>>37-43 今度オンナの歓びについてたっぷり御教授いただきたいワ♪
47 :
爆発サイクリング(1):03/07/28 14:55 ID:4XvFRFpR
加納がハンギング用の装置を開発.
多美子が自転車新報編集長の名無しをおびき出す.
さらに辻が書斎魔神,ミステリ板住人,AGE君をおびき出した.
四人はそのままトラックで仏向町の山の上へ連れてこられる.
そしてハングマンはハンギングの装置を見せつける.
日下部「あの美容自転車には爆弾がセットしてあります.
ペダルが動くと同時に起爆装置に電流が流れ出すんです.
はい,スピードメーターが30Km/hに達しました.
この30Km/hをよく覚えといてくださいよ.
もし30Km/hを切ると…起爆装置が自動的に作動して…」
自転車に仕掛けられたダイナマイトが爆発を起こし,自転車は木っ端微塵に吹っ飛んだ.驚く4人.
書斎魔神「こんなもの我々に見せてどうするつもりだ.」
マイト「皆さんもかなりお年をめしている.
運動なさったほうが少しでも長生きするでしょう.
青春を思い出してサイクリングをしてみよう.ヤッホー,ヤッホー.」
辻「道具は4人分ちゃんと用意してございますから」
ここは横浜駅西口.ファンファーレがなると同時に紅白の幕が降り,
書斎魔神達4人がハンギング用自転車に乗せられているのが,披露された.
右からミステリ板住人,書斎魔神,AGE君,名無しの順.マイトの声がスピーカーから流れる.
日下部「それでは,美容運動を始めましょう.ヤッホー,ヤッホー,言いながらペダルを踏んでください.どうぞ.」
一生懸命ペダルをこぐ4人.
日下部「止めようとしても無駄です.スピードはどんどん上がりますよ.」
一生懸命ペダルをこぐ4人.
加納「ダイナ.」
スピードメーターが30Km/hを超えている.
日下部「30Km/hを超えました.これからは皆さんの足でペダルをこいでもらいましょう.」
一生懸命ペダルをこぐ4人.野次馬が大勢集まり始める.野次馬は大笑い.
すると,一人のスピードメーターが下がり始める.
日下部「どうしました.時速30Kmより遅くなるとドカーンですよ.」
その声を聞いて,また一生懸命ペダルをこぐ4人.
日下部「どうしました.ヤッホー,ヤッホーの声が聞こえませんよ.」
一生懸命ヤッホー,ヤッホーと叫ぶ4人.だが書斎魔神はグロッキー寸前.
多美子「見て.あの真剣な顔.」
辻「もっともっと苦しめばいいんだ.」
スピードメータの値がまた下がり始める.
加納「ダイナ.」
名無し「書斎魔神,もう足が動きません.」
ミステリ板住人「あたしもだ.」
名無し「助けてくれえ.頼む.」
日下部「いいとも.助けてやる.その代わりお前達のやったことを洗いざらい喋るんだ.」
書斎魔神「そ,それ.」
日下部「わかりました.それなら死んでもらいましょう.さようなら.」
しばらく自転車をこぐ書斎魔神達.だが,仏向町での爆発を思い出し,
ついに書斎魔神が喋り始めた.
書斎魔神「わ,わかった.話す.我らは必殺スレ占領を計画した.」
日下部「その手口は?」
ミステリ板住人「まず2ちゃんでしか読めない書き下ろしレスを投下し,
大所高所からハッタリかまして、ハイレベルな講義を、
お 読 む さ せ た。」
名無し「俺はメール欄sageかつ名無しで書き込み,スレに溶け込んできた,
世論操作を.と」
そのとき,東海道線の電車が横浜駅を通過.辻がマイクを日下部から奪い取る.
辻「お前達は削除人Xにもかみついたんだな.」
AGE君「ああそうだ.削除人Xはこっちの計画を知ったからだ.
