なぜ2サイクルは車に向かないのか?

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60凸凹君。
>>58 航空機用エンジン"グリフォン"がロータリーバルブだったと

先生ぃ!!!!!質問ですぅ!!!!!

インターネットで調べてみましたが、そんな記事は!皆無!でしたぁ。
一体これは、どうしましょう??? コレハコマッタコマッタ。

かわりに、と言っては何なんですが、「スリーブバルブ」と言うのが、
有りましたぁ。 バンザーイ。
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褶動弁エンジンの謎を追う
http://www2.gol.com/users/ezawa/contents/fromPD/170/170.html

エンジンのシリンダーをお茶筒にたとえれば、
普通のエンジンはその蓋の所に、空気(混合機)を吸い込む弁と、
排気を吐き出す弁を設けるが、褶動弁エンジンは、
お茶筒の側面に穴を開け、もう一回り小さいお茶筒
(これをスリーヴという)を内側に入れ子にして、
これを上下に動かして側面の穴を開けたりふさいだりして
弁の役目をさせると考えればよい。

こうすることにより、通常の弁で起こりやすい過熱による
異常燃焼を防ぎ高出力を狙おうというものであるが、
シリンダーの中で、もう一つのシリンダーを
動かそうというのであるからその大変さは想像に難くない。

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20世紀のエンジン史 スリーブバルブと航空ディーゼルの興亡
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3c65a321d11a60105bd4?aid=&bibid=02107249&volno=0000

内容説明 この百年、エンジンは大変な進歩を遂げたが
その裏に技術屋の血みどろの戦いが埋もれている。

スリーブバルブエンジンと航空ディーゼルエンジンの
魅力にとり憑かれたエンジニアたちが
生涯をかけた成功と失敗の物語り。
-------------

「スリーブバルブ」って、スライドバルブの、一種なのかなぁ。
引き続き、ロータリーバルブの情報、キボウします。ヨロシク!
61凸凹君。:02/03/28 08:59 ID:WsBrfuX0
>>59 漏れはトラバント(東独製:89年最終型)に乗った事有るぞ!

先生ぃ!!!!!その写真が、見つかりましたぁ!!!!!

トラバント
http://images.google.com/images?hl=ja&q=%83g%83%89%83o%83%93%83g&btnG=Google+%8C%9F%8D%F5
62⊂(@^。^@)つ :02/03/28 09:19 ID:G8K/vOLr

日本で研究されている「ロータリーバルブ4ストエンジン」の情報です。
http://www.me.kanagawa-it.ac.jp/~mlmuroki/sr500.htm
http://www.me.kanagawa-it.ac.jp/~mlmuroki/gas.htm
http://www.me.kanagawa-it.ac.jp/~mlmuroki/index.html
632スト4スト君:02/03/28 20:41 ID:28o6C1cs
>>57
原型は本田のバイクのエンジンですよ。

バルブを同時に開いてもクラッシュしないように
カムをちょっと削っただけだったと思う。

大学の研究だけど、以前先生が本田の人と共同で
SAEの論文書いてた。
64凸凹君。:02/03/30 21:02 ID:WjR5l/MC
>>63 以前先生が本田の人と共同でSAEの論文

先生ぃ!!!あっ、違った、未来のエンジン屋さんでしたねっ!!!

ところでその方式は、特許も、既に取ってるのでしょうか?

引き続き、航空機用エンジン "グリフォン" の情報、キボウ!!!
652スト4スト君:02/03/30 23:27 ID:GDl++IDd
エンジン屋を目指して頑張ります!!
特許は、、どうなんでしょうね?

以前、先生に軽い気持ちで「普通の4stの研究やらないんですか?」
と訊ねたら(うちは2st専門)
寂しげに「企業に太刀打ちできないから...」と仰いました。
そのお陰で妙なエンジンの研究が出来るのですが。
66TAKEちゃん:02/03/31 09:49 ID:KpYrDXuS
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>>65 エンジン屋を目指して頑張ります!!

