921 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/20 13:28:23 ID:4VCFXIot
>>920 要するに原作者は雷蔵眠には不満だったというエピソードですね。
変なのが湧いちゃったね
>>920 >>921 >あとシバレンは「これは違う」と言って試写を途中で抜け出したことも有りますね
これは「眠狂四郎無頼剣」のエピソードですが、脚本がそれまでの星川清司から
伊藤大輔に変わり、狂四郎のキャラクターが普通の浪人のようになってしまったから。
例えば、釣りをしている時に浪人に無礼があった狂四郎が「これはこれは申し訳ない」と
地面に手をついて謝ったりするシーンがある。雷蔵自身も脚本に納得していなくて、
製作中に星川清司と連絡を取ったりしている。
贔屓目に見ても原作者が良く言っているのはあまりないですね。
体調が悪かったのって最後の2本じゃない。
原作者・柴田錬三郎の雷蔵評 PART2
「市川雷蔵という俳優は、「眠狂四郎」の作者である私にとっては、かけがえのない存在であった。」
「雷蔵が逝ってから、かれの“眠狂四郎”は、しばしば、テレビに登場して来ている。
私は、なるべく時間をさいて、観るようにしているが、観るたびに、−惜しい役者を亡くしてしまった。
と、感慨をおぼえざるを得ない。」
「老醜の姿をさらしている曽っての大スターを、テレビなどで見かけたりするのは、むごたらしいが、
若くしてこの世を去った俳優が、死後いつまでも、その颯爽とした演技をみせているのも、むざんである。」
「くりかすが、私にとって、雷蔵は、かけがえのない狂四郎役者であった」(以上、追悼レコードでのコメント)
「原作者の柴田錬三郎氏は「市川雷蔵にまさる狂四郎はない」といった」(「ウィークエンドスーパー」77年11月号 林万夫氏の証言)
雷蔵が死んだ後に
田村がシバレンから指名を受けて、
> 「オーデコロンのような爽やかさを持つ狂四郎」(「蔵出し時代劇」に引用されている原作者インタビューの発言)
> 柴田が田村を可愛がり、自身も田村作品に度々出演するほどの入れ込みようだったのは事実ですが、
そう、事実なのです。
原作者のイメージは残念ながら田村狂四郎でした。
で、次の文で
>>919はその事実を曲げようとしています。
オーデコロンの話は、 当時の紋次郎との比較発言 でして
田村狂四郎が原作と違うという趣旨ではありませんでした。
むしろ原作にもある現代的感覚に通じる、褒め言葉でした。
柴錬が武士である眠を演じる田村の爽やかさを、オーデコロンに譬えたことを取り上げて、柴錬の田村評を過ちであるかのように決め付け、
逆に雷蔵万世の自論へと結論付けの牽強付会が通用すると思う心の情けなさ、 ですな。
雷蔵の映画の中で、自分的に好きなのは文芸物とか明朗物なんで
代表作とか言われてても、狂四郎にはあまり思い入れが無い。
柴錬さんはほとんどの狂四郎役者を誉めてたんじゃなかったの?
それでいいじゃん。
昭和映画の本を古本屋で購入した。
地毛に眼鏡の雷蔵の顔見て正直、唖然とした。
まるで区役所の小役人だ。
>>926 原作読んだことないで言ってるようだけど、ドラマや映画の比でないくらい重くて暗い話なんだけど。
特に72年版の原作「無頼控」は陰惨。
シバレンは原作の雰囲気に忠実なこと以外で田村を評価してたってことでいいじゃんよ。
何が気にいらないのかさっぱりわからん。
紋次郎との対比なんて話も聞いたことないし。。。
931 :
930:05/02/22 00:07:13 ID:???
>>927 >柴錬が武士である眠を演じる田村の爽やかさを
もう一つ突っ込んどくと、この点も原作読んでないのがバレバレですな。
狂四郎は武士道に背を向けた人物として描かれている。
「武士道にそびらを向けたこの男」ってフレーズも何度か出てくるし。
>>930,931
武士道に背を向けようと、狂四郎は武士だ。武士としての挙措振舞いが爽やかであることと矛盾はしない。
あんたの論法だと狂四郎は武士でないようだが。農工商人とかそれ以外とでもいうのかね?
