必殺シリーズ総合31 どうせあの世も地獄と決めた

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375ミステリ板住人
人格・識見共に四流の人間は、他人の論考を批判する場合にも、
自己のレベル相当のモノしか書けないのだな、というのが正直な感想です。
ところで、第ニ、第三の仕掛けがあるそうなので、心して待っているのですが、
いったいどうしたのでしょう?(w
根拠無く恫喝を行う四流ライター、人は彼を「ドキュソ」と呼ぶことでありましょう。

神戸新聞の記事絡みのレスに関して、簡単にコメントしておきましょう。
(1)「フリーク」は、ミステリ板でも多用されるおなじみのワードであります。
   ここでは、あえて「フリークス」というワードを使用してみました。
   必殺シリーズのテレビ時代劇史における位置付け、必殺ファンの時代劇板と
   それ以前のテレビドラマ板における位置付け等を想起して頂ければ、
   含意がおわかりいただけるでありましょう。
(2)必殺シリーズを、あえて松竹系と称した点も、必殺シリーズが、当初は、
   東映に発注される予定だった事を承知していれば、
   その意図が、容易におわかりいただけるでありましょう。
(3)「ゲーム性」というワードは、物語の本質を表す重みがあるワードであります。
   ちばテレビさんも書かれているとおり、必殺シリーズの本質を情念のドラマであったと
   把握すれば、影の軍団シリーズがこのようなエレメントを欠く、ゲーム的な面白さを
   追及した作品だったのが、よくおわかり頂けるでありましょう。
(4)一読、脱力間違い無しの新聞記事を賞賛するクソレスには、がっかりさせられます。
   クススレがクソレスにより構成されるのは、仕方ないことかもしれませんがね(w
   私は、完成作品を見る限り、仕置人の段階では、ホームドラマ性は前面に出ていない
   点を指摘し、ことさらにこの点を強調するのは誤りである点を述べているわけであり
   ます。
(5)殺し技やエックス線写真に関する事実誤認、必殺シリーズや木枯し紋次郎も、
   テレビ時代劇の伝統的な完全懲悪路線の枠内にあることを見落していること。
   このような点に関しては、新聞を弁護する者による言及が無いのが残念であります。