかあるような
気がしました。
そしてこの気持ちは、このドラマを読んだり、観たりした人すべてに共通するものだと
思えるのです。
さて、この武蔵を一年間演じるわけですが、・・・タバコを吸うべきか、
吸わざるべきかで自分と闘い、毎回敗れている男が”武蔵をどう演ずるか!”
などと考えてもしょうがない・・・今の自分をそのまま、このドラマの冒頭部分の武蔵
――十七歳の悪たれ小僧――に置き換えて、武蔵が様々な物事にぶつかって、悩み
そして努力して成長していったように、僕も武蔵の役を通して少しでも人間として、
役者として成長したいと思っています。自分の心の中で、どんな気持ちが起こり、
どう変化していくか、想像がつかないのですが、
武蔵が人生をあきらめないで生き抜いたように、僕も一年間頑張りたいと思います。
>>375-
>>377 これは、初スタジオ撮りのあとの座談会ですね?
379 :
名乗る程の者ではござらん:2005/06/08(水) 00:19:12 ID:6AMcTpw3
役所さんは酒もタバコも結構やるのに
なんであんないい声なんだ(笑)
>378
座談会…でも発言してたのかな?
これは「別冊・現代視点 宮本武蔵 勝利の条件」
という本に収録されてたコメント。
age
382 :
名乗る程の者ではござらん:2005/06/15(水) 21:02:12 ID:dShwBjsC
ageるの忘れてage
383 :
名乗る程の者ではござらん:2005/06/15(水) 23:46:38 ID:720Xe7Tn
このドラマを見ていて不思議に思う事の一つは
柳生家や吉岡邸に女の姿が見えない事だ。
小倉の小次郎邸では主が帰宅すれば奥方(お光)が出迎えるし、
来客があれば侍女達が茶菓の接待に出る。
これが普通だろう。
ところが柳生家ではお通のほかに
女が一人もいないのは不自然な気がする。
384 :
名乗る程の者ではござらん:2005/06/16(木) 00:14:24 ID:z9nSBtUW
中 康次(佐々木小次郎) ってだれだ?
青木丹左衛門て若い頃は清十郎だったんだね。
386 :
名乗る程の者ではござらん:2005/06/21(火) 01:28:24 ID:rUOJ4FyA
オレ、ブルーカラーのせがれで、小さい頃から勉強なんて無縁な家庭で育った。
当然、中学・高校ではグレてたよ。でも、なんかガキなりに道を求めてたんだな、たぶん。
「武蔵」を見たとき、城の天守閣に閉じこめられて苦しむうちに満貫の書を読み、
大きく成長していく武蔵の姿に、正直、涙がとまらんかった。
あれから、紆余曲折あったけど、そして今も紆余曲折だらけだけど、
あんなオレも、今では大学院までたどり着いたよ。
最近、世の中の不条理に慣れっこになってきたけど、
十数年前の純粋さを忘れちゃいけねえな、って思う。
また「武蔵」見たいな。
>>386 ぜひ見てくれ。
本放送当時、武蔵は自分より年上だったが
いまではぐんと年下になってしまった。
そうするとまた違った感動があるものよ。
388 :
名乗る程の者ではござらん:2005/07/06(水) 02:51:46 ID:H0Qfv5T/
しかし、武蔵の時代と今では、平均(あくまでも)寿命が違うし、
年を取ってもアオいままでもいいよなあ。
389 :
名乗る程の者ではござらん:2005/07/13(水) 22:58:13 ID:hLYYKOQV
武蔵あげ
390 :
名乗る程の者ではござらん:2005/07/17(日) 22:47:59 ID:gt2U+leb
お通あげ
吉野高橋恵子太夫えぇなぁ〜
こんな女を嫁にしたかった・・orz
392 :
名乗る程の者ではござらん:2005/07/22(金) 18:44:29 ID:LdJXrBFu
>391
白くてふっくらした指が色っぽい。
武蔵の目をそっとふさいだシーンで確認してくれw
393 :
名乗る程の者ではござらん:2005/07/25(月) 20:33:15 ID:llj03mId
そうそう、以外とふっくらした指だったよね。
394 :
名乗る程の者ではござらん:2005/08/06(土) 15:55:38 ID:t0HHjxE/
城太郎 保守
395 :
名乗る程の者ではござらん:2005/08/10(水) 23:27:23 ID:BMpo/6kd
沢庵 あげ
396 :
名乗る程の者ではござらん:2005/08/18(木) 02:34:57 ID:YLSAMpFE
お杉おばば あげ
397 :
名乗る程の者ではござらん:2005/08/19(金) 04:07:38 ID:TNc8j6t0
今にして思うと、こういうドラマが人気があった時代って、いい時代だったなあ。
誤りがあっても、とにかく、人間が、「生きる」ことに真剣だった。
今じゃあイレズミ入れた若者だらけ。どうしちまったんだ、この国は。
398 :
名乗る程の者ではござらん:2005/08/20(土) 04:50:28 ID:gqg/95P9
TSUTAYAで総集編VHSをレンタルしてきました。21年前を
思い出しつつ、見入っています。皆演技が上手いなあ。
DVD−BOXは買えるほどお小遣いもらっていないので、
是非完全版DVDのレンタル化をしてほすい
>397
ん〜でもあの時代も、
「今の若者は新人類」だの「常識がない」だの言われてた気がする。
翻って、きっと武蔵の時代も
「昔の若いもんはもっと気概があった」
「南蛮文化にいかれたガキが増えた。どうなっちまったんだ日の本は」
「かぶきゃいいってもんじゃねえ」
とか言われてたんジャマイカw(小次郎は絶対言われてたとオモ)
俺の周りには刺青いれた若いDQNなんて
一人もいません。
友人を選びましょう。
「今時の若者は・・・」みたいな老人の決まり文句はローマ帝国の時代から言われていたんだし
402 :
名乗る程の者ではござらん:2005/09/08(木) 22:37:13 ID:01AWRDAt
いまだに古手川お通たんを見るたびに
ハァハァするおれって変?
403 :
名乗る程の者ではござらん:2005/09/09(金) 00:55:24 ID:Y0x4Oc03
>402
古手川は歴代お通の中でも断トツでカワイイと思うぞ。
405 :
名乗る程の者ではござらん:2005/09/21(水) 20:58:22 ID:fvdB4aph
古手川お通たんあげ
ドラマ後半になってからの古手川お通は
洗練されてきて、「聡明」って言葉がぴったりだ。
>406
髪形三回変わるんだよね。あ、朱実もそうだな。又ヤンも3回か。
408 :
名乗る程の者ではござらん:2005/09/23(金) 17:40:24 ID:IduohR/x
↑ウゼ
410 :
名乗る程の者ではござらん:2005/11/02(水) 20:51:55 ID:DMXDvi5i
お通たんあげ
ここしばらく人大杉状態でアクセスできなかった。
なぜだろう?
