【新選組!】かっちゃんの青春 Part46【大河】
その頃土方の部屋では。
すでに土方は駆け込んできた沖田によって
固い畳の上に組み敷かれていた。
「総司、止め…ふ…、ぁ……ヤメロッ…ん」
問答無用で押し倒され、乾いた畳に擦れた肘がヒリヒリと痛む。
が、総司は何も聞こえていないかのように口吻けを繰り替えし
噛み付かんばかりの勢いで土方の唇を貪った。
「私だけ…見ていてください。」
小さく口の中で篭もらせた総司の言葉に
土方が気付くことはなかった。
「ぃ……、ぁ…ぁ…、痛ッ…」
前戯も早々に切り上げ、
十分に潤わない粘膜へ総司の熱を帯びた牡が触れる。
一瞬の躊躇の後、硬くなったソレが身体の奥を突き上げた。
鋭い痛みと、慣らされた身体だからこそ感じてしまう快感に
土方は声を殺すことも出来ず、欲情に喘ぐ。
「どうし…ぁ…、って……、総司…」
総司から性急に求められるのは初めてではない。
寧ろ、総司の行動はいつも突飛的な事の方が多い。
しかし何かがおかしいと、土方は思った。
何度突き上げても、どれだけ快感を感じても、
総司は土方の名前を口にしない。
いつもであれば、土方が黙れと、口吻けで口を塞いでしまうくらい
総司は多弁だった。
それは土方が俳句を詠んでいようと、
公務をしていようと、
そして、情交の真っ最中でさえも変わることはない。
その時にはいつも、総司の笑顔が垣間見ることができた。
なのに、今日は総司の顔には悲痛な影が降りていた。
しかし口を開かないので
何がその美しい顔を歪ませているのか、全く分らない。
「…あ、そうッ……、じ、…んぁ…っ…、は…ぁ…」
どれだけ読んでも返事はなかった。
返事はないのにその双眸だけは土方を捕らえて離さない。
土方の眼からは一筋の涙が零れる。
「も…ヤ…、だ…、ぁ…」
土方を捕らえる双眸が土方の涙と動きを確認すると、
その美しく、しかし冷淡な瞳が苦々しく歪む。
しかし、なぜ総司が辛そうな表情をするのか、土方には全く分らなかった。
言葉もなく、いつもより強く。
それだけに没頭した総司は、土方が頭を悩ましていることにもお構いなく、
熱い飛沫を土方の体内に注ぎ、いつもより早い終わりを迎えた。
同時に土方も総司の手の中に淡い精を放っていた。
lヽ ノ l l l l ヽ ヽ
)'ーーノ( | | | 、 / l| l ハヽ |ー‐''"l
/ み | | |/| ハ / / ,/ /|ノ /l / l l l| l み ヽ
l ・ i´ | ヽ、| |r|| | //--‐'" `'メ、_lノ| / ・ /
| た l トー-トヽ| |ノ ''"´` rー-/// | た |
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| に | | l | ヽ, ― / | | l に |
| !! | / | | | ` ー-‐ ' ´|| ,ノ| | | !! |
ノー‐---、,| / │l、l |レ' ,ノノ ノハ、_ノヽ
/ / ノ⌒ヾ、 ヽ ノハ, |
,/ ,イーf'´ /´ \ | ,/´ |ヽl |
/-ト、| ┼―- 、_ヽメr' , -=l''"ハ | l
,/ | ヽ \ _,ノーf' ´ ノノ ヽ | |
、_ _ ‐''l `ー‐―''" ⌒'ー--‐'´`ヽ、_ _,ノ ノ
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ここの人ってヴァカだから煽りやすいよね(藁
荒らしにレスしてるし〜(藁々
「ん・・・ぁ、何・・・永倉ッ・・・!!」
仰向けに引っ繰り返された土方は為す術もなく
新八の舌が厚い胸板を滑り降りていくのを感じていた。
先刻の口吻けで全身の力はすっかり抜かれてしまっている。
それに重ね、土方自身は着物の上から執拗に新八の愛撫を受けている。
土方に逃げられる道理はない。
「・・・土方サン、実はスゴク感じやすい?ココ、もうこんなに硬いョ?」
「ウ・・・ッ、・・・く・・・」
躰はイチイチ新八の動きに素直に反応してしまう。
羞恥に頬を染めた土方はせめて声だけでも抑えようと虚勢を張った。
しかしその努力も空しく、胸の飾りを甘く噛まれただけで声が洩れてしまう。
「うわッ・・・我慢する土方サン・・・艶っぽい・・・」
淫欲の箍が外れた新八は止まることを知らない。
されるが侭になっている土方の逞しい躰からそれを覆っている着物を剥がしていく。
手際よく下帯まで取り除いた新八は既に屹立した土方のそれに顔を近づける。
「何・・・を・・・ッあ!!」
亀頭にねっとりと新八の舌が絡み付く。
限界に近い土方の張り詰めたそれを口腔に含むとキュッと吸い上げた。
「ンッ・・・あぁ・・・!!」
解放を望んでいた白濁が勢いよく飛散し新八はそれを口腔で受け止めた。
「や・・・永倉、汚・・・」
「何が汚いの?土方サン。」
嚥下し損じ頬に付いた土方の残滓を細い指で掬い上げ
わざと土方に見えるように舌を出してソレを舐める。
「濃・・・。土方サン最近遊んでないの?」
「ッ・・・!」
その淫猥な言葉と仕種に土方は顔を反らせた。
そんな土方が可愛いのか、今度は首筋へと舌を這わせる。
「自分じゃ気付かないかな。土方サン、時々すっげぇ艶っぽいと思うんだけど。」
「・・・知るかよッ・・・」