そうそう。そう言う「こころざしの高い方」がいる限り、日本は決
して、「韓国や中国」にも、負けないのでしょうね?。。。
まぁここでは、一応そう言うことにしておきましょう。(笑)

>>65 「企業に太刀打ちできないから...」と仰いました。

いや。企業と大学は、ライバル関係などでは決して無くて、得意分
野を分担して、開発に参加して行くべき、組織と言えるのでしょう。

アメリカの大学などは、「産学協同の研究」なども、活発ですよね。
例の、「レールガン式兵器」さえ、大学で研究していましたから。
日本も、何れはそう言う風に、活発にはなって行くのしょうか 。。

>>65 そのお陰で妙なエンジンの研究が出来るのですが。

それはとても貴重な体験ですよね。入社した企業、配置された部署
によっては、変わり映えの無い仕事が、続く場合もありますから。

「技術者」と言う人間は、往々にして、「技術さえ高度」になれば、
何事も解決すると言うように、即、思い込む人が多いようです。

しかし本当に重要なことは、単なる技術などよりも、新しいものに
挑戦しようとする、「チャレンジ精神」では、無いのでしょうか。

それらを忘れてしまった時に、「魅力ある製品」が、企業において
も、作れなくなって来ると言う現象が、あらわれて来ます。

例えて言えば、性能は超高性能なのに、「決して買いたいとも思わ
ない、パソコン」、などなどです。

そのあたりの、価値観の違いの重要性が、良く理解できて来れば、
「自然空冷のF1」に、☆!あえて挑戦!☆した、「本田宗一郎」
の精神も、はじめて、分かろうと言うものでしょう。
67国道774号線:02/03/31 12:00 ID:QIAnVYEM
68名無しさん@1周年:02/04/01 12:59 ID:h9dGniXF
>>64
ここにそれらしいことが書いてある。
http://www-g.eng.cam.ac.uk/125/achievements/ricardo/page36.htm
69凸凹君。:02/04/01 20:50 ID:KzRbOkKv
>>58 航空機用エンジン "グリフォン" がロータリーバルブだったと

先生ぃ!!!ロータリーバルブエンジン、見つかりましたぁ!!!
-------------
ROTARY VALVE HEMI !
http://www.northernthunder.com/rotary.html
Bill Phillips (left) and Dan Zimmerman flank one of the
four rotary valves used to power their Top Alcohol Dragster.
-------------
Aspin Rotary Engine
http://www.lortim.demon.co.uk/Aspin/
This is all about Frank Aspin and his ideas for a
rotary valve engine.
-------------
このページの下のほうに、ロータリーバルブの、構造が出ています。
しかし例のグリフォンに関する記事は、やはりと言うか皆無でした。

>>68 www-g.eng.cam.ac.uk/125/achievements/ricardo/page36.htm
E-25 Single sleeve valve single cylinder research engine

これらの説明からすると、どうも「スリーブバルブ」のようですね。
「スリーブ」を回転させれば、ロータリーバルブになるかもYo 。。
702スト4スト君:02/04/02 07:56 ID:tulKXNOq
>>62
真ん中のリンクの画像で
ロータリーバルブの仕組みがなんとなくわかりました。

潤滑は問題無さそうですね。
しかし、燃焼室の形はどうなるんでしょ?
71名無しさん@1周年:02/04/02 15:32 ID:6Hs+IWKB
4stを2st化させたエンジン見てみたいなあ。音も聞いてみたい。
バイクで発展した下方掃気の2stとは違うだろうけど、すごく興味がそそられる。
72TAKEちゃん:02/04/02 21:09 ID:e0GVkAAW
------------------------------------------------------------
>>1 なぜ2サイクルは車に向かないのか?

一般的な「2サイクルエンジン」では、俗に《 熱ダレ 》と呼ばれ
る、加熱による出力低下が起こり易い、からでは無いでしょうか。

もちろんこの現象は、自動車に限らず、バイクエンジンなどにも起
こるわけですが、バイクが動かなくなってもいざとなれば、押して
動かすことも出来る反面、自動車では、そうは行きませんよね。

そう言う意味で、自動車のエンジンの場合は、バイクなどの小型の
エンジンより、信頼性が、より重要になると思われるわけです。

《 熱ダレ現象 》は、「2サイクルエンジン」の全てに起こるとは
考え難いのですが、少なくとも、クランク室で「掃気の圧縮をする」
タイプのエンジンでは、その現象は起こり易いように、思われます。