その失脚を狙うため,色々な過去ログを使った.ところが,
それがばれそうになったので,うるせー馬鹿と叫んで遁走した.」
辻「よーし.お前が今喋ったことは全て録音された.
このテープは犯行に使った書き込みとともに証拠品としてそこへ置いておく.」
その書き込みの内容
200 名前:ミステリ板住人 投稿日:03/05/12 20:15 ID:???【←メール欄AGE】
ゲーム廚やパチンコ廚も消えて、ようやくまともな形になってきた。
必殺スレらしい話題をこれからも続けていこう。
俺も、出来るだけ沢山の話題を提供していくことにする。
書斎魔神「わかった.わかったから助けてくれえ.」
辻「ああ,わかった,わかった.」
辻は日下部にマイクを返した.
マイト「慌てんなよ.もうすぐ警察が来る.それまでゆっくり美容運動してなさい.」
書斎魔神「あ,そんな.そんな.そんな.」
野次馬は大笑い.他の悪党は「隊長!」と連呼.
しばらく自転車をこぐ4人.
だが
書斎魔神「もう駄目だ」
グロッキーになる書斎魔神.
と同時に起爆装置が起動される.
だがダイナマイトが爆発せず,打ち上げ花火が打ち上げられた.
拍子抜けして腰が抜ける悪党達.
そしてパトカーと入れ替わりにハングマンは相鉄で立ち去るのであった.
ハングマンは必殺の亜流作品なわけだから、上の方のやつも
必殺シリーズ関連創作になりますね。
傍若無人.凶暴卑劣なスレのゲーム厨.パチンコ厨.
コピペ厨.荒らし.彼らを次々と非常な血祭りにあげる黒い影.
正義を装い,どす黒い野望と狂気に燃える人物に
敢然と立ち向かうハングマン達.
次回,「にせハングマン壊滅作戦」にご期待下さい.
>>47のレスはいつも読ませるね。 これからもオリジナルシナリオで我々住民を指導してもらいたいよ。
新作シナリヲのウプまだ〜チンチン
58 :
_:03/07/28 18:35 ID:???
一連の事件についてラジオが特集を組んでいる.
ラジオに聞き入るハングマン達.
評論家「これは要するに天誅ですな.」
司会者「天誅と?」
評論家「あんたら若いもんにはなじみのないかもしれんけど,
天に代わりて不義を討つ.ようひかえていえば,
警察がようやってくれんことを,何者かが代わりにやったるってことやねえ.
その証拠にほれ,やられたんはパチ厨,ゲーム厨,
コピペ厨など皆世間の嫌われ者が闊歩するスレばっかりやないけ.」
司会者「しかしですねえ,スレの中には何の関係もない,
善良な住人も含まれているんですよ.」
評論家「いや,だから,
私は何もこの者のやっとることを認めるとは言うとらん.
けど一般市民の胸の内は,はっきり言うて,ざまあみろって,
いうことやないかねえ.まあ言うならば,この者は,そうですな,
英語でしゃれて言うとハングマン.」
司会者「ハングマン?」
評論家「ま,早い話が民間の死刑執行人や.」
ラジオを消す日下部.
日下部「あいた.名前を取られちまったよ.」
辻「(憤慨して)冗談じゃねえよ.俺たちはむやみやたらと人を殺したりなんかしねえからなあ.」
多美子「もちろんそうだけど,それにしても気味が悪いわ.」
加納「そう.まるで我々と同じようなことを.
それも情け無用でやった上,世間の喝采を浴びる奴が現れたんだからな.」
日下部「(呑気に)これからはハードボイルドが受ける時代になってきたのよ.」
辻「ハードボイルド?」
日下部「そのうちに俺達の人気をこの連中に,取って代わられちまうんじゃないの.」
多美子「もしこれがきっかけでハングマンっていう言葉がはやるようになったら,
やっぱりまずいんじゃないの?」
怒った竜が中国語でなんか言う.
辻「そう.絶対に許せん.俺達の存在は秘密だからなあ.ゴッドはいったい,
この事態をどう考えているのかなあ.」
そこへ電話がかかってくる.