先日偶々TVつけたら、古手川祐子のアップが・・・
「あっ、お通さんだ」
自分の脳内では古手川=お通さんで定着
大店のお内儀の役だったが、この人相変わらず綺麗だなあ。
第二部以降のお通さんは美しすぎる…
こんなにできた女性はいないんだから
武蔵も逃げ回らず、さっさと夫婦になればよかったのに。
もったいない(笑)
413 :
名乗る程の者ではござらん:2005/11/22(火) 20:45:19 ID:Zwp6qK5r
ははじめの美作時代のお通は可愛らしさと田舎育ちの野暮ったさが
同居しているが、京へ上って都の空気に触れると垢抜けた感じになる。
そして柳生の里では芍薬の花が咲くように、美しさが開花する。
さらに江戸へ出てからは聡明さと気品が加わってくる。
もともと武蔵がお通とともに江戸へ向かったのは、
「お通は女性として学ぶべき修養の道に就き、
自分は城太郎を連れてさらに高い修行の道に上る」ためだった。
武蔵とお通は木曾山中で離ればなれになってしまうが、
お通は江戸柳生屋敷で3年あまり修養に勤めたのだから、
結果的には当初の目的は達せられたということになる。
414 :
名乗る程の者ではござらん:2005/11/27(日) 15:23:21 ID:pVh+bDG5
今でもそうだけど、NHKの時代劇のメイクって上手いと思うんだな。
時代劇はかなり濃いメイクをしているんだろうけど、なかなか自然に見える。
大河なんかは長い年月を描いているから、登場人物の加齢に合わせてメイクが上手く変化しているんだよね。
このドラマでもお通や武蔵の洗練されていくメイクの変化は感心するよ。
ただ、最近大河なんかで、女性にパール入り(?)の口紅使うのは止めて欲しいな。
415 :
名乗る程の者ではござらん:2005/11/29(火) 20:37:13 ID:8Tv6wFKu
武蔵が数々の敵にうち勝って成長していったのと同様に、
お通もまた多くの試練を乗り越えて成長していった。
その段階ごとに髪型や衣装が変わっていくのも面白いし、
古手川の演技もその変化をよく表現している。
お通に限らず、他の登場人物についてもいえることだが、
こうして1年間続くドラマを演じることは、作中人物の成長とともに
役者自身が成長することだと思う。
20年以上前にリアルで見たときはそこまで観察するゆとりがなかったが、
今全体を通して観るとそれがよく分かる気がする。
416 :
名乗る程の者ではござらん:2005/12/06(火) 22:10:04 ID:8wl7VPg3
武蔵とお通は会わんとして会えず、すれ違いを繰り返す。
そのすれ違いの妙がこのドラマの面白さのひとつのポイントだと思う。
柳生の旅篭や伊勢神宮の裏山では武蔵とお通が
まさに鉢合わせしそうになりながら両者ともに気づかず
すれ違っていく。
お通が旅篭で二階の窓を見上げる。そこに武蔵がいるとも知らず。
このとき小茶の呼ぶ声にこたえて城太郎が窓から顔を出せば、
お通は二階に武蔵がいることを瞬時に悟ったはずなのに・・・・・
また伊勢神宮の裏山でお通が一瞬早く曲がり角を曲がっていたら
武蔵の姿に気づいただろうに・・・・・
これらは原作でも類似の場面が出てくるが、やはり映像としてみたほうが
ずっと面白い。きわどいすれ違いは視聴者をハラハラさせるための
手口だとわかっていても、つい釣り込まれてしまうから可笑しい。
417 :
名乗る程の者ではござらん:2005/12/17(土) 22:02:36 ID:K6NQn9UW
武蔵が得意とする兵法の一つ:
あらかじめ物陰に隠れて相手の様子を伺伺い、勝機を探る。
辻風典馬戦、蓮台寺野、一乗寺、法典ケ原・・・
でも、お通の追跡を振り切るためにもしばしば
この「雲隠れ戦法」を使っている。
武蔵自身はこれも兵法の一つと考えていたのだろうか。
唐沢民賢先生、出てたよね?
御池十郎左衛門
420 :
名乗る程の者ではござらん:2005/12/23(金) 16:10:36 ID:3gttu589
平山の『魔界転生』は役所を武蔵にキャスティングすればよかったのに
当然最強の敵でね
兵庫様は千代さんの父上なんだね
422 :
名乗る程の者ではござらん:2006/01/01(日) 23:56:54 ID:92fHQdaB
大晦日は鴨川のほとりで餅を焼いて食べました。
で、川の水で身を清めたので
風邪をひきました。
ことしもよろしくage。
役所広司さん、誕生日おめでとう
424 :
名乗る程の者ではござらん:2006/01/02(月) 13:49:46 ID:Tv0GbTlJ
今年あたりスカパーで観られると期待いているのですが・・・・
ドラマが終わった後、主人公とヒロインがどうなるのか?
と、考えるのは野暮のする事と相場が決まっているが、
正月だからあえてその野暮をやってみよう。
史実でも武蔵は巌流島の後は決闘沙汰を止めているから、
ここはひとまずお通と一緒に美作へ帰ったと考えても不自然ではない。
しかし武蔵は田舎での平穏な暮らしに長くは耐えられず、
京都・妙心寺の愚堂禅師に参禅し、光悦の下で描き、
尾張城下に兵庫を訪ねるなど諸国を巡り歩き、
時たま思い出したようにお通のいる美作に戻る
ということを繰り返したのではないか。
武蔵とお通に幸せになってほしいとは誰もが願う事だが、
それにはお通の病気回復が鍵になる。
お通の病気が何なのか、原作でもはっきりとは説明してないが、
咳と微熱が長く続くという症状から推測して結核の可能性が高い。
当時結核は不治だから、もしもそうだとすれば気の毒だが、
お通の余命は長くないと考えざるを得ない。
この点ドラマではもっと救いがあり、
少なくとも外見上は結核らしい症状は見られない。
長旅の過労と転落事故による外傷が重なったものなら、
養生次第では回復の可能性はある。
讃甘村での武蔵のあの献身的な看病から察すれば、
見通しは明るいと考えてもよさそうだ。
お通は病が癒え武蔵野愛を確かめた後は、武蔵が旅に出ても
その後を追わず、郷里で武蔵野帰りをひたすら待ち続けただろう。
又八と朱実も一緒に美作へ帰ることになっているが、
この二人が平和な家庭を築いたことは疑う余地がない。
又八も郷里に帰れば郷士本位田家の和歌主人だから、
分不相応な高望みさえしなければ平穏な生涯を
送れたはずだ。ただし生来の性格は癒しがたく、
またぞろ「ひと旗あげる」などと見果てぬ夢を見ただろうが、
その都度朱実の亭主操縦よろしきを得て、以後は
つつがなく讃甘の郷士としての生涯を全うした事だろう。
武蔵とお通のその後は、自分も幾度となく想像したなー。
自分が考えたのは…
巌流島から帰る時、浜に小次郎サイドの敵兵を見た武蔵は
お通達のいる浜へ戻ることを避けた。
それからも小次郎一派はずっとお通達の周りに身をひそめ、武蔵が現れるのを待ち伏せしていたので
武蔵はお通の元へ帰ることができなくなった。
そういうことなので、讃甘村へ帰って自分の帰りを待つようにと手紙を送る。
しかしお通の病状では、再び帰路の長旅をすることは無理だったので
長岡佐渡さまのお屋敷で養生することになる。
(伊織もいるしねー!)
