226 :
名無しさん@3周年:
>>217 > テレビって日本人だよね。 (その1)
そのように信じている方も多いようですが、これは、「何の実験をもってテレビの開発と呼ぶ」のか、
などの、【 テレビジョンの定義 】の考え方の違いによって、その発明者は、異なってくるようです。
未来技術@2ch掲示板 「日本人が発明したものは?」
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http://science4.2ch.net/test/read.cgi/future/1036830415/142 古いものでは
テレビ 高柳健次郎 正確にはテレビ技術か
自動販売機 1888年
新しいものでは
オセロゲーム
自動翻訳機 孫正義が学生時代に
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http://science4.2ch.net/test/read.cgi/future/1036830415/451 テレビことはじめ
テレビの発明は、1884年、ドイツのニプコーによって発明された機械的テレビ撮影機にさかのぼる。
1897年、ドイツのブラウン博士がブラウン管を発明した。ブラウン博士はこれでノーベル賞を受賞。
1911年、イギリスのスウィントンが電子走査方式によるテレビ放送のアイディアを提唱。
1911年、ロシア人のロージングがブラウン管を用いたテレビの送信実験を世界で初めて公開。
世界初のテレビは、1925年にイギリスの電気技師ベアードが発明しました。ロンドンの公開実験で
ウエーターの顔を見事に伝送して見せた。これが人類初のテレビジョンである。
世界初の電子式テレビは、1927年にアメリカ最後の個人発明家ファーンズワースが発明しています。
実用放送に耐える電子式テレビは、1933年、アメリカに亡命していたロシア人技術者ツボリキンに
よって発明されたアイコノスコープによる。
1935年、人類初のテレビ電波中継はヒトラーの演説だったそうな。これは映画の『コンタクト』でも使われた。
227 :
名無しさん@3周年:2005/12/24(土) 09:34:59 ID:VFPQGF0o
228 :
名無しさん@3周年:2005/12/24(土) 09:35:49 ID:VFPQGF0o
>>217 > テレビって日本人だよね。 (その3)
5.テレビジョンの実用化に関する発明について
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http://www.ando-lab.or.jp/tv.htm ・
http://www.ando-lab.or.jp/ 安藤博はテレビの開発に情熱を持って取り組んでいました。安藤博が24歳になった1926年,
ニプコーの円盤によるテレビの実験放送に日本で初めて成功しました。
おそらく彼が日本人として一番先にテレビ画像を見た事になります。これは,J.ベアードが発表した時期と同じです。
当時の日本におけるテレビ開発は,世界のレベルと比較して大変に先行していました。
この頃,安藤博はテレビの事を「ラジオ映画」と呼んでいました。テレビの意味はTelevision(遠距離:teleと風景:vision)の略です。
早稲田大学新聞1926年11月4日号によると「若き安藤君が驚異的の大発明,各国を出し抜いてラジオ映画に成功。
校友の安藤君が世界的テレビジョンの一大発見を見るに至って去る19日付けをもって,いよいよテレビジョンが我が特許局から特許権を許可され,
翌20日逓信省の実験許可が出た」と報じ,さらにテレビの動作原理について誰にでも簡単に理解出来る様な解説をしています。
実験の許可に基づき,日本最初のテレビ実験放送が1929年2月1日から毎週2回(土曜と日曜)何れも1時間に渡って開始されました。
波長 38m〜300mの電波を使用しています。ニプコーの円盤は24個または48個の小穴が開けられており,回転数は800rpmから1300rpmでした。
しかし,安藤博はこの頃から機械式テレビに行き詰まりを感じ,電子式テレビへと研究に方針を変更しています。
229 :
名無しさん@3周年:2005/12/24(土) 09:37:21 ID:VFPQGF0o
>>217 > テレビって日本人だよね。 (その4)
ウィキペディア 「テレビ」
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93 テレビの歴史
1877年 - イギリスのソーヤー、機械走査概念の提案。
1884年 - ドイツのニプコー、「ニプコー円板」の発明。
1897年 - ドイツのブラウン、「ブラウン管」の発明。
1908年 - イギリスのスウィントン、電子式走査法の概念を科学雑誌Natureに発表。陰極線管テレビジョンを示唆。
1911年 - ロシアのロージング、ブラウン管を用いたテレビの送信実験を初めて公開。簡単な輪郭の受像に成功。
1925年 - イギリスのベアード、機械式テレビの開発。
1926年(昭和元年)12月25日 - 浜松高等工業学校の高柳健次郎、機械・電子折衷式テレビの開発。「イ」の字を表示させる。
※この時期、テレビの本放送へ向けて各国で改良が活発となる。
ちなみにこの日、大正天皇崩御のため、日本のテレビの歴史は昭和から進歩したことになる。
1927年 - アメリカのファンズワーズ、世界初の電子映像撮影成功。世界初の全電子式テレビ発明。
1929年 - イギリスのBBCがTV実験放送開始。
1933年 - アメリカのツヴォルキンがアイコノスコープを発明。
1935年 - ドイツで世界初の定期試験放送開始。ベルリンオリンピックの中継が行われる。
1939年(昭和14年)5月13日 - NHK技研による公開実験。
1940年4月13日 - 日本初のテレビドラマ「夕餉前」の実験放送。
※同年予定されていた東京オリンピックの中継が予定されていたが、オリンピックは中止となる。
以後戦時下で民生用研究は中断したが、兵器への応用研究は継続される。
1950年代のアメリカの家庭内と思われるテレビ視聴光景。
後のアメリカ製テレビ映画で映し出されるこのような生活光景は、当時の日本人のあこがれでもあった。
1953年(昭和28年)2月1日 - NHK、テレビ放送開始(日本での地上波テレビ放送の開始)。
230 :
名無しさん@3周年:2005/12/24(土) 09:38:27 ID:VFPQGF0o
>>217 > テレビって日本人だよね。 (その5)
ここまで、いろいろな記事を紹介してきましたが、【 真の発明者 】がいったい誰なのかは、
意外と良く判っていなかったり、間違って信じられていることも、多いようです。
最近の例としては、「コンピュターの真の発明者」が間違って信じられていた話題は、日本の書籍にも、
なって発売されていますし、古くは、電話の発明が特許出願のわずか2時間の差で、「エリシャ・グレー」
と言う人ではなく、「グラハム・ベル」に決まったと言う話も有るそうですが、これにも異説があり、
ドイツの「ライス」こそが、真の発明者だとする説も有るそうです。
面白いものとしては、「FM放送の仕組み」が、それに関係する業界の圧力と、欺瞞隠蔽工作により、
真の発明者には特許権が認められなかった、と言う話も、数年前のCSTVなどでも語られていました。
「TVなどの機器類」も、昔の未来技術の中に必ず出てくるような装置でもあり、各国が競争して開発し、
そして、特許制度と言う法律が、国ごとに分かれている事情も有ってか、同じ年代のほぼ同時期に、
同じような発明が出願されることも、多かったようです。