≡≡ 面白いエンジンの話 ≡≡

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49独裁者のスターリン
>>48 > スターリングエンジン は 世界を救う
と言うような「希望的観測」に付いては、否定的な見解も多いみたいですよ。

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スターリングエンジンのサイクルと構成
http://ime.nu/www.m.dendai.ac.jp/~iyama/principl.html#s8
 ・  (8) 実際的なスターリングエンジンの構成

 ・  しかし,シリンダ壁を介した熱交換により,膨張空間,圧縮空間内の作動ガスの温度をそれぞれ
 ・  一定温度に保つことは,シリンダ壁での伝熱面積および熱伝達率が小さいため,一般に難しい。

 ・  そこで,実用形スターリングエンジンでは,図7に見られるように,膨張シリンダと再生器の間にヒータを,
 ・  再生器と圧縮シリンダの間にクーラを設置し,これらにより外部熱源との間の熱交換が行われる。
  
 ・  この場合,シリンダ壁は断熱されていると見なす方が適当であるので,再生オットーサイクル(内面断熱サイクル)
 ・  をスターリングエンジンの基本熱サイクルと考える方がより実際の動作状態に近いことになる。
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(※ 上のページはインターネットエクスプローラーでないと「図」が見れないようです。)

最近のスターリングエンジンは、再生器(熱交換器)と言うものが付いていますので、
初期のスターリングとは「熱サイクル的にも異なっている」と、考えるべきなのでしょうか。

純粋なスターリングサイクルとは、もはや呼べない「最近のスターリングエンジン」を、
未だに、【 スターリングサイクルだから、熱効率が高い 】と紹介するのは、
これぞ、スターリングエンジンに根強く存在する《 迷信的思想 》と言うべきものでは。。