932 :
名乗る程の者ではござらん:2005/09/03(土) 19:10:17 ID:BSgwFsLL
主人公の行く先々で展開に沿った音楽が流れるのですが
誰が流しているのですか?
>>932 流しの門付けです。
彼らは日本各地を放浪し、雰囲気ある場面に出くわすと、
相応しい曲を奏でることでその場の人に心づけをもらっていたのです。
当時、門付け芸人は賤民とされていたため、曲を奏でるだけで画面には映らないのですが、
その腕前は素晴らしく、状況によっては西洋楽器や電子楽器にも匹敵する
音曲を奏でられたといいます。
また、彼等の間には、職業上、知りえた秘密は絶対に漏らさないという厳しい掟があり、
その仕組みは、いわゆる闇の仕事人に極めて近いものがありました。
そのため、吉宗公や水戸のご老公のお忍び行脚、また悪人が悪事を働く場面、
さらには仕事人が標的を葬る場面など、本来なら人に見られては困る場面であっても、
門付けだけは黙認されたのです。
現に、お艶、、おとわ、おりくと呼ばれる(同一人物説あり)三味線引きの仕事人は、
普段は門付けで生活していたといわれています。
画面に姿を現さないのは、顔を覚えられたくないというのも理由のひとつだったのでしょう。
余談ながら、仕事人が殺しを遂行する際の曲に、特に力が入っていたのは、
業態の近いものに対する親近感の表れだったのでしょうか。
桃太郎侍も長七郎も斬った張ったの斬り合いはもう引退したというのに、
八丁堀の中村さんだけはいまだに現役で斬り合いをやっているのはなぜですか?
天気がいい夜になぜか悪党の屋敷に突然霧が立ち込め、
主人公が現れて立ち回りが始まると、嘘のように霧が晴れています。
あの霧はいったいなんなのでしょうか?
>>935 あれは霧ではなく煙です。
戦の前の腹ごしらえにサンマを焼いて食べていました。
>>936 関連で質問します
以前「サンマは目黒に限る」という噂を聞いた事があるのですが
江戸時代には目黒でサンマが捕れたのでしょうか?
>>937 それは活きのいい魚の選び方のことです。
古くなると魚の目が白く濁ってくるので、目は黒いほうがよいということです。
地名とは関係ありません。
939 :
名乗る程の者ではござらん:2005/09/10(土) 11:45:32 ID:5xlDezVO
>937
マジレスにすると…
おしのびのお殿様が、町(東京の目黒)で七輪で秋刀魚を焼いているところに出くわします。
美味しそうだったので秋刀魚を食べました。
アツアツでめちゃくちゃ美味しかったので、城に帰って配下に秋刀魚を焼いて持ってくるように言います。
配下の者は「殿が火傷をしてはいけない」と思い、冷めた秋刀魚をお殿様に出しました。
それを食べたお殿様は「この秋刀魚は美味しくない…やっぱり秋刀魚は目黒にかぎる」と
言った事から「サンマは目黒に限る」という言葉が生まれたんですな。
つーか、昔の殿様は温かい物はマトモに食えなかったんだろうな…毒見の関係から…
もしかして、お殿様がよくお忍びで出かけるのはそのためか?
940 :
名乗る程の者ではござらん:2005/09/10(土) 12:38:47 ID:Yg9erGIi
時代劇には、早川健みたいな男は何故出てこないのですか?
悪事から足を洗い平和な生活を望む元悪党は、100%の確率で誰かをかばって死にますよね。
おれは子供のころ目黒なんて地名は知らなかったので
>>938だと思ってた
目黒と言えば目黒祐樹です。
目黒祐樹といえば松方弘樹の弟です。
もうお分かりですね?
「マグロは松方、サンマは目黒」
ということです。
>939
そうですな、殿様がよく忍びで城下町に出るのは、お袋の味をもとめているからです。
温かくて美味い食べ物→お袋の味。冷たくて美味しい物→料亭の味と思っているからでしょう。
このDNAは、殿様の隠し子や分家の血が一般のものと結婚し、薄くなっていってますが…
特に独身男性には特殊変異で表れ、「お袋の味が食べたいな」というのある。
>>943 ええと・・・要するに、この兄弟をTVで見かけるときは、
休日昼の番組でカジキマグロを釣れない兄
夜の通販番組でサンマの焼き加減に感激する弟
・・・となっているという理解でよろしいんでしょうか?
