時代劇の理不尽な点を強引に解釈するスレ 弐

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882名乗る程の者ではござらん:2005/08/03(水) 21:52:32 ID:???
>>881
大八車に家財道具を載せる際、町民の皆さんは火事場の馬鹿力を発
揮します。
これは普段かけられているリミッターを外すことにより、想像を絶
するパワーを出すことができるのですが、筋肉・骨格等に凄まじい
負担がかかるため、体を壊しかねない諸刃の刄です。
当然あまたいる町民の中には家財道具を運んだものの腕がモゲてしま
ったり、足があらぬ方向に曲がってしまったというような見るも無残
な姿になってしまう人もいます。
彼らの痛ましい姿をダイレクトに映してしまうとTVの前のちびっこ
のトラウマになったり、心臓の弱い老人が心臓マヒを起こしかねません。
あえて映さないのは老若男女に愛されている時代劇の優しさなんですね。
883名乗る程の者ではござらん:2005/08/06(土) 11:32:12 ID:???
医者が怪我人の傷口を洗うシーンでしか
焼酎が登場しないのは理不尽です。
884名乗る程の者ではござらん:2005/08/06(土) 22:34:15 ID:g3iMz/rf
>>883
昔、はじめて日本にお茶が入って来た時、嗜好品ではなく医薬品として使用されていました。
同じように焼酎も江戸時代にはもっぱら飲酒としてではなく、医薬品として使用されていたのです。
885名乗る程の者ではござらん:2005/08/06(土) 22:57:13 ID:???
『主水死す』で、実は将軍家世継家定の双子の妹だった捨蔵は男として育てられていました。
あんな巨乳童顔で女であることを隠しようがないのに、男として育てていたことが理不尽です。
周囲にバレバレじゃないんですか?
886名乗る程の者ではござらん:2005/08/06(土) 23:58:10 ID:???
>>885
周囲には蔭間(=ショタ趣味のお大尽に奉仕する少年)と思われていました。
887名乗る程の者ではござらん:2005/08/09(火) 13:04:26 ID:???
少し微妙な疑問なのですが、あえて質問させて頂きます。

「狂い死に」「気が触れて死ぬ」等の表現がありますが
現代ではどんな死因に該当するのでしょうか?
888名乗る程の者ではござらん:2005/08/09(火) 22:37:04 ID:???
ずばり薬物の禁断症状です。他には拷問で水滴を等間隔でひたすら額に垂らし続けるというものがあります。
889名乗る程の者ではござらん:2005/08/13(土) 21:39:27 ID:knEWlJxe
峰打ちなんですけどね。
相手が気絶するくらいの衝撃を与えるわけでしょ。
中には脳挫傷で死んじゃった人も居るのでは?
890名乗る程の者ではござらん:2005/08/13(土) 22:28:09 ID:jdWyuoc6
>>889
当時の医学では、一見、外傷のない脳挫傷や脳内出血による
死亡の原因を判定することができませんでした。
したがって峰打ちの死者は、たまたま峰打ちを受けた直後に、
運悪く卒中や心の臓の発作で死んだとみなされます。
891名乗る程の者ではござらん:2005/08/13(土) 23:22:34 ID:???
>>889
峰うちですよ?峰竜太のうちの様子を見せるのです。
そりゃ気絶せずにはいられますまい。
892名乗る程の者ではござらん:2005/08/14(日) 00:21:23 ID:uOAZwSs3
水戸黄門の印籠を見せるシーンですが。
幕府の木っ端役人である代官なら単純に
恐れ入りました、で話は分かります。
しかし、これが薩摩藩や長州藩の関係者
は?表向きは謙虚に頭を下げていても、
はらわたが煮えたぎっているのではないですか?
関ヶ原の恨み、忘れないぞ!というかんじで。
893名乗る程の者ではござらん:2005/08/14(日) 02:23:02 ID:???
>>889

そもそも大抵の時代劇で峰打ちで倒れた雑魚がその後何事もなく生涯を全うしたなどと言うシーンは放映されてません。
死んでようが生きてようがウソはついてません。
894名乗る程の者ではござらん:2005/08/14(日) 10:25:28 ID:ojZq7BOt
水戸黄門で、格さんが三つ葉葵の印籠だして
「水戸のご老公であるぞ」
って言うと、武家はともかく
水呑百姓まで土下座するのはなぜですか。

