>>132 > 蒸気機関を内蔵したガソリンエンジンを開発
私の、今考えている新方式エンジンとは、今回上で紹介されたものとは似てもいませんが、
「蒸気エンジン」を使う方式なのは、紛れも無い事実で、次のような構成を考えています。
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1.蒸気エンジンとは言っても、外燃式の機関ではなく、内燃式の蒸気エンジンである。
2.ジェットエンジンのような燃焼室で、燃料と水を同時噴射して、蒸気圧を作り出す。
3.蒸気と燃焼ガスの圧力でピストンを動かし、動力を発生させるのは蒸気機関と同じ。
4.発生した蒸気と燃焼ガスは、ガス分は排気し、蒸気は冷却して水として再利用する。
5.昔の動作とは違い、シリンダー内で気体膨張させる方式の為、熱効率が高く作れる。
6.その実現の為には、蒸気噴射時間を制御する必要があり、スライド弁等は使えない。
7.気筒内で蒸気が膨張する機関は、ユニフロー蒸気機関と呼ばれ、過去にも存在した。
8.蒸気ピストン機関の最大の特長は、低速トルクが強大で、変速を必要としないこと。
9.その強大なトルクは、ピストンの全工程に亘り、最大圧力を加えられる原理による。
10.燃焼室での連続燃焼の為、短時間で燃焼させる必要も無く、高度な制御は必要ない。
11.ガソリン機関やディーゼルのように、衝撃的な力は生じず、静粛な作動が実現する。
12.吸気用ポンプは必要とするが、変速機が不要で、機関構造は結果的に単純化出来る。
13.水が蒸気に変わる燃焼過程で、潜熱が作用し、そのガス蒸気混合気体の温度は低い。
14.気筒やピストンには、高熱も衝撃的な力も加わらない為、軽量化した機構に作れる。
15.機関が比較的低温で動作する為に、冷却装置は不要で廃熱が少なく、熱効率は高い。
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と言うような、「未来エンジン」を考えているのですが、皆さんのご感想はどうでしょう。