先週金曜日NHKで放映された秘太刀馬の骨で、飯塚孫之丞が石橋銀次郎と立ち会った時に
木刀の真ん中を持ってクルクル回しつつ奇声を張り上げていました。
一体どうしてこんな奇怪な行動をとったのでしょうか。あまりにも理不尽です。
あれが矢野道場の正式な立会いの作法です。
他の門弟たちは恥ずかしくて真似できなかったようですが、
真面目な孫之丞は二代目の教えに忠実に従いました。
それゆえ彼は「矢野道場、創始以来の天然剣士」と呼ばれたのです。
>>937 結論から言うとほぼその通りです。
まず現在の東京の海岸線は多くが埋め立てによって作られたものです。江戸時代には
八ツ山−鈴ヶ森の間(今の品川駅−大森駅の区間です)は海になっていて目黒は港町でした。
また当事は気候が寒冷で暖流の影響が弱かったため、黒潮と親潮がぶつかる地点は
東京湾口のあたりにありサンマがここまで下ってきていました。そしてこのあたりでとれた
サンマは品川や目黒に水揚げされ殿様の目に触れるところとなったわけであります。
949 :
名乗る程の者ではござらん:2005/10/02(日) 22:01:41 ID:wQVXaZC7
質問です
江戸時代の女の人にワキ毛が生えてないのはなぜですか?
950 :
名乗る程の者ではござらん:2005/10/06(木) 23:02:00 ID:LtY7wn3z
いま再放送してる三匹が斬るで矢坂平四郎さんは浪人のわりには血色もよく、体格もよく、不潔な感じが全然しないんですが、なんでなんですかね?
>>949 それは貴方の視聴方法に問題があります。
952 :
名乗る程の者ではござらん:2005/10/07(金) 05:29:13 ID:3ZvavYf9
町娘が手篭めにされそうになると必ず助けが入ること
>>952 江戸時代の建築物は現代の建築物と違って防音構造になっていません。
さらに、自動車などの騒音もなく、人々も日が暮れれば寝てしまうため、
夜は非常に静かでした。
よって、誰かが大声を上げれば確実に近所一帯に聞こえるわけで、そのため、善意の第三者が
屋敷内に助けに入ることもしばしばありました。
必殺シリーズで北斎が何度も殺されるのが理不尽です。
>>954 シェイクスピアや写楽同様、北斎も何人もいたのです。
>>950 浪人たるもの健康体でなきゃやってけません。病気になったらそのままのたれ死にです。
それに同じ健康体でも威風堂々としていたほうが世渡りがやりやすいのです。
これじゃマジレスです。理不尽です。
957 :
侍見習:2005/10/28(金) 00:23:53 ID:PzOSKLMx
>>946 コロリにかかっているからです、ソットして置いてやってください
>>950 実は仕事人で裏で成敗した後、仕事料をもらっています
>>952 その人の後を尾行している人が出て来るだけです
何故、旗本退屈男は、悪代官に殺されたのか、
理不尽でなりません
暴れん坊将軍は勘定奉行を何人成敗すれば気が済むのか
>>958 実はこれまで何人勘定奉行を成敗したか勘定するのがシュミなのです。
必殺渡し人では最終話で大奥入りが決まっていた女を殺したことで全員失踪しなきゃならないほどだったのに、
他のシリーズでは奥女中クラスを殺しても普通に生活しています。大丈夫なんですか?
961 :
名乗る程の者ではござらん:2005/11/02(水) 17:32:49 ID:bpOa8Dfk
暴れん坊将軍では毎週のように大目付だの勘定奉行だの、要職にある人物を斬殺
していますが、あんな調子で人材が枯渇しないのでしょうか?
暴れん坊将軍で要職にあった悪評の人物が頻繁に失踪しているにも関わらず、
後任に就いた悪人が何の迷いも不安も持たずに悪事に専念しているのはなぜですか?
