品質工学(タグチメソッド)

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779名無しさん@3周年
導入したビッグスリーが↓、独自のトヨタが↑。
その他、コレに似た例が続出して、
「謙虚になるべきだ」という意見は学会内にも出てはいる。
但し、最高導師タンは聞く耳を持ってなさそう。

万能のツールみたいに宣伝してるから反発を受けるんだよなあ。
うまくいくことはある。ダメな場合も多い。
その辺は他のツールと変わらん。
交互作用が大きい場合や交互作用そのものを利用したい場合は
ダメな場合が多い。
作りこまれて解がある場合も更なる改善で利用してもダメな場合も多い。
そもそも、基本機能の定義が難しすぎて、
この段階で間違えた実験をしてしまってうまくいかない場合が多い。
(これが一番問題では?)

但し、
誤差要因を含めて総合的に評価する手法は
現在のところタグチしかないんじゃないかと思っている。
単純な多変量解析じゃ、主効果も誤差要因もゴッチャになる。
もちろん、個々に実験してある程度把握すればいい話なんだけどね。

会員と擁護してるつもりなんだけど、タグチは有効なツールだと思うよ。
但し万能でもなんでもない。ダメな場合も多いし、使い方も難しい。
まあ、使い方が難しい時点でツールとしてダメな部分も多いことは
認めざる得ないんじゃないかなあ。