【武蔵に】三谷新撰組全否定part6【続くぞ】

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822名乗る程の者ではござらん
↓この人は新選組!を見ていないにも関わらず、あまりに的確な事を書いているんで驚いた。
 非常にいい点突いていると思うんで載せておく。(所々省略させてもらった)

■ 「オケピ!」はけっこう面白かったけど。
UGさんが大河ドラマの「新撰組!」についていろいろ書いていらっしゃって(略)流れに乗ってみます(笑)
えーと、UGさんは「竜馬におまかせ!(ttp://www.geocities.co.jp/Hollywood/3259/page019.html)」は
ご覧になっていなかったようですね。(中略)信じがたいことに、主役の坂本龍馬が浜田雅功。
龍馬が関西弁しゃべってどないすんねん(笑)(中略)注目すべきは梶原善の沖田総司(爆)と
阿南健治の近藤勇。つまり、このドラマでも若き日の龍馬と近藤勇は出会っているんですね。
今回の「新撰組!」私は幸か不幸か一度も見たことがないんですが(笑)話を聞いた時から
「あぁ、三谷幸喜はあの時の逆をやりたいんだな」と思ったもんです。

この三谷幸喜というお人、まぁ私なんぞが説明するよりよっぽど詳しい方が多々おられるとは
思うのですが、もともと「東京サンシャインボーイズ」という劇団の主宰兼脚本家でした。
で、この人が得意なのは、限定されたある場所を舞台に、いろいろな人が絡み合う形のシチュエーションドラマ。
なので3時間の舞台で全くセットチェンジがない、なんてことも当たり前だったりします。

テレビ界で彼を一躍有名にした「振り返れば奴がいる」も、本来は病院という限定された世界を
舞台にした人間ドラマをつくりたかったようなのですが(中略)かなりテレビ局サイドからの横やりが入ったらしく(苦笑)
三谷本人的にはかなり不満があったようです。(略)
823名乗る程の者ではござらん:04/02/10 13:53 ID:???
その三谷氏が大河ドラマをやるって聞いた時に、ほー、彼もついに新境地を切りひらく決意を
固めたのか、と思ったもんです。
が、「大河ファンのぼくがつくる大河ドラマが面白くないわけがない」という発言を聞いた時に、
あ、こりゃ駄目だ、いつもの三谷ドラマだ、と見切りをつけたんですよ、私は。
大河には大河のファンがいて、それは三谷ファンとは全く異質のものである、という意識が抜け落ちている。

舞台出身の劇作家なせいか、あるいはこの人自身の自尊心のなせる業かわかりませんが、
三谷氏には「万人」という発想がないんですよね。わかる人だけ劇場に足を運んでくれればいい。
劇場の外にいる人に目が向かないんですね。
(中略)
架空の設定っていうのは、いわばファンタジーなんですよ。「こんなことが起こっていたら
面白いだろうな」っていう。桂三枝が創作落語として書いた「ゴルフ夜明け前」なんてのもありましたが
(のちに映画になりましたね)あれぞまさしくファンタジー。確かに面白いかもしれませんが、
それはファンタジーが許される時と場所であればこそ。大河ドラマはそういう土壌では絶対ないわけです。

まぁ、三谷幸喜は変な色気出さないで、次の舞台の脚本でも書いてなさいってこった。
それでなくてもあなたの脚本は上がるのが遅くて出演者たちに迷惑かけまくってんだから(笑)