楽器の設計変更の可能性

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1名無しさん@1周年
設計、機構のスペシャリストのみなさんにお尋ねします。
電子楽器や電気式の楽器以外のいわゆる「アコースティック」の楽器は、
少なくともここ50年ほど、フルモデルチェンジしていません。
ヴァイオリンにいたっては、ここ400年同じ形のままです。
確かに楽器は典型的な枯れた技術ではありますが、
何か大幅な設計変更の余地は残されていないのでしょうか。
また、楽器に導入可能な技術はありませんか。
2名無しさん@1周年:2001/07/11(水) 10:17
楽器といってもいろいろあるよ。
どの楽器?
3名無しさん@1周年:2001/07/11(水) 12:35
設計変更しようにも、目指す所がわからんから
むずかしいな。

無人化?高稼働率?低コスト?パートのおばちゃんでも演奏可能?
4名無しさん@1周年:2001/07/11(水) 14:23
それでは、試しに具体的な楽器と目標を提示してみます。

1) ピアノ     軽量化
2) ヴァイオリン  操作性の向上
3) 木管楽器    消音器、弱音器の開発
4) 金管楽器    バルブの設計変更
5名無しさん@1周年:2001/07/11(水) 22:01
アコースティック楽器と言うのは電気的増幅機器の無い時代に工夫されてきたものであるから
「より大きな音を」という観点で改良されてきた。

なぜピアノがでかくて重いか。
同じ音程を出す弦でも軽くて柔らかい(弱く張った)弦より
重くて硬い(強く張った)ほうが大きなエネルギーを与えることが出来、
大きな音が出せるから。かなり完成された楽器ですな。

バイオリンはプリミティブな構造ゆえ些細な違いが音色に与える影響が大きく
演奏家をして保守的にならしめるのであろう。名器と安モンの違いもわからぬ私にはわからん。
6名無しさん@1周年:2001/07/11(水) 22:30
パートのおバチャンはともかく、練習時間が短い楽器を作ったら売れるんじゃないかな。ギターの弦をやらかくするとかね。やらかい弦ぐらい今でもあるか。
自宅用の小さくて音も小さいピアノってどうかなぁ。思いきり弾けて気分いいかもよ。
音色についてはあまり注文はないなぁ。嫌いな音のする楽器なんてそもそも使わないしな。
7無しさん@1周年 :2001/07/11(水) 22:40
>>5
ピアノが重いのは、少し理由が違います。
確かに音量を大きくするために弦の高張力化が進みました。
そして、この高張力の弦によって押さえ付けられる響板が、
弦からの圧力に耐えられるように響板はドーム型に曲げこんであります。
この、弦と響板を支えるために鋳鉄製のフレームを使っているのです。

ピアノの軽量化するなら、フレームからかな?
8名無しさん@1周年:2001/07/11(水) 23:37
アルミのピアノを弾きたいと思わないでしょ?
やっぱり音が変になるでしょう。

元XのYOSHIKIがクリスタルのグランドピアノを
弾いていたが、あれもどうかと...。
9名無しさん@1周年:2001/07/12(木) 00:00
管楽器、特に木管なんかはまだまだ進歩の余地があるように思う。
キーの形状、配列など人間工学の観点から再検討すべき。
10名無しさん@1周年:2001/07/12(木) 00:03
>>6
>パートのおバチャンはともかく、練習時間が短い楽器を作ったら売れるんじゃないかな。

それはまさに大正琴の開発思想でありますな。

小型軽量化は電子ピアノにまかせませう(^^)
11名無しさん@1周年:2001/07/12(木) 00:05
ギタ−ばっかでアレだけど、変わった(独特な)楽器作るメ−カ−色々。

アコ−スティックギタ−
http://www.tacomaguitars.com/

オブジェのようなギタ−作る職人
http://matthias.grob.org/pParad/Parad.htm

日本の変わり種の星(海外で評価高い)
http://www.cnet.ne.jp/atlansia/default.htm

登場した時はみんなショック受けたエレキギタ−
http://www.parkerguitars.com/

設計変更したいがための変更ならやるだけムダだろうね。
上記のブランドはどれも必要に迫られての独自性だよ。
実績もあるから見てみれば?
12名無しさん@1周年:2001/07/12(木) 01:23
なんかヴァイオリンの話って、うさん臭い伝説にまみれてやしませんか。
ストラディバリウスのニスのなぞとか。
大体ニスってそんなに音に影響するのか。
13名無しさん@1周年:2001/07/12(木) 12:44
木管楽器のキイメカニズムはメカ式のロジックそのもの。
すべてand,or,notの組み合わせで表現できる。
ブール代数の存在する今日、これはもっと洗練される余地が
あるのではないか。