その理由は、「吸気効率の低下」と考えられていて、その低下する
主な理由は、「掃気管やクランクケース」の過度の加熱によって、
吸入された混合気体が、それらの外部の熱のために膨張して、
「排気側に漏れてしまう」ことでは無いのかと、私は考えています。

その《 熱ダレ現象 》に関する話題は、以前ネットニュースの方で、
下のような記事を、書いたことが有りました。
---------------------
2001/01/23 吸気温度
http://queen.heart.ne.jp/cgi-bin/browse?msgid=%3C3A6D7D05%2EB14B4BC3%40mx2%2Ewt%2Etiki%2Ene%2Ejp%3E
2001/01/26 『熱ダレ』現象。(吸気温度)
http://queen.heart.ne.jp/cgi-bin/browse?msgid=%3C3A7170A0%2E7552940%40mx2%2Ewt%2Etiki%2Ene%2Ejp%3E
2001/01/27 『熱ダレ』現象。「スターリング エンジン」
http://queen.heart.ne.jp/cgi-bin/browse?msgid=%3C3A72F532%2E47635926%40mx2%2Ewt%2Etiki%2Ene%2Ejp%3E
---------------------

しかし、この記事に関する反論も有りまして、その反論を書いてる
方が、「現役のプロの自動車設計者:車体関係」と言うのも、考え
て見れば、私のような「ド素人」に真剣に抗議して来るところが、
とても?面白い現象?だと、その時は思ってしまいましたね。(笑)
(反論記事)
---------------------
2001/01/28 『熱ダレ』現象。「スターリングエ ンジン」
http://queen.heart.ne.jp/cgi-bin/browse?msgid=%3C9502rk%24hc2%241%40nw042%2Einfoweb%2Ene%2Ejp%3E
---------------------

時間と興味が有れば、他の記事もお読みください。
---------------------
「熱ダレ group:fj.*」
http://groups.google.com/groups?hl=ja&q=%94M%83_%83%8C&btnG=Google+%8C%9F%8D%F5&meta=group%3Dfj.*
---------------------
73age:02/04/02 21:17 ID:+j/lxXCh
.
74凸凹君。:02/04/04 10:31 ID:MVIPzeF6
>>69 航空機用エンジン "グリフォン" がロータリーバルブだったと

先生ぃ!!航空機用エンジン「グリフォン」、見つかりましたぁ!!
-------------
Rolls−Royce
http://www.stobbe.dk/industrial-products/technical-literature/combustion-engines/rolls-royce/Rolls-aircraft.html
Rolls−Royce Griffon Engine
http://www.unlimitedexcitement.com/Griffon%20Budweiser/Griffon%20Engine.htm
The Spitfire Engines−
Rolls−Royce Merlin and Griffon
http://www.spitfiresociety.demon.co.uk/engines.htm
Aircraft Engines
http://www.aviation-museum.co.uk/engines.html
Merlin and Griffon Engines
http://freespace.virgin.net/john.dell/meandgr.htm
-------------
あの先生は、ハテ、どこへ行ってしまったのだろう 。。。。。。
75凸凹君。:02/04/04 10:34 ID:MVIPzeF6

↓↓↓「訂正」です。
>>58 航空機用エンジン "グリフォン" が
76⊂(@^。^@)つ:02/04/06 10:53 ID:RlbiOPVA
>>70 しかし、燃焼室の形はどうなるんでしょ?

例のホームページの場合には、その構造の説明と図面が無いため、
その詳しい仕組みは、写真からの推測にならざるを得ませんが、
下の写真などから想像しますと、
---------------------
「ロータリーバルブのガスシール性能の研究」
http://www.me.kanagawa-it.ac.jp/~mlmuroki/gas.htm
---------------------

写真中央の「円筒型のローターリーバルブ」一つで、吸気と排気、
その両方の開け閉めを、制御しているように考えれれます。

写真の左側に写っている部品の、中央に開いている「四角い穴」が、
シリンダーヘッドの「頂点中央部分」になって、そこから上方向と
下方向に、それぞれ掘られている溝が、「排気用と吸気用の通路」
になっているように見えました。