それから1年、お通の病は更に悪化し、もう長くはないことを悟る。
どこにそんな体力が残っていたのか、お通は武蔵への想いを込め笛を吹く。
笛の音に誘われて中庭に姿を現したのは武蔵だった!!!
小次郎一派の報復の危険がようやく無くなり、ついに武蔵は帰ってきたのだ。
431 :
名乗る程の者ではござらん:2006/01/06(金) 22:41:52 ID:X/8qbMGi
お通のモデルには諸説あるが、美作の小野於痛だとすると
29才で没している。「武蔵」のお通は巌流島で28才。
余命あと1年。ああ、佳人薄命!
役所武蔵の最後で、武蔵が
「おつうーーー!」
と叫んだり、ナレーションでも「武蔵は無性にお通に会いたかった」
とか言ってくれるんで、
「2人は幸せに暮らしました メデタシメデタシ」
と思っておきたいのだが、第一回放送で、ジジイ武蔵が
「オレは恋慕とか経験したことねーし」
とか言ってるのを見てしまっていると(実在武蔵の言葉なんだろうが)
軽く混乱する。
もしかして小次郎の一撃で、あの後昏倒して
記憶喪失にでもなったんじゃねーの? とか。
霊巌洞で五輪書を書くのは史実の武蔵だから
物語の武蔵と話が食い違うのは当然だろう。
だいたい史実の武蔵には千年杉も姫路城での三年間もない。
関ヶ原戦への参加すら疑問視する説もある。
まあ、そこは暗黙の了解ということでw
434 :
名乗る程の者ではござらん:2006/01/10(火) 01:51:25 ID:H6o5bEDD
われ恋慕の道、思ひよることなし (独行道)
436 :
名乗る程の者ではござらん:2006/01/24(火) 23:20:23 ID:VsfjFVjW
1月age
437 :
名乗る程の者ではござらん:2006/01/25(水) 18:47:16 ID:/Rj6NfRp
一人で50人切り倒したというのは史実?
438 :
名乗る程の者ではござらん:2006/01/27(金) 22:58:20 ID:E/pCajf4
>>437 >一人で50人切り倒した
いっぺんに50人は無理だが、生涯累計ならあり得る。
『われ若年の昔より、諸流の兵法者と行きあひ
六十余たびまで試合すといへども、一度もその利をうしなはず』
本人のこの言葉を信ずるなら、数十名の犠牲者を出したことになる。
当時の試合は負ければ死ぬか重傷を負うことが多かったから。
ただ武蔵は最初の試合(13才)で有馬喜兵衛を撲殺したのをはじめ、
「切り倒す」と言うより「撲り殺す」ケースが多かったようだ。
⊃物凄い体臭で圧倒した
あああ武蔵臭そう
>>432 完全版で第一回を確認したが、ご指摘のような
ジジイ武蔵に
>「オレは恋慕とか経験したことねーし」
とか言ってる・・・・・
というような台詞は無かった。
お通さんの笛のレパートリーは
一曲だけなのか?
>441
すまん。オレも今、DVD見直したけど役所武蔵はそんなこと言ってなかった。
(早送りながら見たんだが…なかったと思う)
同時進行で読んでた五輪書が混じってしまったみたいだ。
>>442 お通の曲はほとんどいつも同じだが、
第2話でお吟と一緒に河原にいる場面では違う曲を吹いている。
445 :
名乗る程の者ではござらん:2006/02/04(土) 22:59:25 ID:XVKdybx8
お通の笛は清原流直伝だし、伊勢神宮の荒木田神官に
見込まれるほどの名手だから、レパートリーは広かったはずなのに
このドラマでは何故いつも同じ曲を吹くのか?
理由は簡単。それは武蔵に聴かせるためだったから。
2,3の例外(お吟、石舟斎や伊織に聴かせる場合)を除いて
お通はいつも笛の音が武蔵の耳に届く事を願ってて吹いていた。
武蔵は多分音楽は不得手だったから、
武蔵に理解できる曲、聴いてすぐにそれがお通の笛と分かる曲は
一つしかなかった、という事なのだろう
ドラマだからでしょ<1曲
第10回で、小次郎の仕官する際の希望の禄高が
200石というのは、妙に現実的というか謙虚な数字で
小次郎の不遜な態度と釣り合わず違和感を覚えた。
448 :
名乗る程の者ではござらん:2006/02/07(火) 22:00:36 ID:teMG4690
ずいぶん前のことになるが、このドラマの放送時に出版された
NHKドラマガイド「宮本武蔵」(日本放送出版協会刊、1984年)を
>>279さんが紹介していた。最近それを思い出して
文献検索したら、遠方の図書館で所蔵している所が
何箇所もあることがわかったので、最寄の図書館で
相互利用システムの手続きをして借り出した。
こんな昔のガイドブックでも、あるところにはあるんだなあ。
記事を読んでの感想はあとで又書くが、とりあえず
教えてくれた279さんに感謝。
なお、自分はあらかじめ検索して本の所在を確かめてから
申し込んははだが、書名、出版社、発行年などを明記すれば
所蔵場所は図書館で調べてくれるようです。
449 :
448:2006/02/09(木) 21:51:39 ID:KHaswzX6
ドラマのガイドブックの体裁はキャストや撮影状況の紹介、
物語のあらすじ、関連する資料集などで、これは昔も今も
大差ないだろう。しかし最近のガイド、たとえば
今年の大河ドラマのガイドと比較するとやはり22年前という
時代の差を感じる。カラーページが少なく、
キャストの紹介も最近のものに比べて控えめだ。
座談会出席者の写真もモノクロだし、
武蔵とお通が並んで立つツーショットなど当然あってよいと思うが
それはない。表紙にも見開きのページにもどこにも一切ない。
これは一寸意外だった。
450 :
448:2006/02/09(木) 21:55:38 ID:KHaswzX6
(続き)
一方資料集はかなり充実している。「武蔵美術館」として
武蔵関係の書画がカラーで収められている。
有名な、武蔵が二刀を持って立つ肖像がや、
3年前の大河ドラマ「武蔵MUSASHI」で毎回ラストに
登場した「枯木鳴鵙(げき)図」などもある。
また五輪書の解説、巌流島以後の武蔵の足取り、