もんどころとかmみとのごろーこーとか
全然意味わからないと思うんですが
895名乗る程の者ではござらん:2005/08/14(日) 10:44:38 ID:???
>>892
その積もり積もった怨念が、幕末に爆発するわけです。
光圀が編纂した「大日本史」が後に勤皇志士の思想的背景になったのは
有名な話ですが、こういうところでも倒幕の遠因を作っていたのですね。

>>894
よくわからなくても、とりあえず偉そうな人には頭下げとけ、が、
当時の農民や諸人の処世訓だったのです。

あと、庶民の教養や識字率が低い当時、光圀公は、
無学な庶民でも自分が身分あるものだとわかりやすいように、
家紋=徳川家のロゴが入った印籠を所持しているのです。
印籠を振りかざすという、一見、権高に見える行動も、
実は庶民への思いやりから出たものだったのです。
896名乗る程の者ではござらん:2005/08/14(日) 11:10:51 ID:???
>>894
みんなが土下座するのは印籠の意味を知っているからではありません。
あの印籠には人の精気を吸い取る力があるのです。
そのため直前まで殺気立っていた悪人どもですら、足腰が立たなくなって座り込んでしまうのです。

大学者であった光圀は左道邪術にも通じていたようです。
897名乗る程の者ではござらん:2005/08/14(日) 12:54:09 ID:???
>>895

反射神経が必要ですね。
私なんかパニくっちゃって
「何?あの旅の人何て言ったの?え?え?」
って一人て突っ立ってそうです。

>>896
では
「もはやこれまで」
するお侍はすごいですねえ!
やっぱ鍛錬ですか?
898名乗る程の者ではござらん:2005/08/14(日) 21:26:32 ID:tTz2DOQw
刀で切られる時、服が切れてないのに死ぬのは何故?
突き系で刺し殺す時、どう考えてもそこを刺しただけでは死なないのに死ぬのはどうして?
899名乗る程の者ではござらん:2005/08/15(月) 17:34:52 ID:???
>>898
時代劇の侍たちはみなアヌビス神のスタンドの使い手なのです。
服は切らずに中身だけ斬ることなどお手の物です。
900名乗る程の者ではござらん:2005/08/15(月) 23:41:22 ID:???
実は、天下泰平の江戸時代ともなると、両刀をたばさむ侍でも、
実際に人を斬れる技量をもつ者など滅多にいなかったのです。
そもそも人を斬るなど、一流の技術と名刀の両方がそろわない限り、
そう簡単にできる技でもなく、無礼打ちも簡単には認められませんでした。
また侍たちは、下手に人を斬って折角の刀を損じることを嫌いました。
それゆえ、剣術自体も形骸化してしまい、当時の侍たちの間では、
刀を振るった瞬間に「ズバッ!」「ドシュッ!」と口笛で効果音を発するなど、
小手先で斬ったように見せる技術のみが発達していったのです。

一方、当時の人々は、刀で斬られる→死ぬという刷り込みがなされていました。
それゆえ本物らしい効果音つきで斬りつけられると、
本当はかすめただけでも斬られたと思い込んで倒れてしまうのです。
実は、斬られたかに見える彼らは、あとでしっかり目を覚ましているのです。

というわけで、やせぎすで骸骨のような風貌の侍をはじめ、
ある回で斬られたはずの悪代官、商人、被害者の町人などが、
後の回でまた出てくるという事態が起きるのでした。
901名乗る程の者ではござらん:2005/08/16(火) 01:52:28 ID:D3gUQfXQ
「影の軍団服部半蔵」という映画ですが、
最後のシーンで黒幕の松平伊豆守が、
殿中で半蔵に斬られる場面があります。
通常の袴であれば逃げられたかもしれません。