この写真のローターバルブ方式に限っての話ですが、シリンダーの
ヘッド部分には、結局四角い開口部が1つ開いているだけの構造に
なりますから、《 燃焼室の形 》は、比較的自由に作れるのではと
思いました。

一般の4ストエンジンでは、「キノコ弁」がヘッド部に存在して、
弁が突き出した時にも、ピストンと干渉するなどの配慮をすること
が、必要となるはずです。

それに対して、そのようなことを考えなくとも良い、ローターリー
バルブの方が、その方式にもよりますが、「ピストン頭頂部の形状」
も含めて、《 燃焼室の形状 》は、比較的自由に作れるのではと、
思いましたね。

アメリカの特許などにも、「ロータリーバルブエンジン」の特許は、
多いみたいです。
---------------------
「Patent Full-Text and Full-Page Image Databases」
 Quick Search
http://patft.uspto.gov/netahtml/search-bool.html
---------------------

上のページなどで、(Term 1:)に「 rotary valve engine 」など
と入力して、検索ボタンを押せば、数多く見つかります。

そして、出力された一覧をクリックすれば、例えば下のような文字
のページが表れます。
---------------------
http://patft.uspto.gov/netacgi/nph-Parser?Sect1=PTO2&Sect2=HITOFF&p=1&u=/netahtml/search-bool.html&r=1&f=G&l=50&co1=AND&d=ft00&s1='rotary+valve+engine'&OS="rotary+valve+engine"&RS="rotary+valve+engine"
---------------------

これらのページの、上の方にあるに「Images」と言うボタン
を押せば、「全ての図面」が見れます。

この画像を見るためには、プラグインソフトの「クイックタイム」
が必要となりますが、下のところからもダウンロードは可能です。

「無償プレーヤーの ダウンロード」
http://www.apple.co.jp/quicktime/download/index.html
77⊂(@^。^@)つ:02/04/06 11:00 ID:RlbiOPVA

う〜む。残念。
patft.uspto.gov/netacgi/nph-Parser?Sect1=PTO2&Sect2=HITOFF&p=1&u=/netahtml/search-bool.html&r=1&f=G&l=50&co1=AND&d=ft00&s1='rotary+valve+engine'&OS="rotary+valve+engine"&RS="rotary+valve+engine"
こう言う長いアドレスのページは、
カットアンドペーストで、貼り付けてください。
7858:02/04/07 20:15 ID:znbGTg3p
今日、グリフォンが載ってる資料(本)を手に入れたのですが、結論から言うと…

すんません、グリフォンはロータリーバルブでもなんでもなく、通常のカムシャフト+ポペットバルブだったみたいです。
ウソ言ってすんませんでした。
ちなみに、今回買った資料は大日本絵画社の「グリフォン・スピットファイア」という本です。


でも、どっかでロータリーバルブだかのエンジンが実戦で使われたという話を聞いたんですが、どれだったのか…
私からも情報を希望します。
7958:02/04/07 20:21 ID:znbGTg3p
と思ってたら、自分で資料(雑誌のコピー)を持ってたのを思い出したので、引っ張り出してみました。
やはりイギリスのホーカー社製テンペスト/フューリー/シーフューリーに採用されたブリストル製"セントーラス"エンジンはスリーブバルブを採用してたとのこと。
スリーブが回転する構造だということなので、ロータリーバルブといっても良いのでは??
80メカニックの卵:02/04/07 20:58 ID:hki5qiDQ
シリンダーの内側を電動ドリルの先につけて
回転させながら磨くやつはなんていう名前か知りませんか?
81名無しさん@1周年:02/04/07 21:32 ID:5xcm72vN
バフ?
82名無しさん@1周年:02/04/07 21:44 ID:NauN6+S9
>>80
あの番組見ただろう
83名無しさん@1周年:02/04/08 00:26 ID:m+ekIiwF
をいをい。ここでマジ話しない方がよか。モタモタしてると上の方に憑りついてる
知ッタカ2号という自爆霊にキンタマにぎられるぞなもし。別スレ別スレ。
.
85凸凹君。:02/04/08 09:01 ID:/12wZMGc
>>79 スリーブが回転する構造だということなので、

おおおお〜ぅ。!