歴代の武蔵映画の紹介など面白い記事がある。
暇を見て少しずつ読んでいるが当分楽しめそうだ。
451 :
名乗る程の者ではござらん:2006/02/14(火) 22:31:29 ID:o16LJuJq
前スレでもガイシュツだと思うが、このドラマの撮影は、
1984年1月に南伊豆の今井浜で巌流島決闘の場面から始められた。
実際の巌流島は瀬戸内海の入り口にあるため波が静かだが、
今井浜は太平洋に面していて波が荒い。
大波が打ち寄せると巌流島のイメージに合わないので
困るのだが、撮影当日はラッキーなことに、
年に2, 3日しかないほど波の穏やかな日だったという。
452 :
名乗る程の者ではござらん:2006/02/14(火) 22:33:28 ID:o16LJuJq
ドラマの冒頭にいきなりクライマックスシーンを持ってくるのは
よくある事だが、それにしても物語の最後の最後に当たる巌流島から
はじめるとは、思い切った演出だと思う。
453 :
名乗る程の者ではござらん:2006/02/14(火) 22:38:52 ID:o16LJuJq
ガイドブックの説明を読むと、今井浜でスタッフが
決闘場面の準備をする間に、役所を乗せた小舟が
近くの漁港を出て今井浜に向かった。
この舟を漕いでいたのは、船頭佐助役の俳優ではなく
、この舟の持ち主でもある本物の猟師だったという。
ドラマのラストは決闘のあと武蔵の舟が島から遠ざかっていく
あの感動的な場面で幕になるが、この情景は実は
舟が港から今井浜に向かって進んでいくところを撮影したものらしい。
>>453 あの小舟は漁師さんのかなり大事な船だったらしいね。
浅瀬に止めるので、心配したらしい…
じゃなかったっけ?
>454
スタッフが潜って、舟が砂浜に打ち上げられないよう、こっそり
押さえてたんではなかったか
456 :
名乗る程の者ではござらん:2006/02/16(木) 23:09:50 ID:cjrWwUPd
役所さんは、前年の大河「徳川家康」での織田信長役で一躍脚光を浴び、
それによってこの主役に抜擢されたという認識でおっけー?
どちらかと言えば、「徳川家康」での織田信長役の方が抜擢であったと思う。
458 :
名乗る程の者ではござらん:2006/02/17(金) 21:06:17 ID:hr57g0tN
座談会での渋谷Pの談話などから判断して、
前年の信長役の好評から、次の水曜時代劇の主役は
役所という線は早くから固まっていたらしい。
つまり「宮本武蔵」をやることが決まって、その主役に
役所を抜擢したというよりも、むしろ
役所主演で → それじゃあ武蔵だ
ということだったようだ。さもありなん。
実際このドラマを見ていると役所が武蔵か武蔵が役所か
わからないほど武蔵そのものに見えてくる。
459 :
名乗る程の者ではござらん:2006/02/17(金) 21:12:06 ID:hr57g0tN
同じく渋谷Pの話では、「宮本武蔵」と決まったとき
お通なら古手川がぴったりだと真先に思い浮かんだという。
これまた大正解という他ない。
きっと役所に目を付けていて、信長で様子見たんじゃないかな。
NHKってこういうことよくやる。
結構、無名な役者に目をつけて育て上げるのが上手い。
民放はこういうことはやらない。
461 :
名乗る程の者ではござらん:2006/03/11(土) 09:41:20 ID:w8x473RW
梅の季節だなあ。
梅の花を見るとお通さんを思い出す…。
お通さんは梅のイメージなんだよ…。小説に出てきたせいかなあ。
自分的にはこのドラマの女性達を花にたとえるなら、
お通:芍薬、吉野:牡丹、朱実:野菊、お光:桔梗
のイメージだろうか。
463 :
名乗る程の者ではござらん:2006/03/18(土) 19:35:14 ID:51+EOHHm
お光:桔梗は実際ドラマ上で、お光のイメージとして桔梗が使われていたし、
お通:芍薬、吉野:牡丹も、それぞれの花のエピソードがあるね。
朱実はタンポポって感じもあるな。
吉野は、そうだな…雪をかぶった椿もいいかも。
姉者はカキツバタかな。
野菊、タンポポ…
うーん、関ヶ原の頃の朱実なら野の花っぽいけど、
京にいたころは垢抜けていたし、もうちょっと華やかなイメージだなぁ。
清十郎にやられた時に出てた、折れた浜木綿は自分的に朱実っぽかった。
決定打ではないんだが。
465 :
名乗る程の者ではござらん:2006/03/24(金) 21:55:17 ID:ObRBWSyl
このドラマのガイドブックには約50ページの「あらすじ」が
つけられているが、これは吉川原作を抜粋したもので、
ドラマそのもののあらすじではない。そのため、特に後半部は
ドラマの内容と多少違った筋書きになっている。
あの長大な原作をたった50ページにまとめるのは至難のわざだが、
短いページの割りにはここという重要場面が良くわかるように
まとめられていて興味深い。
このあらすじを書いたのは内館牧子氏だが、この人が
「宮本武蔵」の脚本を書いたらどんなのができるだろうか。
そう思いながらTVのニュースを見ていたら
東北大学の卒業式で若者たちの囲まれた内館さんが現れた。
内館さん、大学院修了おめでとう。
>>465 内館が台本を書いたら、泥沼武蔵になっていた悪寒。
武蔵、お通、小次郎、お光の四角関係とか
あとお甲とお七と宍戸梅軒の三角関係とか
城太郎と伊織と夢想権之助と小茶ちゃ(ry
おめーらいいから早く巌流島行けよみたいな。
やべーちょっと見たいかもw
武蔵とお通、武蔵と朱実、小次郎と朱実、小次郎とお光の
組み合わせはあり得るが、武蔵とお光、小次郎とお通は
住む世界が違いすぎてドラマが成り立たないのではないか。
原作では武蔵とお光は接点が全然ないし、
小次郎とお通は京で一度だけすれ違っているが
小次郎は冷ややかな無関心、お通は背筋がゾクッとする
嫌悪感で通り過ぎている。
>>467 466って、内館が脚本書いたら、って話でそ?