しかし、将軍宣下の重大な儀式の最中なので、
あの浅野匠頭と同じ装束、烏帽子長袴でした。

外様大名ならいざしらず、幕閣の首座である筆頭老中が
いざというときに素早く動けない装束をしていたのでしょう?
902名乗る程の者ではござらん:2005/08/16(火) 19:00:33 ID:???
>>901
平和ボケです
903名乗る程の者ではござらん:2005/08/17(水) 22:17:25 ID:2zssHSzx
悪人に斬られるとき、後ろを見せて逃げようとする人は斬られるのに
腰が抜けたりして動けず、目をつぶった人には助けが入るのはなぜでしょうか
904名乗る程の者ではござらん:2005/08/18(木) 03:35:51 ID:???
「もうだめ!」というタイミングで助けが入りますよね。
扇やら、赤い風車やら、刃物やらがまず飛んできたりします。
ところが現場は多くの場合、何人も入り乱れて狙いが定めにくいのが実情。
一歩間違えると善男善女の方に刺さります。
後日瓦版で「吉宗誤射! 被害者負傷」「行き過ぎた成敗の果てに…」
とボロクソです。特に朝日瓦版。
よって、背を向けて逃げる奴=誤爆しやすいってか邪魔=放置 かと。
こんな時はうろたえず、低い姿勢で動かないで下さい。
なお、遠投以外に直接正義派が刀片手に駆け込む場合も理屈は一緒です。
905名乗る程の者ではござらん:2005/08/18(木) 04:08:04 ID:9+pgS4tg
>>904
関連でお尋ねします

朝日瓦版は幕府を批判しているように感じるのですが
南蛮からの圧力でしょうか?
906名乗る程の者ではござらん:2005/08/18(木) 17:57:58 ID:???
>>905
李朝と清朝の圧力です。
実は悪人の大半はかの国からの渡来人なのですが、
それは言ってはいけません。
907 :2005/08/24(水) 12:19:55 ID:???
age
908名乗る程の者ではござらん:2005/08/24(水) 13:37:58 ID:AtXo8fHg
十手vs刀になった場合、ほとんど十手が勝つのは何故ですか?
十手の使い手が相当の手練ならまだしも、ヘタレな子分でも負
けて斬り殺されることがないのは理不尽です。
909名乗る程の者ではござらん:2005/08/24(水) 18:36:23 ID:???
>>908
十手に磁石が仕込んでありました。
刀で斬ろうとしても磁石に引き込まれて十手に貼り付いてしまうため勝てません。
910:2005/08/26(金) 18:16:28 ID:jrWld+0m
銭形平次で、子分の○○が平治親分にむかって「親分絶好のチャンスですぜ!」
と叫んでいた!!
911名乗る程の者ではござらん:2005/08/26(金) 18:27:15 ID:???
>>908
十手持ちと戦うような悪党の持っている刀はたいていなまくらで、重量のバランスとかが悪いのです。
一方十手はお上のお抱え職人が丹精込めて作ったもので非常に無理のない使い方ができます。
道具の差が大きいので多少の腕の差は覆されてしまいます。

>>910
アレは清国から伝わった「ちゃんすー(張趨)」という言葉です。
その意味は「機が熟した」とかそういう意味だそうです。
912名乗る程の者ではござらん:2005/08/27(土) 01:23:06 ID:AFWicoys
鎖鎌の使い手は、なぜ必ず悪人なんですか?
「正義のヒーローで鎖鎌の達人」がいてもいいと思うんですが。
913名乗る程の者ではござらん:2005/08/27(土) 03:11:52 ID:???
>>912
鎖鎌とは、本来は腐り鎌と表記しました。
当時の常識では、鎌のような本来武器ではない、曲がった武器を使うのは、
本人の根性も曲がった、性根の腐った人間とされていたのです。
それゆえ、わざわざ鎌を武器に使うのは悪人しかなかったのです。

そして鎌を使う悪人たちは、その腐った性根から、鎌に遠距離から
攻撃できる分銅つき鎖を装着するという工夫を思いつきました。
その武器が悪人の間で広まったことで、腐り鎌→鎖鎌という誤記が広まり、
いまでは『鎖鎌』のほうが一般化したのだと思われます。
914名乗る程の者ではござらん:2005/08/27(土) 12:39:12 ID:APa0vS7o
銭形平次とお静は仲のいい夫婦なのに、なんで子供がいないのですか?
915名乗る程の者ではござらん:2005/08/27(土) 13:13:37 ID:3GV9vEHS
敵の侍が弱すぎ。
916名乗る程の者ではござらん:2005/08/27(土) 13:51:10 ID:???
>915
弱すぎるのではありません。主人公達が強すぎるのです。
乗り込む前に、秘薬を飲んで乗り込んでいるので勝てないのです。
917名乗る程の者ではござらん:2005/08/27(土) 16:49:08 ID:d34FLSWo
時代劇の江戸城のことです。
暴れん坊将軍は、姫路城を撮影。
水戸黄門は絵に描いた江戸城の天守閣周辺の風景。
大河ドラマは皇居を撮影。
これらの違いはどこからくるのでしょう。
NHKは宮内庁に顔がきくので、皇居の江戸城の史跡を
撮影させてもらえるのでしょうか?
918名乗る程の者ではござらん:2005/08/27(土) 17:20:53 ID:???
>>917
江戸城の天守閣は、三代将軍家光の頃に明暦の大火で焼け、
その後、町の再興を優先したために再建されませんでした。
当然、水戸光圀(綱吉時代)や八代将軍吉宗の頃には、
すでに江戸城に天守閣など存在しなかったことになります。

