>>582 正確には「斗しょうの小人」小さなマス程度の人物である、と言う事らしい。
仙台藩恭順派の執政遠藤文七郎の評。ただし、この人は初めから新政府への恭順派だったので
土方への評価の仕方が正当かどうかは少し疑問がある。580にあるように伊達公は土方を気に入ってたようだし。
他に悪い評価をしてるのは西本願寺の西村兼文と他に二人位(それぞれ「傲慢」「頗る威張る」との評)。
西村兼文は京都時代の土方に対して悪い評価を下す一方で、
「土方歳三ハ常野奥羽ノ各所ニ於テ勇戦、衆目ヲ驚ロカス。就中宇都宮攻撃ノ働キナド、官軍ニモ寒胆セシムル程ナリ」
という評価も書き残しています。
他に土方への評価としては
渋沢栄一「近藤の次に居た土方歳三と云ふのが中々相当の人物で・・・・・・」
徳川慶喜小姓・村山鎮「其副頭で土方歳三と云ふものがあったが、是も人才で・・・・・・」
松本良順(初代軍医総監)「歳三は鋭敏沈勇、百事を為す稲妻の如し。近藤に誤謬なきは歳三ありたればなり」
依田学海「極めて壮士なり。敬すべく重んずべし」
桑名藩士中村武雄「土方歳三ハ従来新撰組ノ副長ニテ機知勇略兼ネ備リタル故参謀ト定メ・・」
戊辰役函館戦争人名書「実ニ比類なき英傑也」
などの評価もあり。