812 :
名無しさん@3周年:
インターネット初心者様
軍板から来ました。いま潜水艦用の機関について議論しているのですが
ちょっとわからないことが2つありまして、ここのスレには本職のエンジン
設計者の方もいらっしゃるので、是非ご教示いただきたく・・
1ターボチャージで熱効率が上がるもんでしょうか?
これは初耳の説なのですが、自信満々でそう主張している方がいるので
どうなんでしょう? 勉強不足とまで言われると”そんなことはないだろう”
と思いつつ一応専門家の方に確認したくなったもので・・・すいません。
(ちなみに自動車用ではないのでエンジンが軽くできるのでエネルギーロスがということではないようです)
最終的には機関全体の効率の事だが、殊過給器が最も関与するのは熱効率。
ターボチャージャーは吸気効率を上げるだけではなく、熱効率を上げることにも寄与する。
また、シリンダー中の気体質量が大きくなる事でピストンを押す圧力も大きくなり、
気体の膨張エネルギをピストンに伝達するときの効率も上昇する。以上の理由より、
排気圧の回収にはターボチャージャーを薦める。
2.スターリングエンジンで高温側の温度と低温側の温度差が大きくなると
出力あたり重量が重くなるもんなんでしょうか?
お手数ですが、ご教示ください。
なお、液体酸素使用の潜水艦のエンジンは重量制限がゆるい一方、極端な低酸素消費
(水圧1000気圧での排気困難による)排気ガス削減要求、作動気体が空気ではなく、
酸素濃度が調整できる。軍用のためコストより爆発防止や静粛性に気を使う等、非常に
特殊で技術的に面白いトピックですので、よかったら潜水艦進化論スレ遊びに来てください。