ただ、当時の将軍たちは、自分たちの姿が民放で放映される際など、
天守なしでは体裁が悪いと考えたのか、必要に応じて姫路城を借りたり、
巨大な絵によるパノラマを仕立てたりで、天守があるように見せかけたのです。

なお、NHKでの放送だけ、天守がないままの江戸城ですませているのは、
将軍自ら、国営放送のため華美を自粛したとも、またNHK職員の
制作費使い込みにより、局側から天守があったように仕立てる費用が
出なかったためだともいわれています。
919名乗る程の者ではござらん:2005/08/27(土) 21:03:05 ID:???
なぜ大河ドラマの主人公にはジャ○ーズな人が多いのでしょうか?
920名乗る程の者ではござらん:2005/08/27(土) 21:10:08 ID:Jst2l86c
素浪人の伸びた月代ですが、毛がピンと水平に突き出してます。
普通、垂れて額にかかるはずでは?
サラサラしてるようなので、何かで固めているとも思えません。
921名乗る程の者ではござらん:2005/08/29(月) 22:45:31 ID:eShm5kUm
暴れん坊将軍のことです。
悪役の幕府の役人を毎回成敗していました。
が、尾張大納言宗春には意見を加えて注意する程度で
済ませていました。
史実では宗春は隠居させられ謹慎処分になったのですが。
922名乗る程の者ではござらん:2005/08/29(月) 23:22:03 ID:???
>>919
当時の人々にとって、衆道はごく普通の趣味でした。

しかし、現代とは違う常識を持った人々の感覚を再現するのは、
現代人である限り、どんな名優であっても難しいものです。
そこで、演技力では劣っても、当時と同じ感性を持つ人材として、
あえてジャニーズを重用しているのです。
923名乗る程の者ではござらん:2005/08/30(火) 17:02:22 ID:tXQrY20s
時代劇に登場する旗本たちは、「勘定奉行、次は、若年寄」と地位を狙っています。
さらに、その上の「老中」も狙っています。しかし、実際は。
「勘定奉行」から、いきなり、「若年寄」には、なれませんでした。
なぜなら、若年寄は、譜代大名しかなれなかったのです。
江戸時代、旗本から、譜代大名になれた人は、大岡越前守ぐらいで、その彼ですら、若年寄より
下の「寺社奉行(これも譜代大名しかつけない。)」どまりでした。
そんな夢みたいな話を追いかけるより、勘定奉行より上の、江戸町奉行や大目付、
駿府城代等を、狙う話にした方が、はるかに史実に近いと思うのですが。
924名乗る程の者ではござらん:2005/08/30(火) 18:14:46 ID:hWzLQur1
武家の貴婦人って必殺シリーズとかで、結構、気軽に悪女として、 やっつけられたりしているようだけど、
大名奥方とか一番暗殺が困難なような気がする。
時代考証的には、どういうシチュが想定されるのだろう?
おれだったら、こうするって感じで。
925名乗る程の者ではござらん:2005/08/30(火) 21:37:17 ID:???
>>922
なんだか説得力あるなあ
926名乗る程の者ではござらん:2005/08/30(火) 22:43:14 ID:???
>925
同意。納得いたしまして候。
927名乗る程の者ではござらん:2005/08/31(水) 01:37:10 ID:???
>>924
『用心棒日月抄』で、老中小笠原志摩守の奥方が夫の夜歩きの原因を突き止めさせるために
素浪人の雇われ用心棒に過ぎない主人公を呼び出して依頼していました。

後ろめたい行為には落とし穴がつきものです。
928名乗る程の者ではござらん:2005/08/31(水) 04:21:02 ID:???
>>924
現代なら、ある大掛かりな事件事故が起これば、再発防止のため、
徹底的に原因を検証し、二度と同じ事態がおきないよう、
システムが根本から見直されます。
しかし、体面を重んじる当時の武家社会では、主君はもちろん、
大奥お局や、大名奥方を曲者に暗殺されたなど、大変な恥になるため、
事件が起こってもひたかくしにすることを第一に考え、
原因検証やシステムの見直しはほとんどなされないままなのです。