469 :
名乗る程の者ではござらん:2006/04/05(水) 22:34:12 ID:LWRmfqmA
ヘリクツばっかでいやだなあ<内舘
>>469 鎌田武蔵もサイアクだったし
やっぱ役所武蔵がいいよ。てか良さを再確認したよ。
NHKが武蔵をドラマ化したのは役所版がはじめてだった。
しかもこのドラマが終わった1985年は吉川英治が
原作の執筆を始めてから丁度50年の節目の年に当るため、
脚本・演出を含めて関係者全員が武蔵ドラマの決定版を作ろうという
強い決意で取り組んだに違いないという気がする。
472 :
名乗る程の者ではござらん:2006/04/09(日) 02:20:29 ID:tOeP8g9+
>>471 へえ、そうだったんだ。
ちょっと意外< NHKが武蔵をドラマ化したのは役所版がはじめてだった。
自分、民放の時代劇って苦手なんだ(スペシャルなんかも)
地味だけど、丁寧につくるNHKの時代劇って好きなんだよ。
鎌田武蔵も、セットとか衣装は、役所武蔵より格段によかったな。
あの衣装とセットで、役所が見たかった…
放送当時のヌハの中の人ってどんな感じだったんでしょうか?
カッコイイ役している時代しか知らないのでかなり興味があります。
>>474 スタパに出たときの話ですが、
役者になったものの売れなくて下宿代が払えず
電気も止められて公園のベンチでごろ寝してるところを
安藤和津さんに拾われたといってました。
ヌハやる前の話でしょう。
>>474 いいともか何かに出て、丹波のマネを役所さんとして遊んでると言ってた。
シャイそうな人が一生懸命バラエティで話してるって感じで見てたが
その後金妻のイイ男、男女七人の野上とか、カッコイイ役ばかり演じ始めたので
なんだよヌハ…と木綿のハンカチーフな気持ちになった。
477 :
474:2006/04/20(木) 07:13:02 ID:???
>>475-476 ありがとうございました。
まだ役を選べるような役者さんじゃなかったんですね。
いつCSで再放送があるの?
479 :
名乗る程の者ではござらん:2006/04/21(金) 22:10:35 ID:Ar05Vw33
奥田瑛ニについて「宮本武蔵」のガイドブックにはこう書いてある。
映画「五番町夕霧楼」で脚光を浴びる。その後映画
「アッシーたちの街」で主演。NHKドラマは
銀河テレビ小説「愛・信じたく候」、「憤激の恋」、
「宵待草」などで好演。その幅の広い演技力は
若者像を見事に浮き彫りにする。
時代劇は「徳川家康」に次いで二作目。
当時演技派として注目され始めていたことがわかる。
480 :
名乗る程の者ではござらん:2006/04/21(金) 22:21:12 ID:Ar05Vw33
役所が「徳川家康」で信長を演じたことはあまりに有名だが
、奥田は何を演じたのか?
そう思って家康のキャスト表を見たら、
驚いたことに(いや驚くのが間違いかな?)
武蔵の配役には家康からの移籍組が多い。
武蔵--------信長
朱実--------築山殿
おばば------大政所(秀吉母)
又八--------松平勝隆
城太郎------家康(少年時代)!!
沢庵--------大久保長安
青木丹左----石川数正
主な登場人物の中ではお通、小次郎、お光以外
ほとんどが家康からの移籍組といっていい。
481 :
名乗る程の者ではござらん:2006/04/21(金) 22:23:15 ID:Ar05Vw33
自分はこのころはまだ大河ドラマを見ていなかったので、
武蔵のキャストに何の予備知識も持たなかったが、
前年から続いてみていた人はイメージがダブって
違和感覚えたんじゃないだろうか?
スタッフ自体が家康から武蔵に流れていったからね。
配役が似てくるのも当然と言えば当然かな。
朝の連続テレビ小説「なっちゃんの写真館」で役所ファンになった自分にとって
「家康」での信長役、「武蔵」の主役はすごく期待感を持って見てた記憶がある。
その他の配役にも全然違和感無かったよ。
483 :
名乗る程の者ではござらん:2006/04/28(金) 22:56:25 ID:kdIuvogo
役所氏はこのドラマの撮影の前に
一人で宮本村をたずねたという。
美作の山は奥深い。岡山から車で6時間、
山また山の連なりの果てに村はあった(吉川英治:随筆宮本武蔵)
まず物語の原点に身をおいてイメージを膨らませ、
役作りに努める役所氏の熱意が窺われる話だと思う。
484 :
483:2006/04/28(金) 23:03:12 ID:kdIuvogo
岡山から車で6時間とは昭和10年代の話。
1980年代には道路も車の性能も
格段に良くなっていたとは思うが。
特に近年の大河武蔵以後は観光地化して
昔の面影はないのかもしれない。
>>483 役所武蔵の数年後、宮本村を尋ねた時は
とても素朴な雰囲気で、昔の面影が十分に残っていた。
ゆかりの宮本家の方もどうぞどうぞと中に入れて下さり
宮本家に代々伝わる長刀(だったと思う)を見せて下さったり
帰りにお土産まで持たせてくれて感激したのだが
大河武蔵の際には柵がもうけられて家に近付くこともできなかったらしい。
大型バスを連ねて、善男善女が押し寄せたんでは。
「宮本武蔵」、 6月に時専で再放送!
・・・と思ったら、なあ〜んだ、上川版かぁ
487 :
名乗る程の者ではござらん:2006/05/15(月) 23:17:57 ID:Y3eWwJQp
>>477 それでも一応、奥田瑛ニの名前は
そこそこ知れ渡っていたと記憶するがなあ。
ドラマとか映画をあまり見ない自分も、顔と名前がちゃんと一致してたしw
佐渡様・・・・・
柳生のおじじさまも亡くなったし寂しい限りだね。
490 :
名乗る程の者ではござらん:2006/05/19(金) 19:52:39 ID:mkh+iG6o
自分にとって田村さんは「泥の河」より佐渡様だ。
原作の佐渡様より、田村さん演じる佐渡様の方が飄々としていて
頑固だけど柔軟な考えを持っていて。
沢庵とはまた違った器を感じさせ、武蔵を大らかに見守る人物を好演した。
長時間時代劇の「宮本武蔵」(北大路)では沢庵さんを演じていたけど
これもまた良かったなあ。
津川沢庵が大好きだけど、田村沢庵もさすがだった。
合掌
491 :
名乗る程の者ではござらん:2006/07/15(土) 19:07:19 ID:Zm2Zk3hQ
お元気ですか、お通さま
492 :
名乗る程の者ではござらん:2006/07/15(土) 23:37:08 ID:mEu9ufm1
ここもすっかり過疎化したな。
長岡佐渡age
493 :
名乗る程の者ではござらん:2006/07/15(土) 23:42:36 ID:mEu9ufm1
【史実の長岡佐渡】
長岡佐渡守興長
巌流島の闘いで、武蔵の側にたって細川藩に仲介の労をとった。
更に後年、50歳を過ぎた武蔵が細川藩に客分として迎えられたのも
筆頭家老・長岡佐渡の尽力によるものだった。
武蔵はそこで弟子を育成して二天一流を伝え、
また五輪書に自分の思想を書き残した。
武蔵の剣の技と思想が後世に伝えられたことには
影の助力者としての長岡佐渡の存在が大きかった。
待田京介の奈良井大蔵怖すぎage
495 :
名乗る程の者ではござらん:2006/09/05(火) 21:55:12 ID:OBxKIhdp
記憶を頼りに
篠井さんも実は出てたんだね確かやごろうで、age
総集編しか持ってません。
石舟斎との一期一会
日観との問答
小次郎の刀の長さを見切って去っていくシーン
が個人的に好きなのですが完全版でも他にこのような見所ある場面は
ありますかね?