日下部「ほうらおいでなすった.」
61 :
名乗る程の者ではござらん:03/07/28 19:22 ID:q+OS6wjT
午後二時.新宿ノッポビル
神島のオフィスに日下部がやってくる.
神島は先ほどのラジオを録音したものを日下部に聞かせる.
日下部「聞きました.さっきラジオで.」
神島「(怒りで興奮して)そうか.じゃあ話ははやい.早速,
この偽ハングマンの正体を暴いてもらいたい.」
うなずく日下部
神島「もちろん,複数の人間による行動だろうが,
彼らのやってることは一見正義の味方風に見えて,
実は何の関係もない人々を平気で巻き込む無差別殺人だ.
なにがハングマンだ! こんな連中はただの薄汚いリンチマンに過ぎん!」
日下部「(よせばいいのに神島をおだてて)近頃ゴッドも品格というか尊厳というか,
ますますご立派になられて.
洒落の方もかなりお上手になられました.」
神島「冗談を言ってる場合じゃない!」
神島の一喝を受けて日下部の顔が引きつる.
神島「このまま放っておけばますます増長して,
方々で無益な血が流されることになるんだぞ! しかも,
我々ハングマンの名においてだ.」
日下部「わかりました.必ず偽ハングマンの化けの皮をはいでやりましょう.」
ここでやめとけばいいのに日下部は話を続ける.
日下部「ところで神島.最近の我々の仕事ぶり,
もちろん承知してると思いますが,この仕事は特殊でございますからして,
なんていいますか,私の場合によりますと,みんな凄いなあ,やってるなあ,
素敵だなあって,声がかなり聞こえます.もちろん,
皆さんも一生懸命やっております.私の場合でよりますと,
そのなんていうんですか,情報提供者には物品を与えたり,見出したり,
いろいろ特殊な方法でやっております.ですからして特殊な,あー,
なんていうんですか,あー,言いにくいんでございますが…
私はこういうことはストレートで言うのは,
とても嫌いな性格でございますからして,えー…」
神島「報酬値上げの話なら当分お預けだ.」
日下部「決して私を軽蔑しないで下さい.失礼します.」
日下部,神島のオフィスを去る.
日下部と竜はテレビカメラなどの中継道具一式を抱えて
オーディエンスルームに忍び込む.
その頃,辻と多美子は鉄塔の下で
日下部達の中継電波を受信する装置を組み立てている.
書斎魔神はあややの特大ポスターが飾られたオーディエンスルームでPCをいじっている.
そこへ日下部がドアを開けて登場.
獣人「ふざけるな! 黙ってのこのこ入って来やがって.おーい誰かいないか?」
日下部「どうも,先生の折角の書き込みをお邪魔致しまして,
大変申し訳ございません.わたくしとしましては先生の独占インタビューを,
どうしても取りたかったものでございまして,大変に失礼しました.」
獣人「ふざけるな.出て行け.」
獣人を制する書斎魔神.
書斎魔神「出て行かせることはない.」
驚いて振り向く獣人.書斎魔神,立ち上がって日下部のほうに近づく.
書斎魔神「ちょうどいい機会だ.あたしの信念を聞かせよう.」
別室で竜の撮影している映像を見てデジコンがほくそ笑む.
そして辻にマルチキャストの準備ができてるかどうかを確認.
日下部はにやりと笑う.
日下部「ゆっくり伺いましょう.」
カメラを操作する竜の手に力が入る.
日下部「その前に一つ聞きたいことがある.偽ハングマンの元締めは貴様だろう?」
書斎魔神「偽ハングマン?」
日下部「そのとおり! 本物のハングマンはこの俺だ!」
書斎魔神と獣人は怪訝な顔でお互いの顔を見合う.日下部,書斎魔神を指差す.
日下部「書斎魔神! お前の本当の狙いはクーデターで世の中をひっくり返すことだ.そうだな.」
書斎魔神「うん.狙いはまさにクーデター.」
加納がスイッチを切り替えると同時に,
全国のコンピュータに書斎魔神の顔が大映しになる.