これを仕事人側から見れば、相手が大物であっても、一度攻略パターンを
見つけてしまえば、何度でも仕掛けられることになります。
この仕掛けの方法は、闇世界の口伝でほとんどマニュアル化されていました。
必殺シリーズで、大奥といえば肥舟で潜入、あるいは町に出た籠を襲撃する、
メンバーに色男系がいる場合は、色仕掛けで潜入ないしおびき寄せるという
パターンになるのは、それが確立された攻略パターンだからであり、
決して脚本家の手抜きではないのです。
929名乗る程の者ではござらん:2005/08/31(水) 21:40:15 ID:mSNE2rDX
>920
時代劇を見ると明らかなように、素浪人は、斬り合いをすることが多いです。
鞘から素早く抜いた刀は静電気を帯びています。
そして、鍔迫り合いの時に、静電気によって頭髪が前方に引っ張られます。
それを繰り返すうちにあの形に固まってしまうのです。
930名乗る程の者ではござらん:2005/09/03(土) 06:47:12 ID:???
>>5
勇次や竜は、糸や紐で遠距離から標的を狙う技術重視型の仕事人です。
それゆえ仕事の直前に体力を消耗すると、集中力にも乱れを生じて
仕損じの原因になるため、現場へもゆっくり歩いていくのです。

逆に秀、政のような俊敏さ重視で近接格闘タイプの仕事人は、
ウォームアップのために現場までジョギングしていくのです。
体が温まるまであえて遠回りするので、両者の到着はほぼ同じになります。
931名乗る程の者ではござらん:2005/09/03(土) 19:03:31 ID:wChYZHtM
江戸を舞台にした時代劇ではよく武士が大勢で攻めればいいのに「1対1」にこだわっいるような気がするのですが、やはり武士道に反するからなのでしょうか?
932名乗る程の者ではござらん:2005/09/03(土) 19:10:17 ID:BSgwFsLL
主人公の行く先々で展開に沿った音楽が流れるのですが
誰が流しているのですか?
933名乗る程の者ではござらん:2005/09/07(水) 12:44:38 ID:???
>>932
流しの門付けです。
彼らは日本各地を放浪し、雰囲気ある場面に出くわすと、
相応しい曲を奏でることでその場の人に心づけをもらっていたのです。

当時、門付け芸人は賤民とされていたため、曲を奏でるだけで画面には映らないのですが、
その腕前は素晴らしく、状況によっては西洋楽器や電子楽器にも匹敵する
音曲を奏でられたといいます。

また、彼等の間には、職業上、知りえた秘密は絶対に漏らさないという厳しい掟があり、
その仕組みは、いわゆる闇の仕事人に極めて近いものがありました。
そのため、吉宗公や水戸のご老公のお忍び行脚、また悪人が悪事を働く場面、
さらには仕事人が標的を葬る場面など、本来なら人に見られては困る場面であっても、
門付けだけは黙認されたのです。

現に、お艶、、おとわ、おりくと呼ばれる(同一人物説あり)三味線引きの仕事人は、
普段は門付けで生活していたといわれています。
画面に姿を現さないのは、顔を覚えられたくないというのも理由のひとつだったのでしょう。
余談ながら、仕事人が殺しを遂行する際の曲に、特に力が入っていたのは、
業態の近いものに対する親近感の表れだったのでしょうか。
934名乗る程の者ではござらん:2005/09/07(水) 19:27:10 ID:???
桃太郎侍も長七郎も斬った張ったの斬り合いはもう引退したというのに、
八丁堀の中村さんだけはいまだに現役で斬り合いをやっているのはなぜですか?
935名乗る程の者ではござらん:2005/09/08(木) 00:29:47 ID:???
天気がいい夜になぜか悪党の屋敷に突然霧が立ち込め、
主人公が現れて立ち回りが始まると、嘘のように霧が晴れています。
あの霧はいったいなんなのでしょうか?
936名乗る程の者ではござらん:2005/09/08(木) 05:54:28 ID:???
>>935
あれは霧ではなく煙です。

戦の前の腹ごしらえにサンマを焼いて食べていました。
937名乗る程の者ではござらん:2005/09/10(土) 02:23:59 ID:???
>>936
関連で質問します