>>496 総集編では日観との問答は割愛されてなかったか?
武蔵が石舟斎に芍薬の切り口を見せて教えを請うシーン
武蔵の話を聞いていくうちに石舟斎の表情が変わっていく
始めは警戒していたけど話を聞いて”たいした男が来たのぉ〜”という表情に
変わる。ここの西村さん最高!何回見ても心が動く。
>>498 吉岡伝七郎が、芍薬を手にしたのに全然切り口に気づかなくて
「その程度のヤシ」って言ってただけに、ちょっと嬉しそうな顔になってたよね。
>>496 個人的には、
・姫路城の一室に閉じこめられたたけぞうが、お通の笛の音に
人間の情みたいなのを呼び覚まされて苦悶する
・京都の本阿弥光悦の邸で七草粥を食べながら子供時代を思い出し嗚咽する
・宍戸梅軒との決闘の前のお七とのあれこれ
・お杉が、又八将軍襲撃未遂事件を聞いて、
巨人の武蔵に又八が翻弄される幻をみて逆上する
・又八100叩き
・馬の草鞋を作る新免衆とのひととき
など。あと城太郎、お通さんとのシーンはどれも好きだ。
501 :
名乗る程の者ではござらん:2006/09/08(金) 15:44:52 ID:mCoFlNIx
これほどカッコいいOPもない
>>453 巌流島の舞台って今井浜東急リゾートホテルのビーチじゃありませんか?
先日、ここ泊まってきたんですが・・
503 :
名乗る程の者ではござらん:2006/09/25(月) 12:55:27 ID:Z6mf1sTA
>>496 全話収録なのであると思いますよ。
私も今月中に完全版のDVD BOX(1,2共に)ゲットして
秋の夜長を楽しもうと思っています。ちょと高いけどw
無二斎どのが・・・
505 :
名乗る程の者ではござらん:2006/09/26(火) 18:17:18 ID:TZhfGExy
大霊界へ…
506 :
名乗る程の者ではござらん:2006/11/06(月) 16:36:37 ID:udFK+zkx
「わしの親父じゃ!」 ...京の茶屋の店先での一場面。
これがもう一度みたくて完全版買った。(総集編ではカットでした)
507 :
名乗る程の者ではござらん:2006/11/06(月) 22:09:11 ID:VWRJMPvl
>>496 印象深いのは対面シーンで二つあるかなあ♪
●「あなたの心の妻にしてください・・・」
武蔵とお通のこのシーンが一番感動した(T▽T)
●「お主は3度戦わねばならないが、おかげでわしは1度で済む(`ー´)」
吉岡との対決をネタにした小次郎のこの言葉から、すでに巌流島への布石を巻いていく演出がうまい☆
508 :
名乗る程の者ではござらん:2006/11/07(火) 06:41:30 ID:yNyfpKXp
清十郎(出家後)との再会のシーン
>>506 嬉しそう&得意気だったよね〜
あのシーン含めて京都滞在中のエピはどれも好きだ。
あの、ネイティブな京言葉を使う茶屋のおじさんもいい味出してる。
510 :
名乗る程の者ではござらん:2006/11/16(木) 23:25:47 ID:wcuflZ2J
>>480 彼は松平忠輝(家康六男)の従兄弟役で出ている。
最終回のみの出演だが、忠輝処分にからんでそれなりに
重要な役だった。
どうか(母者人を)仏に近づく身としてお許しいただきたい←光悦のセリフ
この表現好きだな。
512 :
名乗る程の者ではござらん:2006/12/11(月) 16:02:45 ID:0VW+aEYX
「血のニホヒがした。と... 」
英訳の五輪書の冒頭にに出ている
武蔵の書の2文字にご存知しているかたおられますか?
意味を教えて下さい!!
本日「宮本武蔵」完全版第壱集&第弐集を35,000円で購入しました。
これで私が手にした大河ドラマDVD‐BOXは「黄金の日日」「獅子の時代」「おんな太閤記」「真田太平記」「独眼竜政宗」「武田信玄」に次いで7作目。
今まで見た6作同様、傑作であると期待します。
516 :
名乗る程の者ではござらん:2007/02/07(水) 09:49:00 ID:KH/5XaJZ
完全版DVD-BOXはどこが一番安いんですかね?