訳のわからんこというて、原作を読んでいないなどと、またきめつけですか。こりないですね。
雷蔵スレなんで、雷蔵狂四郎の批判はあっていいと思うけど、
原作者の発言(それも部分的な)とか、田村正和とかを引き合いに出して、
雷蔵狂四郎を叩かれても、って感じ。
マイベスト狂四郎を語りたいなら、そのものずばりの狂四郎スレがあるよ。
そっちへどうぞ。
>>932 女を平気で犯したり、非業の死を遂げようとする人を見殺しにしたりする浪人の
どこが爽やかなのかわからない。
なんというか、歴代の狂四郎俳優各人に、それぞれの良さがあるわけで、
誰かを全肯定・全否定するような物の見方はどうかと思うな。
>>934 冷酷非情な強姦浪人を描いているだけで爽やかさとは無縁、と思っているとしたら原作を理解していないとしか思えない。
雷蔵を語るのに代表作の眠狂四郎に触れるのはスレタイの趣旨からみて当然に思う。そして賛否両論があるのも当然だ。
雷蔵役者は皆それぞれ良かったね、では話題になるまい。
雷蔵叩きや誰かを全肯定・全否定するような物の見方などしてるようには見えない。
叩かれているとしたら,雷蔵本人ではなく我田引水的で論理性に乏しい特定の礼賛論者にすぎないと見たが。
狂犬みたいなアンチの意見はスルーするに限る。
ただの感情論で語る内容もない。
937 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/23 21:18:00 ID:HIyCPONv
目くそ鼻くそのなのでワラタ。
狂犬アンチと血迷いヲタ。
両方の感情論がなくなればこのスレも正常化するだろうヨ。
938 :
雪嶺:05/02/23 21:45:24 ID:b4h57jzs
嬉しい。雷様のスレ。 大好きなのは、ご存知 沓掛時次郎ラストの、ほんとに泣いてる雷蔵をよくみてね。
>>935 >冷酷非情な強姦浪人を描いているだけで爽やかさとは無縁、と思っているとしたら原作を
>理解していないとしか思えない。
では具体的にそう言える箇所をどうぞ。読んでいるなら簡単に言えるよね。
貴方が中傷しているほうの方々は、具体的に原作や柴田氏のコメントを逐一引用していますが。
あと、老婆心ながら、この板のようにID非表示の所ほど、住人は書き込み時間の推移や
『対話』の流れに敏感だということを忠告しておきます。
>>939 >>930原作読んだことないで言ってるようだけど、ドラマや映画の比でないくらい重くて暗い話なんだけど。 特に72年版の原作「無頼控」は陰惨。
>>934女を平気で犯したり、非業の死を遂げようとする人を見殺しにしたりする浪人の どこが爽やかなのかわからない。
私は上記意見に反論しましたが、これらのどこが具体的に原作を逐一引用しているというのかな?単なる個人的感想に過ぎないでしょう。
72年版の原作などと映画を引き合いに出さなくても、小説眠は全て読んでいるから心配しなくても結構。
読んだ感想ならいくらでもいえます。
「無頼控」は暗い色調の中に爽やかなニューヒーローを出現させた作品ですが。
狂四郎がニヒルでサディスティックな外貌でも、潔癖でデリケートでやさしい魂を持つことは吉行淳之介の指摘にもある。
内面の美徳と、剣の強さ、それらに颯爽感があるからヒーローとして受容れられたのだとね。
あっ、有名作家の言葉を引用してしまった。
人を誹謗中傷者ときめつけ。自演者であるかのように、老婆心や忠告などという言葉で飾りながらほのめかすのは醜いだけですよ。
過去レスを見ると、相手を自演自演といいながら粘着自演を繰り返すのがお得意なようではあるが。
あっ、ほのめかしてしまっ・・ておきます。
アンチというか雷蔵オタが捏造するのが良くないんだよな。
雷蔵は自宅訪問して断られてるのに
田村はシバレンからご指名を受けてるからな
この辺をまっすぐ見つめて見ようぜ
942 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/25 23:15:34 ID:5jKHLh+0
季節の変わり目だからな
943 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/26 00:44:00 ID:AEDmi698
田村版狂四郎は、自分に許しを乞いながら死んでいった母の墓を参り、
去ろうとした刹那、刀をひらめかせて自ら手向けた花を斬る第一話から
幕が空く。
傍らで罪なき者が自害する話では、止めなかったことを咎められても、
「困っている者を助けることが良いとは思わぬ」と冷然と言い放つ。
評価の高い第11話も、身を投げ打って救った父が隠れキリシタンで
あったことを知り、自ら地獄道を進む娘の話だ。
生ぬるい「爽やかさ」などの入る余地はなく、それゆえに放送終了後
30年以上を経ても一定以上の評価を得ている。
中身のない屁理屈賞賛を繰り返している奴ははっきり言って田村版
を評価している方からしても迷惑だ。
そもそも、自分が好きな俳優のドラマくらいちゃんと見てからものを言ってもらいたい。
>>943 誰がどこでそんな評価してる?おまえの脳内か?
