335 :
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http://knowledge.yahoo.co.jp/service/question_detail.php?queId=1326344 質問した人: ID非公開 回答件数:7 投稿日時 : 2004/11/ 3 00:03:47
車のターボエンジンにインタークーラーをつけると燃焼効率がよいといいますが
なぜ旅客機のターボファンエンジンにはつけないのですか?
回答した人: ID非公開 投稿日時 : 2004/11/ 2 21:10:29 回答番号 : 6510454
インタークーラーはせっかくエネルギーを投入した空気の温度を下げる訳ですから,
熱力学的には効率は下がってしまいます.
ガソリンエンジンでは燃料を含んだ空気を圧縮するので,
圧縮過程で混合気の温度がガソリンの発火点より低くしておかないといけない為,
インタークーラーが無い場合,機械的な圧縮比を低くするなどより効率の低下する方法を取らなければなりません.
ターボをガソリンエンジンに使うとどちらにしても効率は低下するが,より低下が少ない方法として,
インタークーラーを採用しているにすぎません.
ジェットエンジンは燃焼サイクル的に言うとディーゼルの方に似ていて,
圧縮過程での空気の温度は問題になりません.(機械的には有りますが)
効率の下がるインタークーラーは何一つメリットが無いのです.
>>335 >インタークーラーはせっかくエネルギーを投入した空気の温度を下げる訳ですから,
>熱力学的には効率は下がってしまいます.
熱効率は単順に圧縮比との相関関係でしかないので、この説明は間違いですね。
ガソリン機関では、吸気温度を下げることがノッキング対策に有功なんで、結果
として圧縮比が上げられるので熱効率が向上すると云うのが正解だと思います。
一方、大型車なんかのディーゼル車にもインタークーラーが付いているのは、充填
効率を上げる(馬力を上げる)目的ではないでしょうか。同じ出力を得るのに、吸気
温度が高い場合はより大量=過給圧を上げる=機械損失増大及びコンプレッサー効率低下
と云う図式になることが考えられます。その対策としてインタークーラーを使っている
んではないでしょうか。ジェットエンジンも基本は同じだと思いますが・・。
337 :
なるほど。そか。:05/01/09 07:44:20 ID:aFtNP6ol
>>336 >吸気温度を下げることがノッキング対策に有功なんで、結果として圧縮比が上げられるので
そ〜なんですよね。もう少しで、騙されるところだったわさ〜。。(w
>>336 >ディーゼル車にもインタークーラーが付いているのは、充填効率を上げる(馬力を上げる)目的
>>3 >1.吸気冷却>圧縮仕事低下>出力上昇・効率上昇(インタークーラと同じ)
そう言えば、既に
>>3 のような解答があったですよね。
とうぜん「吸気温度」が下がれば、圧縮し易くなって、それだけ詰め込み易くなるのも良くわかります。
だから、パワーも上がるのでしょう。しかし、
【問:1】 『圧縮比を上げないまま』、単にインタークーラーを付けて冷やした場合の「熱効率」は、どうなるのでしょうか。
>>335 の「Yahoo!知恵袋」の回答者さんは、その場合のことを言ってたのかも。。
と言うことで、ここで改めて「関連した質問」になります。
【問:2】 『圧縮比を上げないまま』、単に「水噴射」を行って冷やした場合の「熱効率」は、どうなるのでしょうか。