515さんみたいに35000円で第一集と第二集が買えるならぜひ買いたいところですが。
517 :
名乗る程の者ではござらん:2007/02/10(土) 09:32:15 ID:g8Hah9UE
518 :
名乗る程の者ではござらん:2007/03/04(日) 22:59:28 ID:L6Re8Lbl
519 :
名乗る程の者ではござらん:2007/04/06(金) 23:32:09 ID:p8+EQX/p
【お通】元始女性は太陽であった【天照大神】
このドラマでお通は伊勢神宮に滞在している間、
子等の館(巫女養成所)で教師を勤めていた。
時代劇に神社や寺院の場面が描かれるのは別に珍しくないが、
その神社が「伊勢神宮」というのは他にあまり例のないことで、
ここに原作者の特別な意図が表れていると思われる。
伊勢神宮の祭神は言うまでもなく天照大神(あまてらすおおみかみ)
その伊勢神宮で神に仕える巫女たちに教えを授けるということは
つまりお通自身が天照の化身であると言うに等しい。
吉川英治はこの物語でお通を理想の女性として描くと同時に
そこに「あまてらす」のイメージを重ね合わせようとしtのだろう。
お通=天照
そう思って原作を読み直すと、それらしい記述が他にもある。
宮本村でお通が武蔵を取り押さえるために、
沢庵と一緒に山に登る場面で、その山の名は「高照峰」だが、
これは天上の世界である高天原(たかまがはら)の「高」と
天照の「照」を組み合わせたものと考えて間違いないだろう。
またお通が千年杉の武蔵を助けて一緒に中山峠まで来たとき
夜が明けて、登る太陽が二人の顔をパッと照らす。
お通は武蔵を夜の闇から引き出して、
そこに光を点じる者として描かれている。
521 :
名乗る程の者ではござらん:2007/04/18(水) 01:29:30 ID:xsnugDqD
「お通」という名の女性の伝承が各地に伝えられているという。
近世以前の女性だから、歴史上大きな働きをしたという
類の話ではないが、世の一隅を照らすというか
「○○の時代に○○の国の○○の郷にお通という名の
美しく聡明な女性がいて、子女の教育に力を尽くし、
近在の多くの人々に敬われ、慕われていた」
という類の話が多い。場所も生没年もまちまちで、
実在の定かでないケースもあるようだが、それらの伝承の
「お通さん」の多くに共通するのは、
「才色兼備の女性であったこと」、「子女の教育に
力を尽くしたこと」、「比較的年若くして没したこと」
などだろう。
これを要するに、日本人の心の中にある理想の女性像の
一つのタイプが「お通」という名と結びついて
各地に伝えられたということになる。
吉川英治はこれら伝承のお通さんを総合して
「武蔵」のお通を創造したのだろう。
523 :
名乗る程の者ではござらん:2007/05/13(日) 22:41:46 ID:gGIS+B9x
なんで時専でやらないのだろう?
524 :
名乗る程の者ではござらん:2007/05/22(火) 18:48:37 ID:n00a05nZ
訃報 女優の鈴木光枝さんが死去 88歳
劇団文化座の創立メンバーで「おりき」「荷車の歌」など農民や社会の底辺を明るく生きる
“日本の母”を舞台や映画、テレビで好演した女優、鈴木光枝(すずき・みつえ、
本名・佐々木光枝=ささき・みつえ)さんが22日午前2時45分、老衰による心不全のため死去した。88歳。
葬儀は近親者のみで行い、お別れの会を後日行う。
自宅は非公表。連絡先は文化座03・3828・2216。喪主は長女で文化座代表の女優、
佐々木愛(ささき・あい)さん。
525 :
名乗る程の者ではござらん:2007/05/22(火) 20:53:50 ID:bJ1fUCgj
ああ、おばば
杉山氏、佐渡様、無二斎殿に続き、おばばもまた
合掌
枝葉末節にこだわるなという事か わしの素とは何か 剣しかあるまい されば戦いこそ我が人生!(名言集)
>>522 なんだかロードス島戦記の
カーラ姐さんみたいね
武蔵が吉岡との決闘を控えた師走の暮れ、
川原で餅を食いながら、
加茂川の水をとそ、松の木を門松などに例えて正月を迎えようとするシーンが好き。
橋の下か。いよいよ吉岡清十郎との戦いが迫ってきた所だね。ワクワクした おばばが邪魔しにくるよね
530 :
名乗る程の者ではござらん:2007/10/23(火) 14:22:35 ID:/pq/YkLv
武蔵「このとうとうと流れる加茂川の水が俺のとそだ」
この台詞は杉山先生のオリジナルか?
今の脚本家でこんなの書ける奴はほとんどいないな。
531 :
名乗る程の者ではござらん:2007/11/04(日) 13:32:01 ID:xLgUOkZO
宮本武蔵「我、あやまてり!」(江戸城にて)
『世界一受けたい授業!! 一億人の国語算数理科社会(秘)期末テストSP
"日本史リフォーマー"の河合敦氏は、巌流島での宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の真実など、調査の進展で明らかになった日本史の新事実を披露。
「教科書に載せたい日本史」巌流島の戦いに、宮本武蔵が、遅刻したというのは嘘。
現在、クレジットスレにて第40回までのクレジットうp中
534 :
名乗る程の者ではござらん:2007/12/10(月) 10:42:30 ID:gi6MVTwE
535 :
名乗る程の者ではござらん:2008/01/26(土) 19:02:13 ID:ODpGcgHC
『役所広司主演NHK時代劇「宮本武蔵」』
これを越える「宮本武蔵」は未だない
完全版を全話いっきに見るのはさすがにくたびれる。
「独行道」は名曲(´・ω・`)
役所武蔵の面白さに比べたらバガボンドなんてカスだな
そうや、ウチも忘れ貝拾いに行こ
「暇あらば 拾ひに行かむ 住吉の 岸に寄るといふ 恋忘れ貝」
youtubeにオープニングや決闘シーン等がうpされてるね
下り女郎か、朱美はんも落ちたもんや
542 :
名乗る程の者ではござらん:2008/05/27(火) 21:57:43 ID:9i6wf8Pw
今のNHKでは役所武蔵を超えるのは無理(´・ω・`)
543 :
名乗る程の者ではござらん:2008/06/20(金) 03:59:14 ID:Txoljj75
小次郎役の中康次がこの作品以降、目立った活躍がないのが残念
『春日局』に出演していたがクレジットは連名…
何で売れなかったんだろ?
ガチでカッコよかったのに(´・ω・`)
あーそーいえば栗塚旭に似てんね中康次
545 :
名乗る程の者ではござらん:2008/06/26(木) 10:27:27 ID:rHQzzvJu
中康次さんは、1990年頃(たしか?)のテレビ東京の新春ドラマ
「燃えよ剣」で、役所演じる土方歳三のライバルキャラとして出てました。
こちらもめちゃめちゃかっこいいです。「武蔵」の続編のような雰囲気。
ここでの名ゼリフは。桂小五郎の助太刀を受けた試衛館に対して、
「あんな竹刀曲芸のバケモノ連れてきてもらっちゃ困るぜ、
近藤さん・・」
ってとこ。
あー、七里研之助やってたのか中康次
中康次と言えば小次郎と斉藤由貴のスケ番刑事(ジン役)かな。
子供の頃にお昼のNHK再放送で見て、それ以来15年以上見てないが
小次郎役が全然知らない役者さんだったのは意外でした
このスレ初めてきたので今知った!
ずっと村上弘明さんが小次郎だと思ってた・・・
お通が古手川祐子さんなのもすっかり忘れてるわ
今でも覚えてるのは又八の奥田瑛二さんや兵庫助の宅間紳さん
549 :
名乗る程の者ではござらん:2008/10/20(月) 23:05:47 ID:ux63lshN
宮本武蔵:役所広司(28)⇒市川海老蔵(25)
お通:古手川祐子(25)⇒米倉涼子(27)
本位田又八:奥田瑛二(34)⇒堤真一(38)
朱実:池上季実子(25)⇒内山理名(23)
佐々木小次郎:中康次(32)⇒松岡昌宏(25)
演じてた当時の年齢は大差ないんだな。何だろう、この差は・・・。
550 :
名乗る程の者ではござらん:2008/10/26(日) 00:59:38 ID:qPyotZqq
中康次さんかっこいいですね。
少し前の日本の役者は背が高すぎると女優と釣り合いがとれなくて、
あまり役が来ないのでしょうか?