書斎魔神「私は今の堕落しきった2ちゃんねるがどうにも我慢がならなくなった.
だから密かにミステリ板獣人に命じて抹殺専門の部隊を作らせたんだ.
そして彼らにはどんな厨房でも構わんから,容赦なく叩き潰せと命じた.
これによって世の厨房どもは縮み上がり,人々はこれに喝采を送るに違いない.
その機を狙ってクーデターを起こすのだ! クーデターを起こせば,
愚民達はこれに熱烈なる支持を与え,
やがては優れた指導者の下にひれ伏すことになるのだ!」
日下部「その指導者とは貴様自身のことか?」
書斎魔神「もちろん.この私をおいて他に誰がいる?
ひろゆきも駄目,削除人も駄目だ!
この間違ってる世の中を立て直すことができるのはこのわしの他にはおらん.」
日下部「貴様はヒットラーになりたいのか?」
書斎魔神「そうだ,ヒットラーだ.この書斎魔神は現代のヒットラーだ.」
日下部,にやりと笑う.
日下部「ちょっと待った,書斎魔神さん.
今あんたが喋ったことは全国のコンピュータに流れている.」
書斎魔神「テレビ?」
日下部「そうとも.ネットワークでね.」
書斎魔神,狼狽してしまい,二の句が告げなくなる.
獣人「そんな馬鹿な.出鱈目を言うな.」
日下部「嘘だと思うなら,PCを見てみな.」
PCには書斎魔神がビックリしている顔が映っている.
書斎魔神「くっそー.」
書斎魔神は日本刀で切りかかったが日下部と竜に軽くあしらわれ,獣人と一緒に縛られてしまった.
書斎魔神「わしはヒットラーだ.現代のヒットラーだ.」
日下部「わかった,わかった.」
日下部が書斎魔神達を座らせると電話がかかってきた.
日下部「ほうら,視聴者から早速反応があったい.」
日下部は電話に出た.
日下部「もしもし,書斎魔神オーディエンスルームです.はい.わたくし秘書のAGE君と申します.
今のテレビをご覧になった.はい.間違いございません.はい.
あれは先生のご意見でございます.先生がですね,
世の中に自分の意思を発表したいとそう仰ってます.」
書斎魔神「そうだ,そのとおりだ.わしは現代の指導者だぞ!」
日下部「聞こえましたでしょうか? よろしくお願いいたします.」
日下部,電話をうやうやしく切る.
日下部「横浜ケーブルビジョン担当者が警官と弁護士を連れ,契約を打ち切りにすぐ来るそうだ.」
書斎魔神と獣人はびっくりしてお互いの顔を見合った.
日下部「せいぜい観念してもらおう.仕事は終わった.」
日下部と竜は書斎魔神達を置いて帰っていった.
激しくワロタ!!
オーディエンスルームに踏み込むとはユカイ(・∀・)ツーカイ!!
ところで皆さん、元ネタは知ってますよね?
ところどころ改変ミスがあるけど、脳内補間してください。
書斎魔神,ミステリ板住人,AGE君,名無しは体育着に着替えさせられ,
縛られて体育館で寝かされている.
書斎魔神「何だ,お前達は?」
日下部,加納,多美子,竜,辻は無言.
ミステリ板住人「どういうことだよ,これ.何か言いなよ.」
日下部「その節はどうも.」
日下部の挨拶にミステリ板住人は.
ミステリ板住人「(激怒して)いったいなにが欲しいんだ,あんた達.お金? いくら出せって言うの?」
答えの代わりに書斎魔神達はヘッドホンをさせられる.
日下部「これから皆さんが大変お喜びになるものをお見せしよう.あれを見ろ.」
見ると銅像にヘッドホンがされている.加納がリモコンのスイッチを押す.銅像の頭が爆発.
書斎魔神達「!」
加納「正直に質問に答えないと今のように爆発してあんた達の頭は粉々だ.」
日下部「じゃあ,テストしよう.第一問.