以前「サンマは目黒に限る」という噂を聞いた事があるのですが
江戸時代には目黒でサンマが捕れたのでしょうか?
938名乗る程の者ではござらん:2005/09/10(土) 09:12:23 ID:???
>>937
それは活きのいい魚の選び方のことです。
古くなると魚の目が白く濁ってくるので、目は黒いほうがよいということです。
地名とは関係ありません。
939名乗る程の者ではござらん:2005/09/10(土) 11:45:32 ID:5xlDezVO
>937
マジレスにすると…
おしのびのお殿様が、町(東京の目黒)で七輪で秋刀魚を焼いているところに出くわします。
美味しそうだったので秋刀魚を食べました。
アツアツでめちゃくちゃ美味しかったので、城に帰って配下に秋刀魚を焼いて持ってくるように言います。
配下の者は「殿が火傷をしてはいけない」と思い、冷めた秋刀魚をお殿様に出しました。
それを食べたお殿様は「この秋刀魚は美味しくない…やっぱり秋刀魚は目黒にかぎる」と
言った事から「サンマは目黒に限る」という言葉が生まれたんですな。

つーか、昔の殿様は温かい物はマトモに食えなかったんだろうな…毒見の関係から…

もしかして、お殿様がよくお忍びで出かけるのはそのためか?
940名乗る程の者ではござらん:2005/09/10(土) 12:38:47 ID:Yg9erGIi
時代劇には、早川健みたいな男は何故出てこないのですか?
941名乗る程の者ではござらん:2005/09/10(土) 15:26:21 ID:???
悪事から足を洗い平和な生活を望む元悪党は、100%の確率で誰かをかばって死にますよね。
942名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 18:40:33 ID:???
おれは子供のころ目黒なんて地名は知らなかったので>>938だと思ってた
943名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:53:41 ID:???
目黒と言えば目黒祐樹です。
目黒祐樹といえば松方弘樹の弟です。

もうお分かりですね?
「マグロは松方、サンマは目黒」
ということです。
944名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 22:22:59 ID:???
>939
そうですな、殿様がよく忍びで城下町に出るのは、お袋の味をもとめているからです。
温かくて美味い食べ物→お袋の味。冷たくて美味しい物→料亭の味と思っているからでしょう。

このDNAは、殿様の隠し子や分家の血が一般のものと結婚し、薄くなっていってますが…
特に独身男性には特殊変異で表れ、「お袋の味が食べたいな」というのある。
945名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 11:31:18 ID:???
>>943
ええと・・・要するに、この兄弟をTVで見かけるときは、

休日昼の番組でカジキマグロを釣れない兄
夜の通販番組でサンマの焼き加減に感激する弟

・・・となっているという理解でよろしいんでしょうか?
946名乗る程の者ではござらん:2005/09/19(月) 05:06:26 ID:???
先週金曜日NHKで放映された秘太刀馬の骨で、飯塚孫之丞が石橋銀次郎と立ち会った時に
木刀の真ん中を持ってクルクル回しつつ奇声を張り上げていました。
一体どうしてこんな奇怪な行動をとったのでしょうか。あまりにも理不尽です。
947名乗る程の者ではござらん:2005/09/21(水) 01:13:34 ID:???
あれが矢野道場の正式な立会いの作法です。
他の門弟たちは恥ずかしくて真似できなかったようですが、
真面目な孫之丞は二代目の教えに忠実に従いました。
それゆえ彼は「矢野道場、創始以来の天然剣士」と呼ばれたのです。
948名乗る程の者ではござらん:2005/10/02(日) 15:01:31 ID:???
>>937
結論から言うとほぼその通りです。
まず現在の東京の海岸線は多くが埋め立てによって作られたものです。江戸時代には
八ツ山−鈴ヶ森の間(今の品川駅−大森駅の区間です)は海になっていて目黒は港町でした。
また当事は気候が寒冷で暖流の影響が弱かったため、黒潮と親潮がぶつかる地点は
東京湾口のあたりにありサンマがここまで下ってきていました。そしてこのあたりでとれた
サンマは品川や目黒に水揚げされ殿様の目に触れるところとなったわけであります。
949名乗る程の者ではござらん:2005/10/02(日) 22:01:41 ID:wQVXaZC7
質問です