ただ、現在のキイメカニズムにはアナログ的な要素もあり、それによって
ポルタメントなどの特殊奏法が可能になっている。その魅力も捨てがたい。
14名無しさん@1周年:2001/07/12(木) 12:51
基地害ピアノ "Klavins model370"
http://members.tripod.co.jp/calaf/klavins.htm

これを作ったDavid Klavinsという人は現在のコンサートグランドは
欠陥だらけの楽器だと考えているそうだ。
15名無しさん@1周年:2001/07/12(木) 17:47
鍵盤配列に着目して改良するとこうなる。
http://www.chromatic-keyboard.com/index.html
16名無しさん@1周年:2001/07/12(木) 18:48
>>14 >>15
見た目はそのままで中身が違うってのはないの?
17名無しさん@1周年:2001/07/12(木) 18:52
>>9 >>13
楽器屋のにいちゃんに聞いた話なんだけど
YAMAHAのサイレントシリーズ、
木管楽器だけはどうのもならなかったらしいよ。
だって穴を塞ぐわけにもいかんし。
18名無しさん@1周年:2001/07/13(金) 00:02
コントラバスなんかは、この数百年変化していないようにみえて、
中の魂柱(補強の棒。)の位置がふらつきまわっているそうです。

設計変更よりも、設計・材質・工程の変更による性能の変化の評価方法に
革新が欲しいところですね。

>>17
サイレントシリーズは弾いてて面白くないです。(スピーカで鳴らしても。)
ああいう方向の変化は嫌だな・・・。
19名無しさん@1周年:2001/07/13(金) 00:08
シンバルなんかは新素材、新製法、新形状とかいくらでもありそうだけど
ねぇ。
20名無しさん@1周年:01/09/02 14:26 ID:pTK46Ntc
管楽器については、奏者自身が保守的だからね〜(特にクラシック系のプロ)
いくらよく鳴って、音程が良くても吹奏感が大きく変わったら使わないよ。
21名無しさん@1周年:01/09/03 01:23 ID:QYC5TdOY
>>20
一概にそうとはいえないべや。

クラリネットはフランス式とドイツ式で
管体構造も音色も吹奏感も結構違うのだけど
いろいろ持ち替えて使ってるプロ走者もいます。

楽器自体のクオリティーが高ければ絶対つかうって。
22名無しさん@1周年:01/09/03 01:41 ID:E0WQ2Wlw
巷には管楽器とか電子楽器とかあるけど光楽器はないのか?
23ななし:01/09/03 09:54 ID:cawIC62Q
>>1
同じ考えの人というのは居るもんだね。私の音響工学の先生も同じこ
と言ってるよ。なんで、そのうちに妙な楽器を作ろうかという話しを
いつもしている。
>>9
どうもそうみたいだね。あと、弦楽器もなんであんな形しているのか
分からない。ただ、>>20のようにヒューマンインターフェース的な問
題で演奏者に嫌われるだろうね。パソコンのキーボードはQWRTY以外
普及しそうにないし。

ところで、>>1さんはひょっとすると吉川さん関係者?
24 :01/09/03 11:37 ID:M7LqDJK6
これにマジレス付けれるのは、浜松市在住の人だけだと思われ。
25ななし:01/09/03 12:01 ID:cawIC62Q
>>24
福岡かもしれん。
26名無しさん@1周年:01/09/03 22:47 ID:8jyd0LkM
うーん、光楽器。電気に変換することしか思いつかんな。
光ファイバーを弦にして、光の強弱でそのまま音鳴らしてみるとか。楽器やさん、遊んでみてください。
低音弦はやっぱり鉄線を巻くんですかね。
27ななし:01/09/04 10:02 ID:5ySTcFCg
光ファイバの物理的変形から通っている光の位相変化を読み取るとかもいいかも
ね。ジャイロとか海底用の地震計みたいなのでね。

