今だから笑って言える失敗談

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666名無しさん@3周年
学生の頃、機械力学の教授が話していたことです。

その教授は大戦中、学徒動員で戦闘機の組立をやっていた。
戦闘機のプロペラを取り付けるときは、3本のねじの締め加減などで
バランスを調整するのだが、これが結構難しい。
あるとき、何度やっても思うようにバランスのとれない機体があった。
そこで、試しにねじを1本はずし、2本だけで固定してみた。
すると、意外にもすんなりとうまくいった。

やがて機体は完成し、パイロットが乗り込んで飛び立っていった。
そして間もなく、その様子を一同が見守る目と鼻の先で
プロペラが外れ、空中分解を起こして墜落した。
パイロットは即死だった。

ねじを1本抜いてたことは、さすがに言い出せなかったそうだ。