昨日,必殺自治スレ2を荒らしたのはお前達だな?」
答える者は誰もいなかった.
日下部「みなさん,どうしました.不機嫌な顔して.答えは待ったなし.スイッチ.」
加納がスイッチを押そうとした瞬間,
ミステリ板住人「待って.そう.俺達だ.」
日下部「そう,それでいい.」
日下部はリモコンを加納から受け取る.
日下部「皆さん,お若いのに体の線がかなり崩れているようだ.少し運動して,
刑務所へ行っても困らないようにやってもらいたい.それでは,
トレーニングを始める前に注意を与える.まず,
止まったらヘッドホンが爆発するよ.
それから,掛け声を出してやること.チチパッパ,チチパッパ.
よーい,スタート.」
日下部の掛け声でAGE君は重量挙げ,名無しは分銅あげ,書斎魔神は背筋の運動,
そしてミステリ板住人は腰の運動を開始.
日下部「どうしました? チチパッパが聞こえませんよ.」
書斎魔神達「チーチッパッパ.チーチッパッパ.チーチッパッパ…」
日下部「そうそう.ミステリ板住人!」
ミステリ板住人「(大声で)チーチッパッパ.チーチッパッパ.
チーチッパッパ…」
ふと気づくとハングマンの姿がない.書斎魔神達は手を止めるが…
日下部の声「そうか.スイッチを入れよう.」
ヘッドホンから日下部の声が聞こえたので書斎魔神達,運動を再開.
そこへ必殺スレの住人達がやってきた.
書斎魔神「何だ,何だ,何だ,何しに来た.」
必殺スレ住人「書斎魔神様の講義があるから,ここへ集まれと伺いました.」
びっくりした書斎魔神は思わず手を止める.が…
日下部「やめると爆発するぞ!」
書斎魔神はチチパッパと言って運動を再開.
加納「じゃあ始めようか.
まず横浜ケーブルビジョン ◆8LbogeAFDE さん攻撃の経緯から正直に.」
書斎魔神「ああ,言う.
横浜ケーブルビジョン ◆8LbogeAFDE は私に粘着していた.とりあえず4時間.
その4時間はこのミステリ板住人の書き込みでそもそもこの男が」
ミステリ板住人「なに言ってるんだ.
一緒にやろうといったのはあんたじゃないか.」
書斎魔神「荒らしのからくりを知った横浜ケーブルビジョン ◆8LbogeAFDE を
倒せといったのはお前じゃないか!」
ミステリ板住人「それに失敗して泡食って,AAを貼ったのは誰なんだ.」
書斎魔神「うるさい! 駄目だ.助けてくれえ.もう,もう駄目だ.」
書斎魔神達を必殺スレ住人達は見つめている.そしてパトカーのサイレン音が…
ミステリ板住人に関するネタを書くのはここでしょうか?
82 :
名乗る程の者ではござらん:03/07/29 19:41 ID:vPw9eHEw
83 :
_:03/07/29 19:55 ID:???
85 :
名乗る程の者ではござらん:03/07/31 19:06 ID:HfZdWILa
書斎魔神,AGE君,名無しが辻を連れて部屋の中に入ると男が三人立っている.
書斎魔神「諸君.」
書斎魔神の声を聞いて三人の男は回れ右をして書斎魔神のほうを向く.
書斎魔神「この男は2ちゃんねるに害を成す男だ.
会社の将来のために君たちの手で処分するがいい.」
辻「え?」
AGE君がナイフを持たせながら言う.
AGE君「さあ,殺すのよ.殺しなさい.殺すのよ.」
名無しが辻を羽交い絞めに.
辻「やめろ.君達は催眠術にかけられてるんだ.目を覚ませ.
目を覚ますんだ! やめろ!」
だが辻の言うことを聞いていないのか,
男達はナイフを持って辻にゆっくり近づく.
男の持つナイフが辻の手首に当てられる.