少しは噂が立って、悪事を行えば怪死を遂げるという情報が入って心配になる悪人もいると思うのですが。
>>963 実は不信感を持たれぬ為に三度に一度は罪のない要職者も消しています
当時の平均寿命が短いのはこういった犠牲者が少なからず存在した為です
>>954 実は葛飾北斎と言うのは複数の絵師の共有ペンネームなのです。
現代で言うところの漫画家のCLAMPみたいなものです。
ですので、北斎は何人もいたのです
966 :
侍見習:2005/11/06(日) 22:41:08 ID:HvHEV4XJ
>>963 「長谷川平蔵」、「新撰組」
「大石倉之助」、「柳生一族」
「旗本退屈」、「水戸黄門」、
「金さん」、「大賀越前」等を
抹殺した事で有名なブランド
「弁天堂」(ここら辺のことはPS2ソフト『悪代官』で)
で買った罠や人員を配置しますが、将軍にして伝説の悪代官の吉宗に
は、作動しないように出来ておりさらに用心棒はLVが10下がってしまうのです、
そんな事を知らないので「一般悪代官」は来ても勝てる思い、なめてかかるのです。
>>961 入社前後で待遇かコロッと変わる会社があるように、入るまでは大事にされますが、入っちまえばこっちの者
と言う考えです。人間って全く進歩しない動物ですね。
968 :
967:2005/11/07(月) 10:26:47 ID:???
水戸黄門の大ファンとして有名だった故ジャイアント馬場さんに関してお尋ねします
16文キックより32文ロケット砲(ドロップキック)の方が効果絶大のように報道されていますが
相手に接触する面積が少ない方がより効果的なダメージを与えられるのではないのでしょうか?
>>969 ご存じの通り銭形平次は普段は一文銭を投げますが、
ある時一回り大きい程度の十文銭を使ったところほぼ金額比通りの
破壊力を見せ相手はほぼ昏倒、三度も投げればどのような巨漢でも
打ち倒したと伝えられます。
同様に、より大きな物が飛ぶという心理的効果が使う側受ける側
双方に作用し大きな効果となるのでしょう。
972 :
文七:2005/11/24(木) 19:55:11 ID:QSxhHcZI
>>630 それどころか、過去からも来ています、
かくゆう私も過去の人間です。
(´-`).。oO(突然どうしたんだろ…)
974 :
名乗る程の者ではござらん:2005/11/26(土) 15:44:46 ID:ioPnREhA
大奥は時代劇ですか?時代劇のフリしたメロドラマですか?
>>630 猫型ロボットやタイム戦隊は未来から現代に来ています
976 :
名乗る程の者ではござらん:2005/11/27(日) 02:55:55 ID:cCFUQlgb
「暴れん坊将軍」などの時代劇で、最後に切りあいになる時、悪役側の
家来たちがものすごくいっぱい出てくるのを見ると、これだけの人数を
雇うためには悪いこともしなければならないのかなあ、と思うんですが、
リストラはできなかったんでしょうか。
>>976 マジレスですが武家は官職により配下の人数が規定されている筈です。
下級武士でも中間などを雇わなければならずその費用も馬鹿にならなかったようです。
>>977 なるほど、だから悪事に手を染めなければ家臣を養えなかったのですね。
すると本当の巨悪は、そういう規則を押し付けた将軍様ということわけですか。
>>978 そうです。
だから、それがばれないように、手下どもを粛清しているのです。
980 :
名乗る程の者ではござらん:2005/12/01(木) 23:32:56 ID:WbVMomLk
女郎屋というのが売春宿だと最近知ったのですが
売春防止法で取り締まられなかったのでしょうか?
また、福島瑞穂とか田島陽子みたいな人から叩かれなかったのでしょうか?
>>980 その女郎は、いわゆる娼婦である「じょろう」ではなく「めろう」と読みます。
「めろう」とは女性のことを口汚くいう言葉で男性を口汚くいう「野郎」に相当します。
そんな施設ですので福島瑞穂とか田島陽子みたいな人から叩かれることはありません。
むしろ中の人が福島瑞穂とか田島陽子みたいのです。