週刊文春「大河ドラマ『新選組!』早くも『時代考証』に
疑問あり」
・ 小見出し「(三谷幸喜と香取慎吾の)両者が大河ドラマで
出会ったのが不幸だった」
・ 記事本文「時代劇ファンが眉をひそめるような「珍説」「疑問」
「間違い」だらけの大河ドラマ」
・ 直木賞作家中村彰彦氏
「近藤と坂本が友情があったのはおかしい(今更…)」
「佐久間象山が黒船警備(ドラマ内では見分なので中村氏の誤解)の
際、近藤達を連れて行ったのはおかしい」
・中村彰彦氏(続き)
「佐久間象山の黒船警備(だから見分だって)は400人規模のモノで
たった4人で行くのはおかしい。又、警備に行ったのは浦賀ではなく
神奈川」
「近藤達が小舟で黒船に乗り込もうとしたのは、吉田松陰の密航事件を
近藤に置き換えたモノ(第3話に吉田松陰密航と象山捕縛の話もちゃ
んと出てくるので、これも中村氏の誤解)。」
(象山は中村氏指摘の警備の前に、浦賀に弟子を連れて黒船見物に
行っている。
ttp://www.hamakaze.com/perry/perry03.htm ここで紹介されているのは来航直後だが、警備の前に下見として
改めて見分に行ってもおかしくはないと思われる。この直木賞作家
の知識も大分怪しいモノだ)
・ 記事本文
「冒頭の誰がみても池田屋騒動(誰が見てもかねぇ)を歴史に詳しい人も知ら
ない料亭「やなぎ」での事件に置き換えている。」
・ 土方と血縁のある男性(って誰?)
「土方が女たらしで短気なのが私には(だから誰?)引っ掛かった。私が
思っている(だから誰?)土方は、もっとニヒルで男気があります」
(この「血縁のある男性」は土方が女を孕ませて奉公先を首になったり、
京都から「女にもてて困っちゃうよ」という手紙を書いたことをしら
ないらしい)
・ 料亭角屋保存会理事長、中川清生氏
「深雪太夫の髪型、帯の結び方は江戸吉原の花魁風。太夫はあんな狭い
ところでは踊らない。NHKは取材にも来ない」
・ 再び中村彰彦氏
「羽織は戦闘に邪魔なので、戦う前に脱いだはず(そんな新選組、誰が
見たい?未だかつてテレビや映画でそんな新選組あったか?)」
「近藤は侍なので褌ではなく、下帯をつけたはず」
「誠の旗が立派すぎ」
「武田のメガネがあの時代のモノではない」
「黒船来航当時の龍馬は攘夷論者」
・ 映画評論家白井佳夫氏
「初回を見ると長い予告編のようだった。批評のしようがない。今後に
期待する」