いや、それならば、完璧に「ロータリーバルブ」呼んで、良いもの
なのでしょうね。!!!!

名前を付ける?なら、『 スリーブ回転型・ローターリーバルブ 』
などと、呼べば良いですよね。

でも、360度同じ方向に連続回転するものか、スリーブ方式と同
じように、揺動的に繰り返し動作をするものなのか、などなどの、
興味がまだまだありますね。

まぁ、山勘で言ったことが当たってて、嬉しいやらビックリやら 。。
と言うのが、現在の心境です。

---------------------
テンペスト/フューリー/シーフューリーに採用されたブリストル製
"セントーラス"エンジン
---------------------
ですか。

よぉ〜し!もう一度調べてみよう。しかし >>79 番さんは詳しいな。
86凸凹君。:02/04/08 10:27 ID:/12wZMGc
>>79 ブリストル製"セントーラス"エンジン

先生ぃ!ブリストル製「セントーラス」エンジン見つかりましたぁ!
-------------
BRISTOL CENTAURUS
http://user.tninet.se/~ytm843e/centaurus.htm
THE HAWKER TEMPEST
http://user.tninet.se/~ytm843e/tempest.htm
イギリス・エンジンスペック
http://member.nifty.ne.jp/hartmann/model/archive/spec/engine/engine_e.html
http://www.warbirds.nu/kakuki/sanko/en_england.htm

-------------
Lognote
http://www.page.sannet.ne.jp/m-shina/log/2002/01-fh.html
1月 10日 0.13mmの壁

それにしてもスリーブバルブ・エンジンの何とオソロシイことか。
ブリストル・セントーラスのスリーブ駆動用の複雑怪奇な
ギア・トレーンの写真など、思わず頭を抱えたくなります。

それ以上に謎なのが、スリーブの冷却。
ピストンとシリンダー間にあって上下動を続けるスリーブは、
セントーラスの場合、シリンダー壁面との間に0.13mmの
クリアランスを持っていたとのことですが、こんなに隙があって
シリンダー側への放熱がきちんとできるんでしょうか?
-------------

上に紹介されている本は、前回 >>60 番でも紹介した、
-------------
20世紀のエンジン史 スリーブバルブと航空ディーゼルの興亡
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4895222837/ref%3Dsr%5Faps%5Fd%5F1%5F1/249-6553330-0882712
-------------
のようでした。

「スリーブバルブ」って、もしかすると「回転するやり方」の方が、
普通の方式だったのでしょうかねぇ。???

この本はなかなか面白そうだから、一度買ってみよう。
そうすれば、多くの疑問も氷解するかもね。?
87名無しさん@1周年:02/04/09 20:39 ID:NhRd7mw3
DKWってユニフローの2stをバイクに載せてたんだっけ。
一回乗ってみたいけど、古いから入手できないだろうなあ。
89凸凹君。:02/04/09 23:11 ID:7ClMxgWd
>>79 ブリストル製"セントーラス"エンジン

先生ぃ!!「セントーラスエンジン」またまた見つかりましたぁ!!

-------------
2,700 H.P. Bristol Centaurus Sleeve Valve Engine
http://www-g.eng.cam.ac.uk/125/achievements/ricardo/page43.htm
http://www.stobbe.dk/industrial-products/technical-literature/combustion-engines/bristol/Bristol-aircraft.htm

Image Galleries by Jim Buckel
http://www.enginehistory.org/buckel_galleries.htm
http://www.enginehistory.org/Gallery/JimBuckel/Bristol%20Hercules%20XVI%20No1%2005.JPG
-------------
この写真の、クランクケース前面に付いている多くのギヤー列が、
そのスリーブバルブ駆動用の、仕組みらしいですよ。

-------------
1339
http://www.warbirds.nu/ansq/1/A2001339.html
1416
http://www.warbirds.nu/ansq/1/A2001416.html
Ans.Q 質問一覧
http://www.warbirds.nu/ansq/
-------------
90名無しさん@1周年:02/04/10 07:31 ID:Hy14YaoJ
「内燃機関の歴史」読むべし
91☆工学板人民解放戦線☆:02/04/10 07:51 ID:ldd4BC9U
>>90 「内燃機関の歴史」

これは↑↑↑、書籍名なの? 発行所は? 著者名は?