かっこいいから、もっと見たいのに・・。
やたら評価が高いから期待して見たけどガッカリした。
しょぼいセットに古い演出、当時はこれでも見れたのかねぇ・・
役者の演技はいいと思うけど、役所の顔が嫌いだ。痩せたゴリラにしか見えんよ。
役所さん、好きやけどなぁ。
むしろ、この役所武蔵を見たのをきっかけに宮本武蔵に興味を持ち、
今では尊敬する偉大な存在やね、俺にとっては。
DVD完全版発売決定が決まった時には、うれしすぎて体は震えるわ、
涙出そうになるわでだいぶ興奮したけどなぁ。
もう、10回位見返したやろうな。でも、飽きないんですよね。
俺個人的には、名作だと思ってます。
中 康次といえば戦国自衛隊の三村が良かったな。
モブシーンでも頭ひとつ分以上高いから目立っていたが、清新な魅力にあふれててかっこよかった。
554 :
名乗る程の者ではござらん:2009/01/31(土) 23:00:01 ID:5YEhyEAw
このドラマ、細かい内容は覚えてないんだけど小学校か中学校時代によく見てた記憶があります。
当時の印象ではやたら乱暴者の役所武蔵とやたら情けない奥田又八の姿が頭にこびりついています。
ヘタレの私はどちらかといえば奥田又八に肩入れしてた記憶があります。この両人を気遣うお通
を含めた大人になりきれない三人組が世間の壁にぶち当たってさまよい歩く生き様に、当時反抗期
の私は少なからず共感を覚えました。当時からこんな不完全なキャラクターをメインに据えて
時代劇っぽくないなあと感じてたんですが、今考えると同時期に一世を風靡した(時期がずれてたら
ゴメンナサイ)ふぞろいの林檎たちの時代劇版とも言えるのではないでしょうか。
あと戦国自衛隊の中康次の女に撃たせて死ぬラストシーン、私も大好きです。
私も子供の頃見たドラマだったからよく覚えていないけど
へたれの又八よりも、又八の母こと鈴木光枝さんが怖かった…
つべで役所広司がこの時期にテレホンショッキングに出てたのが見れたけど
(今もあるかどうかは知らん)次に電話したのが鈴木光枝さんだったので驚いた
仲良しだったんだな…ああいう場所に鈴木さんを引っ張りだすのがスゴイとオモタw
>>555 観たよ
鈴木光枝さん、役とはもちろん違うけど、やさしい良い人だったんやね。
とても上品な感じでした。
今更ですが、ご冥福をお祈りします。
近いうちに、もう一回DVD観ます。
18年くらい前の再放送で見たなー
「三匹が斬る!」で役所さん好きだったけどこれで更に好きになった
中さんは「スケバン刑事」しか出演知らんなー…
自分の中ではこれを越える「武蔵」はないな
海老蔵武蔵は育ちの良さがモロに出ていたし後のキャストも駄目だったので
チラ見だけですた
新之助武蔵って、やっぱり商品化しないんだろうか?
NHKに何回メールしても、当然のごとく無視され続けてるし
レンタル望む!!
560 :
名乗る程の者ではござらん:2009/04/11(土) 08:25:56 ID:U65H7tiE
確か 本放送は黒沢梅軒から見始めたと思う。時代劇ってうか青春群像だね。名シーン多い。
久しぶりにOP見て音楽Zガンダムに似ているなー。
と思ったら同じ人なのな。
大川橋蔵のとこにこのドラマのオファーが来て、
佐々木小次郎と思ったら柳生石舟斎でショックだったらしい。
死ぬまでスターであり続けた人らしいエピソードだが、
50越えて佐々木小次郎はやっぱ無理だろうと思った。
このドラマの武蔵、小次郎もいいんだけど、滝田栄、渡辺謙のコンビも好きだな
平成3年の春先に再放送が始まって ずっと観てて 終わったのが 確か6月前後 あれで就職活動が遅れた。ビデオ持ってなかったし・・なぜあのタイミングで再放送するかなと思ったよ。
566 :
名乗る程の者ではござらん:2009/09/10(木) 00:35:10 ID:7k8Aqmqi
やっぱりお通は古手川祐子が一番似合っていると思う
>>565 当時高校3年生の私も見てました。毎回ビデオで録画しましたが、引っ越しの際に紛失。5年前に完全版DVDが出た時には、速攻で買いました。今でも残してありますよ。
568 :
又やん!:2009/09/17(木) 02:21:06 ID:???
青春群像だよね。時代劇版ふぞろいのりんごみたいな。 役所、中康次の対峙シーンもかっこいい。お主は 3人倒さねばならぬが わしはおかげで1度で済む。・・ (役所)?!
569 :
名乗る程の者ではござらん:2009/11/26(木) 10:21:02 ID:Z+F7Tyf1
過疎ってるからあげ。
完全版BOX持ってるけど、渋谷のTSUTAYA行ったときたまたま見たら
真田太平記は揃ってたのに、宮本武蔵はなかった。
総集編の何故か1〜3巻だけ、VHSであった。TSUTAYAのバカ…。
こんなに面白いのに…。
隠れた名作ってやつ?
役所が 最高!劇画タッチだよね。ニヒルな中がまたいい。ナレーションが渋いし、三枝の音楽が絶妙。あしたのジョー2に並ぶ80年代の傑作だよ。
571 :
名乗る程の者ではござらん:2009/12/10(木) 22:01:57 ID:jI7Ytdoy
昨日発売のテレビ雑誌「TV STATION」に記事が掲載されている。
572 :
名乗る程の者ではござらん:2009/12/14(月) 18:16:48 ID:RMzpBztZ
TVstation読んだ。ドラマの殿堂入りかぁ。。。
573 :
名乗る程の者ではござらん:2009/12/17(木) 22:11:02 ID:xpV3cHi6
お通さんの笛の曲ってなんて名前の曲かな?
子供の頃にドラマ見て未だにあの笛の音色が頭の中に残ってる
574 :
名乗る程の者ではござらん:2009/12/18(金) 20:51:15 ID:qi8KiExX
小次郎との決闘の描写がイヤだったな
セリフはカッコいいが
新春大放映会、うちでやりました。
一昨日の午後から始まり、たった今終了。
もうかれこれ十何回目だが、また涙してしまっただよ。
俺もムショウにお通に会いたくなった。。。