必殺シリーズ総合38 悲恋を葬る紅い涙

闇の御前こと大滝秀治氏には、是非一度、元締役を演じて欲しかった。
あの人は温厚な雰囲気を漂わせながら、秘めた凄味も感じさせる。
だから、表では仏と言われる大商人浜田屋、裏では大盗賊の首領「闇の御前」には
適役だったのだと思われる。
こういう二面性は、既に鹿蔵に関して指摘されているとおり、殺し屋の元締にも
不可欠なキャラである。

ネタバレの件に関しては、自分は単なる言いがかりという風には受け取ってはいない。
ミステリ板住人としては、ここまで全部書いてしまってもいいのかなあ、という感
は常に持ってはいる。
しかし、新仕置人のあの衝撃の最終回を平気で話題にしていて、
アンタら、今さらネタバレも何もないでしょ、という気もするわけである。
結局、ネタバレに関する時代劇板ローカルルールでも策定してもらうしかないかと思う。
策定後は遵守するように努めるし、違背したと判断すれば削除依頼することも
可能になる罠。
それまでは、従来どおりということで。