辻「やめてくれ.」
男達が近づく.
辻「目を覚ますんだ.」
男達が近づく.
辻「目を覚ませえ.いい,やめろ.やめてくれえ.」
男が辻の手首を握る.
辻「何をする.やめろ.やめてくれえ.やめろ.」
書斎魔神とAGE君はじっと辻をみつめた.辻は一巻の終わり…と思ったら,
男達は向きを変え,書斎魔神とAGE君に近づく.
書斎魔神「な,なにをするんだ.」
AGE君「いったいどうしたの?」
日下部「俺達が先に指令を出しておいたのさ.」
書斎魔神とAGE君が振り向くと白衣を着た日下部と加納の姿が見えた.
日下部「あんた達三人を殺せとね.」
書斎魔神とAGE君は恐怖で顔が引きつっていた.その隙に多美子が名無しを突き飛ばし,
辻を助け出した.辻は安心して腰が抜けそうになってしまった.
加納は音楽を止めた.
加納「もういい.ナイフを捨てて部屋に帰りたまえ.」
書斎魔神「貴様ら,いったい何者なんだ.」
多美子「あたし達はハングマン.あんた達のような悪党を制裁する死刑執行人よ.」
AGE君「あたし達をどうするつもり?」
名無しはAGE君のところに寄る.
日下部「必殺スレ住人の前で何もかも白状してもらおうか.」
名無し「誰が話すもんか.」
加納「いや,話すさ.」
日下部「話してもらおう.」
日下部が白衣を開けると腰にダイナマイトが.書斎魔神達の顔が凍りつく.
左からAGE君,書斎魔神,名無しの順に椅子に座らされ縛られている.
多美子が注射器を見せる.
書斎魔神「やめろ.そんなことは許さんぞう.人権侵害だあ.」
辻の怒りが爆発.
辻「ハ,ハ,ハ,ハ,ハ,ハ.笑わしちゃいけないよ.
他人には散々やったくせに自分だけはやだって言う.冗談じゃねえ.」
多美子「さあ,おとなしくしてえ.」
ショパンのノクターンとメトロノームの音に合わせ,
書斎魔神達はパラ催眠状態に入る.
日下部「お前達はもう自分の意思で自分をコントロールすることができない.
この音楽が聞こえている間は我々の操り人形だ.」
翌日.
スピーカーから多美子の声が響く中,書斎魔神達が教室に入ってくる.
多美子「お待たせしました.これより塾長の書斎魔神聖一郎,および,
講師のAGE君栄子,ならびに名無し純一による特別講義を行ないます.」
三人は無表情で教壇に立つ.
多美子「テーマはいかにして世論を操作し,2チャンネルを支配するかについて.」
生徒達が三人をじっとみつめる.
日下部「書斎魔神.講義を始めなさい.」
書斎魔神「私はこのスレの中から有名なものを選び,
粘着して攻撃させた.その一例は,過日スレから引上げさせた,蔵人である.」
驚いた生徒達は一斉に立ち上がった.
日下部「次はAGE君.講義を始めなさい.」
AGE君「実際に粘着し,攻撃しつづけたのは私です.
私は専門分野の薄味長文を応用して十個以上のスレを壊滅させました.
動機は名誉です.私は貧乏な無職で一生を終わりたくなかった.
才能をお金に買えて贅沢な暮らしをしたかったんです.」
それを聞いて生徒達は怒り狂い,教壇に詰め寄る.
怒号が飛び交う中,名無しが話し始める.
名無し「私も名誉が欲しかった.だからこそ書斎魔神先生に協力して,
ミス住はこのスレに溶け込んだねえ,と書き込みを続けたんです.」
生徒「貴様,それでも人間か!」
生徒「警察だ.」
生徒「我々を何だと思ってるんだ.」
出て行く生徒達と入れ替わりにパトカーが駆けつけた.
93 :
山崎 渉:03/08/02 00:21 ID:???
(^^)
>>93 山崎さんのレスはいつも読ませるね。がんばれ山さん
真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