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ミステリ板住人 ◆C2eJJPwS7M :
決定版 必殺仕置人鑑賞ガイド ベスト作品(一応順不同)
1 いのちを売ってさらし首(第1話)
必殺シリーズ全作品における「第1話」の最高傑作。
テンポが良い演出による登場人物の紹介が何度見ても秀逸。
ストーリーも第1話から東映残酷時代劇を想起させるヘビーさで、
視聴者の度肝を抜くものがある。
2 牢屋で残す血のねがい(第2話)
復讐とレイプが横溢する。
これも東映残酷時代劇のテレビバージョンかと思わせるほどのハードな
演出が冴える。
3 はみだし者に情なし(第3話)
拷問、リンチ・・、これもまた東映残酷時代劇を…
どこか不敵なユーモアも漂うのが不気味だ。
4 人間のクズやお払い(第4話)
2ちゃんねる最悪板住人を想起させる外道を、仕置人が徹底して始末する。
殺しのシーンが最高に盛り上がる一編。
5 夜がキバむく一つ宿(第15話)
九の一の非情さがサスペンスを盛り上げるミステリタッチの一編、
「ホン」の面白さは抜群である。
6 罪も憎んで人憎む(第19話)
必殺シリーズ初の本格的な時事ネタ(田中金脈ネタ)を導入した重厚な作品。
いわゆる「汚職の構造」を抉って容赦無い。
7 生木をさかれ生地獄(第21話)
最後の「仕置」が秀逸。「蟹工船」を思わせる文学的な作品かと思う。
一応、この7本を見ておけばよいだろう。