光増幅器で増幅した非常に強い光を物に当てたら振動しないかな。赤外だったら
振動するまえに穴空くけど。穴空くぐらいなら、音になるように思うね。
28名無しさん@1周年:01/09/04 20:45 ID:NtsDuPbM
変わった楽器という点でなら明和電器の作るツクバシリーズ(魚器)でしょう。
制作した全ての楽器がAC100Vで動作するってヤツ。
ただ、面白いって点では良いけれど楽器自体のフルモデルチェンジとは違うか。
29名無しさん@1周年:01/09/04 22:30 ID:8RcPIldo
>>27
光増幅おもしろいっすね。
空気を熱膨張させて、ホーンで音にするとか。空気をいかに暖めるか。光共鳴器の中ってやっぱり暖まるんだよね。
(あんまり難しいと電気に変えちゃえってことになっちゃうしなぁ)
この楽器の音は弦の周波数のオクターブ上の音がでるのかなぁ。
30名無しさん@1周年:01/09/21 15:09 ID:Td.KU6fU
直接プラスチックファイバーを弦にして弾いてしまうのがてっとり早いかと。
屈曲には弱いからダメだろうね。

ジャイロやアナデバの加速度センサなんかを組み合わせてテルミン
みたいな奏法で遊べる楽器って作れないかなぁ。
31名無しさん@1周年:01/09/22 15:30 ID:cuOazNSg
バイオリンやチェロなんかのアコースティックはこの先も変わらない
だろうねー・・・。すごい保守的な世界だし。
アコースティックギターは見えない部分で変わってるよ。
弦振動を表板にロスなく伝える方法とか、音をもっと伸ばすための
ブレース処理とか。あと森林伐採で貴重な木がなくなってきたから、
新しい材質の木を探したり。ただ、設計として形を変えたりすると、
色物ってみられるからやっぱり保守的な世界・・・。
32名無しさん@1周年:01/12/30 02:21 ID:Lkze7am5
33名無しさん@1周年:02/02/13 21:22 ID:+w6DqbK5
機械関係だけど楽器もやってます。
ギターは歴史が浅いのに開発が早く、詳しくギターの
そういうのを調べてみるとはまります。
なにしろ製作者が多い。(アメリカの工房は三千を超える)
バイオリンもエレキは昔からあるし、新しい発想のバイオリンも
多いです。
木管楽器も電気化されたものや、変わった物、あります。
金管楽器もあるんですよ、サイレントだけでなく。
保守的で変わらないって言うのじゃないです。
演奏家って実は貪欲なんです。より良い物をって事に。
ただ、深く興味の無い人はそういうものを目にする
機会があまり無いかもしれませんね。

楽器は何百年もの歴史の中で変わり続け、淘汰されたりして
今の形になっているから今のままでこれがけっこう
合理的なんですよ。まだ進化してますけど。

>>6
比較的柔らかいギターの弦あります。
でもテンションが低く、音がシャバシャバです。
>>12
ニスは音に本当に影響します。
ポリなど使えば音が氏にます。

>>11
>設計変更したいがための変更ならやるだけムダだろうね。

禿同です。
そういう物には演奏家は見向きもしないでしょうね。



34名無しさん@1周年:02/02/13 21:42 ID:q/6Hpns2
金管楽器のバルブに関してはこんなのがあります。
ttp://www.prima-gakki.co.jp/internet/getzen/valve.html
35名無しさん@1周年:02/02/14 14:51 ID:WWztyIAf
オレとしてはこんなスレが読みたいぞ!
36馬の骨:02/02/14 17:06 ID:Pbj/thgG
エレキギターなんかはいじるところ結構あると思いますけど。
37はまや:02/02/14 20:26 ID:4F0CTMoA
Y社のサイレンと確かにつまらんけど
普通の家でウッドベースの練習できんのでたすかっとるけんね
38あさはかマン:02/02/14 20:41 ID:gbRW8in9
>>36
自励発振器をつけてアクティブサステイナーとか?

