482 :
ミステリ板住人:
秘蔵企画用スペシャルノートの一部を紹介しておく。
番組名 「必殺仕事人 明治疾風怒涛編」(仮称)
各話タイトル 「〜を見た男(又は女で統一)」。第一回は「地獄を見た男」
物語概略 映画最終編で炎に包まれた主水。
目覚めた時、そこは既に文明開化の明治であった。
彼は再び修羅の殺しの世界に身を投じて行くのだった。
登場人物
中村主水(藤田まことOR谷啓)
本作に登場する主水は、仕置人で初登場した時の飄々とした凄腕の殺し屋ではなく、
仕事人シリーズにおける若い殺し屋たちに凄味を効かし、闇の世界の元締たちに
一目置かれているような存在でもない。
「俺りゃあ、一度死んだ男だからなぁ…」が口癖のどこか達観したような初老の男である。
「地獄を見た男」「一度は地獄の業火に焼かれた男」として、今までに無い主水像を呈示して
みたい。
男爵(三田村邦彦)
洋行帰り・本名不明の名無しの殺し屋・通称バロン。
殺しには仕込みのステッキを使用。
「…ですな」という語尾を付けた話し方をする(例 「中村さん…ですな」)
三田村氏が持つ飄逸な面を生かし、秀とは全く異なる殺し屋キャラを創造したい。
483 :
ミステリ板住人:03/06/07 19:30 ID:hkyDBs7K
仁内(ビートたけし)
「じんない」・剃髪の元ヤクザ・狂的な一面を持つ殺し屋。
殺し技は頭突き(頭蓋骨を砕くシーンをレントゲン撮影で)
役者としてのビート氏が持つ凄味とユーモアを十分に引き出す役柄で。
半七(秋野太作)
仕置人に登場した半次の曾孫。曾祖母はおぎん?
御用商人・殺し屋一味のパトロン兼情報収集役。
地獄の使者(山崎努)
生前は主水の盟友念仏の鉄。その姿は、主水にしか見えない。
陰ながら、主水の相談に乗り、助けもするが、彼の真の目的とは…
殺し屋三人の人間関係
男爵は、仁内をからかったり、皮肉を言ったりするので、2人の間には喧嘩が絶えない。
男爵は、粗暴な前科者である仁内を心良く思わず、仁内はキザな男爵を嫌っている。
仁内は、「殺されてえのか、このジャガイモ野郎(男爵からの連想と思われ)」と言うのが
口癖になりつつある。
「もう、いい加減にしねえか…」と主水が止めに入るのがパターン。