江戸時代の女の人にワキ毛が生えてないのはなぜですか?
950名乗る程の者ではござらん:2005/10/06(木) 23:02:00 ID:LtY7wn3z
いま再放送してる三匹が斬るで矢坂平四郎さんは浪人のわりには血色もよく、体格もよく、不潔な感じが全然しないんですが、なんでなんですかね?
951名乗る程の者ではござらん:2005/10/07(金) 00:32:55 ID:???
>>949
それは貴方の視聴方法に問題があります。
952名乗る程の者ではござらん:2005/10/07(金) 05:29:13 ID:3ZvavYf9
町娘が手篭めにされそうになると必ず助けが入ること
953名乗る程の者ではござらん:2005/10/07(金) 13:15:18 ID:???
>>952
江戸時代の建築物は現代の建築物と違って防音構造になっていません。
さらに、自動車などの騒音もなく、人々も日が暮れれば寝てしまうため、
夜は非常に静かでした。

よって、誰かが大声を上げれば確実に近所一帯に聞こえるわけで、そのため、善意の第三者が
屋敷内に助けに入ることもしばしばありました。
954名乗る程の者ではござらん:2005/10/07(金) 16:04:04 ID:???
必殺シリーズで北斎が何度も殺されるのが理不尽です。
955名乗る程の者ではござらん:2005/10/07(金) 17:52:20 ID:???
>>954
シェイクスピアや写楽同様、北斎も何人もいたのです。
956名乗る程の者ではござらん:2005/10/13(木) 15:09:31 ID:???
>>950
浪人たるもの健康体でなきゃやってけません。病気になったらそのままのたれ死にです。
それに同じ健康体でも威風堂々としていたほうが世渡りがやりやすいのです。
これじゃマジレスです。理不尽です。
957侍見習:2005/10/28(金) 00:23:53 ID:PzOSKLMx
>>946
コロリにかかっているからです、ソットして置いてやってください

>>950
実は仕事人で裏で成敗した後、仕事料をもらっています

>>952
その人の後を尾行している人が出て来るだけです


何故、旗本退屈男は、悪代官に殺されたのか、
理不尽でなりません
958名乗る程の者ではござらん:2005/10/28(金) 00:52:22 ID:???
暴れん坊将軍は勘定奉行を何人成敗すれば気が済むのか
959名乗る程の者ではござらん:2005/10/28(金) 03:45:28 ID:???
>>958
実はこれまで何人勘定奉行を成敗したか勘定するのがシュミなのです。
960名乗る程の者ではござらん:2005/10/29(土) 18:42:19 ID:???
必殺渡し人では最終話で大奥入りが決まっていた女を殺したことで全員失踪しなきゃならないほどだったのに、
他のシリーズでは奥女中クラスを殺しても普通に生活しています。大丈夫なんですか?
961名乗る程の者ではござらん:2005/11/02(水) 17:32:49 ID:bpOa8Dfk
暴れん坊将軍では毎週のように大目付だの勘定奉行だの、要職にある人物を斬殺
していますが、あんな調子で人材が枯渇しないのでしょうか?
962名乗る程の者ではござらん:2005/11/02(水) 18:32:32 ID:???
>>958
>>961
トップからしてアレなのでスカポンタンな連中ばかりが要職におさまります。
963名乗る程の者ではござらん:2005/11/03(木) 04:34:45 ID:???
暴れん坊将軍で要職にあった悪評の人物が頻繁に失踪しているにも関わらず、
後任に就いた悪人が何の迷いも不安も持たずに悪事に専念しているのはなぜですか?
少しは噂が立って、悪事を行えば怪死を遂げるという情報が入って心配になる悪人もいると思うのですが。
964名乗る程の者ではござらん:2005/11/03(木) 10:28:28 ID:???
>>963
実は不信感を持たれぬ為に三度に一度は罪のない要職者も消しています
当時の平均寿命が短いのはこういった犠牲者が少なからず存在した為です
965bravekaiser ◆M.CwMgXR5I :2005/11/03(木) 10:53:20 ID:???
>>954
実は葛飾北斎と言うのは複数の絵師の共有ペンネームなのです。
現代で言うところの漫画家のCLAMPみたいなものです。
ですので、北斎は何人もいたのです
966侍見習:2005/11/06(日) 22:41:08 ID:HvHEV4XJ
>>963
「長谷川平蔵」、「新撰組」
「大石倉之助」、「柳生一族」
「旗本退屈」、「水戸黄門」、
「金さん」、「大賀越前」等を
抹殺した事で有名なブランド
「弁天堂」(ここら辺のことはPS2ソフト『悪代官』で)
で買った罠や人員を配置しますが、将軍にして伝説の悪代官の吉宗に
は、作動しないように出来ておりさらに用心棒はLVが10下がってしまうのです、
そんな事を知らないので「一般悪代官」は来ても勝てる思い、なめてかかるのです。
967名乗る程の者ではござらん:2005/11/07(月) 10:25:53 ID:???
>>961
入社前後で待遇かコロッと変わる会社があるように、入るまでは大事にされますが、入っちまえばこっちの者
と言う考えです。人間って全く進歩しない動物ですね。
968967:2005/11/07(月) 10:26:47 ID:???
>>961×
>>960