中身の無い思い込み礼賛と批判者に対する屁理屈中傷を繰り返す943のような狂信者は、
はっきり言って雷蔵を評価する大勢の冷静なファンの方々からしても大迷惑です。
この板には、故市川雷蔵氏にとって、大迷惑なだけのオタが、一匹常駐してるでしょ。
誰彼かまわず噛み付くそいつは、深夜活動のヒッキー。 実に、ネックな存在だと思う。
この際、消えてほしい。
池上本門寺近辺で梅見でもして、マターリしてください。
もう梅の季節か
逆立ちしても亀戸天神に勝てない本門寺のくず餅ね。
951 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/01 18:34:27 ID:oBqhzucR
懐かし映画劇場(NHK・BS2)来月放送予定の雷蔵作品
4/11(月)13:00〜14:46「大菩薩峠(1960)」
4/12(火)13:00〜14:31「大菩薩峠 竜神の巻(1960)」
4/13(水)13:00〜14:39「大菩薩峠 完結篇(1961)」
4/14(木)13:00〜14:21「鯉名の銀平(1961)」
4/15(金)13:00〜14:28「中山七里(1962)」
4/18(月)13:00〜14:37「蛇姫様(1959)」
4/19(火)13:00〜14:31「陽気な殿様(1962)」
4/20(水)13:00〜14:44「女と三悪人(1962)」
4/21(木)13:00〜14:36「忠直卿行状記(1960)」
4/22(金)13:00〜14:26「手討(1963)」
>>951 乙! さっそくメモメモ_〆(´ー` )
( ゚∀゚)
.(| |)
.。.・゜゚・⊂彡 ⊃・゜゚・:.
し⌒J
954 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/15 00:30:23 ID:iUTQrJhU
普段の雷蔵は度の強いメガネかけて全く凡人風情だが芝居になると豹変、
殺気さえあった、と勝新太郎。
/⌒ヽ ブーン
⊂二二二( ^ω^ )二二二⊃
/ ヽ / \
/ (⌒) | \
/ ⌒∨ \
/ \
/ ヽ=@=7 \
/ ( ´Д`;)⊃ \
/ (つy / ヽ=@=7 \
/ ヽ=@=7 | (⌒) ( ´Д`;) \
保守
>951
このBS特集見てファンになった。
素敵な人だね。
「陸軍中野学校」DVD-BOXが7月29日発売だぞ
959 :
名乗る程の者ではござらん:2005/04/20(水) 03:42:34 ID:E7CHxwz2
役者として理想的でしょう。わしは、ひょうひょうとした雷蔵さんがすきどす。
陽気な殿様 や ぼんち。
小津作品にでたらおもしろかったのにな。
>>954読んでおもったよ。
サラリーマン役で、佐分利信に叱られてぽしかった。
声がすてきですねぇ。
961 :
名乗る程の者ではござらん:2005/04/20(水) 17:07:35 ID:7+4eTIMI
BSみて雷蔵さまにうっとりしてます。玉緒ちゃんもすごく綺麗。
犯されたり、死んだOOにソックリとゆう役柄が多いけど。
BS特集と、このスレ見て、「雷蔵、雷蔵を語る」買ってしまった。
今日読みましたが、すごくストイックな人だったんですね。
写真もいっぱいで、感動しました。
ほんと、もっともっともっと生きてほしかったです。
963 :
推定少女ファン:2005/04/21(木) 18:09:05 ID:WhFTROvx
森一生の『忠直卿行状記』さっきテレビでやってました
これは原作が菊池寛だし、なんかすごいかんじのやつですね
あと女と三悪人ってのもみたけど、素朴にストーリーが
力ありますね
964 :
推定少女ファン:2005/04/21(木) 18:20:31 ID:WhFTROvx
流石サンダーだぜ
965 :
推定少女ファン:2005/04/21(木) 19:28:26 ID:P4oqvQi3
胃がんでしんじゃいがんぜよ
>>963 三悪人というより、お間抜け3人組だよね
素顔の写真を見ると、なんとなくマギー審司に似ていると思う。
968 :
名乗る程の者ではござらん:2005/04/22(金) 14:36:01 ID:hAxWnnzL
今日の「手打」は暗いはなしっだったな。
清廉で品の良さがあって色気があって艶もある
なかなかこういう役者さんはいませんね
またTVで放映してくれないかな〜