>>60 番の「20世紀のエンジン史」は、これから読む予定なのね。
92名無しさん@1周年:02/04/10 18:34 ID:bvXCIeFi
>>90
富塚清教授の?再販されないかな。
同氏の「動力の歴史」は読んだよ。
93「富塚清教授」の著書:02/04/10 18:58 ID:PB3gwO3j

"富塚清" の検索結果:10件
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index=books-jp&rank=+salesrank&field-keywords=%E5%AF%8C%E5%A1%9A%E6%B8%85&bq=1/ref=sr_aps_allb__/249-9916638-1433144
  内燃機関の歴史 富塚 清 (著) 現在お取り扱いできません

他の書店になら有るかも。
94名無しさん@1周年:02/04/10 20:26 ID:I9uvCV6o
この人の「2サイクル機関」って著書も面白かった。
素人なりに、2stの本質に触れてるような本だなって思った。
95名無しさん@1周年:02/04/10 22:47 ID:LRk+Z921
富塚教授はホンダとの2st論争でいろいろあったみたい。
何かに詳しく載ってないかな。
96凸凹君。:02/04/11 10:13 ID:UwfAH1Ay
>>79 ブリストル製"セントーラス"エンジン

先生ぃ!「セントーラス」では無くて「セントラーズ」らしいです!
先生ぃ!「スリーブバルブ」の動き、少しずつ分かってきましたぁ!

動きの種類は、大きく分けてA.=直線のみ。とB.=回転も含む。
の2種類になりそうですが、例の「セントラーズ」の場合は、
基本的には、このB.と同じ方式と言えそうです。

A.
-------------
The sleeve Valve engine From around 1901 to 1939
http://restored-classics.com/willy/page6.html
-------------
このページの、下の方にある写真で、コネクチングロッド(連接棒)
が、スリーブの下の方に2個付いているのが見えますが、これらを、
小型のクランクで駆動することによって、上下に作動させるように
なっているのだと思われます。

B.
-------------
Sleeve Valve Aircraft Engines
http://www.marss.com/media/sleeve.pdf
このページの、5ページ目を見てください。
プラグインソフトの、アクロバットリーダーが必要です。
-------------
このページの最初の方にある図では、スリーブ横のスリーブと直角
に位置する小型クランクによって、スリーブの下の方に付けられた
「短いピン」を、直接回転的に動かしているようです。

このため、スリーブの動きは直線運動と共に、上下スライド量と同
じ長さの回転運動が、そのスリーブ円周に発生します。

この図では、平行配置シリンダーの場合が描かれていますが、例の
セントラーズの場合は、星型配置でもあり、しかも「ダブルワスプ」
とか言われる2列形式のエンジンなので、少しその駆動方法は、
図とは異なりそうです。

C.
-------------
Bristol Centaurus C18
http://www.enginehistory.org/Gallery/JimBuckel/Bristol%20Hercules%20XVI%20No1%2006.JPG
http://www.enginehistory.org/buckel_galleries.htm
-------------
ここからは、私の単なる想像に過ぎませんが、このギヤトレインが
スリーブ駆動用のものだとすると、一番外周側にあるギヤーの向こ
う側に、駆動軸とクランクが付いていて、各シリンダーのスリーブ
バルブを、このクランクで、直接動かしているように思いました。

すなわち、シリンダーが、2列星型と言う形式のために、それらの
スリーブ駆動も、エンジン前面からの駆動シャフトによってしか、
動かしようが無かった、と言うことなのでしょう。

ですので、結局セントラーズのスリーブバルブの動きは、揺動的な
回転と言うことのみでなく、「直線運動に付随する回転運動」と考
えた方が、どうも適切なようですね。

そうなると、「ロータリーバルブ」と呼ぶには少し無理が出てきて、
『 スライド方式による、スリーブバルブ 』と呼ぶのが、やはり
1番適しているように、私は思いました。