>>856 武家と町民では違うからなあ
一般の武士は基本的に、麦入り白飯+味噌汁+香の物+野菜の煮付け
月に数回、魚がつけばいい方
江戸の町人は、白飯+味噌汁+野菜の煮物+魚の焼き物か豆腐や蒟蒻など+香の物
日雇いなどの力仕事をする町人の方が、貯蓄もしないために口が奢っていた
(そのため、武家長屋よりも町人長屋の方が栄養がある肥がとれると価値があったらしい)
江戸後期の鰻や天麩羅は、屋台で串で買えばそこまで高くはないけれど
お母さんが用意する晩御飯のおかずではない
庶民は、食材を買いにわざわざ出かけることはほんどなくて
天秤棒をかついだ振り売りが長屋に持ってくるものを買うから
かまぼこなどの練り物は贈り物として重宝されるから
おかずというよりも、どこからか頂いた贅沢な「到来物」扱い
卵や鶏肉は、庶民はまずめったに口に入らない贅沢品
↓のページに当時の食べ物や食材の物価があるよ、参考になる
作左衛門 縁側日記 江戸見聞記 十
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