#私はギター弾けません。
39名無しさん@1周年:02/02/14 21:50 ID:o8orpyye
ギズモ
4033:02/02/15 01:00 ID:web+Flyz
>>36
具体的にどんな物か是非言って欲しいです。
>>38
サスティナーはあるし、ギターシンセで事足りてます。


41馬の骨:02/02/15 10:43 ID:FeokuvVx
>>40さん
今ので事足りてました。
42馬の骨:02/02/15 10:44 ID:FeokuvVx
そんなことより、すごいIDですね。
4333:02/02/15 20:32 ID:BRzDKl53
本当だ〜!
偶然かな??
44名無しさん@1周年:02/02/23 11:59 ID:iqZdLdvy
45名無しさん@1周年:02/09/19 16:26 ID:p7b6G2UY
a

46名無しさん@1周年:02/12/12 09:22 ID:vudHJ+Jl
昨日会社で、樹脂型のホットランナーの、穴あけをしていたら
ピッチを間違え、冷却穴に干渉し、おまけに製品形状まで
やぶいちゃいました。(泣)
修正方法を、教えてください。

47名無しさん@1周年:02/12/12 09:42 ID:o4GhX+SJ
>>12
昔防湿のためにドラムの内側にペンキ塗ったら途端に音が悪くなった。
たとえニスといえどやはりアコースティックには影響あるのでは。
48名無しさん@1周年:02/12/12 23:01 ID:LluBguuZ
楽器の技術はそれを扱うことの出来る演奏家/作曲家と対にならねば意味が無い。
ex)モーツァルト/クラリネット、チャイコフスキー/チェレスタ、EWI/T-SQUERE(w
技術者のエゴだけで作られた楽器の工夫には何の価値も無い。
楽器は音楽に奉仕するためのただの道具だからな。
49山崎渉:03/01/11 08:17 ID:NaLJZZUj
(^^)
50名無しさん@1周年:03/01/18 09:43 ID:awYLlZ67
金管楽器
>>34さんの紹介してくれたとこ、セイヤーバルブですね。
あと、ハグマンバルブも、新しいバルブシステムです。
原理はロータリーバルブで、それの発展したものだから全くの
新しいものとは言えないけれど。でも、トロンボーンのバルブ
システムとしては、画期的なものでしょう。
材質に関してはいろいろな試みがされていますが、真鍮以外
のものは、極めて少ないようです。

木管楽器
クラリネットのマウスピースの材質として、セラミック製のも
のが市販化されてます。まだまだ使われてる方は少ないようで
す。愛知県の陶磁器メーカーから出ています。音に関しては、
どうなんでしょうか。
51山崎渉:03/01/18 14:21 ID:mGMOwwgK
(^^)
52名無しさん@1周年:03/01/19 20:58 ID:8o9gCDea
クラとかのマウスピースの材質を変えたら
確かに音は変わると思うが、素材の変更はテーマとしては
あんまし面白くないかも。
メタル製のクラでもクラリネットの音がするわけやし。

木管楽器って学術的には知らないけど
発音方式によると
・シングルリード系
・ダブルリード系
・フルート、リコーダ系(なんていうの?)
管体構造によると
・円錐系
・円筒系
に大分されると思うのだけど、
この組み合わせでなんか面白いことできないだろうか?
また新しい方式の発音方式とか無いかなぁ。

キーシステムはEWIのが一番好きなんだけれどもこれを
アコーステックの楽器に持ってくるのは難しいかなぁ。
53名無しさん@1周年:03/01/19 20:59 ID:8o9gCDea
ありゃ二重で書き込みました。すいません。
54山崎渉:03/03/13 14:09 ID:ezzk8Fhe
(^^)
55山崎渉:03/04/17 09:37 ID:TD8w3T+L
(^^)
56山崎渉:03/04/20 04:09 ID:NZVEJMjC
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
57山崎渉:03/05/22 00:01 ID:z4HA051A
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
58名無しさん@3周年:03/06/11 04:03 ID:798tnIyI
フルート
セラミックス
音がよい。
59_:03/06/11 04:10 ID:kHSRqxG7
60山崎 渉:03/07/15 13:01 ID:RDs8FXK6

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
61山崎 渉:03/08/15 19:26 ID:cYbbrbp4
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
62名無しさん@3周年
コソーリ、保守