orz
969物凄く板違いは承知の上で…:2005/11/18(金) 23:56:07 ID:???
水戸黄門の大ファンとして有名だった故ジャイアント馬場さんに関してお尋ねします

16文キックより32文ロケット砲(ドロップキック)の方が効果絶大のように報道されていますが
相手に接触する面積が少ない方がより効果的なダメージを与えられるのではないのでしょうか?
970bravekaiser ◆M.CwMgXR5I :2005/11/19(土) 02:25:40 ID:???
>>969
威圧感と迫力が違います。
「威力」でなく「効果」というのがミソですね

答えてからなんだけど
http://sports9.2ch.net/test/read.cgi/wres/1131516384/
こっちのスレの方がいいと思う
971名乗る程の者ではござらん:2005/11/19(土) 03:30:55 ID:???
>>969
ご存じの通り銭形平次は普段は一文銭を投げますが、
ある時一回り大きい程度の十文銭を使ったところほぼ金額比通りの
破壊力を見せ相手はほぼ昏倒、三度も投げればどのような巨漢でも
打ち倒したと伝えられます。
同様に、より大きな物が飛ぶという心理的効果が使う側受ける側
双方に作用し大きな効果となるのでしょう。
972文七:2005/11/24(木) 19:55:11 ID:QSxhHcZI
>>630
それどころか、過去からも来ています、
かくゆう私も過去の人間です。
973名乗る程の者ではござらん:2005/11/24(木) 21:28:22 ID:???
(´-`).。oO(突然どうしたんだろ…)
974名乗る程の者ではござらん:2005/11/26(土) 15:44:46 ID:ioPnREhA
大奥は時代劇ですか?時代劇のフリしたメロドラマですか?
975bravekaiser ◆M.CwMgXR5I :2005/11/26(土) 15:56:14 ID:???
>>630
猫型ロボットやタイム戦隊は未来から現代に来ています
976名乗る程の者ではござらん:2005/11/27(日) 02:55:55 ID:cCFUQlgb
「暴れん坊将軍」などの時代劇で、最後に切りあいになる時、悪役側の
 家来たちがものすごくいっぱい出てくるのを見ると、これだけの人数を
 雇うためには悪いこともしなければならないのかなあ、と思うんですが、
 リストラはできなかったんでしょうか。
977名乗る程の者ではござらん:2005/11/27(日) 06:41:08 ID:???
>>976
マジレスですが武家は官職により配下の人数が規定されている筈です。
下級武士でも中間などを雇わなければならずその費用も馬鹿にならなかったようです。
978名乗る程の者ではござらん:2005/11/27(日) 12:14:44 ID:???
>>977
なるほど、だから悪事に手を染めなければ家臣を養えなかったのですね。
すると本当の巨悪は、そういう規則を押し付けた将軍様ということわけですか。
979名乗る程の者ではござらん:2005/11/27(日) 21:47:42 ID:???
>>978
そうです。
だから、それがばれないように、手下どもを粛清しているのです。
980名乗る程の者ではござらん:2005/12/01(木) 23:32:56 ID:WbVMomLk
女郎屋というのが売春宿だと最近知ったのですが
売春防止法で取り締まられなかったのでしょうか?
また、福島瑞穂とか田島陽子みたいな人から叩かれなかったのでしょうか?
981名乗る程の者ではござらん
>>980
その女郎は、いわゆる娼婦である「じょろう」ではなく「めろう」と読みます。
「めろう」とは女性のことを口汚くいう言葉で男性を口汚くいう「野郎」に相当します。
そんな施設ですので福島瑞穂とか田島陽子みたいな人から叩かれることはありません。
むしろ中の人が福島瑞穂とか田島陽子みたいのです。